pc 画面録画とは?録画方式の違い・ツールの選び方・費用とマニュアル・研修での活用法を解説
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- 標準機能と専用ソフトの違いがわかる
- ツールの選び方と費用の考え方がわかる
- 動画の管理方法と映り込み対策がわかる
pc 画面録画とは、パソコンの画面に映っている操作を、マウスの動きや音声とともに動画として保存することです。WindowsにもMacにも標準の録画機能があり、追加費用なしで今日から始められます。ただし、業務で使う場合は「録画できるか」だけでは足りません。録画した動画をどこに置き、最新版をどう見分け、誰が見たかをどう確認するか、そして画面に映り込む顧客情報や著作物をどう扱うかまで決めておかないと、せっかく作った動画が使われないまま埋もれてしまいます。この記事では、録画方式の違い、ツールの選び方、費用の考え方、業種別の活用、運用でのつまずきと対策を整理します。操作の手順そのものは、パソコンの画面録画の方法(Windows・Mac標準機能の手順)で詳しく解説しています。
録画した動画の使い道から、読みどころを診断
Q1. 画面録画で作る動画は、主にどんな使い方をしますか?
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目次
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録画した動画は「撮る」より「管理する」ほうが難しい|pc 画面録画を業務で続ける土台
pc 画面録画で作った動画を業務で使い続けるには、動画の置き場所、最新版の見分け方、誰が見たかの確認方法の3つを、録画を始める前に決めておく必要があります。
録画そのものは標準機能で数分で終わりますが、本数が増えると「どれが最新版か分からない」「新人が見たか確認できない」という問題が起きやすくなります。少ない本数なら共有フォルダでも回りますが、研修として見てもらう動画は、受講者への割り当てと視聴状況の確認ができるeラーニングを置き場所にする選択肢があります。自社の動画を教材にできるか、録画のルールそのものを学べるかで、性格の違う3つを役割の違いで整理しました。
録画した動画の管理・研修に使えるeラーニング3サービスの役割の違い
自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。優劣ではなく役割の違いで並べています
この状況に合う一例:Smart Boardingは、自社の動画や資料を組み合わせた研修コースを作りたい場合の一例です。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:OneCompliance(ワンコンプライアンス)は、情報セキュリティや個人情報保護法などの基本を、全員に同じ内容で学んでもらいたい場合の一例です。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:SAKU-SAKU Testingは、動画やスライドを登録し、確認テストと受講状況の管理まで行いたい場合の一例です。
資料を無料ダウンロード| サービス | Smart Boarding |
SAKU-SAKU Testing |
|
|---|---|---|---|
| 向いている会社 | 自社で録った操作動画や資料を、研修コースとして整理して使いたい会社 | 録画時の映り込みや著作権など、情報の扱いの基本を全員に学んでもらいたい会社 | 動画やスライドを配信し、確認テストの結果まで管理したい会社 |
| 特徴 | 研修・OJT・eラーニングを1つのシステムで進められる。自社の資料や動画と用意されたコンテンツを組み合わせた研修コースを作成でき、LMS機能で進捗や理解度を確認できる | コンプライアンス研修に特化。情報セキュリティ、個人情報保護法、著作権などのコースがあり、自動リマインダーとダッシュボードで受講管理の工数を減らせる | CBTの技術を生かしたテスト機能が特徴。動画・スライドの登録、組織やグループ別の配信、受講状況のリアルタイム管理ができる |
| 注意したい点 | 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートは「充実サポートプラン」のみ | 掲載コースは法務・労務・情報領域が中心。自社で録った動画を載せられるかは資料で確認する | 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱い |
| 資料・詳細 |
3サービスの資料をまとめて請求(入力は1回・無料)
まとめて資料をダウンロード表は横にスクロールできます。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
自社で録った操作動画を研修として使う場合の一例が、Smart Boardingです。社員研修・OJT・eラーニングを1つのシステムで進められるプラットフォームで、商品ページには、自社の資料や動画と用意されたコンテンツを組み合わせたオリジナルの研修コースを作成でき、作成したマニュアルのアップロードにも対応すると紹介されています。LMS機能で各受講者の進捗や理解度を確認でき、小テストの作成もできるため、録画した動画を「見てもらって終わり」にしない運用に向きます。注意したい点は、電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートが「充実サポートプラン」のみであることです。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
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社内で様々な研修を実施してきましたが、全社員の参加が難しかったり、研修のデータ把握・管理が複雑になること課題でした。
出典: パナソニックホームズ北九州株式会社(Smart Boarding導入事例) https://smartboarding.net/example/1834/
pc 画面録画とは|録画方式の違いと、標準機能の早見表
pc 画面録画は、OS標準機能、専用ソフト、ブラウザ拡張・Webサービスの3つの方式で行えます。まずは追加費用のかからない標準機能で試し、編集や字幕が必要になった段階で専用ソフトを検討する流れが、社内手続きの負担も抑えやすい進め方です。
| 方式 | 主な例 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| OS標準機能 | WindowsのSnipping Tool・Xbox Game Bar、Macのスクリーンショットアプリ・QuickTime Player | 短い操作説明をすぐに録りたいとき。追加の導入手続きが不要 | 編集機能が限られる。Xbox Game Barはアプリ単位の録画が基本で、デスクトップ全体を録れない場合がある |
| 専用ソフト | 無料のオープンソースソフト、有料の録画・編集ソフト | 研修動画など、カット編集・字幕・注釈まで入れたいとき | 社内PCへのインストール申請が必要な場合がある。無料ソフトはサポートや更新の状況を確認する |
| ブラウザ拡張・Webサービス | ブラウザに追加する録画拡張機能、録画と共有を一体化したWebサービス | Webシステムの操作説明を録って、URLですぐ共有したいとき | 動画が外部のサーバーに保存されることが多く、社内の情報管理ルールとの整合を確認する |
Windows・Macの標準機能の起動方法と保存先
標準機能の起動方法と、録画した動画の保存先を一覧にしました。Windowsキー+Shift+Rで起動するSnipping Toolは、範囲を選んで録画でき、既定ではMP4形式で「ビデオ」フォルダーの「画面録画」に保存されます(Microsoft公式)。Xbox Game BarはWindowsキー+Gで開き、キャプチャの録画開始ボタンから録画します。
| ツール | 起動と録画の開始 | 動画の保存先 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| Snipping Tool(Windows) | Windowsキー+Shift+Rで録画の範囲を選び、「開始」を選ぶ。終了は「停止」 | 「ビデオ」フォルダーの「画面録画」(MP4。既定) | 範囲を指定して録れるため、デスクトップの一部だけを説明したいときに使いやすい |
| Xbox Game Bar(Windows) | Windowsキー+Gで開き、キャプチャの「録画を開始」を選ぶ | 「ビデオ」フォルダーの「キャプチャ」 | もともとゲーム向けの機能で、アプリのウィンドウ単位の録画が基本 |
| スクリーンショットアプリ(Mac) | Shiftキー+Commandキー+5で開き、画面全体または選択部分の収録を選ぶ。停止はメニューバーの停止ボタン、またはCommandキー+Controlキー+Escキー | デスクトップ(既定。オプションの「保存先」で変更できる) | オプションでマイクを選べば、説明の声を入れて録画できる |
| QuickTime Player(Mac) | 「ファイル」メニューの「新規画面収録」、またはControlキー+Commandキー+N | 収録後にQuickTime Playerで自動的に開く | 収録の設定で、録画ボタンの横の矢印からマイクを選べる |
音声付きで録画したい場合は、使うツールごとに設定が異なります。Macのスクリーンショットアプリは、オプションでマイクを選ぶと自分の声を録音でき、macOS 27以降ではシステムオーディオを含める選択肢も加わります(Apple公式)。Windowsでは、Snipping Toolで録画した動画に、あとからClipchampで音声やキャプションを追加する手順がMicrosoftから案内されています。パソコン本体から出る音(内部音声)も同時に録る場合は、録画ツールだけでなくサウンドの設定も必要になり、操作が複雑になりがちです。どの方法でも、本番の前に短く試し録りして、音が入っているかを確かめておくと安心です。
画面の録画手順を画面の流れに沿って確認したい場合は、パソコンの画面録画の方法もあわせて参考にしてください。
録画がうまくいかないときの確認点
録画がうまくいかないときは、次の順に確認すると原因を切り分けやすくなります。
| 症状 | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 録画を開始できない | デスクトップやエクスプローラーなど、Xbox Game Barが対象にしていない画面を録ろうとしている。会社の設定で機能が制限されている | 範囲を指定して録画できるSnipping Toolに切り替える。貸与PCで機能が使えない場合は情報システム部門に確認する |
| 録画が途中で止まる、保存されない | 保存先の空き容量が足りない。ほかのアプリを多く開いていてPCの負荷が高い。ノートPCのバッテリーが切れた | 保存先の空き容量を確保し、不要なアプリを閉じてから録画する。電源に接続して録画する。長い内容は短い動画に分けて録る |
| 音声が入っていない | 録画ツール側でマイクがオフになっている。PCが別のマイクを入力先として認識している | 録画ツールのマイク設定と、PCのサウンド設定で選ばれている入力機器を確認し、短く試し録りする |
| 画面が真っ黒に録画される | 動画配信サービスなど、著作権保護の仕組みがある映像を録ろうとしている | 保護された映像は録画の対象にしない。自社で作成した資料や業務画面を録画する |
録画の前には、CPUやメモリの負荷が高いアプリを閉じる、保存先の空き容量を確保する、通知や自動更新を一時的に止める、といった準備をしておくと、録画の中断や不要な映り込みを減らせます。
業務で使う場合にまず確認したいこと
会社から貸与されたPCでは、ソフトのインストールやブラウザ拡張の追加が情報システム部門の許可制になっていることが少なくありません。まずOS標準機能で試作し、編集や字幕が必要になった段階で専用ソフトの導入を申請する流れにすると、社内手続きの負担を抑えながら始められます。また、録画した動画には画面に表示されていた情報がすべて残るため、機密情報の扱いについて社内ルールを確認しておくことも欠かせません。この点は後述の失敗パターンの節で詳しく触れます。
画面録画ツール選定のポイント
業務用の画面録画ツールは、機能の多さよりも「作る人が迷わず使えるか」「作った動画を社内で扱いやすいか」で選ぶのが基本です。次の5つの観点で比べると、自社に合うツールを絞り込みやすくなります。
1. 録画範囲と音声の設定
画面全体だけでなく、特定のウィンドウや指定した範囲だけを録画できるかを確認します。範囲を絞って録画できれば、関係のない通知やほかのアプリが映り込むのを防げます。音声は、マイクの声だけを録るのか、PCから出る音(システム音)も録るのかを選べると便利です。説明の声を入れるマニュアル動画ではマイク音声、Webセミナーの録画ではシステム音が必要になります。Windowsで内部音声まで録る設定は手間がかかることがあるため、ふだん操作に慣れていない担当者が録画する場合は、設定が簡単なツールを選ぶと運用が続きます。
2. 編集機能の範囲
操作マニュアルでは、言い間違いや待ち時間をカットする機能、クリック位置を強調する機能、矢印や文字の注釈を入れる機能があると、見やすさが大きく変わります。一方で、編集機能が多すぎるソフトは作る人の学習負担が増え、動画づくりが特定の担当者に偏る原因にもなります。自社で必要な編集がカットと注釈程度なのか、字幕やBGMまで入れたいのかを先に決めてから選びましょう。
3. 保存形式とファイルサイズ
保存形式は、多くの再生環境や配信サービスで扱いやすいMP4に対応しているかを確認します。画面録画は解像度やフレームレートを高くするほどファイルが大きくなります。操作説明の動画であれば、動きの激しい映像ではないため、フレームレートを抑えても見やすさはあまり変わりません。社内のネットワークや保存容量に負担をかけないよう、解像度と画質を調整できるツールを選ぶと運用しやすくなります。
4. 保存先と情報管理
録画ファイルがPCの中に保存されるのか、ツールの提供会社のサーバーに保存されるのかは、情報管理の観点で重要な違いです。クラウドに保存されるタイプは共有が簡単な反面、社外のサーバーに業務画面の動画が置かれることになります。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」でも、クラウドサービスを利用する際の確認事項が整理されています。社内の規程と照らし合わせ、どちらのタイプを使ってよいかを確認してから選定しましょう。
Smart Boarding
録画した動画がバラバラの場所にあり、最新版や視聴状況を追えていませんか?
こんな会社に向いています
自社の資料や動画を使って、研修コースを作りたい
受講者ごとの進捗や理解度を確認したい
5. サポートと更新の状況
無料の録画ソフトの中には、開発やサポートが終了しているものもあります。更新が止まったソフトは、OSのアップデート後に動かなくなったり、脆弱性が放置されたりするおそれがあります。業務で継続的に使う場合は、最後に更新された時期や、問い合わせ窓口の有無を確認しておくと安心です。
PC画面録画ツールの費用相場と考え方
PC画面録画にかかる費用は、ツールの料金だけでなく、動画を作る人の作業時間と、完成した動画を配信・管理する仕組みの費用まで含めて考えるのが実務的です。ツールの料金体系は、大きく次の3つに分かれます。具体的な金額は製品や時期によって変わるため、導入時点の公式情報で確認してください。
| 料金体系 | 特徴 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| 無料(OS標準機能・無料ソフト) | 追加費用なしで始められる。編集機能やサポートは限られる。有料ソフトの無料版は録画時間の制限やロゴの表示がある場合も | まず試してみたい企業、作る動画が少ない企業 |
| 買い切り型 | 一度購入すれば継続して使える。大きなバージョンアップは別料金になることがある | 作成者が固定されていて、長く同じソフトを使う企業 |
| サブスクリプション型 | 月額や年額で利用する。常に最新版を使え、クラウド共有機能が付くものも多い。利用人数に応じて費用が増える | 複数の部署で動画を作る企業、共有までまとめて済ませたい企業 |
見落としやすいのが、作成者の作業時間です。5分の操作動画でも、台本づくり、録画のやり直し、編集を含めると、その何倍もの時間がかかることが珍しくありません。編集機能が充実したツールに費用をかけることで作業時間が短くなるなら、結果的に安く済むこともあります。また、動画を配信して受講状況を管理するなら、録画ツールとは別に配信先の費用も必要です。「作る」「届ける」「管理する」の3つに分けて費用を見積もると、導入後に予算が足りなくなる事態を避けられます。
業界別の活用事例(マニュアル・研修)
PC画面録画は、業種を問わず「パソコンで行う手順を人に伝える」場面で活用できます。代表的な使い方を業種別に整理します。ここで紹介するのは一般的な活用の考え方で、特定企業の事例ではありません。
事務・バックオフィス部門
経費精算システムや勤怠システムの入力方法は、全社員が使うにもかかわらず、問い合わせが総務や経理に集中しがちです。入力手順を1操作ずつ短い動画にしておけば、「この動画を見てください」と案内するだけで済み、同じ説明を繰り返す負担が減ります。年に一度しか行わない年末調整の入力のように、忘れやすい手順ほど動画の効果が大きくなります。
製造業
生産管理システムへの実績入力や、設計ソフトの操作手順を動画で残すと、ベテランの操作のコツを若手に引き継ぎやすくなります。現場の作業そのものはカメラ撮影、パソコン上の作業は画面録画というように使い分けると、手順書全体を動画で補完できます。
小売・飲食などの多店舗業態
本部から各店舗へ、発注システムや売上報告の操作方法を伝える場面で役立ちます。店舗のスタッフは勤務時間がばらばらで、集合研修を開くのが難しいことが多いため、好きな時間に見られる動画が向いています。スタッフの入れ替わりが多い業態では、同じ動画を何度も使い回せる点も大きな利点です。
IT・Webサービス業
自社サービスの使い方を顧客向けに説明する動画や、不具合の再現手順を開発チームに共有する動画として使われます。不具合の報告では、文章で説明するよりも操作の様子をそのまま録画して送るほうが、原因の特定が早くなることがよくあります。顧客向けに公開する動画では、テスト用のアカウントで録画し、実在の顧客情報が映らないように注意します。
社内研修全般
スライドを画面に映しながら説明する研修は、画面録画と相性のよい形式です。講師がスライドを操作しながら話す様子を録画すれば、特別な撮影機材がなくても研修動画を作れます。厚生労働省も人材開発に関する施策の中で、企業内での職業能力開発の取り組みを支援しています。録画した研修動画を新人研修や階層別研修の事前学習に組み込めば、集合研修の時間を演習や質疑に充てられるようになります。
研修として全員に見てもらう動画は、見たかどうかを確認できて初めて運用が完結します。動画やスライドを登録し、組織やグループ別に配信して、受講状況を管理するところまで行いたい場合の一例が、SAKU-SAKU Testingです。CBT(Computer Based Testing)の技術を生かしたeラーニングプラットフォームで、商品ページには、ドリル・テスト・アンケートの作成、動画・スライドの登録、組織・グループ別の配信、受講状況や結果のリアルタイム管理とデータ出力ができると紹介されています。メールアドレスを持たない受講者には紙の受講案内を出すこともできます。注意したい点は、事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いになることです。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
初心者にも◎受講者の管理をスムーズに行いたい方におすすめ
おすすめ!
- 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
- あらゆる企業ですぐに役立つ実践的な内容のコンテンツを厳選して用意
- ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
気になる…
- 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる
コンテンツの質の向上はもちろん、受講者への事前リマインドによる受講率向上や、受講状況・結果を容易に把握できるようになったことで、次の施策への展開が容易になった。
出典: メディカル・データ・ビジョン株式会社(SAKU-SAKU Testing導入事例) https://www.e-coms.co.jp/jirei/jirei29
なお、動画だけでなく手順を文章と画像でも整理したい場合は、無料で使えるマニュアル作成ツールの紹介記事もあわせて参考にしてください。
導入・運用でよくある失敗パターン
PC画面録画は手軽に始められる分、準備不足のまま進めて後から困るケースも多く見られます。よくある失敗と、その対策を表にまとめました。
| よくある失敗 | 起きる問題 | 対策 |
|---|---|---|
| 画面に顧客情報や通知が映り込む | 動画を共有した相手に個人情報や社外秘の情報が伝わってしまう | テスト用データで録画する。録画前に通知をオフにし、関係のないウィンドウを閉じる。録画範囲を必要な部分に絞る |
| 1本の動画が長すぎる | 見たい手順を探せず、最後まで見てもらえない | 1つの操作を1本にまとめ、数分程度に収める。動画のタイトルに操作名を入れる |
| 音声が聞き取りにくい | 説明が伝わらず、結局問い合わせが減らない | 静かな場所でヘッドセットのマイクを使う。本番前に短く試し録りして音量を確認する |
| システム更新後も古い動画が残る | 画面が違うため見た人が混乱し、動画全体が信用されなくなる | 動画ごとに作成日と対象の画面を記録し、システム更新時に見直す担当者を決めておく |
| 動画が個人のPCや共有フォルダに散らばる | どれが最新版か分からず、誰が見たかも確認できない | 置き場所を一か所に決める。研修として見てもらう動画は、受講状況を確認できる配信の仕組みに載せる |
| 他者の資料や映像をそのまま録画する | 著作権などの権利を侵害するおそれがある | 社外のセミナー動画や有料の教材を録画して配布しない。判断に迷う場合は文化庁の著作権に関する情報や専門家に確認する |
このうち、最も影響が大きいのが情報の映り込みです。録画中は操作に集中しているため、メールの通知や、別のタブに開いていた顧客リストが一瞬映ったことに気づかないことがあります。公開や共有の前には、必ず最初から最後まで通して見直す手順を入れましょう。個人情報の取扱いについては、個人情報保護委員会が公表している情報もあわせて確認してください。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の法的判断については専門家にご相談ください。
画面録画は相手にバレる?通知と同意の考え方
Web会議の画面を録画したとき、相手に知られるかどうかは、どの機能で録画したかで変わります。たとえばMicrosoft Teamsでは、会議の記録を開始すると、すべての参加者に自動的に通知されます(Microsoft公式)。一方、WindowsやMacの標準機能で画面を録画する場合は、会議アプリの記録機能とは別の仕組みです。ただし、通知が出るかどうかと、録画してよいかどうかは別の問題です。社内の会議であれば、参加者に録画することを事前に伝え、同意を得たうえで始めるのが基本です。社外が主催するセミナーや有料の講座は、主催者が録画を認めていない場合があるため、利用規約を確認し、無断で録画・配布しないようにします。
録画する人ごとに映り込みや同意の判断がばらつくと、事故の原因になります。録画に関するルールは、担当者の注意に頼るのではなく、全員が同じ基本を学ぶ形にしておくと安定します。その一例が、OneCompliance(ワンコンプライアンス)です。コンプライアンス研修に特化したeラーニングで、商品ページには、情報セキュリティ(リスク、外部からの攻撃、人の不注意や不正、リスクを最小化する対策)、個人情報保護法、著作権(AIに関する内容を含む)などのコースが掲載されています。コースの割り当てと自動リマインダー、受講状況を確認できるダッシュボードにより、連絡や集計にかかる工数を減らせるとされています。注意したい点は、掲載コースが法務・労務・情報領域の内容が中心であることと、料金が受講者数に応じて変わり、詳細は問い合わせが必要なことです。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
コンプライアンスに特化!上場準備中/IPO準備中、上場企業、大手グループ会社、監査法人、金融機関/フィンテック、中堅/中小企業の方に特におすすめ

おすすめ!
- 上場準備中/IPO準備中の企業にも最適
- ダッシュボードや自動リマインダーなど管理工数を最小化
- 初期費用なし、受講人数に合わせた料金体系のためコストを最適化
気になる…
- 費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認
社内に法務専任担当や教育専任担当がおらず、社内のみでの実施が困難
出典: 株式会社プリメディカ(OneCompliance導入事例の「導入の背景・課題感」) https://onecompliance.jp/
情報セキュリティを全社で進める考え方は、DXセキュリティとは|4つのリスク要因と対策、従業員教育の進め方でも整理しています。
録画した動画を使い続けるための運用ルール
録画した動画を使い続けるには、置き場所・版の管理・見直し担当・視聴の確認の4つを、録画の前に決めておくことが大切です。
| 決めること | 決め方の例 | 決めないと起きること |
|---|---|---|
| 置き場所 | 動画の保存先を1か所に決め、個人のPCに置いたままにしない | どれが最新版か分からなくなる |
| 名前と版の管理 | 動画名に操作名と作成日を入れ、対象のシステム画面を記録する | 古い画面の動画が使われ続ける |
| 見直し担当 | システムを更新するときに、動画を見直す担当者を決めておく | 更新後も古い動画が残り、動画全体が信用されなくなる |
| 視聴の確認 | 研修として見てもらう動画は、受講者への割り当てと視聴状況を確認できる仕組みに載せる | 新人が見たのか分からず、問い合わせが減らない |
次のチェックで、自社の運用がどこまで整っているか確かめてみてください。当てはまる項目が少なければ、今のやり方で足りていると考えて問題ありません。
録画した動画の運用、今のやり方で大丈夫?セルフチェック
当てはまるものを選んでください(登録不要)
よくある質問(FAQ)
Q1. Windows11で画面録画するにはどうすればいいですか?
A. Windows 11では、Snipping ToolまたはXbox Game Barで録画できます。Snipping ToolはWindowsキー+Shift+Rを押して録画する範囲を選び、「開始」を選びます。Xbox Game BarはWindowsキー+Gで開き、キャプチャの「録画を開始」を選びます。デスクトップやエクスプローラーも含めて録りたい場合は、範囲を指定できるSnipping Toolが向いています。
Q2. PC画面を録画したら相手にバレますか?
A. 録画した機能によって異なります。Microsoft Teamsでは、会議の記録を開始するとすべての参加者に自動的に通知されます。WindowsやMacの標準機能による画面録画は、会議アプリの記録機能とは別の仕組みです。ただし、通知の有無にかかわらず、社内の会議では事前に伝えて同意を得ること、社外のセミナーでは主催者の規約を確認することが基本です。
Q3. PCの画面録画のショートカットキーは?
A. Windowsでは、Snipping Toolの録画がWindowsキー+Shift+R、Xbox Game Barを開くのがWindowsキー+Gです。MacではShiftキー+Commandキー+5でスクリーンショットアプリを開き、収録を始められます。Macで収録を停止するときは、メニューバーの停止ボタンか、Commandキー+Controlキー+Escキーを使います。
Q4. パソコン画面を音声付きで録画するにはどうすればいいですか?
A. Macでは、スクリーンショットアプリのオプションでマイクを選ぶと、自分の声を一緒に録音できます。Windowsでは、Xbox Game Barなどの録画ツールでマイクを有効にするか、録画後にClipchampで音声を追加します。パソコン本体から出る音まで録る場合は、サウンドの設定も必要になることがあります。本番の前に短く試し録りして、音が入っているかを確認しておくと安心です。
Q5. 業務で画面録画をするときに注意することは何ですか?
A. 最も注意したいのは、顧客情報や社外秘の情報の映り込みです。テスト用のデータで録画し、通知をオフにして関係のないウィンドウを閉じてから始めます。共有する前には動画を最初から最後まで見直し、社内の情報管理ルールに沿っているかを確認します。会議を録画する場合は、参加者に事前に伝えて同意を得ます。
Q6. 録画した研修動画はどのように社内で共有・管理すればよいですか?
A. 少ない本数なら共有フォルダでも運用できますが、置き場所を一か所に決めて最新版が分かるようにします。研修として視聴してもらう動画が増えてきたら、受講者への割り当てや視聴状況の確認ができるeラーニングシステムを使うと管理しやすくなります。システムの更新時に動画を見直す担当者も決めておきます。
まとめ
pc 画面録画は、OS標準機能を使えば今日からでも始められる手軽な手段です。業務で成果につなげるには、録画の方法だけでなく、情報の映り込み対策と、完成した動画を届けて管理する仕組みまで考えておくことが大切です。導入にあたっては、次の5つを押さえておきましょう。
- まずOS標準機能で試作し、編集や字幕が必要になった段階で専用ソフトを検討する。
- 録画範囲・音声・保存形式・保存先・サポート状況の5つの観点でツールを選ぶ。
- 録画ツールの料金だけでなく、「作る」「届ける」「管理する」の費用を分けて見積もる。
- テスト用データでの録画、会議録画の事前の同意、公開前の見直しを徹底し、情報の映り込みと権利侵害を防ぐ。
- 動画の置き場所と見直し担当を決め、研修動画は視聴状況を確認できるeラーニングの資料を取り寄せて検討する。
参考文献
- マイクロソフト「Snipping Tool を使用してキャプチャします」 https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/snipping-tool-%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A3%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-00246869-1843-655f-f220-97299b865f6b
- マイクロソフト「Windows のキーボード ショートカット」 https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88-dcc61a57-8ff0-cffe-9796-cb9706c75eec
- Apple「Macで画面を収録する方法」 https://support.apple.com/ja-jp/102618
- マイクロソフト「Microsoft Teams 会議の録画」 https://support.microsoft.com/ja-jp/office/microsoft-teams-%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AE%E9%8C%B2%E7%94%BB-34dfbe7f-b07d-4a27-b4c6-de62f1348c24
- 個人情報保護委員会 https://www.ppc.go.jp/
- 厚生労働省「人材開発」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/index.html
- 独立行政法人情報処理推進機構「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」 https://www.ipa.go.jp/security/guide/sme/about.html
- 文化庁「著作権」 https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/
