Outlook Copilotの使い方|できること・条件・表示されない時

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  • メールの下書き・要約の手順がわかる
  • 使える条件と無料の範囲がわかる
  • 表示されない時の確認順がわかる

Outlook Copilotとは、Outlookの中で、メールの下書き・スレッドの要約・文面の見直し・会議の調整などをAIに手伝ってもらえる機能の総称です。使い方の基本は、新規メールの作成画面でCopilotアイコンから「下書き」を選び、依頼する内容を入力して「生成」し、内容を確認して「保持」する流れです。ただし、使える機能は、新しいOutlook・クラシックOutlook・Mac・モバイルのどれか、個人のMicrosoftアカウントか職場・学校のアカウントか、Copilotのアドオンライセンスがあるかで変わります。本記事では、Microsoftの公式ページにもとづき、使い方、できること、使える条件、表示されないときの確認順、邪魔なときのオフの方法、社内で使う前の確認点を整理します。内容は2026年10月22日時点の公式の案内です。

Outlook Copilotを使う前に、社内で次に整えたいことを診断

Q1. いま一番知りたいのは、どちらですか?

目次

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  1. Outlook Copilotの使い方|メールの下書きを作る手順
  2. Outlook Copilotでできること|機能一覧と、使えるOutlookの違い
  3. Outlook Copilotが使える条件と無料の範囲|アカウント別の違い
  4. Outlook Copilotが表示されない・消えたときの確認順
  5. Outlook Copilotが邪魔なときの対処|オフにする方法と注意点
  6. Outlook Copilotとほかの方法の使い分け
  7. 社内でOutlook Copilotを使う前に確認すること|メール本文の取り扱いと下書きの確認
  8. 社内でOutlook Copilotを広げるときの教育サービス3つの違い
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ|Outlook Copilotを使うときに押さえたい6つのこと
  11. 参考文献

Outlook Copilotの使い方|メールの下書きを作る手順

Outlook Copilotでメールを下書きするには、新規メールの作成画面でCopilotアイコンから「下書き」を選び、依頼内容を入力して「生成」し、確認して「保持」します。

Microsoftの公式ページ「Outlook で Copilot を使用してメール メッセージを下書きする」にもとづく流れです。公式ページは、新しいOutlookとOutlook on the web、クラシックOutlook、Outlook for Mac、モバイル用Outlookの順に手順を分けています。まず、新しいOutlookとOutlook on the webの手順です。

  1. 「ホーム」から「新しいメール」を選ぶ
  2. 空のメールの上にあるツールバーのCopilotアイコンを選び、メニューから「下書き」を選ぶ。アイコンが見当たらないときは、本文の欄で「/」を入力して「Copilotで下書き」を選ぶ方法もある(公式のよくある質問)
  3. 「Copilot」ボックスに、依頼する内容を入力する。ドロップダウンに出る推奨プロンプトを選び、編集してもよい
  4. 「生成」の矢印を選ぶ。Copilotがメールを下書きする
  5. 内容を確認する。イメージと違うときは、長さやトーンの変更、同じプロンプトでの再試行、新しいプロンプトでの再生成ができる
  6. 問題がなければ「保持」を選び、必要に応じて編集して、「送信」を選ぶ

下書きができたあとに、メール内の一部の文章だけを直したいときは、文章を選んでCopilotボタンを選び、表示されるオプションから選ぶと、選んだ部分だけをCopilotで変更できると、公式のページに書かれています。

注意点が2つあります。1つ目は、新しいOutlookとOutlook on the webでは、Copilotによる下書きは、プレーンテキスト形式で作成されたメッセージをサポートしないことです。HTML形式に切り替えるには、設定の「メール」の「作成と返信」で、形式にHTMLを選びます。2つ目は、生成された出力に割り当てられた秘密度が下書きのレベルより高い場合、下書きの秘密度が変わる可能性があることです。

クラシックOutlook・Mac・モバイルの違い

同じ「下書き」でも、環境によってボタンの名前と操作が少しずつ違います。公式ページにもとづく違いを表にします。

環境開き方と流れ押さえる点
クラシックOutlook(Windows)「ホーム」「新しいメール」を選び、ツールバーのCopilotアイコンから「Copilotで下書き」を選ぶ。入力して「生成」し、「調整」でトーンや長さを変える。「再生成」でやり直し、問題なければ「保持」プロンプトの青いテキストを選ぶと、内容を書き換えて再生成できる
Outlook for Mac「新しいメッセージ」を選び、ツールバーのCopilotアイコンから「Copilotで下書き」を選ぶ。入力して「生成」し、問題なければ「挿入」トーンは「ニュートラル」から、長さは「短い」から変更する。公式は、最新版のOutlook for Macでのみ使え、従来のOutlookはサポートされないと案内している
モバイル用Outlook(iOS・Android)「新しいメール」を選び、ツールバーから「Copilotでの下書き」または「Copilotによる指導」を選ぶ。入力して矢印を選び、「保持」「破棄」「再生成」から選ぶ手順はiOSとAndroidで共通と、公式に書かれている。「Copilotによる指導」は100文字以上の入力が必要

返信を書くときは、メール作成領域の「返信のヘルプ」または「書き込みヘルプ」からチャットを開き、Copilotに下書きを頼む方法もあります。チャットではCopilotから質問が返ってくることがあり、できた下書きは、新しいメッセージ領域に追加できます。

ここまでが公式の手順です。ただ、手順どおりに操作できても、どんな依頼文で下書きを作らせるか、どこまでをCopilotに任せて、どこから人が直すかは、使う人によってばらつきが出ます。一人の工夫で終わらせず、自社のメールの型や、下書き・要約の使い方を、誰でも見返せる教材にしておくと、同じ水準で使いやすくなります。自社の教育内容を学習プログラムにして、いつでも何度でも学べる形にしたい場合の一例が、株式会社FCEが提供するSmart Boardingです。商品ページでは、社内独自の教育内容を学習プログラムにできること、LMS機能で受講者ごとの進捗や理解度を確認できること、テストを作成して配信できること、マニュアルをアップロードできることが紹介されています。Outlook Copilotの操作そのものを教える既製の教材があるかは、資料で確認してください。社内独自の教育内容をプログラム化する際には一定の手間がかかり、キャリアマップや教育プログラムの作成にはサポートが必要とされています。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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Outlook Copilotでできること|機能一覧と、使えるOutlookの違い

Outlook Copilotでできることは、下書き、スレッドの要約、コーチング、チャット、受信トレイの優先順位付け、会議の調整などです。使える機能は、Outlookの種類とアカウントで変わります。

公式の「Outlook の Copilot についてよく寄せられる質問」(2026年8月更新)と、各機能の公式ページにもとづき、機能ごとに、使えるOutlookと押さえる点を整理します。表の内容は、各公式ページの「適用先」と注記から読み取れる範囲です。

できること公式の説明にもとづく中身使えるOutlookと押さえる点
1. メールの下書きプロンプトから、スレッドの内容や組織の情報にもとづいて全文を生成する。長さとトーンを選べる新しいOutlook・Outlook on the web・クラシック・Mac(最新版)・モバイル。新しいOutlookとWebではプレーンテキスト形式は対象外
2. スレッドの要約長いスレッドから重要点を抜き出して要約する。番号付きの引用を選ぶと、スレッド内の元のメールに移動できるクラシック・新しいOutlook・Web・Mac(最新版)・モバイル。新しいOutlookとWebでは、添付のPDF・PowerPoint・Wordの要約も選べる
3. メールのコーチング送信前に、トーン・明確さ・読み手の気持ちを良くする提案を受ける。「すべての提案を適用」で一括反映できる新しいOutlookとクラシックのWindows、Mac(最新版)、モバイル。モバイルは100文字以上の入力が必要
4. Copilotとのチャット受信トレイ・予定表・会議などについて質問し、Outlook上で操作する。組織のデータやWebの情報も扱える職場または学校のアカウントで、新しいOutlook for WindowsかOutlook on the webを使う場合のみ(公式のよくある質問)
5. 受信トレイの優先順位付けメールに高・低・通常の優先度を付け、重要と考えた理由を示す。配信は遅れない機能をオンにした後に届いたメールが対象で、過去のメールは対象外。段階的に提供され、表示されなければ数日後に再試行する(公式)
6. トリアージとルールの管理ピン留め・フラグ・アーカイブ・削除を、チャットから複数のメールに対して行う。自然な言葉でOutlookのルールを作成・管理するCopilot Chatの機能。チャットを使える環境が前提
7. Copilotでスケジュールメールのスレッドから会議出席依頼を作る。タイトルと議題を自動入力し、スレッドを添付し、スレッド内の人を出席者に入れる新しいOutlook。Microsoft Copilot (職場) ライセンスがある場合にのみ使える(公式)
8. 会議の議題の下書き会議のタイトルと出席者などをもとに、議題の案を作る。長さやトーンの調整もできる公式ページの適用先は新しいOutlook for Windows。モバイル用Outlookの手順も公式にある
9. そのほか会議の準備、出社を推奨する時間帯の提案、音声での操作、Copilotによるテーマの生成などテーマはMicrosoft Copilot (職場) ライセンスを持つ場合に使える(公式のよくある質問)

古い解説記事とは、機能の数が合わないことがあります。たとえば、2024年10月掲載のビジネス+IT連載「アクセンチュアが実践するMicrosoft Copilot活用術」のOutlook編は、2024年9月の時点で、予定表のCopilotはまだリリースされていないと書いています。公式のページには、その後に案内された会議の議題の下書きや受信トレイの優先順位付けなどがあるため、機能の一覧は、公式の最新のページと照らして読むのが安全です。

公式のよくある質問には、使えない場面も書かれています。Outlookの中のCopilotのシナリオは、ユーザーのプライマリメールボックスでのみ使えます。アーカイブ、グループ、アクセス権を持つ共有メールボックスや代理人のメールボックスでは使えず、Exchange Onlineでホストされていないメールボックスでもサポートされません。署名済みまたは暗号化されたメール、IRMを含むメール、一部のMIPラベル付きメールは、要約などの機能の対象外です。S/MIMEや二重キー暗号化で暗号化されたメールには、Copilotはアクセスできません。共有メールボックスを使う運用では、Copilotに頼れないぶん、メールを複数人で扱う方法を別に決める必要があります。メールの共有の考え方は、Outlookでメール共有する方法|メール共有システムも紹介で整理しています。

要約・コーチング・文体の指定の使い方

要約は、受信トレイで会話を選び、メールスレッドの上部にある「Copilotによる要約」(表示が「要約」の場合もあります)を選びます。Copilotがスレッドの重要点を探して要約を作り、メールの上部に表示します。番号付きの引用を選ぶと、元のメールに移動できます。Mac・iOS・Androidでは、要約の言語は、既定でメールの言語になります。アプリの言語に合わせて変えることもできますが、Outlookを再起動すると、メールの言語に戻ります(公式)。

コーチングは、メールの本文を入力したあと、ツールバーのCopilotアイコンから「Copilotによるコーチング」を選びます。トーン、明確さ、読み手の気持ちを良くする提案が出るので、「すべての提案を適用」で本文を再生成するか、提案を1つずつ手で取り入れます。

文体は、新しいOutlookで、Copilotアイコンの横のドロップダウンから「設定」を開き、「手順」の「下書き」で「メールの下書き時にカスタム指示を使用する」をオンにして指定できます。公式は、短く直接的に書く、意味のある箇条書きを使う、フレンドリーな口調にする、自分の名前で署名する、といった指示の例を挙げています。この設定には、Microsoft Copilot (職場) ライセンスか、Microsoft 365のサブスクリプションが必要と、公式のページに書かれています。

チャットで頼めることとプロンプトの例

チャットのプロンプトの例は、公式のページで、アドオンライセンスがない場合とある場合に分けて示されています。公式の例を、要約して表にします。

区分公式の例の要約
アドオンライセンスなしの場合プロジェクト名や顧客名に関連する先週のメールを要約する/特定の人との次の1対1の会議の日時を聞く/今週の顧客のエスカレーションをまとめた更新メールを下書きする/上司との会議を予約する/上司からの未読メールにフラグを付ける/来週の金曜日の自動応答を設定する
アドオンライセンスありの場合上の例に加えて、未読メールのうち重要なものを、チャットや文書の関連情報とあわせて要約し、返信の優先順位を付ける/次の会議について議題の下書きと事前読み物の下書きを作る/新入社員向けのウェルカムメールを、最初の4週間の内容・組織図・関連文書を含めて作る

下書きの依頼文は、次の5つを書くと、意図を伝えやすくなります(本記事の整理)。例文は説明のための例で、公式の例文ではありません。

書くこと中身例文(説明用の例)
目的何のメールか先日の打ち合わせへのお礼
相手誰に送るか。関係性初めて連絡した取引先の担当者
内容入れる要点次回は来週の水曜日の午後を希望する。資料は添付済み
トーン文体と言葉づかい丁寧で簡潔に
長さ分量5行程度

Copilotが作った下書きは、宛名・日付・金額・添付を、人が確認してから送ります。確認の視点は、後の章でまとめます。

Outlook Copilotが使える条件と無料の範囲|アカウント別の違い

Outlook Copilotが使えるかは、アカウントの種類とライセンスで変わります。個人はMicrosoft 365 Personal・Family・Premium・Proのサブスクリプション所有者、職場・学校はCopilotのアドオンライセンスの有無で、使える機能が分かれます。

「無料で使えるか」「有料の契約が必須か」は、解説記事によって書き方が分かれています。公式の「所有している Copilot ライセンスの種類」(2026年4月更新)には、すべてのサブスクライバーがOutlookのCopilotにアクセスできると書かれています。一方で、機能ごとの公式ページには、Microsoft Copilot (職場) ライセンスが必要と書かれたものもあります。公式の説明にもとづき、入口ごとに整理します。金額は書きません。プランや契約期間で変わるためです。

入口公式の説明にもとづく中身必要なもの・押さえる点
個人のMicrosoftアカウント(Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro)Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteなどのデスクトップアプリでCopilotを使えるサブスクリプションの所有者のみ。AIクレジットや使用制限があり、家族などと共有できない(公式)
職場・学校のアカウント(アドオンライセンスなし)Outlookのチャットで、受信トレイ・予定表・会議などの限られたデータについて質問し、Outlook上で操作できる(チャットのページ)管理者がアドオンを割り当てていない場合。ホームのラベルは「Copilot Chat (基本)」など
職場・学校のアカウント(Microsoft Copilot アドオンライセンスあり)上の内容に加えて、受信トレイ・予定表・会議・チャット・エンタープライズデータを使った質問ができる。「Copilotでスケジュール」やテーマの生成もこのライセンスが対象管理者が割り当てる。あらかじめMicrosoft 365 Business Basic・Standard・Premium、E3・E5などの対象の契約が必要(公式)
無料のMicrosoft Copilotcopilot.cloud.microsoftなどで使える。文章作成、ブレーンストーミング、要約、Web検索にもとづく回答に向く無料。公式の機能の説明に、Outlookの中で使う機能は含まれていない

なお、公式のよくある質問のチャットの項には、「Microsoft Copilotのサブスクリプションを持つ会社でのみ使える」という書き方もあり、公式のページどうしでも書き方がそろっていません。自社でどこまで使えるかは、管理者に、割り当てられているライセンスを確認してください。

自分のライセンスの確認方法

職場または学校のアカウントでMicrosoft 365にサインインし、ホームの一番下までスクロールします。名前の下に出る「Copilot Chat (基本)」「M365 Copilot (基本)」「M365 Copilot (プレミアム)」のラベルが、アドオンライセンスの有無と、直接アクセスできるアプリを示します。個人のMicrosoftアカウントは、アカウントのダッシュボードで、契約中のサブスクリプションを確認します。

OutlookにCopilotを追加するには|有効にする流れ

「追加する」「有効にする」と検索する人が多いのは、アドインを入れる操作を想像するためだと考えられます。今回確認した公式のOutlookのCopilotのページに、アドインを追加する手順は書かれていませんでした。有効にするまでの流れは、次の4つに分けられます(本記事の整理)。

  1. アカウントの種類とライセンスを確認する(上の表)
  2. Outlookを最新版に更新し、使いたい機能に対応した環境(新しいOutlook・Web・Mac・モバイルなど)で開く
  3. 個人のMicrosoftアカウントの場合は、設定の「Copilot」でオンになっているかを確認する(後の章)
  4. メールの作成ツールバー、スレッドの上部、画面の上部のCopilotボタンなど、機能ごとの入口から使う。表示されないときは、次の章の確認順に進む

組織で使う場合、アドオンライセンスの割り当ては管理者が行います。利用者が自分で直せない項目が多いため、使えない機能を一覧にして、管理者に伝えられる状態にしておくと進みやすくなります。

ライセンスや設定を整えても、使い方を共有しただけでは、全員が同じ手順で使えているかは分かりません。メールの扱いのルールや、下書きを確認する基本を、テストで確かめる形にしたい場合の一例が、株式会社イー・コミュニケーションズが提供するSAKU-SAKU Testingです。商品ページでは、CBTの技術を活かしたテスト機能があり、選択式・穴埋め・並び替え・記述式のテストを配信できること、既存の問題と自社の問題を1つのテストにまとめられること、受講状況や結果をリアルタイムで確認できることが紹介されています。Outlook Copilotに特化した既製の問題があるかは、資料で確認してください。AIを使ったリモート監視機能などを使う場合は、有償オプションの契約が必要です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

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Outlook Copilotが表示されない・消えたときの確認順

Outlook Copilotが表示されないときは、アカウントとライセンス、Outlookの種類、入口の場所、オン・オフの設定、更新、更新チャネル、プライバシー設定、対象外のメールの順に確認します。

公式の「Microsoft 365 アプリで欠落している Copilot ボタンを見つけて有効にする方法」(2026年7月更新)と、「Outlook の Copilot についてよく寄せられる質問」にもとづく確認順です。公式が案内する、ドキュメントの右下隅に固定されたCopilotの動的アクションボタンは、Word・Excel・PowerPointの説明です。Outlookは、機能ごとに入口が違います。

順確認すること見方・対処(公式の案内)誰が直すか
1アカウントとライセンス個人は対象のサブスクリプションの所有者か。職場・学校は、管理者がアドオンライセンスを割り当てているか。前の章の方法で確認する本人が確認し、組織のライセンスは管理者
2Outlookの種類チャットは、職場または学校のアカウントと、新しいOutlook for WindowsかOutlook on the webの組み合わせのみ。Macは最新版のみで、従来のOutlook for Macは対象外本人
3入口の場所下書きとコーチングは作成中のツールバーのCopilotアイコン、要約はスレッドの上部、会議の依頼はリボンの「Copilotでスケジュール」、チャットは画面上部のCopilotアイコン本人
4オン・オフの設定個人のMicrosoftアカウントでは、「Copilotを有効にする」のトグルがある。新しいOutlookとWebは設定の「Copilot」、Android・iOS・Macはクイック設定の「Copilot」。以前にオフにしていないか確認する。同じアカウントなら、すべてのデバイスに反映される本人
5アプリとライセンスの更新最新のビルドかを確認する。「ファイル」の「アカウント」で「ライセンスの更新」を選び、開いているMicrosoft 365アプリをすべて閉じて再起動する本人
6更新チャネル(法人)Semi-Annual エンタープライズ チャネルだと、Copilotの機能を使えないことがある。最新チャネルまたは月次エンタープライズ チャネルへの切り替えが必要管理者・ヘルプデスク
7プライバシー設定「ファイル」の「アカウント」の「アカウントのプライバシー」で「設定の管理」を開き、「コンテンツを分析するエクスペリエンス」と「すべての接続エクスペリエンス」がオンか確認する本人。組織が管理している場合は管理者
8メールの種類とメールボックス署名済み・暗号化されたメール、IRMを含むメール、一部のMIPラベル付きメールは対象外。プライマリメールボックスのみ使え、共有・代理人・アーカイブ・グループのメールボックスは対象外。新しいOutlookとWebでは、プレーンテキスト形式の下書きは対象外本人。メールの運用は管理者
9段階的な提供受信トレイの優先順位付けのように段階的に提供される機能は、表示されなければ数日後に再試行する待つ、または管理者に確認
10Web版の場合ページを更新する。ブラウザーがサードパーティのCookieをブロックしていると、ライセンスを検証できないことがある本人

ライセンスはあるのに表示されない場合は、4から7のどれかが原因のことが多いと考えられます(本記事の整理)。会社のアカウントで自分では直せない項目(ライセンスの割り当て、更新チャネル、プライバシー設定の管理)は、使っているOutlookの種類とバージョン、アカウントの種類、ホームのラベルを添えて、情報システム部門や管理者に相談すると、進みやすくなります。

公式のよくある質問は、受信トレイの優先順位付けの対応言語について、現時点では階層1の言語のみとしています。その他の言語は、順次の対応とされています。機能が動かないと感じたときは、メールの言語も確認します。

Outlook Copilotが邪魔なときの対処|オフにする方法と注意点

Outlook Copilotをオフにするには、個人のMicrosoftアカウントなら、設定の「Copilot」にある「Copilotを有効にする」のトグルを切り替えます。職場・学校のアカウントでは、この設定は使えません。

公式の「Microsoft 365 Apps で Copilot をオフにする」は、冒頭で、この記事の情報はMicrosoftアカウントでMicrosoft 365アプリにサインインしている場合にのみ適用され、職場または学校のアカウントでは使えない設定だと書いています。Word・Excel・PowerPointでは、「ファイル」の「オプション」の「Copilot」にあるチェックボックスでオフにしますが、Outlookはトグルを使う点が違います。

環境オフにする場所(公式)押さえる点
Outlook on the web設定の「Copilot」更新は不要と書かれている
新しいOutlook(Windows)設定の「Copilot」同じアカウントでサインインしたデバイスにも反映される
Android・iOSクイック設定の「Copilot」それぞれのアプリストアの最新版に更新すると、トグルが表示される
Macクイック設定の「Copilot」Outlookの中からバージョン16.95.3以上に更新する
クラシックOutlook(Windows)公式は、オン・オフできる時期を示していない現時点では、推定日付がないと書かれている

Outlookの特徴は、同じアカウントでサインインしている場合、選んだ内容がすべてのデバイスのOutlookに反映されることです。たとえばMacのOutlookでオフにすると、同じアカウントのiOSのOutlookでもオフになります。オフにするときは、使っているデバイスすべてで消えることを前提にします。

トグルが使えない環境では、アカウントのプライバシー設定の「コンテンツを分析するエクスペリエンスを有効にする」をオフにして、Copilotを止める方法が案内されています。ただし、この方法では、Outlookでの返信の候補など、ほかの機能もオフになると、公式に書かれています。Copilotだけを止めたいときは、まずトグルを探し、見つからないときにだけ使う方法です。

職場・学校のアカウントで邪魔に感じる場合は、自分では止められないため、管理者に相談します。そのとき、どの画面のどの表示が邪魔なのかを具体的に伝えると、使うべき機能を残したまま対処できるか、相談しやすくなります。

Outlook Copilotとほかの方法の使い分け

Outlook Copilotは、メールを書く・読む最中に、画面の中で使える点が特徴です。メールと関係ない相談や、別のアプリの資料づくりでは、ほかの入口も選べます。

どれが優れているかではなく、何をどこで作り、どこで使うかで選ぶのが現実的です。公式の説明から導いた入口の選び方を表にします(本記事の整理)。

状況向く入口押さえる点
メールを書く・読む最中に、下書き・要約・見直しをしたいOutlookの中のCopilot対象のアカウント・Outlookの種類・メールの種類を確認する
受信トレイ・予定表・会議をまたいで質問したいOutlookの中のCopilot Chat職場・学校のアカウントで、新しいOutlook for WindowsかWebを使う。アドオンの有無で範囲が変わる
メールと関係なく、文章作成や調べ物を相談したい無料のMicrosoft CopilotOutlookの中の機能は含まれない。メール本文や顧客情報を入れる前に、社内のルールを確認する
Word・Excel・PowerPointの資料づくりまで広げたい各アプリのCopilot職場のホームのラベルが「Copilot Chat (基本)」だけだと、Word・Excel・PowerPoint・OneNoteのCopilotにはアクセスできない(公式)

Microsoft 365全体のCopilotの機能はMicrosoft 365 Copilotで何ができる?アプリ別の機能と使える条件で、Excelで使う場合はExcel Copilotとは?できること・使い方・使えない時の確認点で、Copilotの基本と料金の考え方はCopilotとは?主な機能や料金・使い方・活用例を解説で整理しています。Copilot以外のAIとの違いは、CopilotとChatGPTの違いとは?仕様や料金・機能を比較を参照してください。

社内でOutlook Copilotを使う前に確認すること|メール本文の取り扱いと下書きの確認

Outlook Copilotを社内で使う前には、メール本文に入れる情報、生成された下書きや要約の内容、対象外のメールの扱いの3点を、人が確認します。

Copilotはメールの作成と読み取りを速くしますが、確認の責任は使う側に残ります。公式のよくある質問にも、AIで生成された内容は、作業を始めるための優れたツールだが、作成したものを確認、編集、検証することが重要だと書かれています。公的な資料から、確認の視点を取り出します。

入力する情報|メール本文に含まれる個人情報

メールには、取引先の氏名や連絡先、契約や金額に関する情報が含まれます。個人情報保護委員会は、2023年6月2日の「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」で、個人情報取扱事業者が生成AIサービスに個人情報を含むプロンプトを入力する場合は、特定された利用目的を達成するために必要な範囲内であることを十分に確認するよう求めています。あらかじめ本人の同意を得ずに個人データを含むプロンプトを入力し、その個人データが、応答結果の出力以外の目的で取り扱われる場合は、個人情報保護法に違反する可能性があるとして、サービス提供事業者が機械学習に利用しないことなどを確認するよう求めています。Outlookの中のCopilotがメールの内容をどう扱うかは、契約や設定で変わります。公式のよくある質問は、組織で職場アカウントを使う場合と、個人のアカウントで家庭向けのMicrosoft 365アプリを使う場合とで、プライバシーの参照先を分けています。IT管理者と、Microsoftの公式の案内で確認します。

下書きと要約の確認|送る前に人が見る点

公式のページには、同様の依頼で同じ内容が生成される可能性があること、生成された情報は必ず確認して検証することが書かれています。送信前に確認する点は、次のとおりです(本記事の整理)。

  • 宛名・会社名・部署名が正しいか
  • 日付・時刻・金額・数量が、元の情報と合っているか
  • 添付ファイルの有無と、ファイル名が、本文の説明と合っているか
  • トーンが、相手との関係に合っているか
  • 要約では、元のメールの重要な条件が落ちていないか。番号付きの引用から元のメールに移動して照合する
  • 生成された出力の秘密度が、下書きより高くないか。高いと、下書きの秘密度が変わる可能性がある

対象外のメールの扱い|機密メールは運用を決める

署名・暗号化されたメールなどがCopilotの対象外であることは、裏返すと、機密性の高いメールは、Copilotの要約や下書きが使えない前提で、運用を決める必要があるということです。使えない場面を事前に周知しておかないと、「使えない」という問い合わせが、情報システム部門に集まります。本記事は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。個別の判断が必要な場合は、専門家に相談してください。

これらの確認は、一人が気をつけるだけでは守れません。全員が同じ基準を知っている必要があります。メールに入れてよい情報、情報セキュリティ、著作権の基準を、全員に同じ形で届けたい場合の一例が、株式会社Oysterが提供するOneCompliance(ワンコンプライアンス)です。商品ページでは、コンプライアンス研修に特化したeラーニングで、個人情報保護法・情報セキュリティ・著作権(AIに関する著作権を含む)などのコースがあること、ダッシュボードや自動リマインダーで研修の実施・管理の工数を抑えられること、法改正などに合わせて内容が更新されることが紹介されています。Outlook Copilotに特化した専用コースがあるかは、資料で確認してください。料金は受講者の人数に応じて変わるため、問い合わせでの確認が必要です。

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社内でOutlook Copilotを広げるときの教育サービス3つの違い

3つのサービスは、Outlook Copilotの操作を教える教材ではなく、情報の扱いの基準の周知・理解度の確認・使い方の教材化という運営面を支える教育サービスです。

ここまでに登場した3つのサービスを、役割の違いで並べます。優劣や順位ではなく、社内の状況に合うものを選ぶための整理です。自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。

Outlook Copilotを社内に広げるときの、教育サービス3つの役割の違い

自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。優劣ではなく役割の違いで並べています

自社の状況:

この状況に合う一例:OneCompliance(ワンコンプライアンス)。個人情報保護法・情報セキュリティ・著作権などのコースを、全員に同じ基準で届けやすいサービスです。

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この状況に合う一例:SAKU-SAKU Testing。選択式・穴埋め・並び替え・記述式のテストを作れ、受講状況や結果をリアルタイムで確認できます。

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この状況に合う一例:Smart Boarding。自社の教育内容を学習プログラム化でき、LMS機能で受講者ごとの進捗や理解度を確認できます。

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サービス OneCompliance(ワンコンプライアンス) SAKU-SAKU Testing Smart Boarding
向いている会社 コンプライアンス研修を、全従業員に同じ基準で届けたい会社。商品ページでは、上場準備中の企業や中堅・中小企業にも向くとされています 研修の内容を、テストで定着度まで確かめたい会社。受講者の管理をスムーズに行いたい人に向くとされています OJTや研修など、社内独自の教育を整えたい会社
特徴 コンプライアンス研修に特化したeラーニング。ダッシュボードや自動リマインダーで、研修の実施・管理の工数を減らせるとされています CBTの技術を活かしたテスト機能。既存の問題と自社の問題を1つのテストにまとめられ、受講状況や結果はリアルタイムで確認できます 自社の教育内容を学習プログラム化でき、LMS機能で進捗や理解度を確認できます。自社の資料や動画と、同社の動画を組み合わせたコースも作れます
注意したい点 費用は受講人数に応じた課金体系のため、問い合わせでの確認が必要です。AI専用のコースがあるかは、資料で確認してください AIを使ったリモート監視機能などは、有償オプションです。日本国内仕様のため、海外での利用はサポート対象外です 自社の教育内容を学習プログラム化する際には一定の手間がかかり、キャリアマップと教育プログラムの作成にもサポートが必要です
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どのサービスも、Copilotの設定や操作を代わりに行うものではありません。Copilotを使うためのMicrosoft側の設定は、前章までの確認順のとおり、本人と管理者が行います。そのうえで、使う人が増えたときの情報の扱いの周知、理解の確認、使い方の教材化を、研修の仕組みに載せるかどうかを検討する位置づけです。複数のサービスの資料をまとめて請求して、研修の内容・管理の方法・サポートの範囲を比べてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. OutlookにCopilotを追加・有効にするには、どうすればよいですか?

A. 今回確認した公式のOutlookのCopilotのページに、アドインを追加する手順は書かれていません。個人のMicrosoftアカウントは、Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Proのサブスクリプション所有者が使えます。職場・学校のアカウントは、管理者がアドオンライセンスを割り当てると、使える機能が増えます。そのうえで、Outlookを最新版に更新し、設定の「Copilot」でオンになっているかを確認して、作成ツールバーのCopilotアイコンやスレッド上部の「Copilotによる要約」から使います。

Q2. Outlook Copilotは無料で使えますか?

A. 公式の説明では、無料のMicrosoft Copilotは、文章作成や要約、Web検索にもとづく回答に使えますが、機能の説明に、Outlookの中で使う機能は含まれていません。Outlookの中のCopilotは、個人はMicrosoft 365のサブスクリプション所有者が、AIクレジットなどの使用制限つきで使えます。職場・学校のアカウントは、管理者が割り当てたライセンスで範囲が変わります。今回確認した公式のページに、無料のOutlookでアプリ内のCopilotが使えるという説明は見つかりませんでした。金額はプランで変わるため、公式の最新の案内かIT管理者に確認してください。

Q3. OutlookでCopilotが消えた・表示されないのは、なぜですか?

A. アカウントとライセンス、Outlookの種類、入口の場所、オン・オフの設定、アプリの更新、更新チャネル、プライバシー設定、対象外のメールのどれかが原因のことが多いです。まず、使いたい機能に対応したOutlookか、設定の「Copilot」でオフにしていないかを確認してください。会社のアカウントで自分では直せない項目は、確認した内容を添えて管理者に相談します。

Q4. OutlookでCopilotが邪魔なときは、どうすればよいですか?

A. 個人のMicrosoftアカウントなら、新しいOutlookとWebは設定の「Copilot」、Android・iOS・Macはクイック設定の「Copilot」で、「Copilotを有効にする」のトグルをオフにします。同じアカウントなら、すべてのデバイスのOutlookに反映されます。職場・学校のアカウントでは、この設定は使えないため、管理者に相談してください。クラシックOutlookのオン・オフは、公式が時期を示していません。

Q5. Outlook Copilotでメールの下書きや返信を作るには、どうすればよいですか?

A. 新しいメールの作成画面で、ツールバーのCopilotアイコンから「下書き」を選び、依頼内容を入力して「生成」します。内容を確認し、長さやトーンを変えたり、再生成したりして、問題なければ「保持」を選びます。返信は、「返信のヘルプ」からチャットを開いて頼む方法もあります。依頼には、目的・相手・内容・トーン・長さを書くと、意図を伝えやすくなります。

Q6. Copilotが作ったメールは、そのまま送ってよいですか?

A. そのまま送らず、人が確認してください。公式のページには、生成された内容は確認して検証することが重要だと書かれています。宛名・日付・金額・添付が正しいか、トーンが相手との関係に合っているかを、送る前に確認します。メールに個人情報を含める場合は、利用目的や、入力した情報の扱いも確認してください。

まとめ|Outlook Copilotを使うときに押さえたい6つのこと

Outlook Copilotは、メールの下書き・要約・見直しを手伝ってくれますが、使える条件と、使ったあとの確認が欠かせません。手順を押さえ、小さく試してから広げることが、安全に使うための基本になります。

  1. 新規メールの作成画面でCopilotアイコンから「下書き」を選び、依頼内容を入力して、確認してから「保持」する。要約はスレッドの上部、コーチングは作成中のツールバーから使う
  2. 使える機能は、Outlookの種類(新しいOutlook・クラシック・Mac・モバイル)、アカウント、メールの種類で変わる。チャットは職場・学校のアカウントと、新しいOutlook for WindowsかWebの組み合わせのみ
  3. 使える条件は、個人はサブスクリプションの所有者、職場・学校はアドオンライセンスの有無で変わる。無料のMicrosoft Copilotとは別のもの
  4. 表示されないときは、ライセンス、Outlookの種類、オン・オフの設定、更新、更新チャネル、プライバシー設定、対象外のメールの順に確認する
  5. 邪魔なときは、個人のアカウントなら設定の「Copilot」のトグルをオフにできる。職場・学校のアカウントは管理者に相談する
  6. 使う人が増える前に、メールに入れてよい情報の周知・理解度の確認・使い方の教材化をそろえるため、eラーニングの資料を請求して比較する

6つ目の行動に進む場合は、3サービスの資料をまとめて請求し、研修の内容・管理の方法・サポートの範囲を比べてください。入力は1回で、資料はすべて無料です。

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Outlook Copilotの機能や提供時期は、短い周期で変わります。変わらないのは、どこまで任せ、どこで人が確認するかを決めるのは、使う組織の側だということです。まず1つのチーム、1種類のメールから、手順と確認の流れを試すところから始めてください。

参考文献

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