動画面接におすすめの採用管理システム(ATS)5選|メリットや選び方も解説

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  • 採用管理システムには、ビデオ通話アプリなどを利用した動画面接対応のものもある
  • 動画面接の導入で遠方の応募者も採用しやすくなり、採用の手間や工数の削減につながる
  • 録画式の動画面接では公平な面接が可能になるが、状況に応じた質問はできない

採用管理システムには、動画面接に対応しているものもあります。動画面接は遠方の応募者とも面接しやすく、採用の手間やコストの削減に効果的です。本記事では、動画面接機能を搭載したおすすめの採用管理システムや動画面接のメリット・デメリット、注意点などを解説します。

目次

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  1. 採用管理システムは動画面接も可能
  2. 動画面接におすすめの採用管理システム5選
  3. 【比較表】動画面接におすすめの採用管理システム
  4. 動画面接ができる採用管理システムを選ぶ際のポイント
  5. 動画面接を行うメリット
  6. 動画面接を行うデメリット
  7. 動画面接を実施する際の注意点
  8. 動画面接で評価のばらつきを防ぐ方法
  9. 動画面接機能付き採用管理システムに関するよくある質問

採用管理システムは動画面接も可能

近年、採用市場ではタイムパフォーマンスが重視されており、移動時間ゼロで選考が進む「動画面接」を導入する企業が急増しています。採用管理システム(ATS)を活用すれば、単なるビデオ通話だけでなく、応募者情報と紐づけた高度な選考管理が可能になります。

システム上で「応募者の履歴書」と「面接動画」をセットで管理することで、選考スピードは劇的に向上します。情報共有のミスを防ぐだけでなく、外部カレンダーとの連携により、候補者への連絡から日程調整までを一つの画面で完結できるのが、動画面接機能付きシステムならではの大きな強みです。

採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説

採用管理システムは、採用業務や採用に関する情報をデータ化して管理するシステムです。面接の設定や自動連絡などで作業を効率化でき、中小企業にもおすすめです。本記事では、採用管理システムをよく知らない方のために、機能やメリット・デメリット、選び方を解説しています。

動画面接の2つの方法

採用管理システムで利用できる動画面接には、リアルタイムで対話する「ライブ式」と、事前に用意された質問への回答を録画して提出する「録画式」の2つの形式があります。自社の選考フェーズや応募人数に応じて、どちらを使うか適切に選ぶことが、採用成功の鍵となります。

ライブ式は画面越しに直接対話できるため、候補者の表情や話し方、臨機応変な対応力まで深く評価できます。その場の状況に応じて質問を深掘りできるため、対面に近い感覚で相互理解を深められます。二次面接以降の「見極め」や「動機付け」に適した面接形式です。

録画式は候補者が都合の良い時間に回答を提出できるため、一次面接のように大量応募者を効率よく選考したい場面で効果的です。全員に同じ質問を投げかけることで公平性の高い選考が可能ですが、その場での柔軟なやり取りはできません。基本的なスキルや意欲を短時間で確認したい場合に向いています。

方式特徴とおすすめのシーン
ライブ式
(リアルタイム型)
双方向の会話で、応募者の熱意や人柄を深く知ることができる
中盤〜最終選考、カジュアル面談など、対話を重視する場面に最適
録画式
(オンデマンド型)
時間や場所を問わず、応募者・人事双方が効率的に選考を進められる
一次選考や大量採用、候補者の志望動機を確認したい場面に最適

動画面接におすすめの採用管理システム5選

動画面接におすすめの採用管理システムを一覧表で見る

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理
出典:ats.jobcan.ne.jp

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

さまざまな雇用形態に対応!満足度の高さ重視の方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 30日間の無料トライアルがあり、サポートも「メール・チャット・電話」の3つから選べる
  • 「Indeed」「Google」「しごと検索」に対応し、一括で自動掲載ができる
  • 「限定公開求人」機能があり、リファラル採用にも対応
MORE

ここが少し気になる…

  • カスタム項目の作成が複雑で手間がかかり、連携できる他システムも少ない

株式会社ヒューマネージ

i-web

i-web
出典:i-web-ats.humanage.co.jp

株式会社ヒューマネージ

i-web

募集から入社までオンラインで完結したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 媒体からエントリーした応募者へ、タイムラグなく企業ページを届けられる
  • 採用活動のデータを活用して、最適な採用戦略を実現
  • デザイン性の高いマイページと直観的な操作でWebページを作成できる
MORE

ここが少し気になる…

  • オンライン上ですべて完結できるため、採用担当者の直感が働きにくい可能性がある

Thinkings株式会社

sonar ATS

sonar ATS
出典:sonar-ats.jp

Thinkings株式会社

sonar ATS

コミュニケーションの取りやすさ重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 新卒と中途採用のどちらも管理でき、応募者の人数と利用期間で料金を決められる
  • 煩雑しがちな採用業務を自動化したことによりオペレーションミスも防げる
  • パッと見て分かるフロー図により、集計や簡単な分析が行いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 分析機能としてはやや不十分で、細かな分析を行いたい方には不向き

パーソルホールディングス株式会社

HITO Manager

HITO Manager
出典:hitomgr.jp

パーソルホールディングス株式会社

HITO Manager

あらゆる媒体からの応募を重視する方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • Indeed、主要求人サイト連携などで新卒採用からアルバイトまで応募者がより集まりやすい
  • オリジナルの採用サイト制作もおまかせ可能
  • 導入サポートが充実しておりセキュリティも安全で使いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 機能が多く最低限の管理のみを求める場合にはコストがかかる

HRソリューションズ株式会社

リクオプ

リクオプ
出典:recop.jp

HRソリューションズ株式会社

リクオプ

アルバイト・パート採用向けサービスを探している方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • アルバイト・パート採用に特化したサービスで効率的に集客が可能
  • 豊富なサービスで集客から人材活用までこれ1つでおこなえる
  • 業界トップクラスの堅牢なセキュリティ体制で安心して利用可能
MORE

ここが少し気になる…

  • 新卒や中途、正社員の採用には向いていない

【比較表】動画面接におすすめの採用管理システム

費用

連携媒体数

主な機能

詳細はサービス画像をクリック!

無料プラン
※機能制限あり
LITEプラン
月額8,500円〜
STANDARDプラン
月額30,000円〜

10以上の媒体と連携

検索エンジンとの連携/エージェント管理/進捗管理/日程管理 ほか

初期費用0円
月額19,000円〜

イベント管理/マイページ作成/日程調整/適性検査/AI面接アシスタント/入社手続き管理 ほか

初期費用0円
月額2.2万円〜

50以上の媒体と連携

エントリーフォーム作成/マイベージ作成/応募者管理/進捗確認/AI活用 ほか

月額5万円〜

40以上の
媒体と連携

LINE連携/応募者情報自動取込み/説明会・面接予約受付/メールの一括送受信 ほか

問い合わせ

20以上の
媒体と連携

採用サイト構築/求人サイトへの自動転載/日程管理/応募者管理/応募フォームカスタマイズ ほか

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動画面接ができる採用管理システムを選ぶ際のポイント

動画面接ができる採用管理システムを選ぶ際は、自社の採用業務に合わせて、いくつかの重要なポイントを確認する必要があります。ここでは、主な確認項目について解説します。

ライブ式と録画式のどちらに対応しているか

動画面接ができる採用管理システムは、自社の採用フローのどのタイミングで動画面接を活用するかを明確にし、それに適した方式に対応しているかが重要です。

例えば、一次面接では録画式、二次面接ではライブ式というように、段階に応じて使い分けたい場合は、両方式に対応したシステムを選ぶ必要があります。

また、将来的な採用戦略の変更も見据え、柔軟に対応したい場合も、両方式に対応したシステムを選択するのがおすすめです。

スマートフォンやタブレットでも利用可能か

動画面接ができる採用管理システムを選ぶ際は、スマートフォンやタブレットに対応しているもののほうが、担当者の負担が少ないです。例えば、採用担当者が出張や外出時など、社外からでも面接を実施できます。

なお、録画した面接の様子を確認する際、スマホからでも録画データを視聴できると、自分のタイミングで振り返られるため、採用業務の効率化と選考のスピード向上につながります

録画データの保存期間・容量は十分か

録画データの保存期間・容量は、面接実施後の評価や振り返りの観点から、重要な検討ポイントです。録画データは容量が大きいため、システムによって保存可能な期間や容量に制限が設けられています。

保存期間は、最低でも面接から内定までをカバーできる期間が必要です。また、採用人数や面接回数に応じて必要な保存容量も変わってくるため、自社の採用規模に見合った容量であることを確認しましょう。

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動画面接を行うメリット

採用管理システムを利用して動画面接を行うと、さまざまなメリットが得られます。コストや工数をかけずに遠方の人材との面接が可能になり、公平な面接ができるなどの効果があります。ここでは、動画面接を行うメリットについて具体的に解説します。

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遠方の人材とも面接できる

動画面接を利用することで、遠方の人材との面接もしやすくなります。そのため、応募者に自社まで出向いてもらう必要がなく、求人エリアの拡大が可能です。募集できる人材の幅が広がることで、優秀な人材を採用する機会が増えます

また、応募者は選考を受けたい企業が遠方の場合でも自宅で面接を受けられるため、希望に合致する企業への応募がしやすいです。

コスト・工数を削減できる

動画面接を利用することで、面接会場の確保や当日の受付といった事務的な手間と面接書類の管理が省けるため、面接に関わる業務の工数、会場費・交通費といったコスト削減も可能です。

応募者側も履歴書の購入、証明写真の撮影などの手間やコストを節約できます。そのため、気軽な応募だけでなく、面接時の緊張緩和や自己アピールがしやすくなるといったメリットがあります。

応募者のポテンシャルを見抜きやすい

動画面接を利用した面接では、応募者が自宅から面接を受けられるため、比較的リラックスした状態の姿を見ることができます。面接会場で実際に対話するよりも、表情や話し方などから、素に近い応募者のポテンシャルを見抜きやすくなります。

履歴書や職務経歴書などの情報からは見抜けない、潜在的な能力と適応力などを経験者・未経験者問わず発見できるチャンスにもなります。

面接スキル向上につながる

採用管理システムは、動画面接の様子を記録・保存することが可能です。採用担当者側は、応募者とのやり取りを記録し、後から話し方や相づちなどの面接スキルを確認でき、フィードバックによって面接官の育成・クオリティの向上も見込めます

また、面接官のスキルアップは、自社が求める人材や優秀な潜在能力を持つ人材を見抜く力が備わるため、採用力アップにもつながります。なお、面接スキルのチェックをAI解析で行えるシステムも存在します。

フィードバック機能の活用

採用管理システムには、面接管理機能として、面接後のフィードバック機能を搭載しているサービスがあります。フィードバック機能を活用することで、問題点や改善点が明確になり、採用担当者のスキル向上にもつながります。

さらに、採用関係者との共有も容易なため、スキルの差をなくすだけでなく、採用業務全体の改善や採用方針の統一に役立ちます。このように、動画面接との併用で、より効果的な採用の実現にもつながります

採用までのスピードが上がる

動画面接は時間や場所に縛られないため、今すぐに手が欲しいときでもスピーディーに採用活動を行えます

対面による面接を行う際は、応募者と採用担当者のスケジュール調整や会場の手配などに時間と手間を要します。人材が早く欲しいときほど、早急に採用担当者のスケジュールを調整して面接に時間を割く必要があるため、他の業務に負担が生じます

その点、動画面接は準備にも比較的手間がかからず効率良く面接を行えるため、採用までのスピードが上がるのがメリットです。

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社内で共有しやすい

動画面接のデータは、社内で共有することが可能です。複数の採用担当者がいても全員で同時に見る必要がなく、各自のタイミングで確認できます。そのため、選考業務のスケジュールを立てやすく、採用の精度が上がります。

また、採用後、教育担当者に採用者の引継ぎを行う際、録画データを共有して応募者の様子を確認できるため、採用後のコミュニケーションも取りやすくなります

後から見返せる

動画面接の録画データを残しておけば、後から何度でも見返せます。例えば、聞き取れなかった発言を再度再生して確認したり、途中で前の回答に戻って視聴し直したりといったことが可能です。

なお、動画面接後に改めて対面面接を行う場合、事前に録画を見直すことで、候補者への理解を深められます。1度きりの面接では見落としてしまう可能性のある部分も、録画でじっくりと確認でき、より確実に適性を見極められます。

公平な面接が可能になる

録画式の動画面接を利用した面接では、企業側が1度録画や質問の設定をしてしまえば、応募者全員に同じ質問ができます。また、面接官の態度や雰囲気にも差が出ないため、公平な面接が可能です。

さらに、選考の際も録画した応募者の面接の様子を複数人で確認することで、多角的な評価と公平な選考が実現します。たとえ評価基準があったとしても、面接官一人ひとりの評価や感じ方は違うため、複数人での評価は人材のミスマッチ防止に役立ちます。

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動画面接を行うデメリット

動画面接は、利用の仕方によってデメリットが発生する可能性もあります。面接を対面で行わないことで発生する課題でもあるため、これらの事項も把握しておくことが大切です。

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対面よりコミュニケーションが難しい場合がある

動画面接を行う際、通信状況やインターネット環境によって映像や音声のずれが起こり、意思疎通が難しくなるケースもあります。特に、応募者は面接官の質問が聞き取りにくい場合でも確認を求めることに躊躇してしまい、適切な回答ができない可能性があります。

また、映像が乱れた場合、応募者の表情や話し方を考慮した正しい評価が難しくなり、選定に影響を及ぼします。最悪の場合、通信状況によっては面接自体が実施できなくなる可能性もあります。

通信トラブルが発生する可能性がある

動画面接はインターネットでの通信が必要不可欠なため、ネットワークや通信機器のトラブルなどが発生する可能性があります。これらのトラブルは突発的に起こるため、完全な予測はできません。

さらに、動画面接を行う自社だけでなく、面接を受ける応募者の通信環境によっては予定通りに面接を実施できない場合もあります。対策として、自社の通信環境を万全に整えたうえで、トラブルにより面接が行えない場合の対応策を事前に準備しておきましょう。

動画面接ならではのスキルが必要

動画面接を行う際は、面接官が動画面接ならではのスキルを身に付けることが重要です。例えば、対面よりも間合いが取りづらく、応募者と同時に面接官が発話してしまうなど、会話が円滑に進まないことがあるため、動画面接に慣れておかなければなりません。

リアルタイムで動画面接を行う際は、質問の仕方や表情、相づちの打ち方などさまざまなポイントがあります。面接官は応募者にとって企業の顔となる存在であるため、好印象を与えられるスキルが求められます。

録画式ではその場に応じた質問ができない

動画面接を利用する際、録画式で行う場合は、企業があらかじめ設定した質問に対して応募者が回答を行います。そのため、統一性のある面接が可能ですが、後から追加して確認したい事項や削除したい質問があったとしても変更はできません

リアルタイムで動画面接を行う際は、応募者の返答によって質問を臨機応変に考えて追加の質問などができますが、録画式では一方的な質問・回答になるため、その場に応じた質問ができないのがデメリットです。

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動画面接を実施する際の注意点

動画面接を実施する際は、いくつかの注意点があります。動画面接が自社の職種に適しているか、どの段階で動画面接を取り入れるのか考慮し、動画面接をスムーズに行うために通信環境を整えておくことが大切です。

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動画面接に向かない職種もある

動画面接は、対面と比較するとコミュニケーション能力が測りにくい傾向にあるため、営業や販売など、人と直接関わる職種の採用には向いていません。リアルタイムであったとしても、応募者の実際の雰囲気やしぐさなどに関しては評価が困難です。

動画面接は感染症対策の影響から取り入れる企業が増えていますが、主にIT関連やエンタメ業界・メディア・建設業界などが積極的に実施しています。自社の採用基準においてコミュニケーション能力を重視する場合、対面面接を取り入れるのがおすすめです。

どの段階で動画面接を取り入れるか検討する

動画面接は一次面接で取り入れている企業が多い傾向にありますが、自社の採用フローに合わせてどの段階で動画面接するかを検討しなければなりません。例えば、一次面接では録画式で行い、二次面接ではライブ式で行うなどのパターンが考えられます。

特に、求人範囲を広く設定している場合、遠方からの応募者も少なくありません。その場合、応募者の負担なども考慮し、採用に至るまでは一貫して動画面接を行うといった配慮も必要です。

通信状態を整えておく

動画面接は、インターネット回線が不安定な状態だと映像や音声が途切れることがあり、会話がスムーズに行えない状態になります。

音声の途切れは応募者の回答に影響を与え、映像の乱れは応募者の表情が読み取れないことから、選考に大きな影響を及ぼす可能性があります。適切な動画面接を実施できるように、あらかじめ通信状態を整備しておくことが大切です。

トラブルの対処法を定めておく

動画面接において通信トラブルは避けられない問題なため、トラブルが発生した際の対処法を事前に定めておきましょう。通信環境を整えたとしても、大規模な通信障害などの影響を受けることはあります。

また、応募者の通信環境を自社が整えることはできません。そのため、人為的なミスを防ぐ工夫や通信環境の整備だけでなく、事前にトラブルが発生した際の対処法を定めておき、応募者にトラブル発生時の対応を共有しましょう。

動画面接には慣れが必要

ライブ式の動画面接を行う際は、企業側と応募者側が対面とは異なる動画特有のコミュニケーションの取り方に慣れておく必要があります。特に、ライブ式の動画面接では音声や映像にタイムラグが生じるケースが多いです。

対面と比較して、相手が喋るタイミングがよりわかりにくくなるため、発言が被らないように注意しましょう。面接官は応募者の話を途中で遮ることのないよう、質問に対する回答を最後まで話し終わったことを確認してから、発言するように心がけます。

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動画面接で評価のばらつきを防ぐ方法

動画面接は録画による再確認が可能な反面、面接官ごとに見るポイントや評価基準が異なると選考結果にばらつきが生じやすくなります。公正な採用を実施するためには、事前に評価方法を標準化し、採用管理システムの機能を活用しながら客観性を高める運用が重要です。

質問と評価項目をあらかじめ統一する

厚生労働省では、公正な採用選考を行うための基本として、応募者によって質問内容を変えないことや、同一の基準で評価できる体制づくりを推奨しています。特に、動画面接は録画を用いる場面も多く、評価の軸が曖昧なまま運用すると主観に左右されやすいです。

あらかじめ確認すべき能力や適性、志向性などを定義し、全員に共通の質問を用いることで、面接官によって生じる評価の差を抑えられます。この手法は構造化面接と呼ばれ、自由形式の面接よりも評価の信頼性や再現性が高いといわれています。

参考:公正な採用選考の基本|厚生労働省

採用管理システムの評価シートを共通化する

動画面接の評価を個人ごとのメモや感覚的な判断に委ねてしまうと、面接官による評価の偏りが大きくなります。そこで有効なのが、採用管理システム上の評価シートを共通フォーマットとして活用する方法です。

評価項目をあらかじめシステム上で固定化しておけば、すべての面接官が同じ基準で候補者を確認できるようになります。また、数値評価やコメントを同一画面上に蓄積できるため、印象ではなく記録に基づいた比較が可能です。

さらに、録画された面接を複数人で見返しながら評価を行うことで、個人の主観に依存しない客観的な選考につながります。

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動画面接機能付き採用管理システムに関するよくある質問

ここでは、動画面接機能付き採用管理システムに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。導入前に参考にしてください。

動画面接にはライブ式と録画式がありますが、どちらがいいですか?

結論から言うと、選考スピードを重視するなら「録画式」、対話を重視するなら「ライブ式」がおすすめです。録画式は、候補者が自由な時間に撮影でき、人事も隙間時間で一括評価できるため、初期選考の効率化に最適です。一方、ライブ式は遠方の候補者ともリアルタイムでやり取りでき、二次選考以降のミスマッチ防止に効果があります。

多くの採用管理システムは両方に対応していますが、自社で抱えている課題に応じてシステムを選ぶことが大切です。また、録画式を導入する場合は、練習機能や分かりやすい操作説明が備わっているかどうかも、候補者の離脱を防ぐ重要なポイントになります。

動画面接の動画データを社内で共有する際、注意すべき点はありますか?

動画データは重要な個人情報のため、閲覧権限の厳格な管理が不可欠です。特定の面接官のみ閲覧できる権限機能や、無断ダウンロードや二次利用を防ぐセキュリティ機能があるかを確認しましょう。適切な権限管理があれば、機密性を保ちつつ評価共有もスムーズに行えます。

また、動画はファイルサイズが大きいため、保存期間や容量制限の確認も重要です。選考終了後に自動削除や非表示設定があると、管理工数と流出リスクを同時に減らせます。さらに、プライバシーポリシーに動画面接の取り扱いを明記し、候補者の同意を得る運用もセットで検討しましょう。

動画面接を導入すると、候補者の辞退率が上がるというのは本当ですか?

「動画を撮るのが恥ずかしい」や「準備が面倒くさい」といった心理的ハードルで、一部の候補者が離脱する可能性は否定できません。しかし実際には、移動時間や交通費がかからないなどのメリットの方が大きく、特に遠方や在職中の優秀層にとっては応募のハードルが下がりプラスの要因に繋がります。

辞退を防ぐコツは、専用アプリ不要のブラウザ完結型を選んだり、案内文で「服装自由」「スマホでOK」と明示することです。候補者の体験に配慮した運用により、離脱を最小限に抑え、内定承諾率や母集団の質の向上にもつなげられます。

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まとめ

採用管理システムには動画面接に対応しているものもあり、遠方の人材とも面接しやすく、採用の手間やコストの削減に期待できます。面接のコスト・工数削減や、採用活動のスピードアップにつながることなどがメリットです。

しかし、録画式ではその場の状況に応じた質問ができないといったデメリットもあります。自社には動画面接が有効であるか確認し、使いやすい採用管理システムで採用業務を効率化しましょう。

また、採用管理システムに動画面接を活用するためには、自社に必要な機能があるかどうかの確認も重要です。本記事を参考にしながら、動画面接に対応した採用管理システムを導入し、採用業務の負担軽減を図りましょう。

採用管理システム(ATS)おすすめ18選(全35選)を徹底比較|無料期間があるものやシェアが高いものも

採用管理システム(ATS)とは、企業の採用活動に関わる業務全般を一元管理できるシステムのことを言います。本記事では、おすすめの採用管理システム全35選を紹介するとともに選び方を解説します。無料トライアルのあるものや、料金などを一覧表で比較しながら紹介します。

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