Microsoft 365 Copilotで何ができる?アプリ別の機能と使える条件

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  • アプリ別にできることがわかる
  • ライセンス別の違いと条件がわかる
  • 使い始める前の準備がわかる

Microsoft 365 Copilotで何ができるかを一言でいうと、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNoteなどのアプリの中で、文書の下書き、表やグラフの作成、スライドの作成、メールや会議の要約を、自然な言葉で依頼して進められることです。さらに、仕事のデータ(メール・ファイル・会議・予定表)を根拠にした回答や、依頼した作業を代わりに実行するCoworkなども加わっており、使える範囲は契約しているライセンスで変わります。本記事では、Microsoftの公式ページにもとづいて、アプリ別にできること、ライセンス別の違い、できないことと使えない条件、社内で使い始める前の準備を整理します。内容は2026年10月21日時点の公式の案内です。

Microsoft 365 Copilotを読む前に、社内で次に整えたいことを診断

Q1. いま一番知りたいのは、どちらですか?

目次

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  1. Microsoft 365 Copilotで何ができる?できること一覧と、3つの層
  2. アプリ別にできること|Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNote
  3. ライセンス別に何ができる?Copilot Chat・Microsoft 365 Copilot (Basic)・(Premium)の違い
  4. CoworkとMicrosoftのエージェント|聞くだけでなく、作業を代行する機能
  5. 業務別に整理|どの仕事で、どのアプリのCopilotを使うか
  6. できないこと・使えない条件|期待とのずれが出やすい点
  7. 外部サービスとの連携と、導入後の効果の見方|拡張と分析の入口
  8. 社内で使い始める前に整えること|データ・権限・ルール・教育
  9. 社内展開を支える教育サービス3つの違い|Copilotの操作を教える教材ではなく、運営面の支え
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ|Microsoft 365 Copilotで何ができるかと、使い始める前に押さえたい6つのこと
  12. 参考文献

Microsoft 365 Copilotで何ができる?できること一覧と、3つの層

Microsoft 365 Copilotでできることは、アプリの中での作業支援、仕事のデータを使ったチャット、作業を代行するエージェントとCoworkの3つの層で整理できます。

Microsoftの公式ページ「Microsoft Copilot でできること」は、Copilotが、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、メール、会議、チャットにわたる作業を高速化するとして、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Teamsの6つのアプリを挙げています。公式の「Microsoft Copilot の概要」とあわせて読むと、使う場所と契約するライセンスによって、次の3つの層に分けて考えると整理しやすくなります。

層中身(公式の説明にもとづく)主な入口
1. アプリの中のCopilotWordの下書き・書き換え・要約、Excelのデータ分析・数式・グラフ、PowerPointのスライド作成、Outlookのメールの下書き・スレッドの要約、OneNoteの下書きやアイデア、Teamsの会議の要約とアクション アイテムの記録、Formsの質問の下書きWord・Excel・PowerPointは画面の右下隅のCopilotアイコン、OutlookはアプリのCopilotボタン
2. Copilot Chat(チャット)Webを根拠にした安全なAIチャット。ファイルをアップロードしての質問、画像の生成など。Microsoft 365 Copilot (Premium)では、メール・ファイル・会議・予定表などの仕事のデータを自動で根拠に使うcopilot.cloud.microsoft、Microsoft Copilotアプリ(Web・デスクトップ・モバイル)、EdgeのCopilot、OutlookとTeams
3. エージェントとCowork調査や分析を担うエージェント。Coworkは、メールの送信、会議の設定、ドキュメントの作成、Teamsへの投稿などを、承認を受けながらユーザーに代わって実行するMicrosoft Copilotアプリ(Web・デスクトップ・モバイル)

なお、公式ドキュメントでは、Microsoft 365 CopilotはMicrosoft Copilot、Microsoft 365 Copilot ChatはMicrosoft Copilot Chatという名称に改められています。公式のページには、一部のエクスペリエンス、ライセンス、機能は、移行期間中に従来の名称で書かれることもあると注記されています。本記事では、検索で使われることの多い「Microsoft 365 Copilot」を使い、公式の名称やライセンス名に触れる箇所は公式の表記に合わせます。

どの層まで使えるかは、ライセンスで変わります(次の章以降で表にします)。アプリの概要や導入の流れはMicrosoft 365 Copilot(旧Copilot for Microsoft 365)とは?使い方などを解説、Copilot全般の機能や料金はCopilotとは?主な機能や料金・使い方・活用例を解説で整理しているため、本記事では、2026年10月21日時点の公式ページにもとづき、実際に何ができて、どこから先はできないのかに絞って書きます。

ここで押さえたいのは、仕事のデータを使う層ほど、Copilotの回答の質が、社内のデータの整理状況と使う人の判断に左右される点です。公式の「Microsoft Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ」には、Copilotは、個々のユーザーが少なくとも表示アクセス許可を持っている組織データのみを表示すると書かれています。つまり、共有の範囲が広いままのフォルダーや、取引先の情報を含むファイルがあれば、それを見られる人がCopilotに依頼したときの材料になりえます(この点は、公式の説明を実務に置き換えた本記事の解釈です)。ツールの設定とは別に、何をCopilotに読ませてよいか、出力を誰がどう確認するかの基準を、使う全員に同じ形で学んでもらう必要があり、その手段の1つが社内向けの研修です。情報セキュリティや個人情報の扱いの基準を、全員に同じ形で届けたい場合の一例が、株式会社Oysterが提供するOneCompliance(ワンコンプライアンス)です。商品ページでは、ダッシュボードや自動リマインダーなどで管理の工数を減らせること、法務・労務・情報領域の研修コンテンツが法改正などに合わせて更新されることが特徴として紹介されています。公式サイトのコース一覧には「情報セキュリティ」「個人情報保護法」「著作権/肖像権」などがあります(2026年10月21日確認)が、Copilotの利用そのものを扱う専用のコースは一覧にありません。費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせでの確認が必要です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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アプリ別にできること|Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNote

アプリ別にできることは、Wordの下書き、Excelの分析、PowerPointのスライド作成、Outlookのメール整理、Teamsの会議要約、OneNoteのノート要約です。

Microsoftのサポートページにもとづいて、アプリごとのできることを表にします。条件の列は、各ページが注意として挙げている内容で、自社の環境で使えるかを判断するときの目安になります。

アプリできること(公式ページの説明)条件・補足
Word簡単な要求・詳細なプロンプト・アウトライン・メモ・参照ファイルからの下書き作成、テンプレートや既存のドキュメントの形式と構造を使った下書き、セクション・段落・チェックリスト・表の追加、選択したテキストの書き換え・トーンの調整・簡潔化、引用つきのコンテンツの生成一部の作成・編集エクスペリエンスは段階的に展開中で、ライセンス、組織の設定、アプリのバージョン、Windows・Mac・Web・iPadのどれかで異なる
Excelワークシートの編集、データと数式の生成、グラフ・ピボットテーブル・図形の作成、分析情報の特定、並べ替え・フィルター、Web検索、他のブックからのデータの取り込み、スキルによる反復タスクの定型化編集・プラン・チャットの3モード。iPad・iPhone・Androidは使えるモードが限られる
PowerPoint説明から新しいプレゼンテーションを作成。対象ユーザー、デッキの長さ、テンプレートやデザインの方向性、画像の種類などの質問に答えて仕上げる組織がブランドキットを必要とする場合は、発行されたブランドキットを選んで使う
Outlook受信トレイ・予定表・会議についての質問(先週のメールの要約、次の1対1の会議の確認など)、メールの下書き、会議のスケジュール、未読メールへのフラグ設定、自動応答の設定アドオンライセンスの有無で、依頼できる範囲が変わる
Teams会議の主要な論点の要約、アクション アイテムの提案、会議中・会議後の質問への回答組織の外部でホストされた会議では機能しない。会議後に質問するには、文字起こしが必要
OneNoteノートの要約。公式の例では、ページの文字起こしとメモから、時系列の箇条書きの要約を、出典つきで作るCopilotが表示されない場合は、サブスクリプションか組織の設定による
Formsアンケート、投票、その他のフォームの質問の下書き(公式の一覧にある機能)公式の一覧は、Microsoft 365 Copilot (Basic)の項目に記載

Word|書く・直す・表にする

Wordでは、空白のページから下書きを作るだけでなく、すでにある文章を直す使い方が中心になります。公式のページでは、「Copilotで編集」を使うと、ドキュメント内で直接、コンテンツの作成・調整・書式設定・再構築ができると説明されています。選択したテキストを、書き換える、トーンを調整する、簡潔にする、別のバージョンを作るといった依頼もできます。「/」を入力してファイルを選ぶと、特定のソースを使わせることもできます。

使うAIモデルは、サブスクリプションと空き状況に応じて、Claude SonnetやClaude Opusなどから選べるとされています。選べない場合は「自動」「インスタント」「さらに深く考える」を使えます。ただし、公式のページは、事実、番号、引用、名前、ポリシー ステートメント、その他の機密情報を確認して検証するよう案内しており、生成されたコンテンツを残すか、変更するか、削除するかを決めるのは、ドキュメントを共有する人の責任だとしています。

Excel|任せられる作業と、3つのモード

Excelでは、予算の更新、財務モデルの作成、データの分析といった依頼を、テーブル、グラフ、ピボットテーブル、数式などExcelの組み込みの機能を使って実行します。モードは3つで、既定の編集モードはブックを直接編集します。プランモードは、実行の前に計画を生成して進め方を確認でき、チャットモードは、ブックを変更せずに分析情報を得られます。いきなり書き換えられるのが不安なときは、プランやチャットから試せます。Windows・Mac・Webでは3モードを使えますが、iPadはチャットとプラン、iPhoneとAndroidはチャットが中心です(公式の表。編集モードのサポートは順次展開されています)。

PowerPoint|説明からスライドを作る

PowerPointでは、新しいプレゼンテーションを開き、右下隅のCopilotアイコンから、作りたいスライドの内容をプロンプト欄に書きます。モデルセレクターで使うAIモデルを選べます。組織がブランドキットを必要とする場合は、「ブランドの選択」で、ロゴ・テンプレート・フォント・色・画像・アイコン・ブランドボイスなどを登録したブランドキットを選びます。Copilotは、対象ユーザー、デッキの長さ、テンプレートやデザインの方向性、含める画像の種類などを質問することがあり、答えるか、スキップしてCopilotに任せられます。

Outlook|アドオンライセンスの有無で、依頼できる範囲が変わる

Outlookでは、アプリ上部のCopilotボタンからCopilot Chatを開き、受信トレイや予定表について質問したり、Outlookで直接アクションを実行したりできます。公式のページは、職場または学校アカウントにアドオンライセンスがあるかどうかで、できることが違うと説明しています。

区分依頼の例(公式ページの例を、本記事で整理したもの)
アドオンライセンスなしプロジェクトや顧客名に関する先週のメールの要約、次の1対1の会議の確認、お客様のエスカレーションを要約した更新通知メールの下書き、会議のスケジュール、上司からの未読メールへのフラグ設定、来週金曜日の自動応答の設定
アドオンライセンスあり上のすべてに加えて、チャットやドキュメントから関連するコンテキストをまとめたうえでの、未読メールの重要度の判断と返信の優先順位づけ、プロジェクトにもとづく会議の議題と事前読み物の下書き、新入社員へのウェルカムメール(最初の4週間にやること、チームの組織図、関連ドキュメントを含む)の作成

Teams|会議の要約・アクション アイテム・質問

Teamsの会議では、Copilotが誰が話したか、何を言ったかなどの主要な論点を要約し、アクション アイテムを提案し、会議中も会議後も質問に答えます。会議後に会議の内容を質問するには、会議のトランスクリプト(文字起こし)が利用できる必要があり、会議中にライブの文字起こしをオンにしておくよう案内されています。会議の開催者は、会議ごとに、Copilotを「会議中および会議後」「会議中のみ」「オフ」から選べます。「オフ」にすると、共有された機密情報にCopilotがアクセスしないよう、会議の記録と文字起こしも無効になります。

また、Teamsの公式ページには、Copilotは参加者の組織の外部でホストされている会議では機能しないと書かれています。Copilotの応答が1300文字を超える場合は「Word で開く」、表の場合は「Excel で開く」で取り出せますが、会議に秘密度ラベルがあるなどの条件では、エクスポートできません。

OneNote・Forms|ノートの要約とフォームの下書き

OneNoteでは、ページの要約を依頼でき、公式の例では、Copilotが文字起こしとメモを使って時系列の箇条書きの要約を作り、応答のソースを引用します。Formsでは、質問の下書きを作成して、アンケート、投票、その他のフォームを作る支援を受けられます。競合の解説には、VivaやLoopでの活用も載っていますが、本記事で確認した2026年10月21日時点の公式の概要ページには、機能の説明を確認できなかったため、書いていません。

ライセンス別に何ができる?Copilot Chat・Microsoft 365 Copilot (Basic)・(Premium)の違い

ライセンス別の違いは、Copilot Chat (Basic)がWebを根拠にしたチャット、Microsoft 365 Copilot (Basic)がアプリ内の標準アクセス、Microsoft 365 Copilot (Premium)が仕事のデータを使うフル機能です。

公式の「Microsoft Copilot の概要」は、Copilotのライセンスを、Copilot Chat (Basic)、Microsoft 365 Copilot (Basic)、Microsoft 365 Copilot (Premium)、使用量ベースの課金機能に分けて比較しています。Word、Excel、PowerPoint、OneNoteなどのアプリ内の画面には、どれに当たるかを示す製品内ラベルが表示されます。

区分(公式の表記)位置づけと、できることアプリ内のCopilot・エージェント
Copilot Chat (Basic)対象となるMicrosoft 365ライセンスに含まれる、スタンドアロンのベースライン。主にWebデータを使い、組織コンテンツは、プロンプトにコピーして貼り付ける、ファイルをアップロードする、ファイルを選択する、OutlookやTeamsで開いているコンテンツで使う、のいずれかで渡すWord、Excel、PowerPoint、OneNoteのCopilotにはアクセスできない。指示と一般向けWebサイトにもとづく宣言型エージェントは含まれ、カスタムなどのエージェントは従量課金制
Microsoft 365 Copilot (Basic)アドオンライセンスはないが、アプリ内のCopilotへの標準的なアクセスがある。完全なチャットの統合や優先アクセスは含まれない場合があり、標準アクセスはサービス容量の影響を受けて、1日の中でも変わる場合があるWord・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlook・Teams・Formsの機能を使える。作業データを使うエージェントは従量課金制
Microsoft 365 Copilot (Premium)アドオンライセンスのフル エクスペリエンス。優先アクセス、Microsoft GraphとWork IQを通じた、メール・ファイル・会議・予定表・Teams・組織関係にもとづく応答、Copilot検索、セマンティック インデックス作成を含む。Work IQはオンとオフを切り替えられるWebデータとMicrosoft Graph・Work IQを使うMicrosoftエージェントを含む
使用量ベースの課金機能Microsoft 365 Copilot (Premium)ライセンスが必要。Copilot CoworkとCopilot Code (Frontier)に、使用量に応じた課金でアクセスするCowork、Code、エージェントを含む。使った量に応じて課金される

Microsoft 365 Copilot (Basic)のTeamsの機能として、公式の一覧には「会議の要約(最大30日間)と文字起こし、アクション アイテムの記録」と書かれています。Premiumの説明には、これに加えて、データを整えるための機能として、Microsoft Purview(秘密度ラベルによる分類や、プロンプトと応答の確認)と、SharePoint高度な管理(過剰共有を減らす、非アクティブなサイトを整理する)が挙げられています。

無料で使えるのはどこまでか

「Microsoft 365 Copilotは無料で利用できますか?」という疑問には、無料で使えるCopilotはあるが、WordやExcelなどの中で使うMicrosoft 365 Copilotには対象のライセンスが必要、というのが公式の整理です。公式の「Microsoft Copilot (無料) と Microsoft 365 の Copilot の違い」では、無料版のMicrosoft Copilotは、copilot.cloud.microsoftなどで使え、文章作成、ブレーンストーミング、要約、Web検索にもとづくリアルタイムの回答、EdgeでのWebページの要約と分析に向くとされています。個人向けのMicrosoft 365 Personal・Family・Premium・Proは、AIクレジットなどの使用制限つきで、デスクトップアプリのCopilotを使えます。ビジネスプランでは、対象のMicrosoft 365ライセンスにCopilot Chatが自動で含まれ、アプリ内の機能や仕事のデータを使う機能は、管理者が割り当てたライセンスによって変わります。

料金の考え方|金額ではなく、確認する順番

「月額料金はいくらですか?」という疑問に、本記事は金額を書きません。プラン、契約期間、キャンペーンで変わるためです。Microsoftの価格ページには、Copilotを含むBusinessプランと、既存のMicrosoft 365プランに追加するアドオンの両方が載っており、年払い・月払いの表示や、期間を限った割引キャンペーンの注記もあります(2026年10月21日確認)。公式のライセンスオプションのページでは、Microsoft Copilot Businessは、対象のMicrosoft 365 Businessライセンスを持つユーザーが最大300人の組織向けのアドオンで、年間契約で利用でき、300人を超える組織には、エンタープライズ向けのライセンスオプションを使う必要があると説明されています。一部のAIエクスペリエンスは、ライセンス料金とは別に、使用量に応じた従量課金が発生する場合もあります。

確認する順番は、(1)自社が契約しているMicrosoft 365のプラン、(2)管理者がCopilotのアドオンライセンスを割り当てているか、(3)従量課金の対象になる機能を使うか、(4)公式の価格ページの最新の金額、の4つです。会社で使う場合は、IT管理者またはMicrosoftの担当者に確認してください。

CoworkとMicrosoftのエージェント|聞くだけでなく、作業を代行する機能

Copilot Coworkは、メールの送信、会議の設定、ドキュメントの作成、Teamsへの投稿などを、承認を受けながらユーザーに代わって実行する機能です。

公式の「Copilot Cowork の概要」によると、Coworkは、何ができるかを説明するのではなく、作業を行う機能で、Microsoft 365の環境全体でタスクを実行します。職場または学校のアカウントのCoworkは一般提供になっており、個人用アカウントのCoworkはプレビュー段階です。使える場所は、ブラウザーのcopilot.cloud.microsoft、Windows・macOS用のMicrosoft Copilotデスクトップアプリ、iPhone・Android用のモバイルアプリです。公式のページが挙げる内容を、分類して整理します。

分類Coworkでできること(公式の説明)
コミュニケーションOutlook経由でのメールの下書き・返信・転送・送信、Teamsのチャネルやチャットへのメッセージの投稿、HTMLニュースレターの作成と送信、受信トレイの整理、ステークホルダー向けの連絡の準備
ドキュメントとファイルWord・Excel・PowerPoint・PDFの最初からの作成、OneDriveとSharePointにある既存のOfficeファイルの編集、フォルダーの作成とファイルの再整理
予定表と会議自然な言葉での会議のスケジュール、予定表の管理(イベントの追加や移動、会議の辞退)、会議の分析情報の取得、毎日のブリーフィング
調査と検索組織全体の検索、複数のソースにわたる詳細な調査とレポートへの統合
オートメーションスケジュールに従ったプロンプトの実行、メールやTeamsメッセージの受信などをきっかけに動くイベント駆動型タスク

Coworkで押さえたいのは、実行前の承認です。公式のページによると、Coworkは、メールの送信や会議のスケジュール設定などの重要なアクションの前に一時停止して確認を求め、中リスクと高リスクのアクションにはリスクレベルの表示が付きます。いつでも一時停止、再開、キャンセルができ、各ステップはセッションに表示されます。一方で、使用量ベースの課金機能であるため、Microsoft 365 Copilot (Premium)ライセンスが前提になります。管理者は、Copilot コントロールで、ユーザーがエージェントを作成して使う方法を制御できます。

エージェントについては、公式の比較表で、Microsoft 365 Copilot (Premium)にはWebと仕事のデータを使うMicrosoftエージェントが含まれ、リサーチ ツールやアナリストといった推論エージェントが、ビジネスプランの案内でも挙げられています。自社の業務に合わせて作るエージェントは、別途ライセンスされるMicrosoft Copilot Studioのローコードのグラフィカル ツールで作る方法があります。エージェントの種類・作る場所・料金は、Copilotエージェントとは?できること・種類・料金・使い方を解説で、Microsoft全体のAIの位置づけはマイクロソフトのAIとは?Copilot・365 Copilot・Foundry・Copilot+ PCの違いと選び方で整理しています。

業務別に整理|どの仕事で、どのアプリのCopilotを使うか

業務別に見ると、会議の振り返りはTeams、メール対応はOutlook、文書・資料づくりはWordとPowerPoint、集計はExcel、定型の事務作業はCoworkが入口になります。

機能の一覧だけでは、自社のどの仕事に当てはまるかが見えにくいため、公式ページの機能と依頼の例を、業務の場面ごとに並べ直しました。実在の導入事例ではなく、公式の説明を場面に置き換えた本記事の整理です。確認する点の列は、人が判断する部分です。

業務の場面使う場所公式ページにある機能・依頼の例人が確認する点
会議の振り返りと共有Teams主要な論点の要約、アクション アイテムの提案、会議後の質問。応答をWordやExcelで開く文字起こしがオンだったか。担当・期限の抜けがないか
メールの整理と返信Outlook先週のメールの要約、未読メールの優先順位づけ、返信の下書き、会議のスケジュール宛先・数字・約束の内容。送信前の文面
報告書・提案書の下書きWord要求やメモ、参照ファイルからの下書き、既存の形式と構造の再利用、表の追加事実、数字、引用、固有名詞の正しさ
プレゼン資料の作成PowerPoint説明から新規作成、ブランドキットの適用、対象ユーザーや長さの指定ブランド・表現・数字。社外に出してよい内容か
データの集計と可視化Excel分析情報、数式、グラフ、ピボットテーブル、並べ替え・フィルター範囲と数式の検算。共有ファイルへの反映
メモ・調べものの整理OneNote・Copilot Chatノートの要約、Webを根拠にした調査、ファイルのアップロードによる要約出典と最新性。入力してよい情報か
定型の事務作業Coworkメールの送信、会議の設定、ドキュメントの作成、スケジュールに従った定期実行実行前の承認の内容。権限の範囲

どの場面でも共通するのは、Copilotが出した内容を、最後に人が確認する前提だという点です。Microsoft Copilotの学習用の資料として、公式には、プロンプトの例を集めたCopilot プロンプト ギャラリー、テナントの準備とオンボーディングメールのテンプレートなどをまとめたCopilot サクセス キット、PowerPointで使える研修資料のCopilot トレーナー キットが案内されています。これらは汎用の資料のため、自社の業務に合わせて、どのアプリで、何を依頼し、誰が確認するかという手順は、自社で作る必要があります。

その手順を、社内向けの教材として、全員が学び直せる形にしたい場合の一例が、株式会社FCEが提供するSmart Boardingです。商品ページでは、社内独自の教育内容を学習プログラムにでき、いつでも何度でも学習と復習ができること、LMS機能で各受講者の進捗や理解度を確認できること、小テストの作成と配信ができることが紹介されています。Copilotの利用に特化した既製のコースがあるかは、資料で確認してください。電話・メールでの相談や教育プログラムの設計といった手厚いサポートは、「充実サポートプラン」のみの提供です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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できないこと・使えない条件|期待とのずれが出やすい点

Microsoft 365 Copilotは、ライセンスや管理者の設定がないアプリでは表示されず、組織外の会議や、仕事のデータにアクセスできない区分では使えない機能があります。

「使ってみたが、できると思っていたことができなかった」という場面の多くは、機能の不足ではなく、条件の見落としから起きます。公式ページが挙げている条件を、場面別に整理します。

場面起きること(公式の説明)見る場所・対処
アプリにCopilotが表示されないWord・Excel・PowerPoint・OneNoteにCopilotが表示されない場合は、Microsoft 365サブスクリプションに含まれていないか、組織の設定にもとづいて利用できない可能性がある自分のライセンスの種類を確認する。会社のアカウントは、IT管理者に確認する
Copilot Chat (Basic)でファイルを探させる組織データにはMicrosoft Graph経由でアクセスできないため、ファイルの貼り付け、アップロード、選択、またはOutlookとTeamsで開いている内容が必要仕事のデータを自動で使うには、Microsoft 365 Copilot (Premium)が必要
標準アクセスで応答が遅い・不安定Microsoft 365 Copilot (Basic)の標準アクセスは、サービス容量の影響を受け、1日の中で異なる場合がある優先アクセスが必要かは、ライセンスの区分で判断する
Teams会議でCopilotが使えない参加者の組織の外部でホストされている会議では機能しない。開催者が「オフ」にした会議や、文字起こしがない会議では、会議後の質問ができない開催者の設定と、文字起こしの有無を確認する
WordやPowerPointで一部の機能がない一部の作成・編集エクスペリエンスは段階的に展開されており、ライセンス、組織の設定、アプリのバージョン、プラットフォームで異なるアプリを更新し、公式の最新の案内を確認する
Coworkを個人用アカウントで使う個人用アカウントのCoworkはプレビュー段階。アプリスキルによるアプリの構築もFrontierのプレビュー機能職場または学校のアカウントでは一般提供になっている
使うAIモデルを選べないAnthropicのモデルは該当するライセンスのエクスペリエンスでのみ使え、既定ではすべてのユーザーが使えるわけではない。管理者が使うかどうかを決める管理者のモデルとサブプロセッサの設定を確認する

「使いづらい」「期待外れ」と感じやすい理由(本記事の整理)

検索では「Copilotがダメな理由は?」「MS365はなぜ使いづらいのですか?」といった疑問も見られます。公式ページが挙げる条件から整理すると、期待とのずれは、次の4つに分けて考えられます。数字や調査にもとづく統計ではなく、公式の説明にもとづく本記事の整理です。

  1. ライセンスの区分の違い:Copilot Chat (Basic)で、仕事のファイルを自動で探してくれると期待すると、できないことに当たる
  2. 環境の違い:アプリのバージョン、プラットフォーム、管理者の設定により、同じ機能が自分の画面にだけ出ないことがある
  3. 依頼の曖昧さ:対象のファイル・範囲・出力の形を指定しないと、意図と違う結果になりやすい。Excelの公式のヒントも、具体的に書き、列や範囲に名前を付けるよう勧めている
  4. 確認の省略:Wordの公式ページが、事実、番号、引用、名前などを確認して検証するよう案内しているとおり、出力は下書きとして扱い、人が確かめる

外部サービスとの連携と、導入後の効果の見方|拡張と分析の入口

外部サービスとの連携は、Coworkのプラグイン、Copilot検索、Work IQ API、Copilot Studioが入口で、導入後の分析は使用状況レポートで確認できます。

「社内のほかのシステムとつなげられるか」「入れたあとに使われているかをどう見るか」は、導入を判断するときの定番の疑問です。公式ページで確認できる入口を、条件とあわせて整理します。

入口公式の説明条件
CoworkのプラグインMicrosoft 365 App Storeのプラグインで、新しいスキルとコネクタを追加できる。財務分析や法律調査などの専門的な知識を持たせたり、外部のデータソースやサービスに接続したりできる。管理者は組織内のすべてのユーザーにデプロイもできる職場または学校アカウントのCowork。使用量ベースの課金機能のため、Microsoft 365 Copilot (Premium)が前提
Copilot検索すべてのMicrosoft 365アプリケーションと、接続されているMicrosoft以外のデータソースにわたる、AI搭載のユニバーサル検索。Microsoft Copilotと統合されており、検索の結果からチャットに移って調査を深められるMicrosoft 365 Copilot (Premium)
Work IQ APIWork IQは、エージェントが組織のデータ、コンテンツ、ツールを推論できるようにするインテリジェンス層。Work IQ APIは、カスタムアプリ、エージェント、統合のために、別に購入して使える使用量ベースの課金サービス別途の購入。Premiumに含まれるWork IQ自体とは別のサービス
Microsoft Copilot Studioエージェントの作成や、他のデータソースへの接続に使う、ローコードのグラフィカル ツール。ヘルプデスク、変更管理、会議でのゲストの管理など、ビジネスプロセスの自動化にも使えるMicrosoft 365 Copilot (Premium)とは個別にライセンスされる

導入後の効果の見方|使用状況レポート

導入後に、使われているかを確かめる手段として、公式のページには2つのレポートが挙げられています。Copilot Chat使用状況レポートは、すべてのライセンスが対象で、7・30・90・180日の表示で、アクティブユーザーの合計数と毎日の数、送信されたプロンプトの合計数、ユーザーあたりの平均プロンプト数などを確認できます。Microsoft Copilot使用状況レポートは、Teams、Outlook、Word、Excel、PowerPointなどのアプリ内でのCopilotの使用状況を見るもので、Microsoft 365 Copilot (Basic)または(Premium)のライセンスが必要です。両方を組み合わせると、チャットだけの利用と、アプリに組み込まれた深い利用を区別できます。Microsoftの価格ページには、Microsoft 365 Copilot Businessの特徴として、導入状況、利用状況、ビジネスへの影響の測定と分析も挙げられています。

利用者の評判や口コミについては、公式ページに出典のある評価が見当たらず、独自アンケートや体験談を書くこともできないため、本記事では取り上げていません。評価は、まず1つのチームと1つの作業で試し、上のレポートで利用の状況を見ながら、社内で確かめるのが現実的です。

社内で使い始める前に整えること|データ・権限・ルール・教育

社内で使い始める前に整えるのは、ファイルの共有範囲、入力してよい情報の基準、出力の確認の担当、管理者の設定の4つです。

ここまでの機能と条件を踏まえて、使い始める前に整えることを、公式ページの説明と対応させて並べます。

整えること公式の説明にもとづくポイント
ファイルの共有範囲(権限)Copilotは、個々のユーザーが少なくとも表示アクセス許可を持っている組織データのみを表示する。公式は、SharePointなどのアクセス許可モデルで、適切なユーザーやグループが適切なコンテンツにアクセスできるようにすることが重要だと説明している。Premiumの機能として、過剰共有を減らすSharePoint高度な管理が挙げられている
データの保護とAIの学習Copilot Chat (Basic)・Microsoft 365 Copilot (Basic)・(Premium)は、Microsoft Entraアカウントでサインインすると、エンタープライズ データ保護の対象になる。Microsoft Graph経由でアクセスされるプロンプト、応答、データは、基礎となるLLMのトレーニングには使用されないと公式に書かれている
入力する情報の基準公式の仕組みとは別に、個人情報や取引先の機密など、Copilotに渡してはいけない情報の基準を、使う人が同じ理解でいる必要がある(本記事の整理)
管理者の設定Copilot コントロールで、画像の生成、エージェントの作成と使用、Webの検索、Copilot Chatへのアクセスの削除などを管理できる。AI管理者ロールで、最小限の特権アクセスで管理することも可能
利用状況の把握前の章の使用状況レポートで、使う人が増えたあとの利用状況を確認し、研修や基準の見直しに使う

サードパーティのAIモデルについても、公式のページには、MicrosoftがAnthropicのモデルやOpenAIのモデルなどを提供し、管理者がそれらを使うかどうかを決められると書かれています。Webの検索を使う場合は、Copilotがプロンプトを解析して、検索の品質が上がる語を識別し、Bing検索サービスに送るクエリを生成します。

次のセルフチェックは、公式の条件を前提に、社内の準備が足りているかを確かめるものです。当てはまる数が多いほど、使う人が増える前に整えておきたい点が残っています。

Copilotを広げる前に、社内の準備は足りているかセルフチェック

当てはまるものを選んでください(登録不要)

運用で押さえたい点を、本記事の整理として4つにまとめます。

  1. 回答の確認:数字、日付、固有名詞、引用は、元の資料と突き合わせる。Excelの集計は、別のセルで検算する
  2. 入力する情報の基準:個人情報や取引先の機密など、Copilotに渡してはいけないデータの基準を、使う全員に同じ形で周知する
  3. 共有・送信前の確認:Copilotで作ったメール、資料、ブックは、共有や送信の前に確認する担当を決めておく。Coworkの承認画面も、内容を読んで承認する
  4. 範囲の把握:自社のライセンスの区分と、管理者が制御しているWeb検索・エージェント・AIモデルの範囲を、使う人が知っておく

基準は決めただけでは定着しません。周知したあとに、使う人が理解できているかを確かめる仕組みがないと、ルールが形だけになります。研修の内容を読んだだけで終わらせず、理解度をテストで確かめたい場合の一例が、株式会社イー・コミュニケーションズが提供するSAKU-SAKU Testingです。商品ページでは、CBT(コンピュータで受けるテスト)の技術を活かしたテスト機能があり、選択式、穴埋め、並び替え、記述(単語、長文)の問題を配信できること、用意されている設問とオリジナルの設問をまとめて1つのテストにできること、受講状況や結果をリアルタイムで確認できることが紹介されています。事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合は、オプション扱いです。AIの利用に特化したコンテンツがあるかは、資料で確認してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

株式会社イー・コミュニケーションズ

SAKU-SAKU Testing

SAKU-SAKU Testing

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初心者にも◎受講者の管理をスムーズに行いたい方におすすめ

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おすすめ!

  • 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
  • あらゆる企業ですぐに役立つ実践的な内容のコンテンツを厳選して用意
  • ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
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気になる…

  • 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる

社内のルールづくりでは、経済産業省と総務省が公表している「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」も参考になります。経済産業省のページには、本編のほか、チェックリストとワークシートが公開されています。自社の状況に合わせて使う参考資料として位置づけてください。なお、本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。個人情報の取り扱いなど、個別の判断が必要な場合は、専門家に相談してください。

社内展開を支える教育サービス3つの違い|Copilotの操作を教える教材ではなく、運営面の支え

3つのサービスは、Copilotの操作を教える教材ではなく、情報の基準の周知・理解度の確認・手順の教材化という運営面を支える教育サービスです。

ここまでに登場した3つのサービスを、役割の違いで並べます。優劣や順位ではなく、社内の状況に合うものを選ぶための整理です。自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。

Copilotを社内に広げるときの、教育サービス3つの役割の違い

自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。優劣ではなく役割の違いで並べています

自社の状況:

この状況に合う一例:OneCompliance(ワンコンプライアンス)。情報セキュリティや個人情報保護法などのコースを、全員に同じ基準で届けやすいサービスです。

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この状況に合う一例:SAKU-SAKU Testing。選択式・穴埋め・並び替え・記述の問題を配信でき、受講状況や結果もリアルタイムで確認できます。

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この状況に合う一例:Smart Boarding。自社の教育内容を学習プログラム化でき、LMS機能で受講者ごとの進捗や理解度を確認できます。

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サービス OneCompliance(ワンコンプライアンス) SAKU-SAKU Testing Smart Boarding
向いている会社 コンプライアンス研修を、全従業員に同じ基準で届けたい会社。商品ページでは、上場準備中・IPO準備中の企業にも向くとされています 研修の内容を、テストで定着度まで確かめたい会社。受講者の管理をスムーズに行いたい人に向くとされています OJTや研修など、社内独自の教育を整えたい会社
特徴 コンプライアンス研修に特化したeラーニング。ダッシュボードや自動リマインダーで、管理の工数を減らせるとされています CBTの技術を活かしたテスト機能。用意されている設問と自社の設問を1つのテストにまとめられ、受講状況や結果はリアルタイムで確認できます 自社の教育内容を学習プログラム化でき、LMS機能で進捗や理解度を確認できます。小テストの作成と配信もできます
注意したい点 費用は受講人数に応じた課金体系のため、問い合わせでの確認が必要です。AI専用のコースがあるかは、資料で確認してください 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合は、オプション扱いです 電話・メールでの相談や教育プログラムの設計といった手厚いサポートは、「充実サポートプラン」のみです
資料・詳細

3サービスの資料をまとめて請求(入力は1回・無料)

まとめて資料をダウンロード

表は横にスクロールできます。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

どのサービスも、Microsoft 365 Copilotの設定や操作を代わりに行うものではありません。Copilotを使うためのMicrosoft側の設定は、前章までのとおり、本人と管理者が行います。そのうえで、使う人が増えたときの情報の基準の周知、理解の確認、手順の教材化を、研修の仕組みに載せるかどうかを検討する位置づけです。複数のサービスの資料をまとめて請求して、研修の内容・管理の方法・サポートの範囲を比べてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. Microsoft 365 Copilotでは、何ができますか?

A. Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNoteなどのアプリの中で、文書の下書き、データの分析、スライドの作成、メールや会議の要約を、自然な言葉で依頼して進められます。仕事のデータを根拠にしたチャットや、作業を代行するCoworkも使えますが、範囲は契約しているライセンスで変わります。

Q2. Microsoft 365 Copilotの月額料金はいくらですか?

A. 金額はプラン、契約期間、キャンペーンで変わるため、公式の価格ページで最新の内容を確認してください。公式のライセンスオプションのページでは、Microsoft Copilot Businessは、対象のBusinessライセンスを持つユーザーが最大300人の組織向けのアドオンで、年間契約とされています。会社で使う場合は、IT管理者にも確認してください。

Q3. Microsoft 365 Copilotは無料で利用できますか?

A. 無料のMicrosoft Copilotはありますが、WordやExcelなどの中で使うMicrosoft 365 Copilotには、対象のライセンスが必要です。ビジネスプランでは、対象のMicrosoft 365ライセンスにCopilot Chatが含まれ、アプリ内の機能や仕事のデータを使う機能は、管理者が割り当てたライセンスで変わります。

Q4. CopilotとChatGPTの違いは何ですか?

A. Copilotは、Word・Excel・Outlook・Teamsなどのアプリの中で使え、Microsoft 365 Copilot (Premium)では、本人がアクセス許可を持つ仕事のデータを根拠に応答する点が特徴です。ChatGPTは別の会社のサービスで、仕様や料金が異なります。比較は、CopilotとChatGPTの違いとは?仕様や料金・機能を比較で整理しています。

Q5. Copilotに入力した内容は、AIの学習に使われますか?

A. 公式のページでは、Microsoft Graph経由でアクセスされるプロンプト、応答、データは、基礎となるLLMのトレーニングには使用されないと説明されています。ただし、入力してよい情報の基準は、自社で決める必要があります。管理者の設定やライセンスの区分も確認してください。

Q6. Microsoft 365 Copilotが表示されない、使えないのはなぜですか?

A. 多くは、サブスクリプションに含まれていない、管理者がライセンスを割り当てていない、組織の設定で制限されている、のいずれかです。Teamsでは、組織の外部でホストされた会議では機能しません。自分で直せない項目は、管理者に確認してください。

まとめ|Microsoft 365 Copilotで何ができるかと、使い始める前に押さえたい6つのこと

Microsoft 365 Copilotは、アプリの中での作業支援、仕事のデータを使うチャット、作業を代行するエージェントとCoworkを、契約するライセンスに応じて使える仕組みです。できることを知ることと同じくらい、条件と確認の手順を決めておくことが、安全に使うための基本になります。

  1. Microsoft 365 Copilotでできることは、アプリの中のCopilot、Copilot Chat、エージェントとCoworkの3つの層で整理する
  2. Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNoteそれぞれで、できることと条件を確認する
  3. 自社のライセンスが、Copilot Chat (Basic)、Microsoft 365 Copilot (Basic)、(Premium)のどれかを確かめ、金額は公式の最新の案内かIT管理者に確認する
  4. 表示されない、組織外の会議で使えないなど、できない条件を先に把握しておく
  5. ファイルの共有範囲、入力してよい情報の基準、出力の確認の担当、管理者の設定の4つを、使い始める前に整える
  6. 使う人が増える前に、情報の基準の周知・手順の教材化・理解度の確認をそろえるため、eラーニングの資料を請求して比較する

Microsoft 365 Copilotの名称や機能、ライセンスは、短い周期で変わります。変わらないのは、どこまで任せ、どこで人が確認するかを決めるのは、使う組織の側だということです。まず1つのチームと1つの作業から試し、公式の最新の案内とあわせて広げてください。

参考文献

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