英語学習アプリを社員研修で使うには?種類・費用・90日の運用と効果測定
Check!
- 英語学習アプリの種類と会社での選び方がわかる
- 費用を実質1人あたりで比べる考え方と90日の運用がわかる
- 効果測定の指標・時期と形骸化を防ぐ工夫がわかる
英語学習アプリは、個人が自分のペースで学ぶ用途を前提に作られたものが中心です。会社の研修として使う場合は、アプリ選びに加えて、誰がどこまで学んだかを把握して声をかける運用と、効果を説明できる測定の仕組みが成果を分けます。この記事では、社員研修で英語学習アプリを使う人事・研修担当者向けに、アプリの種類と会社での選び方、費用を実質1人あたりで考える方法、導入後90日間の運用設計、効果測定の指標と時期、助成金の確認点、形骸化を防ぐ工夫を整理します。種類と法人向けとの違いは英語学習アプリの基礎と選び方の解説、選び方の詳細は英語アプリの選び方と活用法でも紹介しています。
自社の英語研修の運用に合うサービスを診断
Q1. 英語学習アプリの導入状況は?
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目次
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英語学習アプリの運用を支えるサービスの比較|社員研修で使う4つの役割
英語学習アプリを社員研修で使うなら、教材となるアプリとは別に、受講状況の把握・理解度テスト・他の研修との一元管理を担う基盤が必要です。ここでは、運用を支えるeラーニング4つを役割の違いで並べます。いずれも商品ページに英語学習の教材が含まれるとは書かれていないため(英語表示への切り替えは画面表示の機能です)、個人向けの英語学習アプリや自社の英語教材と組み合わせる前提で見てください。優劣ではなく役割の違いです。
英語研修の運用を支える4サービスの役割
自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。優劣ではなく役割の違いで並べています
この状況に合う一例:LearnO自社で用意した教材を配信し、受講状況を確認できます。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:OneCompliance(ワンコンプライアンス)自動リマインダーで催促の手間を減らせます。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:SAKU-SAKU Testingテスト機能で理解度を確認できます。
資料を無料ダウンロード| サービス | LearnO |
Smart Boarding |
SAKU-SAKU Testing |
|
|---|---|---|---|---|
| 向いている会社 | 自社の英語教材を配信し、受講状況をまとめて把握したい会社 | 英語研修を新人教育から管理職育成までの計画に組み込みたい会社 | 必修研修の催促と進捗確認を省力化したい会社 | 受講者の管理と理解度テストを進めやすくしたい会社 |
| 特徴 | 企業規模に合わせた料金体系。スマホ・タブレットに対応し、テストで理解度を確認できる | 自社オリジナルコースの作成と学習進捗の管理ができる | コンプライアンスに特化。ダッシュボードと自動リマインダーで管理工数を抑えられる | CBTの技術を活かしたテスト機能。グループ別にユーザーを管理できる |
| 注意したい点 | 教材は自社で作成する必要がある | 手厚いサポートは充実サポートプランのみ | 費用は人数に応じた課金で、問い合わせで確認 | 事務局運営やカスタマーデスクはオプション |
| 英語の教材 | 記載なし。資料で確認 | 記載なし。資料で確認 | 記載なし。資料で確認 | 記載なし。資料で確認 |
| 資料・詳細 |
3サービスの資料をまとめて請求(入力は1回・無料)
まとめて資料をダウンロード表は横にスクロールできます。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。まとめて請求できるのは有償資料のある3サービスです。
運用の課題が「受講状況が見えない」「英語以外の研修とばらばらに管理している」ことにあるなら、まず配信と管理の基盤を整えるのが近道です。LearnOは、Mogic株式会社が提供するeラーニングシステムで、動画やスライドの配信、受講者のグループ管理、受講者へのメール配信、CSVによるログデータの取得ができます。すでに手元にある英語教材や、社内で作った業界用語集・プレゼン動画をスマホで配信し、誰がどこまで学んだかをまとめて把握したい企業に向いています。教材は自社で用意する必要があるため、立ち上げ時の手間は見込んでおきましょう。料金は企業規模に応じた体系のため、次の章以降で扱う「実質1人あたり費用」を試算するときにも予算を立てやすい点が特徴です。


Smart Boardingとの比較はこちら

【2026年最新】LearnO vs Smart Boardingを徹底比較|どちらがあなたに合う?評判・機能・料金で検証!
今、eラーニングシステムを導入する企業が増えています。特に「LearnO」と「Smart Boarding」は2大人気サービスで、評価を見てもどちらが本当に自社に合うサービスなのか悩んでいる方も少なくありません。本記事では、徹底比較したビジコン編集部が目的別・使い方別に違いを明確に解説します。
おすすめ!
- 企業の規模に合わせた料金体系があり、どれだけ費用が掛かってくるか予算を立てやすい
- 年に4回以上のアップデートが行われており、PCの最新のOSにも対応できる
- デザインの選択やロゴの登録が可能で、オリジナル感ある資料が作れる
- 独自の教材をアップロードし、自由に設定した価格でエンドユーザーへ再販売することができる「OEM制度」も展開している
気になる…
- 教材は自社で作成する必要があるため、1から始める場合は時間や労力が掛かる可能性も
17業態・40店舗を展開する株式会社プリマベーラは、研修の平準化にLearnOを使っています(英語ではなく店舗業務の研修の事例です)。「どの店でも同じように伸びていくためには、eラーニングによる平準化が必要です。」
LearnO導入事例 株式会社プリマベーラ様
英語学習向けのサービスをさらに広く比較したい方は英語学習向けeラーニングシステム11選を徹底比較も参考になります。
英語学習アプリの種類と選び方|個人向けアプリを会社で使うときの見方
英語学習アプリは、AIと話して練習する型・講師とのレッスンを組み合わせる型・総合的に学ぶ型・コンテンツで学ぶ型に大きく分けられ、会社で使うときは、伸ばしたい技能・レベル・続けやすさ・無料の範囲に、受講状況を管理者が把握できるかを加えて選びます。個人が自分で選ぶなら使いやすさと好みで決められますが、社員に配る場合は、使われ続けているかを会社側が見られることが成果を左右します。
| 種類 | 学べること・特徴 | 会社で使うときの確認点 |
|---|---|---|
| AIと話して練習する型 | 発音やスピーキングを、AIの相手と繰り返し練習する | 音声データの扱い、学習履歴を管理者が確認できるか |
| 講師とのレッスンを組み合わせる型 | アプリでの学習に、講師との会話練習を加えて話す機会をつくる | 予約のしやすさ、受講の記録、費用が回数ごとか定額か |
| 総合的に学ぶ型 | 単語・文法・リスニング・資格試験対策などをまとめて学ぶ | レベル別のコース、進捗の見える化、無料版と有料版の差 |
| コンテンツで学ぶ型 | 動画・記事・音声などの素材を使って学ぶ | 業務で使う英語に合う素材か、自社の教材を足せるか |
| 自社教材を配信する型(eラーニング) | 自社で作った英語教材を配信し、受講状況を管理する | 教材を作る手間、既製の英語コースが含まれるか |
会社で選ぶときの4つの確認点
1つめは、伸ばしたい技能です。海外拠点とのメールや技術文書が中心なら読み書き、接客や会議が中心なら聞く・話すと、業務で英語を使う場面から逆算します。2つめはレベルです。全員に同じコースを配ると、簡単すぎる人と難しすぎる人の両方が離脱します。導入前にレベルを測り、コースを割り当て直せるかを確認しましょう。3つめは続けやすさと費用です。1回あたりの学習時間が短いか、スマホで使えるかに加え、料金は契約単価だけでなく、学習を続けた人数で割った実質の負担で比べます。4つめは管理機能です。未ログインの社員を把握して声をかけられるか、受講履歴を出力できるかが、会社で使うときの決め手になります。
無料の範囲と「一番人気」をどう見るか
無料で始められるアプリは多く、たとえばDuolingoは公式サイトで無料で学べることを案内しています。一方で、広告なしやHP無限などの特典がある有料版「Super Duolingo」も公式ヘルプで案内されており、無料と有料では使い勝手が異なります。会社として社員に使わせる場合は、無料の範囲で足りるか、管理者がまとめて状況を見られるかを、導入前に公式で確認してください。また「一番人気」は、調査の主体や時期、集計の方法で変わるため、1つに断定できません。比較記事ではDuolingoやスタディサプリENGLISHなどがよく取り上げられていますが、会社で選ぶ基準は人気よりも、目的への合い方と管理のしやすさです。
アプリだけで話せるようになるか
アプリは、単語や文法、リスニングの反復など、隙間時間で学習量を確保するのに向いています。一方で、実際に人と話す経験や、業務で英語を使う場面がなければ、学んだ内容を使えるようにするのは難しくなります。社員研修では、アプリでの学習と、オンラインレッスンや業務での実践を組み合わせる設計が現実的です。アプリの種類や法人向けとの違いは英語学習アプリの基礎と選び方の解説、英会話に絞った比較は英会話アプリおすすめ比較で詳しく紹介しています。
英語学習アプリの費用相場は「実質1人あたり費用」で考える
法人向け英語学習アプリの費用は、料金表の金額よりも「実際に学習を続けた人数で割った実質1人あたり費用」で比べると、運用の良し悪しまで含めた本当のコストがわかります。料金体系はサービスごとに異なり、価格も改定されることがあるため、具体的な金額は必ず各社の最新の見積もりで確認してください。
| 料金体系 | 仕組み | 運用面での注意点 |
|---|---|---|
| ID課金型 | 受講者のアカウント数に応じて料金が決まる | 使っていないアカウントにも費用がかかる。棚卸しと入れ替えのルールが必要 |
| 企業規模別の定額型 | 従業員数などの規模に応じた料金で利用する | 受講者を増やしても費用が変わりにくく、全社展開ほど1人あたりの負担が下がる |
| コース・期間単位の課金型 | コースごとに受講期間を区切って契約する | 期間内に修了できないと延長費用がかかる場合がある。繁忙期と重ならない時期設定が重要 |
| オプション追加型 | 基本料金に会話レッスンやサポートなどを追加する | 必要な機能がどのプランに含まれるかを見落とすと、想定より費用が膨らむ |
実質1人あたり費用は「年間の総費用 ÷ 年間を通じて学習を続けた人数」で求めます。たとえば100人分のアカウントを契約して、年度末まで学習を続けたのが40人だった場合、実際には契約単価の2.5倍のコストを1人の学習者にかけている計算になります。同じ料金のサービスでも、継続率が80%なら負担は契約単価の1.25倍にとどまります。つまり、英語学習アプリの費用対効果を最も大きく左右するのは料金の差ではなく、継続率の差だといえます。
この考え方を取り入れると、導入前の比較でも見るべき点が変わります。料金の安さだけで選ぶのではなく、未受講者への通知機能や管理画面の見やすさなど、継続率を支える機能にどれだけ投資されているかを比較の軸に加えましょう。厚生労働省の能力開発基本調査でも、企業が教育訓練に費用を支出していることや、能力開発の課題として人材育成を行う時間の不足などが継続的に調べられています。限られた教育予算を成果につなげるには、支出額だけでなく、投資がどれだけ学習の継続につながったかを見る視点が欠かせません。
導入後90日間の運用設計
英語学習アプリの継続率は、導入直後の90日間でほぼ方向が決まります。最初の30日で学習習慣をつくり、次の30日でレベルのずれを直し、最後の30日で研修体系と業務につなげるという3段階で運用を設計すると、途中で失速しにくくなります。
| 期間 | 目的 | 担当者がやること | 管理画面で見る指標 |
|---|---|---|---|
| 1日目から30日目 | 学習習慣をつくる | キックオフ説明会、業務時間内の学習枠の設定、週次の未ログイン者への通知 | 初回ログイン率、週ごとのアクティブ率 |
| 31日目から60日目 | レベルのずれを直す | 進みが極端に速い人・遅い人のコース見直し、つまずいている単元の確認 | コース進捗率、単元ごとの正答率 |
| 61日目から90日目 | 研修体系・業務につなげる | 上司との1on1で学習を話題にしてもらう、学んだ英語を使う業務の場面をつくる | 継続率、1人あたりの週平均学習時間 |
最初の30日:学習を「業務の一部」として始める
導入初月に最も多い失敗は、アカウントを配布してメールで案内しただけで終わることです。英語学習アプリは「いつでもできる」反面、「いつでも後回しにできる」ため、会社が学習の時間と場所を用意しなければ習慣になりません。キックオフでは研修の目的と到達目標、業務時間内に学習してよい時間帯を明確に伝えます。そのうえで、最初の2週間は毎週、管理画面で未ログイン者を確認し、本人と上司に通知します。初回のログインさえ済めば、多くの受講者はそのまま学習を始められます。
LearnO
配布したアカウントについて、誰がどこまで学んだかを確認できていますか?
こんな会社に向いています
自社の英語教材を配信し、受講状況を把握したい
グループ別に受講データを出力したい
31日目から60日目:レベルに合ったコースへ割り当て直す
2か月目に入ると、受講者の進み具合に大きな差が出てきます。簡単すぎて退屈している人と、難しすぎてついていけない人の両方が離脱予備軍です。管理画面でコース進捗率や単元ごとの正答率を確認し、レベルに合わないコースは早めに見直しましょう。全員に同じコースを配ったまま放置すると、レベルのずれが理由で離脱する人が増えていきます。
このレベル合わせを運用担当者の手作業だけで行うのは大変です。アプリによっては、入会時のレベル判定でコースが決まる仕組みもありますが、会社で使う場合は、管理者が進捗や正答率を見てコースを割り当て直せるか、受講者に任せきりにならないかを導入前に確認しましょう。自社で用意した教材を使う場合は、受講者をグループに分けて状況を見られる配信基盤が、このレベル合わせを支えます。なお、オンラインレッスンなどの期間課金型のコースは、期間内に修了する必要があるため、受講者の繁忙期を避けて開始時期を決めておくと安心です。
61日目から90日目:研修体系と上司の関与に組み込む
3か月目の課題は、「研修のための学習」を「業務につながる学習」に変えることです。英語学習を人事部だけの施策にしておくと、現場では優先順位が下がり、繁忙期に学習が止まります。上司が1on1で学習の進み具合を話題にする、英語の資料作成や海外拠点との会議など学んだ英語を使う場面を用意する、といった関与を仕組みにすることで、継続率は安定しやすくなります。英語研修を新人研修や階層別研修と同じ年間計画の中に位置づけるのも効果的です。
Smart Boardingは、株式会社FCEが提供する研修サービスで、内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まで活用でき、自社オリジナルのコースを作成して、学習の進捗を管理できます。英語研修を単発の施策で終わらせず、入社時の基礎研修から配属後の実務研修まで一連の育成プログラムの中に組み込みたい企業に向いています。なお、電話・メールでの相談や教育プログラム設計などの手厚い支援は充実サポートプランに限られるため、社内でどこまで設計できるかを踏まえてプランを選びましょう。
株式会社FCE
Smart Boarding
株式会社FCE
Smart Boarding
目指したい社員教育を実現!OJTや研修など社員教育に悩んでいる企業におすすめ


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【2026年最新】LearnO vs Smart Boardingを徹底比較|どちらがあなたに合う?評判・機能・料金で検証!
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おすすめ!
- 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
- 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
- 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える
気になる…
- 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ
玩具の製造販売を行う株式会社ハナヤマは、Smart Boardingを新入社員教育や全社テストに使っています(英語ではなく社内研修全般の事例です)。「テストの配信から点数・受講状況が一目で把握することができ、効率的に学習管理ができています。」
Smart Boarding導入事例 株式会社ハナヤマ
英語学習アプリの効果測定|3つの指標と測る時期
英語学習アプリの効果は、「学習指標」「能力指標」「業務指標」の3段階で、3か月・6か月・12か月の節目ごとに測ると説明しやすくなります。ログイン率や学習時間だけでは「使われているか」しかわからず、英語力や業務への効果は説明できません。
| 指標の段階 | 具体的な指標の例 | 主に確認する時期 | データの取り方 |
|---|---|---|---|
| 学習指標 | アクティブ率、継続率、修了率、平均学習時間 | 毎月、特に最初の3か月 | アプリやLMSの管理画面、CSV出力 |
| 能力指標 | レベル判定テストや社内テストの得点、スピーキング評価 | 導入前と6か月後、12か月後 | アプリ内テスト、外部の英語テスト、社内の理解度テスト |
| 業務指標 | 英文メールを自力で書ける人の割合、英語会議での発言、海外案件の担当者数 | 12か月後(契約更新の判断時) | 上司へのヒアリング、本人アンケート、人事データ |
効果測定で大切なのは、導入前の状態を必ず記録しておくことです。導入前にレベルを測っていないと、12か月後にテストをしても伸びたかどうか比べられません。また、業務指標は英語学習だけの効果とは言い切れない点にも注意が必要です。担当業務の変化や異動の影響も受けるため、学習指標・能力指標と組み合わせて、全体の傾向として説明するのが現実的です。
経済産業省が推進する人的資本経営では、人材への投資とその成果を把握し、社内外に説明できる状態にすることが重視されています。英語研修の受講データとテスト結果を一定の形式で記録しておけば、経営層への報告だけでなく、人材育成方針を説明する際の材料としても活用できます。
理解度テストで能力指標を自社で測れるようにする
能力指標を継続的に取るには、自社でテストを作って配信できる仕組みがあると便利です。汎用の英語テストは全体的な英語力を測るのに向いていますが、自社の製品名や業界の専門用語、社内でよく使う英文メールの表現が身についているかまでは測れません。自社向けの小テストを定期的に配信すれば、実務に近い理解度の推移を確認でき、研修内容の見直しにもつなげられます。
SAKU-SAKU Testingは、株式会社イー・コミュニケーションズが提供する、CBT(コンピューターを使ったテスト)の技術を活かしたeラーニングです。選択式・穴埋め・並び替え・記述式の問題を配信でき、既存の問題とオリジナルの問題を1つのテストにまとめられます。受講状況や結果は集計され、テストの統計情報の確認やデータ出力も可能で、パソコン・スマホ・タブレットから受講できます。英語の問題を作れるかや英語向けの既製コンテンツがあるかは商品ページに記載がないため、資料で確認しましょう。事務局運営やカスタマーデスクの利用はオプション契約が必要なため、社内の運用体制に合わせて確認してください。
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
初心者にも◎受講者の管理をスムーズに行いたい方におすすめ
おすすめ!
- 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
- あらゆる企業ですぐに役立つ実践的な内容のコンテンツを厳選して用意
- ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
気になる…
- 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる
英語学習アプリの導入で助成金を検討するときの確認点
英語研修の費用負担を抑える方法として、厚生労働省の人材開発支援助成金が検討候補になります。ただし、英語学習アプリを使った研修が対象になるかどうかは、訓練の内容や時間、実施方法などの要件によって異なります。申請を前提に計画を立てる前に、最新の要件を確認することが欠かせません。
人材開発支援助成金は、事業主が雇用する労働者に対して職務に関連した知識や技能を習得させるための訓練を行った場合などに、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する制度です。コースの種類ごとに対象となる訓練や要件が定められており、制度の内容は年度ごとに見直されることがあります。一般的には、訓練計画を事前に提出する必要があることや、受講の記録を残しておく必要があることなどが確認のポイントになります。
運用の観点で見ると、助成金の検討は受講管理の仕組みとも深く関係します。誰が、いつ、どの訓練を、どれだけの時間受講したかを記録として出力できるかは、申請手続きでも重要になる可能性があります。管理画面から受講履歴をデータとして出力できるかどうかは、導入前に確認しておきたい機能の1つです。なお、本記事は制度の概要を紹介するもので、個別の申請可否を判断するものではありません。具体的な要件や手続きは、厚生労働省のホームページや都道府県労働局に確認してください。
組織規模・業界別に見る英語学習アプリの運用パターン
英語学習アプリの運用で工夫すべき点は、組織の規模と、英語を使う業界・職種によって変わります。少人数の企業では1人ひとりへの声かけがしやすい一方、担当者が兼務で時間を割きにくく、大企業では拠点や部署ごとの状況の違いを把握する仕組みが必要になります。
| 組織の規模 | よくある運用課題 | 運用の工夫 |
|---|---|---|
| 数十人規模 | 人事担当者が兼務で、受講管理に時間を割けない | 対象者を海外取引の担当者などに絞り、自動リマインドを活用して手作業を減らす |
| 数百人規模 | 部署ごとに受講率の差が大きく、原因がわからない | 部署別の受講状況を毎月共有し、受講率の低い部署の管理職と個別に話す |
| 千人以上・複数拠点 | 拠点ごとに別の研修サービスを使い、全社の状況を集計できない | 研修の配信・管理基盤を統一し、拠点担当者に管理権限を分けて運用する |
規模にかかわらず共通するのは、最初から全社に一斉展開しないことです。まず意欲の高い部署や、英語を使う必要性が明確な職種で試験導入し、90日間の運用で受講率と使い勝手を確認してから対象を広げると、全社展開したあとに「使われない」状態になるのを防げます。試験導入の段階では、受講者の使いやすさだけでなく、管理画面を操作する人事担当者の負担も必ず評価しましょう。
業界別に見る英語研修の運用の違い
英語を使う場面は業界や職種で異なるため、同じアプリを全員に配るよりも、場面に合わせて学習内容と測り方を変えるほうが続きやすくなります。以下は運用の考え方の一例で、自社の業務に合わせて調整してください。業界別の研修設計は英語アプリの選び方と活用法でも詳しく紹介しています。
| 業界・職種の例 | 英語を使う主な場面 | 運用で押さえる点 |
|---|---|---|
| 製造業・商社など海外取引が多い業界 | 海外拠点とのメール、技術文書、会議 | 業務で使う用語集や文例を自社教材にして配信し、読み書きの理解度をテストで測る |
| 小売・飲食・宿泊など接客中心の業界 | 店舗や現場での案内・接客 | シフト勤務に合わせて短時間で学べる場面別のフレーズを用意し、受講の催促を自動化する |
| IT・開発などの技術職 | 英語の技術文書、海外のコミュニティ | 読解が中心のため、学習時間よりも理解度テストと、実際に読んだ文書の量で測る |
また、社員の氏名・所属・学習履歴、場合によってはスピーキング練習の音声など、個人に関するデータを外部サービスで扱う点にも注意が必要です。個人情報保護委員会が公表している法令やガイドラインの考え方を踏まえ、データの保存場所、委託先の管理、利用目的の範囲、契約終了時や退職時のデータの扱いを事前に確認しておくと、全社展開の段階で手続きが止まるのを防げます。
英語学習を機に見直したい社内教育基盤
英語学習アプリの運用を整える過程は、社内の研修全体をデジタルで配信・管理・測定する仕組みを見直す好機です。英語研修で受講管理と効果測定の流れができれば、同じ流れを他の必修研修にも広げられます。逆に、研修ごとに別のサービスと別の集計方法を使っていると、人事担当者の作業は研修が増えるたびに膨らみます。
コンプライアンス研修の受講管理も同じ流れにのせる
英語研修と並んで、全社員に毎年の受講を求めることが多いのがコンプライアンス研修です。ハラスメント防止や情報管理、労務などのテーマは、受講漏れがあると組織としてのリスクにつながるため、英語研修以上に確実な受講管理が求められます。海外取引が増える企業では、国際的なコンプライアンスの知識が必要になる場面も出てきます。英語研修で整えた「通知して、記録して、確認する」流れを、コンプライアンス研修にもそのまま使えると運用が楽になります。
OneCompliance(ワンコンプライアンス)は、株式会社Oysterが提供するコンプライアンス研修向けのeラーニングです。ダッシュボードで受講状況を確認でき、自動リマインダーで未受講者への通知の手間を減らせます。初期費用がかからず、受講人数に合わせた料金体系で、上場準備中の企業にも適しているとされています。費用は人数に応じた課金のため、問い合わせで確認しましょう。コンプライアンス研修のサービスを広く比べたい方はコンプライアンス研修向けeラーニングシステムおすすめ12選も参考にしてください。
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
コンプライアンスに特化!上場準備中/IPO準備中、上場企業、大手グループ会社、監査法人、金融機関/フィンテック、中堅/中小企業の方に特におすすめ

おすすめ!
- 上場準備中/IPO準備中の企業にも最適
- ダッシュボードや自動リマインダーなど管理工数を最小化
- 初期費用なし、受講人数に合わせた料金体系のためコストを最適化
気になる…
- 費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認
上場準備中の株式会社プリメディカは、導入の背景として「社内に法務専任担当や教育専任担当がおらず、社内のみでの実施が困難」を挙げています(医療・ヘルスケア業種のコンプライアンス研修の事例です)。
OneCompliance 導入事例 株式会社プリメディカ
教育基盤を見直すときは、「英語教材」「配信と受講管理」「コンプライアンス研修」「理解度テスト」の4つの役割を、どのサービスに担わせるかを一覧にすると整理しやすくなります。すべてを1つのサービスでまかなえるとは限らないため、受講データを出力してまとめて管理できるかも確認しておきましょう。LMSの比較はおすすめのLMS(学習管理システム)12選が参考になります。
英語学習アプリが形骸化する失敗パターン
英語学習アプリの運用で最も避けたいのは、契約は続いているのに誰も使っていない「形骸化」です。形骸化はある日突然起きるのではなく、初月の失速、年度末の駆け込み、更新判断の根拠不足という段階を踏んで進みます。スイッチを切り替えると、それぞれの防ぎ方を確認できます。
段階1:初月で失速する。案内メールを送っただけで、2週目からログインする人が急に減った。誰が止まっているかを確認していなかった。
段階2:年度末に駆け込む。修了期限の直前に一部の社員だけがまとめて学習し、身につかないまま修了扱いになった。
段階3:更新判断の根拠がない。契約更新の時期に、学習時間以外のデータがなく、続けるべきかやめるべきかを説明できなかった。
3つの段階に共通するのは、「受講者に任せきりにしている」ことです。英語学習アプリは教材と学習環境を提供してくれますが、学習を続けさせ、成果を記録し、次の判断につなげるのは会社側の役割です。特に段階3は見落とされがちで、効果を説明できないまま契約を打ち切ると、せっかく学習を続けていた社員の機会まで失われます。反対に、データなしで惰性のまま更新を続けると、使われないアカウントに予算を払い続けることになります。
継続率で学習量がどう変わるかを試算する
継続率の違いが、組織全体の学習量と実質的なコストにどれだけ影響するかは、簡単な計算で確認できます。下のシミュレーターで、受講者数・継続率・1回あたりの学習時間・週あたりの学習回数を動かしてみてください。
継続率シミュレーター(簡易計算)
学習を続ける人数:40人
組織全体の月間学習時間(4週換算):約120時間
実質1人あたり費用:契約単価の2.5倍
※入力値にもとづく簡易計算です。実際の学習時間や費用は、サービスの料金体系や運用状況によって異なります。
初期値の100人・継続率40%・1回15分・週3回の場合、学習を続けるのは40人で、組織全体の月間学習時間は約120時間です。継続率を80%まで上げると、同じ契約のまま学習時間は約240時間に倍増し、実質1人あたり費用は契約単価の1.25倍まで下がります。料金を値下げ交渉するよりも、運用で継続率を上げるほうが費用対効果の改善幅が大きいことがわかります。試算の結果を、導入前の社内稟議や更新時の判断材料として活用してください。
継続率を上げる運用の中でも、未受講者への催促と進捗の確認は、担当者の手作業になりやすい部分です。必修のコンプライアンス研修のように、全員の受講を確実にしたい研修では、ダッシュボードで状況を見て、自動リマインダーで催促する仕組みが負担を減らします。OneCompliance(ワンコンプライアンス)はこの役割に特化したサービスで、英語学習の教材そのものは商品ページに記載がありませんが、英語研修で整えた「通知して、記録して、確認する」流れを他の必修研修にも広げたい会社の候補になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 英語学習アプリで一番人気なのはどれですか?
A. 「一番人気」は、調査の主体や時期、集計の方法によって変わるため、1つに断定できません。比較記事ではDuolingoやスタディサプリENGLISHなどがよく取り上げられていますが、会社で選ぶ場合は人気よりも、目的に合うか、受講状況を管理者が把握できるか、費用を学習を続けた人数で見て妥当かで判断するのが現実的です。
Q2. 一から英語を勉強したい初心者におすすめのアプリはありますか?
A. 初心者には、基礎から段階的に進められる総合的に学ぶ型のアプリが候補になりますが、最適なアプリは伸ばしたい技能や目的で変わるため、特定のアプリを一律におすすめすることはできません。社員に使わせる場合は、レベルに合わない教材で離脱しないよう、導入前にレベルを測り、コースを割り当て直せるかを確認しましょう。
Q3. Duolingoは本当に無料ですか?
A. Duolingoは公式サイトで無料で学べることを案内しており、広告なしやHP無限などの特典がある有料版「Super Duolingo」も公式ヘルプで案内されています。会社が社員の学習状況を管理する目的で使う場合の機能や条件は、公式で最新の内容を確認してください。
Q4. 導入直後に受講率が下がった場合、まず何をすればよいですか?
A. 管理画面で未ログイン者と進捗が止まっている人を確認し、本人と上司に通知することから始めます。あわせて、コースの難易度が受講者のレベルに合っているか、業務時間内に学習してよい時間が伝わっているかを確認しましょう。初月の対応がその後の継続率を大きく左右します。
Q5. 英語学習アプリの効果はいつ測ればよいですか?
A. 学習指標(アクティブ率・継続率など)は毎月、能力指標(テストの得点など)は導入前と6か月後・12か月後、業務指標(英語を使う業務での変化)は12か月後の契約更新時に確認するのが目安です。導入前の状態を記録しておかないと比較できないため、最初にレベルを測っておきましょう。
Q6. 英語学習アプリの費用はどう比較すればよいですか?
A. 料金表の金額だけでなく、年間の総費用を学習を続けた人数で割った実質1人あたり費用で比べるのがおすすめです。継続率が低いと、契約単価が安くても実質的な負担は大きくなります。具体的な料金は改定されることがあるため、各社の最新の見積もりで確認してください。
まとめ|英語学習アプリを成果につなげる5つのこと
英語学習アプリは、導入しただけでは成果につながりません。種類と選び方を押さえたうえで、運用と効果測定の仕組みを整えてはじめて、研修への投資が学習の継続と英語力の向上に変わります。最後に、押さえておきたいポイントを5つにまとめます。
- 費用は実質1人あたりで考える:料金表の金額ではなく、学習を続けた人数で割ったコストで比べ、継続率を支える機能を重視します。
- 最初の90日を3段階で設計する:習慣づくり、レベル合わせ、研修体系と業務への組み込みの順に運用します。
- 効果は3つの指標で節目ごとに測る:学習指標・能力指標・業務指標を、導入前の状態と比べて記録します。
- 助成金は最新の要件を確認してから計画する:対象になるかは要件次第のため、受講履歴を記録できる仕組みとあわせて確認します。
- 受講管理と測定の基盤を資料で比べる:配信と受講管理、理解度テスト、研修体系の基盤を、各サービスの資料で比較して自社の運用に合うものを選びます。
まずは対象を絞って試験導入し、90日間の受講データを見ながら運用を改善していきましょう。英語学習アプリを「配って終わり」にしない仕組みづくりが、研修の成果を説明できる状態への近道です。
参考文献
- 厚生労働省「人材開発支援助成金」、2026年10月16日確認
- 厚生労働省「能力開発基本調査」、2026年10月16日確認
- 経済産業省「人的資本経営 人材の価値を最大限に引き出す」、2026年10月16日確認
- 個人情報保護委員会「法令・ガイドライン等」、2026年10月16日確認
- Duolingo「ヘルプセンター(購読と支払い)」、2026年10月16日確認
- マイベスト「英語勉強アプリのおすすめ人気ランキング」、2026年10月16日確認
- アスピック「英会話アプリおすすめ13選。日常会話から仕事まで、無料も紹介」、2026年10月16日確認

