レンタルサーバーとは?仕組みとサービスの種類・費用の見方・メール設定を解説
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- エックスサーバーは国内のレンタルサーバー
- サービスの種類と費用は公式で最新を確認
- メール作成はサーバーパネルから行う
エックスサーバーとは、エックスサーバー株式会社が運営する国内のレンタルサーバーサービスで、サーバー会社の設備の一部を借りてホームページやメールを運用できる仕組みです。同社にはこの共用サーバーのほか、法人向けのXServerビジネス、WordPress専用のXServer for WordPress、VPSなど複数のサービスがあるため、まず「どのサービスの話か」をそろえることが大切です。本記事では、レンタルサーバーの仕組みとサービスの種類、プランと費用の見方、メールアドレスの作り方、評判、法人向けとの違い、契約後の運用までを、公式サイトの記載をもとに整理します(確認日はいずれも2026年10月16日)。料金やキャンペーンは改定されるため金額は載せません。まずは下の診断で、先に読みたい項目を選んでください。
エックスサーバーを調べている人向けの診断(先に読む項目がわかります)
Q1. サーバーを何に使う予定ですか?
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目次
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エックスサーバーとは|レンタルサーバーの仕組みと運営会社
エックスサーバーとは、エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーサービスで、同社のサーバー設備を借りて、ホームページのデータやメールを運用する仕組みです。
レンタルサーバー(ホスティング)は、インターネット上で常時稼働しているサーバーの容量や機能を借りるサービスです。閲覧者のブラウザからの要求を受けてページのデータを返す役割をサーバーが担い、ドメインがその入口の住所になります。自社で機器を購入して設置する方法と比べ、機器の保守、電源や回線の管理を事業者に任せられる点が違いです。
エックスサーバー株式会社は、公式の会社概要によると大阪に本社、東京にオフィスを置いています。公式サイトでは、サーバーの運用実績を22年以上、稼働率を創業以来99.99%以上と案内しています(2026年10月16日時点)。サーバーの種類ごとに、運用を誰が担うかは大きく変わります。
| サーバーの種類 | 運用の分担の目安(一般論) | 向く用途 | 同社のサービス例 |
|---|---|---|---|
| 共用サーバー | 機器やOSの管理は事業者。サイトの中身とCMSの更新は利用者 | 会社サイト、ブログ、メール | エックスサーバー、XServerビジネス |
| VPS(仮想専用サーバー) | 仮想的な専用環境。OSから先の設定や更新は利用者が担う | 独自のソフトを動かしたい場合 | XServer VPS |
| クラウド | 構成の設計、監視、障害時の初動まで利用者が決める範囲が広い | 業務システム、大規模なWebサービス | (他社のクラウドを含む) |
この表のとおり、共用サーバーは運用の多くを事業者に任せられますが、VPSやクラウドに進むほど、監視や障害対応を自社で設計する必要が出てきます。サイトだけでなく業務システムをAWSで動かしていて、夜間や休日の監視まで社内で回すのが難しい場合に、運用を任せる一例が、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の「AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWS」です。商品ページでは、運用監視ツールとしてAmazon CloudWatch、Zabbix、Mackerelから選べること、24時間365日体制で夜間・休日の対応も可能なこと、複数のサービスを契約していても個別にカスタマイズできることが紹介されています。一方で、障害発生時の一次対応は手順書に沿った復旧となり、自社の要件に合わせるにはオプションが必要とされています。AWS専用のサービスで、エックスサーバーの共用サーバーやVPSの運用は対象外です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください(商品ページの確認日は2026年10月16日)。
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWS
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWS
AWSの監視も◎運用代行で人手不足解消したい方におすすめ
人材不足の課題を解決し、24時間365日の有人監視体制の下でAWSの運用を最適化するなら、AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWSの導入がおすすめです。
評判・口コミを紹介
定量的に運用状況を把握できるようになったことが一番大きいと思っています。これまでは、監視の仕組みがバラバラで個別に運用状況の把握が必要でした。しかし今では全てのシステムを横串で確認できるようになり、週次の報告会で、アラートが全部で何件出ているかスタックしている問い合わせは何件かのように、全て数値かつ時系列でわかるようになりました。
AWS導入事例「イグニション・ポイント フォース株式会社」|GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
おすすめ!
- 運用監視ツールは、Amazon CloudWatch、Zabbix、Mackerelから選択可
- 24時間365日体制で、監視スタッフの急な人手不足や夜間・休日などの対応も可能
- リソース管理やサービス死活管理など、複数サービスを契約していても個別カスタム可能で柔軟にカスタマイズできる
気になる…
- 24時間365日友人対応のサポートではあるが、障害発生時の一次対応は「手順書」に沿っての復旧となる。自社要件にあわせるオプションあり。
「個別に構築してきたシステムも多く、監視や運用の環境が統一されておらず、煩雑化、属人化が進んでいました。」
イグニション・ポイント フォース株式会社の導入事例(GMOグローバルサイン・ホールディングス「AWS導入事例」)より
サイトの先で、AWS上のシステムの監視と運用も任せたい会社に
AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWSの資料を無料でダウンロードできます
エックスサーバーのサービスの種類|共用・XServerビジネス・WordPress専用・VPS
エックスサーバー株式会社の公式サイトでは、レンタルサーバー、法人向けのXServerビジネス、WordPress専用のXServer for WordPress、VPS、クラウドPCなど、複数のサービスが案内されています。検索で「エックスサーバー」と調べたときに料金やプランの情報が混ざるのは、サービスごとに仕組みと料金体系が異なるためです。
| サービス名 | 公式サイトの説明(要点) | 向く用途の目安 |
|---|---|---|
| エックスサーバー(レンタルサーバー) | 運用20年以上の高速な共用レンタルサーバー | 会社サイト、ブログ、メール |
| XServerビジネス | 法人向け。安定性とセキュリティを重視 | 法人のサイト運用 |
| XServer for WordPress | WordPress専用のサーバー。セキュリティ設定や更新管理、バックアップ、専門サポートを用意 | WordPressで会社サイトを運用する場合 |
| XServer Static | 静的サイト向けの無料クラウドホスティング | 簡易なページの公開 |
| XServer VPS | 性能とコストのバランスをうたう仮想専用サーバー | 独自のアプリケーションや開発環境 |
| XServer クラウドPC | Windowsクライアントでの利用に最適化した仮想デスクトップ | 社外から社内の環境を使いたい場合 |
| XServerドライブ | 法人向けのクラウドストレージ(ユーザー数無制限と案内) | 社内外でのファイル共有 |
XServer for WordPressとは
XServer for WordPressは、エックスサーバー株式会社が提供するWordPress専用のサーバーです。公式サイトでは、セキュリティ設定の自動最適化、WordPress本体・プラグイン・テーマの一括更新、14日間分の自動バックアップ、表示できなくなったサイトを復旧する「WordPressリカバリー」、WordPressの基本操作のサポートなどが案内されています。個別のプラグインやテーマのカスタマイズは、サポートの対象外とされています。
通常のレンタルサーバーと違う点として、公式サイトでは、メールアカウントを作成できないと案内されています。独自ドメインのメールも使いたい会社は、メールをどこで運用するかを先に決めてから選びましょう。無料お試しは14日間です。
エックスサーバーのプランと月額費用の見方|金額ではなく観点
エックスサーバーの月額費用は、プランと契約期間で変わり、キャンペーンでも変動します。このため本記事では金額を載せず、公式の料金ページで最新を確認する前提で、プランの違いと比べるときの観点を整理します。
レンタルサーバーのエックスサーバーには、スタンダード・プレミアム・ビジネスの3プランがあります。公式サイトでは、初期費用は全プランでかからず、全プランに10日間の無料お試しが用意されていると案内されています。
| 比較項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
|---|---|---|---|
| ディスク容量(NVMe) | 500GB | 600GB | 700GB |
| 自動バックアップ | 直近14日分(全プラン共通) | 直近14日分 | 直近14日分 |
| WordPressリカバリー | あり | あり | あり |
| 設定おまかせサポート | 有料 | 有料 | 無料 |
| 管理者ユーザー設定 | なし | なし | あり |
| WordPressテーマ「Xwrite」の無料特典 | なし | あり | あり |
| 電話・チャット | 平日10:00-18:00(全プラン共通) | 同左 | 同左 |
月額費用を比べるときの観点
費用は月額の数字だけで判断すると、後から追加の出費に気づきがちです。次の観点をそろえて、合計で比べます。
| 比較の観点 | 確認すること | 重視する人 |
|---|---|---|
| 契約期間 | 短期の契約と長期の一括契約で、月あたりの金額と更新時の扱いがどう変わるか | 長く使う前提の法人 |
| 無料お試し | お試し期間中にできることと、できないことがあるか(例:メールアカウントの追加は、公式マニュアルによるとお試し期間中はできない) | 契約前に使い勝手を確かめたい人 |
| 独自ドメイン | 永久無料の独自ドメイン特典の条件(公式の料金ページでは契約期間によって数が変わると案内) | ドメインも含めた総額で比べたい人 |
| サポート | 設定おまかせサポートが有料か無料か、電話・チャットの受付時間 | 専任のIT担当者がいない企業 |
| 支払い方法 | 公式の「お支払い方法」のページで、法人の経理処理に合う方法があるか | 経理と調整が必要な法人 |
目安として、会社案内中心のサイトで容量や管理者機能に特別な要件がなければ、最も小さいスタンダードから検討するケースが一般的です。複数の担当者でサーバーを管理したい場合や、設定の代行を任せたい場合は、管理者ユーザー設定と設定おまかせサポートが付くビジネスが候補になります。
エックスサーバーの主な機能・特徴
エックスサーバーの主な特徴は、公式サイトでは「表示速度」「運用実績」「WordPressの使いやすさ」「サポート」の4つに整理されています。会社のサイトにとって何が重要かを見ていきましょう。
表示速度と安定性
公式サイトでは、高速なCPUとNVMe RAID10構成のストレージを採用し、WordPressの高速化機能(XPageSpeedなど)を用意していると案内されています。稼働率は創業以来99.99%以上とされています。ただし、表示速度はサーバーだけで決まらず、画像の大きさやプラグインの数でも変わります。
バックアップとセキュリティ
サーバー上のデータは自動でバックアップされ、公式の料金ページでは、Webデータ・メールとMySQLのデータを直近14日分保存すると案内されています。誤ってファイルを消した場合などに、以前の状態へ戻す手段があるのは安心材料です。
ただし、サーバー側の機能だけでサイトの安全が保証されるわけではありません。WordPress本体やプラグインの更新を怠ると、脆弱性を突かれて改ざんされるおそれがあります。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「安全なウェブサイトの作り方」でも、運営者が継続的に対策を行う重要性が解説されています。更新作業を誰が担当するかを、契約時に決めておきましょう。
WordPressとサポート
WordPressのリカバリー機能やテーマの特典が用意されており、専任の担当者がいない会社でも始めやすい環境が整っていると公式サイトは案内しています。サポートは、メールが24時間365日、電話とチャットは平日10:00-18:00の受付です(内容によってはメールでの問い合わせを案内される場合があります)。
サーバーパネルでのメールアドレスの作り方と注意点
エックスサーバーでメールアドレスを作るには、サーバーパネルの「メールアカウント設定」から「メールアカウントを追加」を選び、アカウント名・パスワード・容量を入力します。公式マニュアルの手順は次のとおりです。
- 先に「ドメイン設定」で、メールで使うドメインを追加しておく
- サーバーパネルにログインし、「メールアカウント設定」を開く
- 「メールアカウントを追加」を選ぶ
- 登録方法を「個別」にして、メールアカウント名・パスワード・容量(任意でメモ)を入力する
- 「追加する」を押して完了する。「ドメイン認証」の画面が出た場合は、案内に従ってドメインを確認する
サーバーパネルとは
サーバーパネルは、エックスサーバーの設定を行う管理ツールです。公式マニュアルでは、「XServerアカウント」や「ファイルマネージャ」などと並ぶ管理ツールの1つとして案内されており、ドメイン設定やメールアカウント設定はここから行います。
メールを作るときの注意点
- 無料お試し期間中は、公式マニュアルによるとメールアカウントを追加できません。メールを使う予定なら、お試しで確認できる範囲を事前に把握しておく
- XServer for WordPressでは、メールアカウントを作成できないと案内されている
- 会社で使う場合は、担当者個人の名前ではなく、部署の共有アドレスと役割で作り、パスワードを台帳で管理する
- 担当者が退職・異動したときは、パスワードの変更と、不要なアカウントの削除を忘れない
エックスサーバーの評判|良い声・気になる声と口コミの読み方
エックスサーバーの評判は、「安定していて機能と価格のバランスがよい」という評価と、「小さなサイトでは割高」「WAFが使いづらい」といった声に分かれます。口コミは投稿の時期や使い方で結果が変わるため、条件を確認しながら読むことが大切です。
比較サイトのWebST8のレビュー記事では、良い点として、安定していて信頼できること、性能と機能のバランス、メールサポートの返信が早いこと、利用者が多く解説情報を探しやすいことが挙げられています。気になる点としては、小規模なサイトでは割高になりやすいこと、WAFの設定が使いづらいこと、電話サポートの対応にばらつきを感じること、2024年に障害が増えたと感じたことが挙げられています。
| 声の種類 | 内容(出典) | 契約前の確かめ方 |
|---|---|---|
| 良い声 | 安定性、性能と機能のバランス、メールサポート、情報の多さ(比較サイトのレビュー) | 無料お試し期間に、管理画面と表示速度を自社サイトと同じ条件で確かめる |
| 気になる声 | 小さなサイトでは割高になりやすい(比較サイトのレビュー) | 必要な容量・機能を先に書き出し、プランの上限と照らし合わせる |
| 気になる声 | WAFが初期設定でオフで、有効にすると誤検知が出やすい、との指摘(比較サイトのレビュー) | セキュリティ設定を使う場合は、お試し期間中に自社サイトで動作を確認する |
| 気になる声 | 電話サポートは内容によってメールを案内されることがある(公式サイトにも同旨の注記) | 問い合わせたい内容が、電話・チャット・メールのどれで受け付けられるかを確認する |
評判を読むときは、その声が個人利用者のものか、会社のサイト運用担当者のものかも見分けましょう。個人利用では料金の安さが重視されやすい一方、会社では、担当者交代時の引き継ぎ、サポートの受け方、管理者の分け方などが判断を左右します。
アクセス解析・外部連携・サポートの確かめ方
サーバーの比較記事では、アクセス解析などの集計、外部サービスとの連携、サポートの範囲も論点になります。公式サイトで確認できたことと、契約前に自分で確かめることを分けて整理します。
| 論点 | 公式サイト等で確認できたこと(2026年10月16日) | 契約前の確かめ方 |
|---|---|---|
| アクセス解析・集計 | XServerビジネスの案内にアクセス解析の記載がある。レンタルサーバー全般では、機能ページで解析機能の範囲を確認できなかった | 必要な指標を決め、サーバーの機能で足りない場合は外部の計測ツールを使う前提で設計する |
| 外部連携 | WordPressテーマやセキュリティプラグインなど、同社が提供するサービスとの組み合わせが案内されている。公式マニュアルに、外部のメールサーバーを使う場合の設定の説明がある | 連携したい外部サービスを書き出し、お試し期間に動作を確かめる |
| サポートの範囲 | メールは24時間365日、電話・チャットは平日10:00-18:00。設定おまかせサポートはプランによって有料・無料が分かれる | 自社で任せたい作業(設定・移転・復旧)が、サポートの範囲に入るかを確認する |
法人向けXServerビジネスの特徴と選び方
XServerビジネスは、エックスサーバー株式会社が法人向けに提供するレンタルサーバーです。公式サイトでは、無料SSL、WAF、脆弱性診断、Web改ざん検知、自動&遠隔地バックアップ、サーバー月間稼働率99.99%以上の保証、設定おまかせサポートなどが案内されています。
| 分野 | 公式サイトの案内(要点) | 会社にとっての意味 |
|---|---|---|
| セキュリティ | WAF、脆弱性診断、Web改ざん検知、マルウェア駆除 | 改ざんに気づくのが遅れて被害が広がるリスクを抑えやすい |
| バックアップ | 自動バックアップに加え、サーバーとは別の場所にもデータを保存 | 災害や障害でサーバーが使えない場合にも備えられる |
| 稼働品質 | サーバー月間稼働率99.99%以上を保証し、品質保証制度(SLA)のページがある | 稼働品質の基準が明示され、社内説明がしやすい |
| サポート | 設定おまかせサポートは無料・回数無制限、サーバー移転代行、専門家への相談窓口 | 専任担当者がいなくても設定や移転を任せやすい |
| お試し | 14日間の無料お試し(レンタルサーバーのエックスサーバーは10日間) | 契約前に管理画面とサポートを確かめやすい |
通常のエックスサーバーと比べると、XServerビジネスは料金が高めに設定されていますが、改ざんへの備えや、設定・移転を任せられるサポートが手厚くなっています。社内にサーバーを管理できる人がいる会社であれば、通常のエックスサーバーのビジネスプランでも足りることがあります。専任の担当者がいない会社や、セキュリティ要件の厳しい業種では、XServerビジネスを検討する価値があります。
法人で契約する前に決めておくこと
- 契約名義:担当者個人ではなく、会社名義で契約する
- 連絡先のメールアドレス:部署の共有アドレスを登録する
- 管理者権限:誰がログインでき、誰が設定を変更できるかを決める
- 支払い方法:カード払いか、ほかの方法かを経理と確認する
- 更新作業の担当:WordPressやプラグインの更新を誰がいつ行うかを決める
ほかのレンタルサーバーと比べるときの観点
国内にはほかにも多くのレンタルサーバーがあります。料金やキャンペーンは頻繁に変わるため、順位や「どこが一番安いか」だけで決めず、自社の用途に照らして比べることが大切です。個人のブログのように小さなサイトを安く運営したい場合と、会社のサイトを安定して運用したい場合では、重視する点が変わります。
| 比較の観点 | 確認すること | エックスサーバーの確認先 |
|---|---|---|
| 総額の費用 | 月額だけでなく、ドメイン・オプション・サポートを含めた費用 | 公式の料金ページとオプションのページ |
| 性能・安定性 | ストレージの方式、リソースの確保、稼働の実績 | 公式の特長ページ(稼働率の案内あり) |
| サポート | 電話・チャットの受付時間、設定代行の範囲 | 公式のサポートのページ |
| 法人向けの機能 | 管理者の追加、改ざん検知、品質保証制度 | プランの違いの表とXServerビジネスのページ |
| 小規模サイトの費用 | 最低限の機能で費用を抑えられるか | レビュー記事で、小さなサイトでは割高との指摘あり |
最終的には、無料お試し期間を使って、管理画面の操作感とサポートの対応を自社の条件で確かめるのが確実です。同じエックスサーバーを扱う記事として、プランの選び方はレンタルサーバーのプランの選び方、他社のサービスを例にした評判と注意点は老舗レンタルサーバーの評判と注意点、ほかのサービスを含めて広く見たい場合はおすすめのレンタルサーバー8選も参考になります。
契約時・運用時によくある失敗パターン
レンタルサーバーの契約や運用では、サーバーの性能より、契約前の確認不足や担当の曖昧さで手間や費用が増えるケースが目立ちます。よくある失敗と対策を整理しました。
| よくある失敗 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 担当者個人の名義・メールで契約した | 担当者の退職後にログインできず、更新や解約の手続きが滞る | 会社名義と部署の共有アドレスで契約し、ログイン情報を台帳に残す |
| 自動更新の支払い方法が失効した | 料金未払いでサーバーが止まり、サイトとメールが使えなくなる | 更新期限と支払い方法を経理と共有し、有効期限も管理する |
| お試し期間中にメールまで確認するつもりだった | メールアカウントを追加できず、メールの確認ができなかった | お試しで確認できる範囲を公式マニュアルで先に確認する |
| WordPressやプラグインを更新しなかった | 脆弱性を突かれてサイトが改ざんされる | 更新担当と頻度を決め、バックアップも合わせて運用する |
| 必要以上に上位のプランを選んだ | 使わない容量や機能に費用を払い続ける | 必要な容量と機能を書き出し、用途に合うプランから始める |
特に会社のサイトでは、契約・支払い・更新作業の担当がばらばらで、誰も全体を把握していない状態になりがちです。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」でも、情報資産を把握し、管理の責任を明確にすることが対策の基本として示されています。サーバーとサイトの管理情報も、社内の情報資産の1つとして台帳で管理しておきましょう。
サーバー運用の見直しどころ|共用サーバーのその先まで
サイトを公開したあとは、「選んだサーバーが期待どおりに動いているか」を定期的に確かめます。見るのは、表示の速さ、止まっていないか、そして管理情報の3点です。
- 表示の速さ:Googleが無料で提供するPageSpeed Insightsなどでページの読み込みを測り、スマートフォンでも遅くないかを確認する
- 止まっていないか:外部の死活監視サービスを使うと、サイトが止まったときに通知を受け取れる。公式の障害・メンテナンス情報とあわせて、停止の記録を残しておくと乗り換えや契約変更の判断材料になる
- 管理情報:サーバー、メール、管理画面のパスワードと権限を定期的に見直し、退職者のアカウントを残さない
共用サーバーだけでサイトを運営している場合は、こうした確認と事業者の稼働情報で足りることが多くあります。一方で、事業が広がり、VPSやAWSなどのクラウドで業務システムを動かすようになると、監視の設定、アラートの確認、夜間・休日の初動を誰が担うかという運用の負担が増えます。次のチェックで、自社の運用が手作業や特定の担当者に偏っていないかを確かめてみてください。
サーバー運用と監視の体制、今のやり方で大丈夫?セルフチェック
当てはまるものを選んでください(登録不要)
よくある質問(FAQ)
Q1. エックスサーバーとは何ですか?
A. エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーサービスです。同社の設備の一部を借りて、ホームページやメールを運用できます。同社にはほかにも、法人向けのXServerビジネス、WordPress専用のXServer for WordPress、VPSなどのサービスがあります。
Q2. エックスサーバーの月額費用はいくらですか?
A. 月額費用はプランと契約期間で変わり、キャンペーンも実施されるため、本記事では金額を載せていません。公式の料金ページで最新の金額を確認してください。プランはスタンダード・プレミアム・ビジネスの3種類で、初期費用はかからず、全プランに10日間の無料お試しがあると案内されています。
Q3. エックスサーバーでメールアドレスを作成するには?
A. 先に「ドメイン設定」でドメインを追加し、サーバーパネルの「メールアカウント設定」から「メールアカウントを追加」を選んで、アカウント名・パスワード・容量を入力します。公式マニュアルによると、無料お試し期間中はメールアカウントを追加できません。
Q4. エックスサーバーのサーバーパネルとは何ですか?
A. エックスサーバーの設定を行う管理ツールの1つです。公式マニュアルでは、XServerアカウントやファイルマネージャなどと並ぶ管理ツールとして案内されており、ドメイン設定やメールアカウント設定を行えます。
Q5. XServer for WordPressとは何ですか?
A. エックスサーバー株式会社が提供するWordPress専用のサーバーです。セキュリティ設定の自動最適化、WordPress本体・プラグイン・テーマの一括更新、14日分の自動バックアップ、WordPressの基本操作のサポートなどが案内されています。メールアカウントは作成できない点に注意してください。
Q6. 会社でエックスサーバーを契約するときの注意点は?
A. 担当者個人ではなく会社名義で契約し、連絡先には部署の共有メールアドレスを登録するのが基本です。あわせて、管理者権限を持つ人、支払い方法、WordPressやプラグインの更新担当を決めておくと、担当者の交代や支払い漏れによるトラブルを防ぎやすくなります。
まとめ|今日からできる4つのこと
エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供する国内のレンタルサーバーで、会社のサイトからWordPress専用、法人向け、VPSまで複数のサービスがあります。費用やサービスの内容は変わるため、契約前に公式サイトで最新の情報を確認する習慣が大切です。今日からできることは次の4つです。
- どのサービス(共用・XServerビジネス・WordPress専用・VPS)の話かを先に決める
- 容量・メールの数・管理者の人数を書き出し、プランを逆算して、無料お試しで管理画面とサポートを確かめる
- 契約名義、共有の連絡先、パスワードと更新作業の担当を決めて、台帳で管理する
- VPSやクラウド上のシステムの監視や夜間・休日の対応に負担があるなら、運用を任せる選択肢として、AWS監視・運用 マネージドクラウド for AWSの資料を確認する
参考文献
- エックスサーバー株式会社「エックスサーバー 料金プラン」https://www.xserver.ne.jp/price/
- エックスサーバー株式会社「エックスサーバー」https://www.xserver.ne.jp/
- エックスサーバー株式会社「サービス」https://www.xserver.co.jp/service.php
- エックスサーバー株式会社「会社概要」https://www.xserver.ne.jp/company.php
- エックスサーバー株式会社「メールアカウントの追加(マニュアル)」https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_add.php
- エックスサーバー株式会社「XServer for WordPress」https://wp.xserver.ne.jp/
- エックスサーバー株式会社「XServerビジネス」https://business.xserver.ne.jp/
- WebST8「エックスサーバーの評判・レビュー」https://webst8.co.jp/server/xserver-review/
- GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社「AWS導入事例 イグニション・ポイント フォース株式会社」https://managed.gmocloud.com/case/case04.html
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「安全なウェブサイトの作り方」https://www.ipa.go.jp/security/vuln/websecurity/about.html
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」https://www.ipa.go.jp/security/guide/sme/about.html