ASP型グループウェアとは?勤怠・経費まで一元管理できる仕組みを解説

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  • J-MOTTOの機能と、提供されない機能がわかる
  • ログインとスマホアプリの使い方がわかる
  • desknet's NEOとの違いと料金の考え方がわかる

J-MOTTO(ジェイモット)とは、リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が提供する、ASP型(クラウド型)のグループウェアを中心とした会員制のビジネスサービスです。公式サイトでは、導入実績の多いグループウェア「desknet’s NEO」同等の機能を、全26機能の標準搭載と最大3ヶ月間の無料トライアル付きで案内しています。自社でサーバーを用意せず、ブラウザやスマートフォンから使えるのが特徴です。関連する検索では「ログイン」「スマホ」「アプリ」「料金」も多く見られるため、この記事では公式サイトの情報(確認日2026年10月15日)を中心に、J-MOTTOの機能、ログインとスマートフォンアプリ、料金の考え方、desknet’s NEOとの違い、外部連携、評判・口コミ、サポート、導入でよくある失敗までを整理します。

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目次

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  1. J-MOTTOとは?ASP型グループウェアの仕組みと、会員制サービスとしての位置づけ
  2. J-MOTTOグループウェアの主な機能|全26機能と有償オプション
  3. J-MOTTOのログイン方法とスマートフォンアプリ
  4. J-MOTTOの料金のしくみ|基本料金と超過料金の考え方
  5. J-MOTTOとdesknet’s NEOの違い
  6. 外部サービス連携とセキュリティで確認したいこと
  7. J-MOTTOの評判・口コミ|第三者サイトの評価と読み方
  8. サポートと導入の流れ|無料サポートセンター・トライアル・有料導入サポート
  9. グループウェア導入でよくある失敗と対策
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ
  12. 参考文献

J-MOTTOとは?ASP型グループウェアの仕組みと、会員制サービスとしての位置づけ

J-MOTTOとは、リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が運営し、グループウェアを入口に勤怠や給与明細などのサービスを追加できる、クラウド型の会員制サービスです。 公式サイトでは、2000年からdesknet’s NEOのクラウド版を「J-MOTTOグループウェア」の名称で提供していると案内されており、累計導入社数は45,000社以上(2026年5月時点)とされています(J-MOTTOの特長、グループウェア)。

グループウェアとは、スケジュール共有、全社への通達、申請と承認、文書の保管といった社内の情報共有と事務手続きを、1つの画面にまとめて扱う仕組みです。ASPはApplication Service Providerの略で、提供会社のサーバー上のソフトをインターネット経由で使う形態を指します。現在はクラウド型やSaaS型と呼ばれることの方が多く、指している仕組みはほぼ同じです。自社でサーバーを用意するオンプレミス型とは、次の点が異なります。SaaSやASPの位置づけは、SaaS・PaaS・IaaSの違いの記事でも整理しています。

観点 ASP型(クラウド型) オンプレミス型
初期の準備 サーバーの調達が不要で、申し込み後に使い始めやすい サーバーやライセンスを自社で用意する
運用・保守 提供会社が担当する 自社で更新作業や障害対応を行う
社外からの利用 インターネット環境があれば使いやすい VPNなどの仕組みを別に用意することが多い
カスタマイズ 提供される設定の範囲で調整する 自社の要件に合わせて改修しやすい

J-MOTTOの特徴は、グループウェアが単体の製品ではなく、会員サービスの入口になっている点です。会員になるとグループウェアのほか、Web勤怠、Web給与明細、ファイル共有サービス、ワークフロー、eラーニングのサイバックスUniv.、企業信用格付、会員優待サービスなどを必要に応じて追加できます。窓口を1つにまとめられる反面、オプションごとに料金や最低利用期間が異なるため、使うものを絞って申し込むのが基本です。

グループウェアと、日々の連絡手段は役割が違う

グループウェアは、予定、通達、申請、文書のように、あとから見返せる形で整えておく情報に向いています。一方で、「この件、確認できましたか」「資料を送りました」といった日々の細かな依頼や確認は、掲示板やワークフローに載せるほどではなく、電話やメールに流れがちです。J-MOTTOにも、つぶやきの共有や1対1のメッセージ交換ができる「ネオツイ」があります。ただ、取引先など社外の関係者を含めて案件ごとにやり取りしたい場合は、グループウェアとは別にビジネスチャットを併用する会社もあります。

グループウェアで足りない日々の連絡を補う場合の一例が、株式会社kubellが提供するChatworkです。商品ページでは、チャットに加えてビデオ通話・音声通話が標準で使えること、タスクを作成でき完了するとチャットへ自動で通知されること、アップロードしたファイルをチャット参加メンバーだけで共有できることが特徴として紹介されています。公式サイトの機能紹介では、社内外のユーザーと案件や部署単位でグループチャットを作れると案内されています(https://go.chatwork.com/ja/features/、確認日2026/10/15)。一方で、商品ページにはフリープランは過去40日分・5,000件までしか閲覧できないという注意点も載っているため、利用規模に合うプランの確認が必要です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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  • タスク管理が行えて、タスクが完了すると自動でチャットへ通知
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  • フリープランは過去40日分、5,000件までしか閲覧できない

「当社が導入しているグループウェアにはチャット機能がなく、プロジェクトメンバーや部署メンバーで円滑にコミュニケーションする手段がなかったのです。」

出典: Chatwork導入事例 東光商事株式会社(51-100名、取材2023年11月) https://go.chatwork.com/ja/case/toko.html

グループウェアの運用とあわせて、日々の依頼や確認の置き場所を見直したい場合は、機能や進め方を資料で確認してみてください。

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J-MOTTOグループウェアの主な機能|全26機能と有償オプション

J-MOTTOグループウェアは、スケジュールやワークフローなど全26機能を標準で搭載したクラウド型グループウェアです。 公式サイトのスタンダードプランの説明では、全26機能が標準搭載と案内されています。代表的な機能と、よく使われる場面を整理すると次のとおりです(https://www.j-motto.co.jp/service/groupware/、確認日2026/10/15)。

機能 主な内容 よく使われる場面
スケジュール 個人・部署の予定を共有し、空き状況を確認する 外回りの多い営業や現場スタッフの行動予定の把握
設備予約 会議室や社用車などの共有設備の予約を一元管理する 紙の予約表やホワイトボードからの切り替え
インフォメーション 全社や特定部署向けの通達事項やお知らせを掲載する 社内規程の改定や行事の案内などの周知
ワークフロー 社内申請や各種届出の申請・決裁を電子化する 休暇申請や備品購入など、紙の回覧をなくす
回覧・レポート お知らせの回覧や報告書の提出を複数人に行う。誰が閲覧したかも分かる 日報や販売報告の収集、重要なお知らせの回付
文書管理 規定集や契約書などの文書を保管・共有する マニュアルや書式ひな形の置き場所の統一
伝言・所在 自分宛の伝言や、メンバーの在席・外出状況を一覧で確認する 外出や在宅が多い部署の所在確認
ネオツイ つぶやきでの情報共有や、1対1のメッセージ交換ができる 短い連絡や、社内での気軽な情報共有
プロジェクト管理・ToDo 計画から進捗までの管理と、依頼したタスクの一元管理 複数人で進める案件の進捗確認
安否確認 従業員の安否確認と、社内への指示連絡 災害時の事業継続への備え

集計・分析まわりの機能と、提供されない機能

集計や分析にあたる機能は、用途ごとに分かれています。社内向けのアンケートはグループウェアの標準機能として実施できます。勤怠の集計は、グループウェアのタイムカードよりも、別サービスのWeb勤怠が得意とする領域です。公式サイトでは、Web勤怠は勤怠実績の自動集計、申請の一括承認、打刻漏れや残業時間の閾値超えのアラート、有給休暇の自動付与などに対応すると案内されています(J-MOTTO Web勤怠)。一方で、desknet’s NEOにある操作ログ機能は、J-MOTTOでは提供されていません。誰がいつ操作したかを記録として残す必要がある会社は、契約前に公式サイトで提供範囲を確認してください。

経費精算・勤怠・給与明細などのオプション

「グループウェアで経費精算までできるのか」という疑問には、標準機能とオプションに分けて答えられます。標準機能の「仮払精算」は、交通費や物品購入など業務で発生する費用を記録する機能です。乗換案内を使った交通費精算には、有償オプションの「交通費・経費精算(ジョルダン連携)」があり、スケジュール機能・ワークフロー機能とジョルダン乗換案内Bizが連携します(仮払精算)。本格的な経費精算や会計処理が目的の場合は、会計ソフトや経費精算システムとの役割の違いを確認しておくと安心です。勤怠管理には「Web勤怠」、給与明細の電子化には「Web給与明細」が、別サービスとして用意されています。なお、業務作成アプリツールのAppSuiteは、公式の料金ページで新規お申込みの受付を終了したと案内されています(確認日2026/10/15)。

製造業・建設業など、現場で使う会社の例

公式サイトの導入事例には、従業員90名の製造業の会社が、スケジュール、回覧・レポート、インフォメーションを使っている例が掲載されています。勤務場所が社内や複数の工事現場に分かれているため、スケジュールで社員の行動予定を把握し、日々の売上日報を回覧・レポートで共有しているとされています。日中は現場にいる社員が多く、基本的に携帯電話で新着情報を確認しているそうです(T株式会社の事例、掲載内容は取材時のもの)。事務所に戻れない時間が長い仕事ほど、予定と通達の確認先を1か所にそろえるメリットを感じやすい場面です。

店舗や拠点が多い会社の例

全国に直営店を持つ小売業の事例では、約250名のユーザーを登録して全社員にIDを付与したうえで、店舗ごとにも1つのIDを発行して運用している例が紹介されています。本社と店舗の間では、インフォメーションで全社通達や店舗向けの定期連絡を掲載し、回覧板で複数店舗への一斉連絡と回答の回収を行い、レポート提出で販売報告を集め、文書管理でブランドごとに閲覧権限を設定したフォルダへ商品画像やカタログを保管しているとされています。ユーザーの所属グループごとに利用できる機能を決められるため、店舗ではスケジュールを非公開にし、本社では使うといった使い分けもしています(H社の事例、掲載内容は取材時のもの)。

J-MOTTOのログイン方法とスマートフォンアプリ

J-MOTTOには、会員向けのログインページからPC版とスマートフォン版にログインでき、公式のスマートフォンアプリも会員なら無料で使えます。 ログインの流れと、アプリでできることを整理します。

ログインの流れと、ログインできないとき

公式サイトの「ご契約中のお客様」から「ログイン」を選ぶと、会員向けのログインページが開きます。J-MOTTOでは「会員ID」「ユーザーID」「パスワード」の3つを入力します(オンラインデモのログイン方法は異なります)。ユーザーIDがわからないときは、公式FAQの自分のユーザーIDを確認する方法で手順を確認できます。

ログインできないときは、まず会員ID・ユーザーID・パスワードの入力内容(全角・半角、大文字・小文字)を見直します。それでも入れない場合は、社内のグループウェア管理者に確認するか、公式の稼働情報サイトでサービス側の状況を確かめたうえで、サポートセンターに相談してください。外部サービスとのSAML連携を使っている会社では、そのログイン方法ではグループウェアにだけログインできるため、管理者の案内に従います。

スマートフォンアプリでできること

公式のスマートフォンアプリは、App StoreとGoogle Playで「J-MOTTOグループウェア」と検索してダウンロードでき、会員なら無料で利用できると案内されています(スマートフォンアプリ、確認日2026/10/15)。PC版に近い画面で、スケジュール(他メンバーの予定を並べて表示)、設備予約、回覧・レポート、安否確認、タイムカード、プレゼンスなどを使えます。新着通知はプッシュ通知で受け取れ、通知をタップするとPC版に移ります。ログイン情報を保存して、アプリからワンタップでログインすることもできます。

アプリをダウンロードできない場合や、アプリに未実装の機能を使いたい場合は、ブラウザ版を利用します。スマートフォンからPC版の画面にログインする機能も、J-MOTTO独自に提供されています。導入前に画面を確かめたいときは、会員登録なしで使えるオンラインデモが便利です。ただし、一般公開された共用環境のため、個人情報や機密情報は登録しないよう案内されています。

J-MOTTOの料金のしくみ|基本料金と超過料金の考え方

J-MOTTOの会費は、一定の人数と容量までの基本料金に、枠を超えた分の超過料金を加えて決まります。 金額は改定されることがあるため、この記事では具体額を載せず、決まり方と確認の手順に絞って整理します。最新の料金は公式の料金ページで確認してください。

項目 スタンダードプラン ライトプラン
想定する規模 11ユーザー以上で継続して使う場合 10ユーザー以下の少人数
基本料金に含まれる枠 20ユーザー・ディスク容量300MBまで 10ユーザー・ディスク容量100MBまで
支払い方法 月払いと年払い。年払いは2か月分の割引が適用される 基本料金は年払いのみ
人数の超過 10ユーザー単位で加算される 10ユーザー単位で加算される
容量の超過 50MB単位で追加できる 50MB単位で追加できる

超過料金は、月中の最大利用実績に応じて、翌月の基本料金に加算されると案内されています。人数が少しでも枠を超えると10ユーザー単位の加算になるため、料金ページに表示される1ユーザーあたりの最小単価だけでなく、自社の人数と扱うファイル量で総額を試算することが大切です。見積もりの前に、次の情報をそろえておくと、公式の無料WEB見積りもスムーズです。

  • 現在の利用人数と、3年後の見込み人数
  • 共有するファイルの種類と量(図面や画像など、容量の大きいファイルを日常的に扱うか)
  • 年払いか月払いか(年払いには割引があり、長期利用割引の制度も案内されている)
  • 使いたいオプション(経費精算やWeb勤怠など)と、それぞれの支払い方法・最低利用期間
  • 無料トライアルの期間中に確かめたいこと(現場スタッフの操作、スマートフォンでの見やすさ)

オプションサービスは月払いのみのものが多く、サービスごとに無料お試しの期間も設けられています。ファイル共有サービスやワークフローには最低利用期間が設けられていると案内されているため、申し込み前に条件を確認してください。

J-MOTTOとdesknet’s NEOの違い

J-MOTTOは、desknet’s NEOのクラウド版をもとにした、ほぼ同等の機能のサービスで、違いは主に料金体系、一部の機能、サポート体制にあります。 公式サイトのFAQでも、同じ整理で案内されています。公式サイトの説明を整理すると次のとおりです(https://www.j-motto.co.jp/service/groupware/、https://www.j-motto.co.jp/service/groupware/admission/、確認日2026/10/15)。

観点 公式サイトの案内
提供元との関係 リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が、2000年からネオジャパン社のパートナーとして提供している
機能 desknet’s NEOクラウドとほぼ同等。バージョンアップはネオジャパン社に追い、J-MOTTO向けの検証・カスタマイズ後にリリースされる(2026年9月現在、2世代の差)
J-MOTTOで提供されないもの 操作ログ機能、PC用デスクトップアプリ、一部の標準機能、セキュリティの有償オプション(端末認証など)
J-MOTTO独自のもの J-MOTTO版スマートフォンアプリ、スマートフォンからのPC版ログイン、Googleカレンダーの予定をJ-MOTTOのスケジュールへ取り込む片方向の連携(無料)、Web勤怠などの会員向けオプション
ディスク容量 容量をコンパクトにすることで、低価格を実現している
サポート 管理者だけでなく一般ユーザーも、無料のサポートセンター(電話・メール・チャット)を使える

「desknet’s NEO」は株式会社ネオジャパンの登録商標です。2つを比べるときは、次の3点で整理すると判断しやすくなります。

  • 操作ログや端末認証など、J-MOTTOで提供されない機能が自社に必須かどうか
  • 最新バージョンの新機能(公式サイトでは、生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」との連携が、バージョンによる違いとして挙げられている)を重視するか、数世代の差があっても低コストを優先するか
  • J-MOTTO独自のスマートフォンアプリやGoogleカレンダーとの連携が、自社の運用に合うか

desknet’s NEOから移行した利用者の投稿では、同じ操作画面のため学習コストを抑えられたという声がある一方、機能が一部絞られている点を理解したうえで移行したという記述もあります。詳しくは、後述の「評判・口コミ」で整理します。

J-MOTTOの外部サービス連携は、アカウント連携(SAML連携)、スケジュール連携、ユーザー情報連携の3種類です。 公式サイトの案内を整理すると次のとおりです(外部サービス連携、確認日2026/10/15)。

連携の種類 できること 対象として案内されているサービス
アカウント連携(SAML連携) シングルサインオンのほか、接続IPアドレス制限や多要素認証などのアクセス制御 Microsoft 365、HENNGE One、Google Workspace
スケジュール連携 既存のスケジューラーとの予定の連携 Googleカレンダー、Microsoft Outlook、Microsoft Teams、iPhoneカレンダー、Zoom
ユーザー情報連携 社員情報の取り込みや、利用ユーザー情報の外部での一元管理 SmartHR(J-MOTTOへの取り込み)、ワスレナイ(ワスレナイへの連携)

Googleカレンダーとの連携には2種類あります。Googleカレンダーの予定をJ-MOTTOのスケジュールへ取り込む片方向の連携は無料で、双方向で連携したい場合は、有償オプションの「desknet’s Sync」を使います。

連携時の注意点も、公式サイトに明記されています。SAML認証を使ったログインでは、グループウェアにだけログインでき、会員情報管理やその他のオプションサービスにはログインできません。ポータル画面に置いたWeb勤怠の打刻ガジェットも、SAML連携でログインした場合は使えません。アカウント連携を使う場合は、課金対象のユーザー数が通常と一部異なります。連携先サービスの設定や使い方は、J-MOTTO側では案内できないとされているため、連携先の提供会社の情報も確認が必要です。

提供会社の体制については、公式サイトで、品質管理のISO9001、IT運用のISO20000、情報セキュリティのISO27001とクラウドセキュリティのISO27017、プライバシーマークを取得していると案内されています(https://www.j-motto.co.jp/about/)。接続元のIPアドレス制限や多要素認証を使いたい場合は、上のSAML連携でHENNGE Oneなどと組み合わせる形になるため、すでに契約しているID管理サービスがあるかも確認しておくと安心です。認証の取得状況や対応範囲は変わることがあるため、契約前に最新の情報を確認してください。

ASP型グループウェアでは、予定、申請書、ファイルが提供会社のサーバーに保存されます。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインでは、情報セキュリティ対策の考え方がまとめられています。導入時には、次の点を社内ルールとして決めておくと安心です。SaaS全般の考え方は、SaaSセキュリティとはの記事でも解説しています。

  • 管理者権限を持つ人を限定し、異動・退職時の引き継ぎ手順を決めておく
  • 入社・退職時のアカウント作成と削除を、人事の手続きとセットで行う
  • 私物のスマートフォンから利用する場合のルール(画面ロック、紛失時の連絡先など)を決める

勤怠や給与明細など従業員の個人情報を外部のサービスに預ける場合、個人情報保護法では、個人データの取扱いを委託する場合に委託先を適切に監督することが求められると整理されています。具体的な対応は、個人情報保護委員会の法令・ガイドライン等を参照し、必要に応じて専門家に確認してください。本記事は一般的な情報の整理であり、法的な助言を目的としたものではありません。

J-MOTTOの評判・口コミ|第三者サイトの評価と読み方

J-MOTTOの口コミは、ITreviewでは5点満点中3.9点(45件)と表示されており、スケジュール管理や申請のペーパーレス化を評価する声が見られます。 以下は、2026年10月15日に確認した表示です(https://www.itreview.jp/products/j-mottogroupware/reviews)。

ITreviewの評価別の件数は、5.0が4件、4.0から4.5が17件、3.0から3.5が17件、2.0から2.5が7件で、1.5以下はありません。投稿者の企業規模は、大企業が4件、中堅企業が20件、中小企業が20件です。PRONIアイミツ SaaSでは、3.5点(22件)と表示されています(https://saas.imitsu.jp/cate-groupware/service/805/article)。サイトごとに集計の対象と方法が異なるため、点数は同じ基準では比べられません。

評価されている点と、確認したい点

ITreviewの投稿では、良い点として、各部署のスケジュール管理や、稟議・休暇などの申請をワークフローで電子化して紙をなくせたこと、設備予約やファイル共有をひとまとめにして管理できること、他のツールへのリンクを置くハブとして使えることが挙がっています。desknet’s NEOから移行した投稿には、同じ画面と操作性のため約120名の利用者の学習コストをほぼゼロで移行できた、安否確認機能をBCPの一対策に役立てているという記述があります。同じ投稿には、機能が絞られた版である点を理解したうえで移行したという記述もあります。

改善を望む声としては、過去に作成したワークフローを複写すると当時の申請経路のまま残り、現在の経路と異なっていても申請が通ってしまうため、複写時に注意喚起の画面が出てほしいという投稿があります。口コミは、投稿した会社の規模、契約時期、使っているオプションによって前提が異なります。J-MOTTOは2026年9月時点でdesknet’s NEOと2世代の差があると公式に案内されているため、古い投稿の機能評価は現在の仕様と異なる可能性があります。評判は判断材料の1つにとどめ、無料トライアルで自社の使い方を確かめるのが確実です。

サポートと導入の流れ|無料サポートセンター・トライアル・有料導入サポート

J-MOTTOでは、管理者だけでなく一般ユーザーも、電話・メール・チャットの無料サポートセンターを利用できると案内されています。 導入の流れは、公式サイトでは次の4ステップで示されています(https://www.j-motto.co.jp/、確認日2026/10/15)。

  1. お問い合わせ: 状況や要望を伝え、環境に合った提案を受ける
  2. トライアル: 入会後、最大3ヶ月間の無料期間で、すべての機能とサポートを試す
  3. ご契約・導入: 試した結果をもとに、本格的な導入を決める
  4. ご利用開始: 運用を始める

申し込み前に画面の雰囲気を知りたい場合は、会員登録なしで使えるオンラインデモもあります。無料トライアルについては、お申込み・無料お試しのページで案内されています。

有料導入サポートの種類

設定や操作で迷う場合は、有償の有料導入サポートがあります。初期設定代行サービス(ユーザー登録、組織登録、組織への所属、利用メニュー設定)、無料期間中の会員限定で2回行う初期設定集中フォロー、オンラインのグループウェア個別Webセミナー、講師が訪問する出張セミナーが用意されています。注意したいのは、初期設定集中フォローを受けたあとに無料期間中に退会した場合でも、費用が請求されると明記されている点です。サポートの種類と費用は、申し込み前に公式サイトで確認してください。

導入前に決めておきたい連絡手段の分担

グループウェアを導入しても、日々の連絡の置き場所が決まっていないと、掲示板、メール、電話に情報が分かれてしまいます。たとえば、全社への通達と申請・承認はグループウェア、取引先を含む案件ごとの細かな確認はビジネスチャット、といったように、手段ごとに役割を決めておくと、導入後の迷いが減ります。次の章では、こうした決め事が不足して起こりやすい失敗を整理します。

グループウェア導入でよくある失敗と対策

グループウェアの失敗の多くは、機能の不足よりも、導入の進め方と運用ルールの不足から起こります。 J-MOTTOの導入事例や口コミで見られる運用の工夫もあわせて、よくある失敗と対策を整理します。

よくある失敗 起きやすい原因 事前にできる対策
請求額が想定を上回った 人数枠や容量の超過、オプションの費用を試算していなかった 現在と3年後の人数、ファイル量、オプションで総額を試算し、無料期間中に実際の運用で確かめる
機能を広げすぎて定着しない 使わない機能まで一度に展開した 公式の導入事例には、一通りの機能を試したあと、スケジュール・設備予約・電子会議室・ワークフロー・文書管理の5機能に絞った会社がある。まず使う機能を絞る
一部の人しか使わない 予定の入力や確認の決まりがない 同じ事例では、常にグループウェアを起動しておく社内ルールと、入社時のグループウェア研修を設けている(株式会社All Adsの事例)
古い設定のまま運用される 複写したワークフローの申請経路が、組織の変更後も残っていた(ITreviewの投稿) 組織変更のたびに申請経路を見直し、複写したフォームの経路を確認する手順を決める
必要な機能が提供範囲外だった 操作ログや端末認証など、一部の機能が提供されていない 必須の機能を3つほどに絞り、契約前に公式サイトで提供範囲を確認する
連携の設定でつまずく SAML連携ではグループウェアにだけログインできるなどの制約を確認していなかった 連携の注意点を事前に読み、管理者が設定の範囲を決める

機能の使い方に加えて、見落とされやすいのが、日々の連絡手段の分担です。グループウェアを導入していても、依頼や確認が電話とメールに戻ってしまい、情報が分散する会社は少なくありません。定着までの進め方は、SaaS導入の進め方の記事で5つのフェーズに整理しています。

先に紹介したChatworkの導入事例では、東光商事株式会社が、以前は電話とメールが主な連絡手段で、グループウェアの掲示板で連絡事項を通知することが多かったと紹介されています。グループウェアの掲示板やワークフローは、あとから見返す情報の置き場として整えておき、日々の依頼や確認はチャットとタスクで回す、という分け方があります。商品ページによると、Chatworkはタスクを作成でき、完了するとチャットへ自動で通知される仕組みを備えているため、グループウェアの申請や通達と役割を分けて使いやすい道具です。使い方のイメージを確かめたい場合は、商品ページで機能や注意点を確認してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. J-MOTTOとはどんなサービスですか?

A. J-MOTTOとは、リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が運営する、クラウド型の会員制ビジネスサービスです。グループウェアを中心に、Web勤怠やWeb給与明細などを追加して利用できます。公式サイトでは、desknet’s NEO同等の機能を全26機能で提供し、最大3ヶ月間の無料トライアルがあると案内されています。

Q2. J-MOTTOのログインはどこからしますか?スマートフォンでも使えますか?

A. 公式サイトの「ご契約中のお客様」から会員向けのログインページを開き、会員ID・ユーザーID・パスワードを入力します。スマートフォンからは、App StoreやGoogle Playで配布されている無料の公式アプリや、ブラウザ版から利用できます。ログインできないときは、入力内容を見直し、社内の管理者やサポートセンターに確認してください。

Q3. J-MOTTOとdesknet’s NEOは何が違いますか?

A. 公式サイトでは、機能はほぼ同等で、違いは主に料金体系、一部の機能、サポート体制と案内されています。J-MOTTOでは操作ログ機能やPC用デスクトップアプリなどが提供されない一方、独自のスマートフォンアプリやGoogleカレンダーとの片方向連携が用意されています。バージョンはネオジャパン社に追って提供されるため、世代の差も確認が必要です。

Q4. J-MOTTOの料金はどのように決まりますか?

A. 一定の人数と容量までの基本料金に、枠を超えた人数や容量の超過料金を加えて決まります。年払いには割引があり、オプションサービスは別料金です。金額は改定されることがあるため、最新の料金は公式の料金ページで確認し、自社の人数とファイル量で総額を試算してください。

Q5. 導入前に無料で試すことはできますか?

A. 入会後、最大3ヶ月間は無料期間として利用でき、初期費用はかからないと案内されています。会員登録なしで画面を確認できるオンラインデモもあります。無料期間中に、実際の人数とファイル量で運用し、現場のスタッフにもスマートフォンから操作してもらうと、導入後のずれを防ぎやすくなります。

Q6. グループウェアで経費精算や勤怠管理もできますか?

A. J-MOTTOでは、標準機能の仮払精算で費用を記録でき、有償オプションの交通費・経費精算(ジョルダン連携)も用意されています。勤怠管理は、グループウェアのタイムカードのほか、別サービスのWeb勤怠で複数の勤務体系や休暇・残業の申請まで扱えます。本格的な会計処理が目的の場合は、会計ソフトなどとの役割の違いを確認してください。

まとめ

J-MOTTOは、ASP型(クラウド型)グループウェアを入口に、勤怠や給与明細などを追加できる会員制サービスです。検討や導入を進める際は、次の4点を押さえると進めやすくなります。

  1. 公式サイトの機能一覧とdesknet’s NEOとの違いを確認し、操作ログや端末認証など、自社に必須の機能が提供範囲に入っているかを契約前に確かめる。
  2. 料金は、人数枠・容量・オプションを含めた総額で、現在と3年後の人数の両方を試算する。
  3. 最大3ヶ月の無料トライアルやオンラインデモで、現場のスタッフにもスマートフォンから操作してもらい、使う機能を絞って運用ルールを決める。
  4. グループウェアで補いきれない日々の依頼や確認の置き場所を見直し、チャットとタスク管理を備えたChatworkなどを検討する場合は、資料で機能と注意点を確認する。

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