アプリの作り方|ノーコード・プログラミング・外注の選び方と手順

Check!

  • ノーコード・プログラミング・外注の3つの作り方の違いと選び方がわかる
  • アプリではなくWebサイトやフォームで足りるかを判断する基準がわかる
  • 企画から公開までの7ステップと、法務・失敗パターンの注意点がわかる

「業務を効率化するアプリを作りたい」「自社のサービスをアプリで届けたい」と考えたとき、最初にぶつかるのが「ノーコード・プログラミング・外注のどれで作ればよいのか」という疑問です。アプリの作り方は、目的・予算・社内のスキルによって正解が変わります。さらに見落とされがちなのが、作りたいものの中身によっては「アプリ」ではなく「Webサイト」や「入力フォーム」で十分に目的を果たせる場合がある、という点です。

本記事では、アプリの作り方を3つの選択肢で比較したうえで、ノーコード開発の始め方、プログラミングで自作する場合の学習ルート、外注の進め方と費用の考え方、企画から公開までの手順、個人情報保護法などの法務上の注意点、よくある失敗パターンまでを、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)や個人情報保護委員会の公開情報をもとに整理します。まずは下の診断で、自分がどこから始めればよいかを確認してみてください。

あなたに合うアプリの作り方を診断

Q1. アプリを作る目的は?

目次

開く

閉じる

  1. アプリの作り方3つの選択肢と、ノーコードCMSという近道
  2. 作り方を選ぶ前に確認したい、アプリの3つの種類
  3. ノーコード開発の始め方
  4. プログラミングでアプリを自作する方法
  5. 外注でアプリを作る進め方と費用の考え方
  6. 企画から公開・運用までの7ステップ
  7. アプリを作るときに確認したい法務の論点
  8. アプリ作りでよくある失敗パターン
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ:アプリの作り方は「小さく作って確かめる」が基本
  11. 参考文献

アプリの作り方3つの選択肢と、ノーコードCMSという近道

アプリの作り方は「ノーコード」「プログラミングでの自作」「外注」の3つに大別されます。どれが正解かは、作りたいものの複雑さ・予算・社内の人材で決まります。そしてWebサイトで目的を果たせる場合は、ノーコードCMSを使うのが最も早い近道です。

まずは3つの作り方の違いを一覧で確認しましょう。必要なスキル・完成までの期間・費用の傾向・向いている用途を並べると、自分がどの選択肢から検討すべきかが見えてきます。

作り方 必要なスキル 完成までの目安 費用の傾向 向いている用途
ノーコード ほぼ不要(画面操作が中心) 数日から数週間 ツールの利用料が中心で、無料プランから始められるものもある 社内の業務アプリ、フォーム、Webサイト、試作品
プログラミングで自作 言語・開発環境の学習が必要 学習期間を含め数か月以上 教材費・サーバー費などが中心だが、人の時間が最大のコスト 独自機能が必要なアプリ、社内に開発力を蓄えたい場合
外注 要件を言語化する力、発注・検収の知識 1か月から半年以上 機能と規模で大きく変動し、保守費用も継続的にかかる 顧客向けサービス、品質や公開時期を優先するアプリ
表1:アプリの作り方3つの比較(期間・費用は一般的な傾向であり、内容や契約条件によって変わります)

ここで一度立ち止まって考えたいのが、「作りたいものは本当にアプリである必要があるか」という点です。会社や店舗の情報を発信したい、商品を紹介して問い合わせを受けたい、予約やお知らせを掲載したいといった目的であれば、スマホにインストールするアプリよりも、検索から見つけてもらえるWebサイトの方が向いていることが少なくありません。アプリはストアからのダウンロードという一手間が必要で、初めて接点を持つお客様にとってはハードルになりやすいからです。

Webサイトであれば、プログラミングの知識がなくてもテンプレートと画面操作だけで作れる「ノーコードCMS」が使えます。CMS(コンテンツ管理システム)とはWebサイトの作成・更新・公開を効率化する仕組みのことで、ノーコードCMSはその中でもHTMLやCSSの知識なしに扱えるように作られたものです。お名前.comビジネスコンシェルジュの比較記事で紹介されている代表的なノーコードCMSの特徴を整理すると、次のようになります。

サービス 提供元 強み 留意点
WIX Wix.com Ltd. 無料版から始められ、個人からビジネスまで幅広く使える。プランはいつでもキャンセル可能で、独自ドメインも取得できる 安価なプランほどデータ容量や動画のアップロード時間が限られるため、画像や動画が中心のサイトでは注意が必要
Jimdo 株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ アクセス解析などページ運用に役立つ機能を搭載し、無料プランも選べて手軽に始められる カスタマイズ性はあまり高くなく、日本向けに使いやすいテンプレートもそれほど多くない
表2:代表的なノーコードCMSの比較(機能・プランは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトで確認してください)

ノーコードCMSにも、テンプレートに依存するためデザインの自由度が限られる、複雑な機能の実装には向かないといった制約はあります。ただ、「まず情報を届ける場所を用意し、反応を見てから次の投資を判断する」という小さく始める考え方には非常に相性がよい選択肢です。アプリ開発に数か月と大きな費用をかける前に、Webサイトで同じ目的を果たせないかを確認しておくと、投資の失敗を避けやすくなります。

作り方を選ぶ前に確認したい、アプリの3つの種類

アプリには「Webアプリ」「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」の3種類があり、どれを作るかで選ぶべき作り方と費用が変わります。業務効率化が目的なら、PCとスマホの両方で使えて開発コストを抑えやすいWebアプリが現実的な出発点です。

種類 動く場所 長所 短所
Webアプリ ブラウザ(インストール不要) PC・スマホ両対応、更新がすぐ全員に反映される、開発コストが低め カメラや通知など端末機能の活用に制限がある
ネイティブアプリ iOS・Androidの端末にインストール 動作が速く安定し、端末機能をフルに使える OSごとの開発とストア審査が必要で、費用と期間がかかる
ハイブリッドアプリ Web技術で作り、両OS向けに配布 1つのソースコードで両OSに対応でき、開発効率が高い 処理の重いアプリではネイティブより劣る場合がある
表3:アプリの3つの種類と特徴

さらに実務では、「作りたいもの」ごとにアプリ以外の手段で足りないかを先に確認しておくと、開発そのものを省ける場合があります。競合する解説記事ではあまり触れられていませんが、手段を決める前のこの確認が、小さな組織ほど効果の大きい工程です。

作りたいもの まず検討したい手段 アプリ開発が必要になる目安
会社・店舗・商品の紹介、お知らせ ノーコードCMSでWebサイトを作る 会員ごとの画面やポイント管理など、個人別の機能が必要になったとき
問い合わせ・申込み・アンケートの受付 フォーム作成ツール、CMSのフォーム機能 受付後の対応状況の管理や担当者の割り振りまで一元化したいとき
日報・点検記録・在庫確認 表計算ソフトの共有、ノーコードの業務アプリ 入力者が増えて同時編集や入力ミスが問題になったとき
予約受付、会計、勤怠などの定番業務 既存のSaaS(クラウドサービス) 自社独自の業務の流れが強く、既製品では運用が合わないとき
顧客向けの独自サービス ノーコードで試作し、反応を確認 利用者が増え、速度・端末機能・独自機能が事業の差別化要因になったとき
表4:作りたいもの別に見た「アプリにする前に検討したい手段」

表4のとおり、アプリ開発は「既存の手段では運用が回らなくなった」ときに本領を発揮します。逆に、目的が情報発信や受付にとどまる段階では、Webサイトやフォームで十分なことが多いのです。この判断を先に済ませておくと、次に解説する3つの作り方のどれを選ぶ場合でも、要件がぶれにくくなります。

ノーコード開発の始め方

ノーコード開発は、画面上で部品を配置し、データの項目や動きを設定するだけでアプリを作る方法です。プログラミング経験がなくても始められ、最初の試作品を数日で形にできるため、アプリ作りの入口として最も取り組みやすい方法です。

ノーコードツールの主なタイプ

ノーコードツールは得意分野によっていくつかのタイプに分かれます。Googleが提供するAppSheetのように表計算データを元に業務アプリを作るもの、Glideのようにスマホ向けの画面を手早く作るもの、Bubbleのように自由度の高いWebアプリを作れるものなどがあります。Webサイトの作成が目的なら、前述のノーコードCMSも同じ仲間です。どのツールが合うかは「どんなデータを扱うか」「誰がどの端末で使うか」で決まるため、ツール名から選ぶのではなく、用途から逆算して候補を絞るのがコツです。

なお、条件分岐が複雑な処理や、複数の外部システムとの連携が必要な場合は、最小限のコードを書き足して機能を広げられる「ローコード開発」も選択肢になります。ノーコードとローコードの違いや選び方はおすすめのローコード開発ツール3選でも詳しく解説しています。

ノーコードで業務アプリを作る5つの手順

  1. 解決したい業務を1つに絞る(例:紙の日報を廃止する、在庫の問い合わせ電話を減らす)
  2. 現在使っている紙やExcelの項目を書き出し、アプリで管理するデータの項目を決める
  3. 無料プランや無料トライアルでツールに登録し、テンプレートを元に画面を作る
  4. 実際に使う人に試してもらい、入力しにくい箇所や不足している項目を直す
  5. 利用範囲を広げる前に、アクセス権限・データの保存場所・担当者の退職時の引き継ぎ方法を決める

ポイントは、最初から完璧な仕組みを目指さないことです。「これがないと業務が回らない」という最小限の機能だけで作り、使われることを確認してから項目や機能を足していく方が、結果的に早く定着します。

ノーコードの限界も知っておく

ノーコードツールは手軽な反面、提供元のサービスの範囲内でしか作れません。大量のデータを扱うと動作が遅くなる、独自のデザインや特殊な機能を実現しにくい、提供元がサービスを終了したり料金体系を変えたりすると影響を受けるといった点は、導入前に理解しておく必要があります。特に業務の中核を担うアプリをノーコードで作る場合は、データを外部に書き出せるか(エクスポート機能)を確認しておくと、将来ほかの方法に移るときの負担を減らせます。

プログラミングでアプリを自作する方法

プログラミングで自作する方法は、自由度が最も高く、社内に開発のノウハウを蓄えられる点が強みです。一方で学習と開発に時間がかかるため、「作ることそのもの」が目的でない限り、ノーコードで試してから移行する順番がおすすめです。

作りたいアプリ別の言語と開発環境

作りたいアプリ 主な言語・技術 主な開発環境
Webアプリ 画面はHTML・CSS・JavaScript、サーバー側はPHPやPythonなど Visual Studio Codeなどのテキストエディタ
iOSアプリ Swift Xcode(Macが必要)
Androidアプリ Kotlin Android Studio
両OS対応のアプリ Flutter、React Nativeなど 各フレームワークに対応したエディタ
表5:作りたいアプリ別の主な言語と開発環境

初心者が挫折しにくい学習の進め方

独学でアプリを作る場合、文法の勉強だけを続けるよりも「小さな完成品を1つ作る」ことを最初の目標にした方が挫折しにくくなります。たとえば、社内で使う簡単な計算ツールやメモアプリなど、自分が毎日使うものを題材にすると、改善点が自然に見つかり学習の動機が続きます。近年は生成AIにコードのたたき台を作らせたり、エラーの原因を質問したりする方法も広がっており、学習の効率を上げる手段になっています。ただし、AIが出力したコードは誤りやセキュリティ上の問題を含むことがあるため、動作とその理由を自分で確認する習慣が欠かせません。

企業として自作を選ぶ場合は、開発した担当者しか仕組みを理解していない「属人化」にも注意が必要です。IPAの「DX動向」調査では、企業のDX推進においてデジタル人材の確保・育成が継続的な課題として取り上げられています。自作するなら、設計の意図や操作手順を文書に残し、複数人で保守できる体制を早い段階から意識しておくことが大切です。

外注でアプリを作る進め方と費用の考え方

外注は、品質や公開時期を優先したい場合、あるいは社内に開発人材がいない場合に適した方法です。成功の鍵は発注側の準備にあり、「何を作りたいか」を言語化できているほど、見積もりの精度と完成品の満足度が上がります。

外注の基本的な流れ

  1. 目的・利用者・必須機能をまとめた資料(RFP:提案依頼書)を作る
  2. 複数の開発会社に相談し、提案内容と見積もりを比較する
  3. 契約形態(請負契約か準委任契約か)、納期、検収の条件、著作権の帰属を決める
  4. 開発中は定例の打ち合わせで画面や動作を確認し、認識のずれを早めに解消する
  5. テスト・検収後に公開し、保守契約に基づいて運用する

費用が膨らむ主な原因

外注費用は、機能の数と複雑さ、デザインの作り込み、対応する端末の種類、外部システムとの連携の有無によって大きく変わるため、一概に金額を示すことはできません。費用が想定より膨らむ典型的な原因は、要件が曖昧なまま契約して開発途中で仕様変更が重なるケースです。見積もりを比較するときは総額だけでなく、どの機能にどれだけの工数を見込んでいるか、公開後の保守・サーバー費用が含まれているかを確認しましょう。また、ストアでアプリを公開する場合は、Apple・Googleそれぞれの開発者登録費用も別途必要です(金額は米ドル建てで、各公式サイトで最新情報を確認してください)。

外注前にノーコードで試作する利点

外注を前提にしている場合でも、先にノーコードで簡単な試作品を作っておくと、開発会社に要件を伝えやすくなります。言葉だけで「こんな画面がほしい」と説明するより、実際に動く画面を見せた方が認識のずれは小さくなり、見積もりの精度も上がります。また、試作品を社内や一部のお客様に使ってもらえば、「本当に必要な機能」と「なくても困らない機能」を見極められ、発注範囲を絞り込めます。集客やサービス紹介が主目的なら、試作の段階としてノーコードCMSでWebサイトを先に公開し、反応を確かめてからアプリ開発に進むのも有効な順番です。

企画から公開・運用までの7ステップ

どの作り方を選んでも、アプリ作りは企画、要件定義、設計、開発、テスト、公開、運用・改善の7ステップで進みます。特に最初の企画と要件定義にかける時間が、完成後に使われるかどうかを大きく左右します。

ステップ やること 見落としやすい点
1. 企画 誰のどの課題を解決するかを決め、効果を測る指標を設定する 「アプリを作ること」自体が目的になっていないか
2. 要件定義 機能を洗い出し、必須・あればよい・将来の3区分に分ける 最初から全機能を盛り込もうとしていないか
3. 設計 画面の構成(ワイヤーフレーム)と保存するデータの項目を決める 個人情報を保存するかどうかを確認したか
4. 開発 選んだ作り方に合った環境で実装する 途中の画面を利用者に見せて確認しているか
5. テスト 正常な操作、誤った入力、通信切断時の動作を複数の端末で確認する 自分の端末だけで確認して終わっていないか
6. 公開 社内配布、またはApp Store・Google Playへの申請を行う プライバシーポリシーの掲載とストア審査の準備はできているか
7. 運用・改善 利用状況と利用者の声をもとに改善を続ける 月々のツール費用・保守の担当者を決めているか
表6:アプリ作りの7ステップと見落としやすい点

社内だけで使う業務アプリであれば、ストアに公開せず、社内向けの配布方法やWebアプリとしてURLを共有する形で運用できる場合もあります。公開範囲をどうするかは、設計の段階で決めておくと手戻りを防げます。

使われるアプリにするための企画・設計のポイント

完成したアプリが使われるかどうかは、企画と設計の段階でほぼ決まります。企画では、利用者の年齢層や利用シーン(移動中にスマホで使うのか、事務所のPCで使うのか)を具体的に描き、顧客向けのアプリであれば同じ目的の既存アプリやサービスのストアレビューを読んで、不満が集まっている点を差別化の手がかりにします。社内向けの業務アプリなら、実際に入力する担当者に今の作業の手間を聞き取ることが、この市場調査にあたります。

設計では、UI(画面の見た目や操作部品)とUX(使ったときの体験)を意識し、1画面に情報を詰め込みすぎない、よく使う操作ほど少ないタップで届くようにする、といった基本を守ることが大切です。スマホアプリの場合は、AppleのHuman Interface GuidelinesやGoogleのMaterial Designといった各OSの設計指針に沿うと、利用者が迷いにくい操作感になり、ストア審査でも指摘を受けにくくなります。公開後は、利用状況のデータやレビュー、社内の問い合わせ内容を定期的に確認し、不具合の修正やOSのバージョンアップへの対応も含めて改善を続ける体制を用意しておきましょう。

アプリを作るときに確認したい法務の論点

アプリを公開・運用するときは、個人情報の取扱い、帳票データの保存、ソフトウェアのライセンスの3点を特に確認しておきましょう。以下は一般的な留意点の整理であり、法的助言ではありません。個別の判断が必要な場合は弁護士などの専門家に相談してください。

氏名・メールアドレス・位置情報などを扱うアプリでは、個人情報保護法への対応が求められます。利用目的の特定と公表、安全管理措置、第三者提供時の同意などが代表的な論点で、個人情報保護委員会が公開している個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)に要件が整理されています。また、請求書や領収書などの取引データをアプリで保存する場合は、電子帳簿保存法の保存要件に沿った運用が必要になるとされています。さらに、オープンソースのライブラリを使う場合は、ライセンスの条件によってソースコードの公開義務などが生じることがあるため、外注時も含めて利用しているライセンスを確認しておくことが大切です。

アプリ作りでよくある失敗パターン

アプリ作りの失敗の多くは、技術力よりも「目的と手段のずれ」「関係者との認識のずれ」「運用の見積もり不足」から生まれます。代表的なパターンと回避策を整理しました。

失敗パターン 起きること 回避策
Webサイトで足りるのにアプリを作った ダウンロードされず、費用に見合う利用が得られない 表4の手順で、Webサイトやフォームで目的を果たせないか先に確認する
最初から全部入りで作った 開発が長引き、完成時には現場の要望が変わっている 必須機能だけで公開し、使われ方を見て追加する
利用者に見せずに作った 完成後に「使いにくい」と言われ、作り直しになる 画面設計や試作の段階で実際の利用者に操作してもらう
法務の確認を後回しにした 公開直前にプライバシーポリシーやデータ保存の不備が見つかる 設計段階で個人情報・帳票データ・ライセンスの3点を確認する
運用費用と担当者を決めなかった 公開後の更新が止まり、使われなくなる 月々の費用と保守担当者を開発前に決めておく
表7:アプリ作りでよくある失敗パターンと回避策

中小企業庁の中小企業白書でも、デジタル化の取組は段階的に進めることが重要とされています。アプリ作りも同じで、小さく作って確かめ、効果が見えたら次の段階に進む進め方が、失敗のリスクを抑える最も確実な方法です。

よくある質問(FAQ)

Q. プログラミングの知識がなくてもアプリは作れますか?

A. 作れます。ノーコードツールを使えば、画面操作だけで業務アプリやWebサイトを作成できます。ただし、複雑な条件分岐や独自機能が必要になった場合はノーコードでは対応しきれないため、ローコード開発ツールやプログラミング、外注への移行を検討してください。

Q. アプリとWebサイトのどちらを作ればよいですか?

A. 情報発信や問い合わせの受付が目的ならWebサイト、利用者ごとの画面や端末の機能を使った継続的な利用が必要ならアプリが向いています。迷う場合は、まずノーコードCMSでWebサイトを作って反応を確かめ、必要になった段階でアプリを検討する順番がおすすめです。

Q. 外注でアプリを作る費用はどのくらいかかりますか?

A. 機能の数と複雑さ、デザインの作り込み、対応端末、外部連携の有無によって大きく変わるため、一概には言えません。要件を資料にまとめたうえで複数の開発会社から見積もりを取り、公開後の保守費用も含めて比較することが大切です。

Q. スマホアプリをストアで公開するには何が必要ですか?

A. App Storeで公開するにはApple Developer Program、Google Playで公開するにはGoogle Play Consoleへの登録が必要です。あわせてプライバシーポリシーの掲載と各ストアの審査通過が求められます。登録費用は米ドル建てで改定されることもあるため、各公式サイトで最新情報を確認してください。

Q. ノーコードとローコードはどう使い分ければよいですか?

A. 日報や問い合わせ管理のような単純な業務アプリやWebサイトならノーコードで十分です。複数の外部システムとの連携や複雑な条件分岐が必要な場合は、最小限のコードで機能を広げられるローコード開発ツールの方が対応範囲が広くなります。

Q. 業務アプリで個人情報を扱う場合、何に注意すればよいですか?

A. 個人情報保護法に基づき、利用目的の特定と公表、安全管理措置、第三者提供時の同意などへの対応が求められます。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)で要件を確認し、アクセス権限やデータの保存場所を設計段階で決めておきましょう。

Webサイトで目的を果たせるかを確かめたい方は、プログラミング不要で使えるノーコードCMSの特徴や選び方を比較しておくと、アプリ開発に進むかどうかの判断材料になります。

まとめ:アプリの作り方は「小さく作って確かめる」が基本

アプリの作り方は、ノーコード・プログラミングでの自作・外注の3つから、目的と予算、社内の人材に合わせて選びます。今日から取り組めることを4つにまとめます。

  1. 目的を1行で書き出す:誰の、どの手間を減らすのか、効果を何で測るのかを決める
  2. アプリ以外の手段を先に確認する:Webサイト・フォーム・既存のSaaSで足りないかを表4で判断する
  3. ノーコードで小さく試す:必須機能だけの試作品やノーコードCMSのWebサイトで反応を確かめる
  4. 法務と運用を先に決める:個人情報・帳票データ・ライセンスの確認と、月々の費用・保守担当者を決めてから本格的に開発する

アプリは作って終わりではなく、使われ続けて初めて価値を生みます。最初の一歩を小さく踏み出し、効果を確かめながら次の段階へ進んでいきましょう。

参考文献

同じカテゴリの記事を探す

同じタグの記事を探す

同じタグの記事はありません

top