生成AI一覧|種類・提供元・プラン別の早見表と選び方

Check!

  • 種類別に8サービスを早見表で比べられる
  • 無料から企業向けまでのプランの違いが分かる
  • 社内で使う生成AIの台帳の作り方が分かる

生成AIの一覧は、対話・文章、画像・動画・音声、コードの3系統に分け、提供元・無料プランの有無・プランの階層とあわせて並べると選びやすくなります。生成AIとは、文章・画像・音声などを新しく作り出すAIのことです。本記事は、各社の公式ページで確認した内容(2026年10月20日時点)にもとづき、8サービスの早見表、プランの階層、サービス別の特徴、商用利用と権利の確認点、社内の台帳づくりを整理します。金額は載せず、比べ方を示します。

2つの質問で、一覧を見たあとに決めることを確認する

Q1. 使いたい生成AIの分野は?

目次

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  1. 生成AI一覧|種類別の代表サービス早見表(2026年10月20日確認)
  2. 一覧を見たあとに残る課題|使う全員に同じルールと理解をそろえる
  3. プランの階層で比べる|無料・個人向け有料・チーム向け・企業向けの違い
  4. サービス別に見る特徴と、確認したい点
  5. 画像・動画・音声・コードで確認したい、商用利用と権利の条件
  6. 社内で使う生成AIを台帳にまとめる|サービス選定の前に確認する7項目
  7. 一覧から選んだあとに|全員の理解をそろえる4つの手順
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ|生成AI一覧で押さえたい6つのこと
  10. 参考文献

生成AI一覧|種類別の代表サービス早見表(2026年10月20日確認)

生成AIの一覧は、対話・文章、画像・動画・音声、コードの3系統に分け、提供元と無料プランの有無とあわせて見ると、全体像がつかめます。

種類サービス提供元主な用途(公式ページの記載から)無料で試せるか
対話・文章ChatGPTOpenAI対話、調べもの、文章作成Freeプランあり
対話・文章ClaudeAnthropic対話、文章作成、コードツール(Pro以上)Freeプランあり
対話・文章GeminiGoogle対話、画像の生成・編集、Deep Research無料版あり
対話・文章Microsoft CopilotMicrosoftWord、Excel、PowerPoint、Outlookでの作成・要約・分析の支援個人向けPersonal・Premiumに1か月の無料試用
画像・動画・音声Adobe FireflyAdobe画像・動画・音声・ベクターの生成と編集無料プランあり(1日の生成回数つき)
画像・動画・音声RunwayRunwayAI動画の生成。有料プランは透かしなしFreeプランあり(125クレジット)
画像・動画・音声ElevenLabsElevenLabs音声の読み上げ・認識、効果音、音声クローンFreeプランあり
コードGitHub CopilotGitHubコードの補完・チャット・開発支援Freeプランあり(機能は限定)

この表は代表例で、順位ではありません。目的別のおすすめは生成AIおすすめ12選を目的別に比較、仕組みと5分野の考え方は生成AIとは?5分野マップと業務での使い方で扱っています。

一覧を見たあとに残る課題|使う全員に同じルールと理解をそろえる

生成AIは選んで終わりではなく、入力してよい情報や出力の確認のしかたを全員でそろえる必要があり、研修と理解度の確認が選択肢になります。

総務省「令和8年版 情報通信白書」では、生成AIの活用方針を「積極的に活用する」または「活用する領域を限定して利用する」とした日本企業は68.9%でした。懸念で最も多かったのは「企業内の情報漏えいなどのセキュリティリスク」で、対策では「全社的な指針やガイドラインを整備している」が最も高い41.1%でした。使う人の理解は一覧に載らないため、その手段としてeラーニング3サービスを役割の違いで並べます(生成AIを学ぶ教材かどうかは、各社の資料で確認してください)。

ルールと理解をそろえる、eラーニング3サービスの役割

優劣ではなく役割の違いで並べています

自社の状況:

一例:OneCompliance(ワンコンプライアンス)研修を受講状況を見ながら進められます。

資料を無料ダウンロード

一例:Smart Boarding自社の教育内容を学習プログラムにできます。

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一例:SAKU-SAKU Testing豊富なテスト機能で理解度を確かめられます。

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サービス OneCompliance(ワンコンプライアンス) Smart Boarding SAKU-SAKU Testing
向いている会社 情報セキュリティや個人情報の研修を全社でそろえたい会社 ルールや台帳を自社の学習コースにしたい会社 研修後のテストで理解度を集計したい会社
特徴 法務・労務・情報領域の研修を提供。ダッシュボードと自動リマインダーで管理工数を抑える 社内独自の教育内容を学習プログラムにでき、学習進捗も管理できる CBTベースでテスト機能が豊富。カテゴリーやグループに紐づけられる
注意したい点 費用は人数に応じ、問い合わせで確認。AI専用コースは一覧に見当たらない 手厚いサポートは「充実サポートプラン」のみ 事務局運営やカスタマーデスクはオプション
資料・詳細

3サービスの資料をまとめて請求(入力は1回・無料)

まとめて資料をダウンロード

表は横にスクロールできます。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

生成AIに入力してよい情報や、個人情報・著作権の扱いを、全員に同じ基準で学んでもらいたい場合の一例が、株式会社Oysterが提供するOneCompliance(ワンコンプライアンス)です。商品ページでは、研修の実施・管理を自動化して工数を最小化できること、法改正に合わせて自動更新されるコンテンツが特徴として紹介されています。コース一覧には、情報セキュリティ、個人情報保護法、著作権などがあります。AI専用のコースは一覧に見当たらないため、生成AIの内容は資料で確認してください。料金は受講人数に応じた課金体系のため、資料や公式サイトで確認してください。

株式会社Oyster

OneCompliance(ワンコンプライアンス)

OneCompliance(ワンコンプライアンス)

株式会社Oyster

OneCompliance(ワンコンプライアンス)

コンプライアンスに特化!上場準備中/IPO準備中、上場企業、大手グループ会社、監査法人、金融機関/フィンテック、中堅/中小企業の方に特におすすめ

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  • 上場準備中/IPO準備中の企業にも最適
  • ダッシュボードや自動リマインダーなど管理工数を最小化
  • 初期費用なし、受講人数に合わせた料金体系のためコストを最適化
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  • 費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認

社内に法務専任担当や教育専任担当がおらず、社内のみでの実施が困難

OneCompliance 導入事例(株式会社プリメディカ。導入の背景・課題感として掲載) 出典:導入事例ページ

使ってよいサービスや入力ルールを文書にまとめたら、それを自社の研修コースにして、いつでも見直せる形にしておくと、担当者が替わっても運用が続きます。その場合の一例が、株式会社FCEが提供するSmart Boardingです。商品ページでは、社内独自の教育内容を学習プログラムとして整備できること、直感的に操作できる管理画面、学習進捗の管理ができることが紹介されています。一方で、電話やメールの相談、教育プログラムの設計といった手厚いサポートは「充実サポートプラン」のみとされています。生成AIに関する教材が含まれるかは資料で確認し、自社の手順書を研修にする場合は、作成の進め方を担当者に相談してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

株式会社FCE

Smart Boarding

Smart Boarding

株式会社FCE

Smart Boarding

目指したい社員教育を実現!OJTや研修など社員教育に悩んでいる企業におすすめ

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出典:Smart Boarding

LearnOとの比較はこちら

【2026年最新】LearnO vs Smart Boardingを徹底比較|どちらがあなたに合う?評判・機能・料金で検証!

今、eラーニングシステムを導入する企業が増えています。特に「LearnO」と「Smart Boarding」は2大人気サービスで、評価を見てもどちらが本当に自社に合うサービスなのか悩んでいる方も少なくありません。本記事では、徹底比較したビジコン編集部が目的別・使い方別に違いを明確に解説します。

GOOD

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  • 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
  • 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
  • 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える
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  • 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ

【自社オリジナルコンテンツ】と【FCEプログラム】を活用した自社独自の学習コースを作成

Smart Boarding 導入事例(株式会社ミツハシ)の見出し 出典:導入事例ページ

ルールを配ったあとに、全員が理解したかをテストで確かめたい場合の一例が、株式会社イー・コミュニケーションズが提供するSAKU-SAKU Testingです。商品ページでは、CBTをベースにしたeラーニングで、テスト機能が豊富なこと、不慣れな人でも作成・登録しやすいコンテンツ機能があること、ユーザー管理機能でカテゴリーやグループを紐づけられることが紹介されています。注意したい点として、事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとされています。生成AIの利用に関する問題が用意されているかは、資料で確認してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

株式会社イー・コミュニケーションズ

SAKU-SAKU Testing

SAKU-SAKU Testing

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初心者にも◎受講者の管理をスムーズに行いたい方におすすめ

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  • 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
  • あらゆる企業ですぐに役立つ実践的な内容のコンテンツを厳選して用意
  • ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
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  • 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる

プランの階層で比べる|無料・個人向け有料・チーム向け・企業向けの違い

生成AIのプランは、無料、個人向け有料、チーム向け、企業向けの階層に分かれ、階層が上がると管理機能が加わり、入力データの学習の扱いも変わるサービスがあります。

同じサービスでも、個人向けのプランで使うか、組織向けのプランで使うかで、管理者が使える機能と、入力した内容が学習に使われるかどうかの記載が変わります。次の表は、各社の公式ページに書かれている範囲だけをまとめたものです(2026年10月20日確認。金額は載せていません)。

サービス無料個人向け有料チーム・組織向け入力データの学習の扱い(公式ページの記載)
ChatGPTFreeGo、Plus、ProBusiness(2ユーザーから)、Enterprise個人向けはオプトアウト可能と記載。BusinessとEnterpriseは、料金ページに学習の扱いの記載なし
ClaudeFreePro、MaxTeam(2から150名向け)、Enterprise個人向けはオプトアウトと記載。TeamとEnterpriseは、既定では学習に使わない(None by default)と記載
Gemini無料Google AI Plus、Pro、Ultra組織向けはGemini Enterpriseとして別に提供組織向けは、プロンプトと出力がモデルの学習に使われないと記載
GitHub CopilotFreePro、Pro+、MaxBusiness、EnterpriseFree・Pro・Pro+は、対話データがモデルの改善に使われる場合があり、オプトアウトできる。BusinessとEnterpriseは学習に使われないと記載
Microsoft Copilot個人向けページに無料版の内容の記載なしMicrosoft 365のPersonal、Family、Premium、Proに含まれる法人向けの詳細は個人向けページに記載なし個人向けページに学習利用の詳細は記載なし(プライバシーのページで案内)

Adobe Firefly、Runway、ElevenLabsも、無料プランから上位プランまで段階があります。たとえばElevenLabsは、Freeから、Starter、Creator、Pro、Scale、Business、Enterpriseまで7つの階層を示し、Scaleからチーム機能(席の数)が加わります。Runwayは、Free、Standard、Pro、Maxの個人向けプランに加えて、TeamとEnterpriseのページを案内しています。

料金を比べるときの見方|金額より課金の単位を見る

生成AIの料金は、サービスごとに課金の単位が違います。個人向けは月額のプラン、チーム向けは席の種類(ClaudeのTeamはStandardとPremiumの席)、画像や動画の生成は使った分だけ減るクレジット(Runwayの無料プランは一度だけ付与される125クレジット、GitHub Copilotも利用枠をAI Creditsで示しています)といった具合です。このため、「月いくら」だけを並べても、実際の費用は比べられません。比べるときは、(1)使う人数、(2)1人あたりの利用量、(3)必要な管理機能(シングルサインオンや利用状況の把握など)の3つを先に決め、そのうえで各社の最新の料金ページで確認してください。金額は改定されるため、本記事には載せていません。

入力データの扱いは、個人向けと組織向けで必ず確認する

組織で使う場合は、サービスの機能より先に、入力した情報の扱いを確認します。ClaudeのEnterpriseでは、シングルサインオン、SCIM、監査ログなどが管理機能として挙げられ、ChatGPTのBusinessでは、SAML SSOや管理コンソールなどが示されています。個人のアカウントで業務の情報を入力している状態が見つかった場合は、組織向けのプランに切り替えるか、入力してよい情報の範囲を決めて周知します。そのルールを全員が同じ水準で理解するための研修が、前の章で紹介した3サービスの役割です。

OneCompliance(ワンコンプライアンス)

生成AIに入力してよい情報や、個人情報・著作権の基本を、全員にそろえて学んでもらいたい会社に

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サービス別に見る特徴と、確認したい点

生成AIのサービス別の特徴は、無料プランで使える範囲、個人向けと組織向けの違い、管理機能の3点に分けて見ると、公式ページの記載を比べやすくなります。

対話・文章:ChatGPT、Claude、Gemini、Microsoft Copilot

ChatGPTは、個人向けにFree、Go、Plus、Proがあります。Freeでも、メッセージ、画像生成、音声、Deep research、メモリなどを制限つきで使えます。Goは広告が含まれる場合があると記載され、Plusでは高度な推論モデル、Projects、スケジュールタスク、カスタムGPTなどが加わります。企業向けのBusinessは、SAML SSO、専用ワークスペース、管理コンソール、管理者ロールなどの管理機能が示されています。

Claudeは、Freeでチャット、Web検索、Artifacts、メモリを使え、Proでは、Claude Code、Research、Projectsの無制限利用、Microsoft 365連携などが加わります。Teamは2から150名向けで、SSO、一元的な請求・管理、コネクタの制御、利用状況の分析が挙げられています。

Geminiは、無料版でも、画像の生成・編集、Deep Research、Gemini Live、Canvas、Gemが使えます。有料のGoogle AI Plus、Pro、Ultraは、使用量の上限とモデルの範囲が広がり、個人のGoogleアカウントを前提にしています。職場での導入は、個人向けでなく、組織向けのGemini Enterpriseの内容を確認します。Microsoft Copilotは、個人向けページで、Word、Excel、PowerPoint、Outlookでの作成・要約・分析の支援が案内され、法人の業務データの扱いは別途、契約条件を確認する必要があります。

画像・動画・音声:Adobe Firefly、Runway、ElevenLabs

Adobe Fireflyは、1つのサービスで、画像の生成と編集(生成塗りつぶし、背景削除など)、動画、音楽・読み上げ・効果音、ベクターを扱えます。無料プランは1日あたりの生成回数つきで、続けて生成するには有料のサブスクリプションが必要です。Runwayは、AI動画に特化し、Freeでは一度だけ付与されるクレジットで試せます。ElevenLabsは、テキスト読み上げ、音声認識、効果音、音楽に加え、音声クローンを提供し、チームで使う場合はScale以上のプランで席が加わります。

コード:GitHub Copilot

GitHub Copilotは、個人向けのFree、Pro、Pro+、Maxと、組織向けのBusiness、Enterpriseがあります。組織向けは、ライセンス管理、ポリシー管理、IP補償に加え、データがモデルの学習に使われないと記載されています。Enterpriseでは、GitHub.comでのチャット統合や、組織のコードベースのインデックス化も加わります。

画像・動画・音声・コードで確認したい、商用利用と権利の条件

画像・動画・音声・コードの生成AIは、生成物の商用利用の条件と学習データの扱いがサービスごとに異なるため、契約するプランと利用規約で確認します。

サービス公式ページで確認できた点別途確認が必要な点
Adobe Firefly自社モデルは、Adobe Stockのライセンス取得済みコンテンツとパブリックドメインのコンテンツで学習したと説明。商用利用に適していると説明しているGoogle、OpenAI、Runwayなどのパートナーモデルは、学習データや商用利用の条件が個別に書かれていない。各提供元の条件を確認する
ElevenLabsStarter以上のプランは商用ライセンスが含まれる。音声クローンは、Starterで即時クローン、Creator以上でプロ向けクローンFreeプランの商用利用は、料金ページに記載がない
Runway有料プランは透かしなし。Pro・Maxで4Kへの高画質化(アップスケール)が使える商用利用の条件や権利の扱いは、料金ページから確認できない。利用規約で確認する
GitHub CopilotBusiness・Enterpriseは、ライセンス管理、ポリシー管理、IP補償を提供。Copilot BusinessとEnterpriseのデータは、モデルの学習に使われないと記載Proは、組織向けのライセンス管理・ポリシー管理・IP補償を含まないと記載。個人向けの設定は組織のルールと合わせる

音声や画像を使うときは、声の持ち主や、写っている人・著作物の権利も関わります。文化庁の「AIと著作権について」のページでは、令和6年3月に文化審議会著作権分科会法制度小委員会が取りまとめた「AIと著作権に関する考え方について」が案内されています。生成物を広告や配布資料に使う場合は、この考え方と各サービスの利用規約の両方を確認してください。なお、本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、法的助言ではありません。

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生成物の確認の基準が、人によってバラバラになっていませんか?

こんな会社に向いています

画像・音声・コードの確認ルールを決めたあと、全員の理解度を確かめたい会社

部署やグループごとに、テストの対象を分けて配信したい会社

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対話・文章の生成AIは、入力する情報の確認を先に

ChatGPT、Claude、Gemini、Microsoft Copilotのような対話型は、とても始めやすい反面、顧客情報や社外秘の内容を入力してしまうリスクがあります。総務省の白書でも、企業の懸念は情報漏えいが最も多い結果でした。生成した文章を社外に出す前には、事実の確認と、他人の著作物に似ていないかの確認を、担当者が行う手順にしておくと安心です。

社内で使う生成AIを台帳にまとめる|サービス選定の前に確認する7項目

社内で使う生成AIは、サービス名・プラン・入力してよい情報・学習設定・商用利用の確認先などを台帳に1行ずつまとめると、使ってよいサービスを一覧で管理できます。

一覧表を眺めて選ぶだけでなく、自社で実際に使うサービスを台帳に残すと、プランの改定や新しいサービスが出たときに、見直す箇所がすぐ分かります。総務省・経済産業省が令和8年3月31日に公表した「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」も、台帳に書く項目を考えるときの参考になります。

台帳の項目書く内容確認先
1. サービス名と提供元公式の表記どおりに書く各社の公式ページ
2. 契約しているプランの階層無料、個人向け有料、チーム向け、企業向けのどれか契約画面、料金ページ
3. 入力してよい情報の範囲顧客情報・個人情報・社外秘を入れてよいか社内ルール
4. 入力データの学習設定オプトアウトの設定、または既定で学習に使われないか公式ページ、管理画面
5. 管理機能シングルサインオン、利用状況の把握、管理者ロールの有無料金ページの比較表
6. 生成物の商用利用と権利商用利用できるプランか、学習データの説明があるか利用規約、公式ページ
7. 担当者と見直しの時期台帳の管理者、次に見直す月社内

作り方は3つの手順です。1つ目に、すでに社内で使われている生成AIを洗い出します。申請を受けたサービスだけでなく、個人のアカウントで使われているものも聞き取ります。2つ目に、上の7項目を埋め、プランの階層と学習設定を確認します。3つ目に、台帳をもとに、使ってよいサービスと入力ルールを1枚にまとめ、研修で周知します。次の資料DLボックスは、その台帳と手順書を自社の研修コースにしたい場合の一例です。

Smart Boarding

使ってよい生成AIの台帳や手順書を、自社の研修コースにしたい会社に

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一覧から選んだあとに|全員の理解をそろえる4つの手順

生成AIを選んだあとは、台帳とルールを1枚にまとめ、研修で伝え、理解度を確かめ、プランの改定に合わせて見直す4つの手順で、全員の理解をそろえます。

  1. 台帳とルールを1枚にまとめる。使ってよいサービス、入力してよい情報、確認の担当を載せる
  2. 研修で全員に伝える。部署の担当者だけに伝えるより、全員が同じ内容を同じ形で受けるほうが、解釈のずれを減らせる
  3. 理解度を確かめる。ルールを読んだかどうかではなく、判断に迷う例を出して答えてもらう
  4. 見直す時期を決める。プランの改定や新サービスの追加に合わせて、台帳と研修の内容を更新する

この4つを手作業で回すと、案内の送信、受講状況の確認、テストの集計に手間がかかります。研修の実施と管理を仕組みにしたい場合は、前の章で紹介した3サービスの資料を、役割の違いに注目して比べてください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 生成AIの一覧には、どんな種類がありますか?

A. 本記事では、対話・文章、画像・動画・音声、コードの3系統に分けて整理しました。対話・文章はChatGPT、Claude、Gemini、Microsoft Copilot、画像・動画・音声はAdobe Firefly、Runway、ElevenLabs、コードはGitHub Copilotを代表例としています。Adobe Fireflyのように、画像・動画・音声の複数の分野にまたがるサービスもあります。

Q2. 4大生成AIとは何ですか?

A. 公的に決まった定義はありません。ChatGPT、Gemini、Claude、Microsoft Copilotの対話型4サービスをまとめて紹介する記事が多く、本記事でも対話・文章の代表例として並べています。ただし、優れた4つという意味ではなく、用途や契約するプランによって向き不向きが変わります。

Q3. 今一番いいAIは何ですか?

A. 用途と評価の基準で答えが変わるため、1つには決められません。文章の下書きか、画像か、コードの補助か、個人で使うか組織で使うかで候補が変わります。まず用途と使う人の範囲を決め、2、3サービスを無料プランで試し、入力データの扱いと管理機能を公式ページで確認してから選んでください。

Q4. 無料で使える生成AIの種類は何ですか?

A. 2026年10月20日時点の公式ページで、ChatGPT(Free)、Claude(Free)、Gemini(無料)、GitHub Copilot(Free)、Adobe Fireflyの無料プラン、Runway(Free)、ElevenLabs(Free)に無料プランがあると確認できました。Microsoft Copilotは、個人向けページにPersonalとPremiumの1か月の無料試用が書かれています。無料プランには機能や利用量の上限があり、個人向けでは入力データの学習設定も確認してください。

Q5. 生成AIの料金は、どう比べればよいですか?

A. 金額だけでなく、課金の単位で比べます。個人向けは月額のプラン、チーム向けは席の種類、画像や動画では生成に使うクレジットというように、サービスごとに単位が違います。金額は改定されるため、契約前に各社の公式ページで最新の内容を確認してください。

Q6. 生成AIを社内で使うとき、最初に決めることは何ですか?

A. 入力してよい情報の範囲と、使ってよいサービス・プランです。サービス名、プラン、学習設定、担当者を台帳にまとめ、決めた内容を研修で全員に伝え、理解度を確かめます。

まとめ|生成AI一覧で押さえたい6つのこと

  1. 生成AIは、対話・文章、画像・動画・音声、コードの3系統に分けると全体像がつかめる
  2. 無料プランがあるかを、公式ページで確認する。無料プランには機能と利用量の上限がある
  3. プランは、無料、個人向け有料、チーム向け、企業向けの階層に分かれ、入力データの学習の扱いも変わる
  4. 料金は金額より課金の単位(月額、席、クレジット)で比べ、最新の金額は契約前に公式ページで確認する
  5. 画像・動画・音声・コードは、商用利用の条件と学習データの説明を、プランと利用規約で確認する
  6. サービスを台帳にまとめ、ルールを研修で全員に伝え、理解度を確かめる仕組みとして、eラーニング3サービスの資料を請求して比べる

生成AIの一覧は、選ぶための入口です。実際に業務で使い続けるには、使ってよいサービスと、入力してよい情報を、全員が同じ水準で理解している状態が欠かせません。まず自社で使われているサービスを洗い出し、台帳の7項目を埋めるところから始めてください。そのうえで、ルールを全員に届ける方法と、理解度を確かめる方法を決めます。サービスもプランも変わり続けるため、台帳に見直しの時期を書いておくことが、運用の土台になります。

参考文献

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