無料の大容量ファイル転送サービスとは?使い方・保存期間・業務利用の注意点をわかりやすく解説

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  • ギガ便は登録不要で300GBまで無料で送れる
  • 保存期間は送る前に選び初期表示は5日
  • パスワードと削除キーは再発行できない

ギガ便とは、株式会社ギガファイルが運営する無料のファイル転送サービス「GigaFile(ギガファイル)便」の略称で、会員登録なしで1ファイル300GBまで送れます。アップロードして発行されたURLを相手に伝えるだけで受け渡せるため、メールに添付できない動画や設計データの送付で広く使われています。一方で、保存期間は送る前に決める必要があり、パスワードや削除キーは再発行できないなど、知らずに使うと困る場面もあります。本記事では、使い方、保存期間と有料プランの違い、安全性、業務で使うときの社内ルールを、公式サイトの2026年10月19日時点の表示にそろえて整理します。

あなたのギガ便の使い方は? かんたん診断

Q1. ギガ便でファイルをやり取りする相手は誰ですか?

目次

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  1. ギガ便とは|ギガファイル便の略称と、送ったあとに残る管理の手間
  2. ギガ便の使い方|アップロードからURLの共有、受け取りまで
  3. ギガ便の保存期間・容量・有料プラン|古い情報との違いも確認
  4. ギガ便は安全?怪しい・炎上と言われる理由と3つのリスク
  5. 業務でギガ便を使うときのルール|社内での決め方
  6. ギガ便で足りないとき|他の転送サービスと社内の共有基盤の選び方
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ
  9. 参考文献

ギガ便とは|ギガファイル便の略称と、送ったあとに残る管理の手間

ギガ便とは、株式会社ギガファイルが運営するファイル転送サービス「GigaFile(ギガファイル)便」を指す通称です。会員登録なしで、1ファイル300GBまで、ファイルの個数も無制限で送れます。「ギガファイル」「ギガ便」のどちらも同じサービスを指して使われています。

項目 内容(2026年10月19日時点の公式サイトの表示)
運営会社株式会社ギガファイル
利用料金基本の転送は無料。広告を非表示にする有料プランが別にある
会員登録送る側も受け取る側も不要
容量・個数1ファイル300GBまで、個数は無制限
保存期間アップロード前に3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選ぶ(初期表示は5日)
守るための機能ダウンロードパスワード(任意)、削除キー、ダウンロード通知
使える環境パソコンとスマートフォンのブラウザ、iOSアプリ

ギガ便が受け持つのは、「ファイルをアップロードして、URLを渡す」ところまでです。相手が受け取ったか、保存期限はいつか、不要になったファイルを消したかは、使う人が自分で管理することになります。個人の写真の受け渡しなら困りませんが、業務で取引先に何度も送るようになると、誰がいつ何を送ったのかが担当者の記憶やメールの検索に頼る状態になりがちです。

この送付の記録と受け取りの確認を、案件ごとにまとめる場の一例が、株式会社kubellが提供するChatworkです。商品ページで確認した範囲では、タスクを管理でき、タスクが完了すると自動でチャットに通知されます。ギガ便のURLは案件のグループチャットに残し、保存期限と削除の担当を書いて、削除をタスクにしておく使い方ができます。ただしChatworkは大容量ファイルの転送サービスではありません。公式のプラン別機能一覧(2024年11月現在の記載)では、ストレージ容量はフリープランで組織全体に10GB、有料プランで1ユーザーあたり10GBです。数十GBのデータの受け渡しはギガ便に任せ、送ったあとの記録と確認をChatworkに置く役割分担になります。フリープランは閲覧できるのが過去40日分、5,000件までのため、履歴を残したい場合はプランごとの内容を確認してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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  • チャットだけでなく「ビデオ通話」「音声通話」も標準装備
  • タスク管理が行えて、タスクが完了すると自動でチャットへ通知
  • ファイルがアップロードでき、チャット参加メンバーのみで共有
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気になる…

  • フリープランは過去40日分、5,000件までしか閲覧できない

「誰かに仕事を頼むときは、必ずタスクをつけます。その際、チャットの本文に【依頼】という言葉をつけるルールにしています。」

出典: Chatwork導入事例 株式会社モリチュウ(社員22名、取材2022年9月) https://go.chatwork.com/ja/case/morichu.html

ギガ便で送った記録と確認を、案件ごとにまとめたい会社に

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ギガ便の使い方|アップロードからURLの共有、受け取りまで

ギガ便の使い方は、保存期間を選び、ファイルをアップロードし、発行されたURLを相手に伝える3ステップです。受け取る側は、URLを開いてダウンロードするだけで、会員登録は要りません。手順は公式のマニュアル(2026年10月19日確認)に沿って整理しています。

ファイルを送る手順(パソコン)

  1. 公式サイト(https://gigafile.nu/)を開く。検索結果に似た名前の広告が出ることもあるため、アドレスを確認してから開く
  2. 画面上部の「保持期限変更」で、保存期間を3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選ぶ。アップロード後には変更できない
  3. 「ファイルを選択」を押すか、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップする。選択するとアップロードがすぐに始まるため、ファイルを間違えないようにする
  4. 複数のファイルを送るときは、アップロード後に「まとめる」ボタンを押すと1つのzipファイルになる。パソコンで先に圧縮する必要はない
  5. 必要に応じてダウンロードパスワードを設定する。半角英数字の1-4桁で、推測されやすい「test」「1234」などは避ける
  6. 表示されたダウンロードURLをコピーする。個別にアップロードしたファイルには、削除キーも同時に発行されるため控えておく
  7. URLを相手にメールやチャットで伝える。パスワードを設定した場合は、URLとは別の手段で伝える

送った記録を残す便利機能と、その限界

公式マニュアルには、アップロード画面から使える機能がいくつか載っています。業務で使うなら、次の3つを知っておくと送った後の管理が楽になります。

機能 できること 知っておきたい限界
アップロード情報メールファイル名・URL・削除キー・パスワード・メモをまとめて、自分のメールアドレスに送れる第三者のアドレスは入力できない(利用規約で禁止)。相手に伝えるときは、自分に届いたメールを転送する
ダウンロード通知ファイルのダウンロードが完了したときに、指定のアドレスへ通知が届く通知されるのは「ダウンロードされた」という事実のみ。誰がしたかはわからず、設定はアップロード画面でしかできない
URL短縮ダウンロードURLを短くして、携帯メールへの貼り付けや口頭での案内に使える短縮URLも、知っている人が開ける点は変わらない

ダウンロード通知があっても、相手が内容を確認したか、修正の依頼があるかはわかりません。送付後の確認は、メールや電話など、ギガ便の外でのやり取りになります。

スマートフォンとアプリで使う場合

スマートフォンでも、ブラウザで公式サイトを開けば同じ流れで使えます。公式のマニュアルには、iPhoneとAndroidのブラウザ、iOSアプリ、LINE、Xでの送り方・受け取り方がそれぞれ別のページで用意されています。大きな動画を送るときは通信量が多くなるため、Wi-Fi環境で操作し、アップロードが終わるまで画面を閉じないようにしましょう。通信が途切れると、やり直しになる場合があります。

ファイルを受け取る手順

受け取る側は、届いたURLをブラウザで開き、パスワードが設定されていれば入力して、ダウンロードを始めます。まとめられたファイルは、ダウンロードの前にWeb上で中身を確認することもできます。ダウンロード画面には広告が表示されるため、押すのはダウンロードの操作に使うボタンだけにしてください。送り主に心当たりがないURLや、件名や本文に不自然な点があるメッセージのURLは開かないことも大切です。

送ったファイルを早めに削除する

削除キーを使うと、保存期間が終わる前でも自分でファイルを削除できます。公式マニュアルでは、削除キーを紛失した問い合わせが多く、利用規約上、運営側で調べて削除することはできないと案内されています。相手がダウンロードを終えたと確認できたら、その時点で削除しておくと、URLが第三者に渡った場合のリスクを小さくできます。

ギガ便の送り方、今のやり方で大丈夫?セルフチェック

当てはまるものを選んでください(登録不要)

ギガ便の保存期間・容量・有料プラン|古い情報との違いも確認

ギガ便の保存期間は、アップロード前に3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選びます。2026年10月19日時点の公式サイトでは初期表示は5日で、期限を過ぎたファイルは自動で削除され、復元できません。

解説記事の古い記述と、公式の更新内容

ギガ便は仕様が何度か変わっているため、解説記事や検索結果の説明には古い内容が残っていることがあります。公式マニュアルに書かれている更新内容と、よく見かける古い記述を並べると次のとおりです。

項目 古い記述でよく見る内容 公式マニュアルの記載
1ファイルの容量最大200GB2022年4月6日のアップデートで300GBに
保存期間の最長60日同じく2022年4月6日に100日を追加(21日は廃止)
保存期間の初期表示7日2023年6月8日に5日へ変更。7日にしたいときは選び直す
保存期間の選択肢7日・14日・30日・60日など3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日の7種類

初期表示の5日のまま送ると、相手が連休や出張で受け取れないうちに期限が切れることがあります。送る前に、毎回選び直す習慣をつけておくと安心です。

保存期間を決めるときの考え方

保存期間は長ければ便利というものではありません。期間が長いほど、URLがどこかに残ったり転送されたりしたときに、第三者がダウンロードできる時間も長くなります。目安は「相手がダウンロードするまでに必要な日数に、1日か2日の余裕を足した期間」です。

利用場面 保存期間の目安 理由
相手がすぐ受け取れる社外共有短め(3日から7日程度)URLが流出した場合の影響を小さくできる
連休や出張をはさむ受け渡し相手の予定に合わせてやや長め受け取れずに期限切れになるのを防ぐ
長期間参照してもらいたい資料転送サービスは避ける保管や継続共有は、オンラインストレージなど別の役割

期限が過ぎたファイルは復元できない

公式のプライバシーポリシー・利用規約(最終変更日2025年7月2日)には、アップロード前に指定した保存期間を過ぎたファイルは、ギガファイルのファイルシステム上から削除され、復元できないと書かれています。期限に間に合わなかった場合は、アップロードし直すことになります。ギガ便は保管場所ではなく受け渡しの通り道と考え、元のデータは必ず自社の管理下に残しておきましょう。

容量上限と大きなファイルを送るときのコツ

1ファイルの上限は300GBと大きく、一般的な業務データで上限に届くことはまれです。ただし、ファイルが大きいほどアップロードとダウンロードに時間がかかります。フォルダごとに圧縮して数をまとめる、通信が安定した環境で操作する、相手の受信環境(通信量や端末の空き容量)を事前に確認する、といった工夫で失敗を減らせます。

無料と有料プラン(広告なし)の違い

公式サイトには、広告なしで使える有料プランが2つ案内されています。利用にはメールアドレスまたはGoogleアカウントでの会員登録と、クレジットカード決済が必要です。月額料金は変わることがあるため、公式サイトで確認してください。取引先にダウンロードしてもらう場面が多い会社は、「相手側の画面の広告も消えるか」が選ぶ分かれ目になります。

項目 無料(会員登録なし) スタンダード プレミアム
自分の画面の広告表示される非表示非表示
転送相手の画面の広告表示される公式サイトに記載なし非表示
アップロード・ダウンロード履歴の確認公式サイトに記載なしありあり
同時ログイン台数–公式サイトに記載なし無制限

有料プランで確認できる履歴は、ギガ便を使った本人のアップロードとダウンロードの記録です。会社として「誰が、どの案件で、何を送ったか」を管理したい場合は、使う人ごとの有料プランだけでは足りず、社内の連絡や記録の仕組みとあわせて考える必要があります。

ギガ便は安全?怪しい・炎上と言われる理由と3つのリスク

ギガ便は、使い方を守れば業務の一部で使えるサービスですが、パスワードを設定しなければ、URLを知る人がダウンロードできる仕組みです。「怪しい」「炎上した」と言われるのは、2020年1月に利用規約の不備が指摘されて話題になった経緯があるためで、現在の規約は改訂されています。

2020年に炎上した理由と、その後の規約

ITmedia NEWSの報道(2020年1月20日)によると、同月20日にSNSで「アップロードしたファイルの取り扱いについて規約がない」「運営会社のページに代表取締役の氏名がない」などと指摘され、ファイルを盗み見られるのではないかという懸念が広がりました。運営会社は同日に謝罪し、プライバシーポリシーと利用規約を修正して公開すると表明しています。公式サイトのFAQには、利用者がアップロードしたファイルを管理者側が閲覧することは原則的にないと記載があったものの、規約には明記されていなかった、と報じられています。

現在の公式のプライバシーポリシー・利用規約(最終変更日2025年7月2日)には、アップロードされたデータを本人の許可なく管理者が閲覧することはないと書かれています。ただし、「危険ファイル」として検知された場合はこの限りではなく、運営者がファイル情報を確認して削除できると定められています。規約でどこまで運営会社の責任が示されているかは、無料ファイル転送サービスの利用規約の読み方|会社で使う前に確認したい責任範囲と有料プランで詳しく整理しています。

リスク1:URLが漏れると第三者もダウンロードできる

パスワードを設定しなければ、URLを知っている人は、保存期間中にダウンロードできます。宛先を間違えてURLを送った、受け取った相手がURLを別の人に転送した、チャットのログにURLが残っていた、といった経路で第三者の手に渡る可能性があります。SNSで共有するときは、公開の投稿ではなくダイレクトメッセージを使い、公開範囲に注意してください。

リスク2:受け取ったファイルにマルウェアが含まれている

送り主が気づかないうちに感染したファイルを送ってくる場合や、取引先を装ってURLを送りつける手口も考えられます。実行形式のファイルやマクロ付きの文書、圧縮ファイルは特に注意し、開く前にウイルス対策ソフトでスキャンしましょう。

リスク3:広告を誤ってクリックしてしまう

無料で使える代わりに、画面には広告が表示されます。広告の中には本物のボタンと見分けにくいデザインのものもあり、誤ってクリックすると意図しないサイトに移動してしまうことがあります。押すボタンを確認する習慣をつけ、移動先で不審なソフトのインストールや個人情報の入力を求められても応じないことが大切です。

パスワードと削除キーは再発行できない

アップロード時に設定したパスワードと、自動で発行される削除キーは、後から再発行できません。システムから自動で控えが届くこともないため、アップロード完了画面を離れる前に控えるか、アップロード情報メールを自分宛に送っておく必要があります。

安全に使うための対策一覧

対策 防げるリスク
ダウンロードパスワードを設定する(推測されにくい文字列にする)URL流出時の不正ダウンロード
URLとパスワードを別々の手段で伝える誤送信時に両方が同時に漏れること
保存期間を必要最小限にする長期間のURL悪用
アップロード情報メールで削除キーを控え、受け取り確認後に削除する不要になったファイルの残存、削除キーの紛失
受け取ったファイルをスキャンしてから開くマルウェア感染
機密情報・個人情報は送らない漏えい時の重大な被害

業務でギガ便を使うときのルール|社内での決め方

業務でギガ便を使うかどうかは、最終的には会社のルールで決めることです。個人の判断で使い始めると、会社が把握していないサービスで業務データがやり取りされる状態になり、トラブルが起きたときに、どのデータを、いつ、誰に送ったのかを追えなくなります。使う場合も使わない場合も、方針を文書にしておきましょう。

送ってよいデータと送らないデータを分ける

ルールづくりの出発点は、データの重要度で区分することです。公開予定の広告素材やイベントの記録写真のように、漏れても大きな問題にならないデータは転送サービスで送ってよい、顧客の個人情報や契約書、未発表の製品情報は送らない、といった線引きを決めます。社内にどんな情報があるかを整理するときの雛形は、IPA(情報処理推進機構)の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」のページに、付録の資産管理台帳(サンプル)として公開されています。

データの例 ギガ便での送付 代わりの方法
公開済み・公開予定の画像や動画素材パスワード設定のうえで可なし
社内向けの研修動画や議事録原則として社内の共有基盤を使う社内のストレージやグループチャット
顧客名簿・個人情報を含むデータ送らない権限管理と履歴が残る法人向けサービス
契約書・未発表の製品情報送らない取引先と合意した共有方法

取引先のルールと契約内容も確認する

自社のルールだけでなく、取引先のルールにも注意が必要です。取引先によっては、無料の転送サービスの利用を禁止していたり、データの受け渡し方法を秘密保持契約で決めていたりします。企業によっては、外部のファイル転送サービスへのアクセス自体を制限している場合もあります。初めてのやり取りでは「大容量ファイルはどの方法で受け渡しするか」を事前に確認しておくと安心です。

個人情報を誤って送ってしまった場合

万が一、個人情報を含むファイルを誤った相手に送ってしまった場合は、すぐに削除キーでファイルを削除し、社内の責任者に報告します。個人情報保護法では、一定の要件にあたる漏えい等が発生した場合、個人情報保護委員会への報告や本人への通知が求められるとされています。具体的な対応は、個人情報保護委員会の「漏えい等の対応とお役立ち資料」で確認できます。本記事は法的助言を目的としたものではないため、個別の判断が必要な場合は専門家に相談してください。

よくある失敗パターンと対策

失敗パターン 起きること 対策
URLとパスワードを同じメールに書いた誤送信すると、パスワードを設定した意味がなくなるパスワードは電話やチャットなど別経路で伝える
保存期間を最長にしておいた不要になったファイルが長期間ダウンロード可能なまま残る必要最小限の期間にし、受け取り後に削除する
保存期間が切れてから相手に連絡した相手が受け取れず、送り直しの手間が発生するURLを伝えるときに、期限の日付も一緒に伝える
担当者ごとに送り方と記録の残し方がバラバラ何をどこに送ったか、会社として把握できない送付の記録の書き方を決め、案件ごとの共通の場に残す

最後のパターンのように、送るたびに担当者が自分で判断し、記録も個人の手元に残る状態は、ルールを作っても形骸化しがちです。送付日、相手、保存期限、削除の担当の4つを、案件ごとのグループチャットに書くことだけを決めておくと、運用の負担を増やさずに会社として追えるようになります。

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取引先に送ったファイルの記録と確認が、担当者ごとにバラバラになっていませんか?

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ギガ便で足りないとき|他の転送サービスと社内の共有基盤の選び方

ギガ便で足りなくなるのは、送付の履歴を会社として残したい、アクセスできる人を限定したい、長く保管したい、のいずれかの場面です。目的ごとに道具を分けると、迷いにくくなります。

目的 向いている方法 弱いところ
大きなファイルを一度だけ渡すギガ便のような、登録不要の無料転送サービス期限が過ぎると消える。送付の管理は自分で行う
送付の履歴や本人確認が必要管理機能のある法人向けのファイル転送サービス契約と運用の手間がかかる。取引先側の対応も確認が必要
継続して共有・保管するオンラインストレージやファイルサーバーアカウントと権限の管理が必要
送付の記録と受け取りの確認をまとめる案件ごとのグループチャットとタスク大容量ファイルの転送そのものには向かない

大容量ファイルの送り方そのものを選ぶときは、大容量ファイル送信の方法|メールで送れないときの手順と業務での使い分けと、大容量ファイルの送り方|メールの上限を超えたときの方法と無料サービスの違いが参考になります。法人向けの有料サービスを比べたいときは、ファイル転送サービスのおすすめ6選|選ぶ際の比較ポイントも解説をご覧ください。

どの転送サービスを選んでも、送ったあとの「いつまでに受け取ってもらうか」「消したのは誰か」という確認は、サービスの外に残ります。ここを案件ごとのグループチャットとタスクで受け持つ使い方が、先に紹介したChatworkです。ギガ便を含む転送サービスに、送付の記録と確認の仕組みを足したい場合は、詳細を確認してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. ギガ便とは何ですか?

A. ギガ便は、株式会社ギガファイルが運営するファイル転送サービス「GigaFile(ギガファイル)便」の通称です。会員登録なしで、1ファイル300GBまで、個数無制限でファイルを送れます。ファイルをアップロードして発行されたURLを相手に伝える仕組みです(2026年10月19日時点の公式サイトの表示)。

Q2. ギガ便は無料で使えますか?

A. 基本のアップロードとダウンロードは、会員登録なしで無料です。広告を非表示にしたい場合は、スタンダードとプレミアムの有料プランがあります。月額料金は公式サイトで確認してください。

Q3. 保存期間はどのくらいですか?

A. アップロード前に、3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選びます。初期表示は5日です。アップロード後に変更はできず、期限を過ぎたファイルは自動で削除され、復元できません。

Q4. ギガ便は怪しいサイトですか?炎上したと聞きましたが。

A. 2020年1月に、利用規約にファイルの取り扱いの記載がないことなどが指摘されて話題になりました。運営会社は謝罪し、規約を修正すると表明しています。現在の公式の規約には、本人の許可なく管理者がアップロードされたデータを閲覧しないことが書かれています(危険ファイルの検知時を除く)。ただし、パスワードを設定しなければURLを知る人がダウンロードできるため、パスワードと保存期間の設定は欠かせません。

Q5. 仕事で使っても大丈夫ですか?

A. 会社や取引先のルールで認められている範囲であれば使えます。公開予定の素材など機密性の低いデータに限定し、顧客情報や契約書などは送らないのが基本です。個人の判断で使い始めず、社内で利用ルールを決めておきましょう。

Q6. パスワードや削除キーを忘れたらどうなりますか?

A. どちらも再発行できません。公式マニュアルでは、利用規約上、運営側で削除キーを調べて削除することはできないと案内されています。アップロード完了画面で控えるか、アップロード情報メールを自分宛に送って、控えを残しておきましょう。

まとめ

ギガ便は、会員登録なしで1ファイル300GBまで送れる便利な転送サービスです。業務で安全に使うために、次の4点を押さえておきましょう。

  1. 保存期間は送る前に選ぶ。初期表示は5日で、後から変更も復元もできない
  2. パスワードを設定し、URLとは別の手段で伝える。削除キーはアップロード情報メールで控える
  3. 業務で使うなら、送ってよいデータと送らないデータを社内ルールで決め、機密情報や個人情報は送らない
  4. 送付の記録と受け取りの確認が個人任せなら、案件ごとのグループチャットとタスクなど、共通の場にまとめる仕組み(Chatworkなど)を検討する

大きなデータの受け渡しはギガ便、送ったあとの記録と確認は社内の共通の場で、という使い分けを決めておくと、手軽さを生かしながら管理の抜けを減らせます。

参考文献

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