0101から始まるマイクロソフトの偽警告電話にかけてしまった場合の対処法 

インターネット閲覧中に突然警告音が鳴り、「ウイルスに感染しました」「マイクロソフトサポートへ連絡してください」というメッセージとともに0101から始まる電話番号が表示され、慌てて電話してしまうケースがあります。

しかし、正規のMicrosoftのエラーメッセージやセキュリティ警告に問い合わせ先の電話番号が表示されることはなく、電話先で遠隔操作ソフトの導入や支払いを求められた場合はサポート詐欺を疑う必要があります。

電話をかけただけでウイルス感染する可能性は低い一方で、パスワードやカード情報を伝えたり遠隔操作を許可したりした場合は、不正送金や設定変更につながるおそれがあります。

本記事では、被害の見分け方と安全な対処法、遠隔操作の有無を確認する方法を解説します。

目次

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  1. 0101から始まるマイクロソフトの電話番号は本物?
  2. 0101を使った偽のマイクロソフトに電話した後の対処法
  3. 偽のマイクロソフトに遠隔操作された後、パソコンの不正操作を確認する方法 
  4. マイクロソフトを装う0101の電話番号を通じて遠隔操作された場合はフォレンジック調査を検討する
  5. おすすめのサポート詐欺調査会社

0101から始まるマイクロソフトの電話番号は本物?

警告画面に表示された「0101」から始まる番号は、Microsoftの正規のサポートセンターにはつながりません。

実際にMicrosoftは正規のエラーや警告に電話番号を掲載しないと明確に説明しています。

次のような特徴がある場合は、サポート詐欺の可能性が高いと考えられます。

  1. 大きな警告音や音声が繰り返し流れる
  2. 「電源を切らないでください」と表示される
  3. 画面を閉じられないように見せかけている
  4. 電話番号へ今すぐ連絡するよう要求される
  5. 遠隔操作ソフトをインストールするよう指示される
  6. サポート料金やプリペイドカードの購入を求められる

Microsoftの正規の窓口を確認したい場合は、警告画面の番号ではなく、Microsoftの公式サポートページから連絡先を確認してください。

電話しただけなら被害はある?

被害のリスクは、電話先の相手に伝えた情報や、行った操作によって異なります。「電話した」という事実だけで乗っ取られたとは限らないため、状況を切り分けて考えましょう。

行ったこと主なリスク緊急度
電話で話しただけ折り返し電話、迷惑電話、
通話料の確認
低い
氏名やメールアドレスを伝えた詐欺メールや
なりすまし連絡への悪用
中程度
カード情報やパスワードを
伝えた
不正決済、アカウント乗っ取り高い
遠隔操作を許可した情報閲覧、設定変更、不正送金、
遠隔操作ソフトのインストール
非常に高い

まずは表と照らし合わせて、自分の状況がどのリスクレベルに当てはまるか確認してください。ここから先は、それぞれのケースに応じた具体的な対処法を紹介します。

0101を使った偽のマイクロソフトに電話した後の対処法

0101から始まる電話番号にかけてしまった場合の対処法は、電話先の相手にどこまで従ったかによって変わります。まず通話と遠隔接続を止め、被害の拡大を防いでから、アカウントや決済情報を確認しましょう。

通話を切って着信拒否する

まだ通話が続いている場合は、相手の説明を聞き続けず、すぐに電話を切ってください。「作業を途中で止めると壊れる」「料金を払わなければ逮捕される」などと言われても、応じる必要はありません。

電話を切った後は、同じ番号からの着信を拒否します。別の番号で電話してくる可能性もあるため、身に覚えのない電話はとらないようにしてください。

警告画面が表示されたブラウザを閉じる

警告画面は、ブラウザを全画面表示にしたり、複数のポップアップを重ねたりして、パソコンが操作不能になったように見せかけています。通常は、警告画面を閉じれば利用を続けられます。

警告画面を閉じる手順

  1. 警告内のボタンやリンクはクリックしません。
  2. Escキーを長押しし、表示された閉じるボタンを押します。
  3. 閉じられない場合は、「Ctrl」「Alt」「Delete」を同時に押し、タスクマネージャーからブラウザを終了します。

パソコンをWi-FiやLANから切断する

遠隔操作が始まっている場合は、Wi-Fiをオフにするか、LANケーブルを抜いてネットワーク接続を切断してください。通信を遮断すれば、相手が継続して画面を操作したり、データへアクセスしたりすることを止められます。

企業の端末では、端末の電源をすぐに切ると、メモリ上の接続情報などが失われる可能性があります。社内の情報システム部門やセキュリティ担当者へ連絡し、端末の状態を保ったまま対応方針を確認してください。

遠隔接続を止める手順

  1. Wi-Fiをオフにするか、LANケーブルを取り外します。
  2. 遠隔操作画面やソフト名を別の端末で撮影します。
  3. 企業端末の場合は担当部署へ状況を報告します。

パスワードを変更して利用履歴を確認する

パスワードを口頭で伝えた場合や、遠隔操作中にログインした場合は、安全な別の端末からパスワードを変更してください。メールアカウントが乗っ取られると、ほかのサービスのパスワード再設定にも悪用される可能性があるため、メールを優先して対応します。

Microsoftアカウント、メール、銀行、クレジットカード、通販サービスなどのログイン履歴と利用履歴を確認します。見覚えのないアクセス、転送設定、決済があれば、サービス提供会社へ連絡してください。

アカウントを保護する手順

  1. 安全な別の端末からメールのパスワードを変更します。
  2. 同じパスワードを使っているサービスも変更します。
  3. ログイン履歴を確認し、多要素認証を設定します。

偽のマイクロソフトに遠隔操作された後、パソコンの不正操作を確認する方法 

遠隔操作を許可した場合は、ソフトが残っているかだけでなく、どの時間帯に何が実行されたかを確認する必要があります。ただし、一般的な画面確認だけですべての操作を把握することは困難です。

パソコンの不正操作を確認するポイント

  1. 見覚えのないアプリや遠隔操作ソフトがないか
  2. 新しいユーザーや管理者アカウントがないか
  3. ブラウザやメールの設定が変わっていないか
  4. ファイルの更新日時や保存場所が変わっていないか
  5. ログイン履歴や決済履歴に異常がないか
  6. セキュリティ機能が無効化されていないか

Windowsセキュリティのフルスキャンと更新プログラムの適用も行ってください。ただし、企業の端末が被害にあった場合や警察への相談を含む法的対応を予定しているケースでは、スキャンやアプリ削除でログや更新日時が変わることがあります。

誰が、いつ、どのファイルを閲覧したかを調査する必要がある場合は、自己判断で操作を進めない方が適切です。

マイクロソフトを装う0101の電話番号を通じて遠隔操作された場合はフォレンジック調査を検討する

パソコンが遠隔操作された可能性を正確に確かめるには、端末内に残る操作履歴や通信記録を客観的に調べるフォレンジック調査が有効です。フォレンジック調査とは、デジタル機器に残るログやファイルの記録を保全・解析し、何が行われたのかを客観的に整理する専門調査です。

フォレンジック調査で確認できること

端末の状態やログの保存状況によって異なりますが、次のような内容を調査できる場合があります。

  1. 遠隔操作ソフトのインストール・実行履歴
  2. 外部から接続された時間帯
  3. 作成・変更・削除されたファイル
  4. 新たに追加されたアプリや設定
  5. 不審な通信先やダウンロード履歴
  6. 情報が外部へ送信された可能性

調査結果を時系列で整理することで、単にソフトが残っているかだけではなく、遠隔操作中に何が行われた可能性があるかを判断しやすくなります。

フォレンジック調査が必要になるサポート詐欺被害のケース

0101から始まる電話をかけただけで、遠隔操作ソフトを入れず、個人情報も何も伝えていない場合は、警告画面を閉じて着信拒否を行うことで対応できる可能性があります。

一方で、次のような場合は、詳しい調査を検討してください。

  1. 遠隔操作中にパソコンから目を離した
  2. パソコンに顧客情報や会社の機密資料が保存されていた
  3. メールやクラウドサービスへログインした
  4. ネットバンキングやカード画面を開いた
  5. 相手が何を操作したか確認できていない
  6. 見覚えのない設定変更やファイル削除がある
  7. 社内外へサポート詐欺の説明や報告が必要になった

特に会社の端末で遠隔操作を許可した場合は、情報漏えいの有無や影響範囲を確認する必要が生じることがあります。端末は決して初期化せず、情報システム部門やセキュリティ担当者へ報告してください。

おすすめのサポート詐欺調査会社

このようなサポート詐欺被害の調査は、「フォレンジック調査会社」と呼ばれる専門会社に依頼するのが一般的です。国内には50社以上のフォレンジック調査会社が存在しますが、その中から信頼性の高い会社を厳選して紹介します。

1.デジタルデータフォレンジック

運営会社デジタルデータソリューション株式会社
本社所在地東京都港区六本木6丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー15階
事業内容1サイバーインシデント調査:
サポート詐欺被害調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査

●社内不正調査:
退職者の不正調査、情報持ち出し調査、
横領・着服調査、労働問題調査、
文書・データ改ざん調査、証拠データ復元

●その他のサービス:
パスワード解除、デジタル遺品調査、
セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等
※法人・個人問わず対応可能
受付時間24時間365日
サービスサイトhttps://digitaldata-forensics.com/
特徴パソコン・スマートフォン・サーバーなどを対象に、個人・法人問わずサポート詐欺調査やハッキング調査に対応しています。

デジタル証拠の保全法的活用可能な調査報告書の作成にも対応しているため、社内説明や法的対応を見据えた相談もしやすい点が特徴です。

24時間365日の相談受付体制があり、法人様は最短15分でWeb面談の開始が可能なため、緊急性の高いインシデントでも早期に相談できます。

2.株式会社ファイブドライブ

運営会社株式会社ファイブドライブ
本社所在地東京都千代田区永田町二丁目11番1号 山王パークタワー 10階
事業内容1 情報セキュリティ事業:
脆弱性診断、ペネトレーションテスト、インシデント対応支援、PCIDSS準拠支援サービス、情報セキュリティ監査、情報セキュリティ教育研修、標的型攻撃メール対応訓練実施支援 等

2 ASP開発事業

3 システム保守・運用サービス
受付時間【フォームによるお問合せ】
営業時間:10時~18時(土日祝日、年末年始を除く)
【お電話でのお問い合わせ】
電話対応時間:24時間365日
サービスサイトhttps://www.fivedrive.jp/service/
特徴調査範囲を絞り込むことで、通常1か月以上かかる調査期間を2週間程度に短縮し、
低コストでの実施を可能にしています。

また、被害が端末外(組織ネットワークなど)に拡大している兆候が見つかった場合は、
追加調査にも対応します。

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