
タックスナップとは|特徴や利用するメリットを解説
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- タックスナップは金融機関との連携により、スワイプで手間なく直感的に仕分けができる
- 税理士監修の税務調査リスクチェックで間違いなく仕分け・仕訳ができ、税務調査へ対策しやすい
- 青色申告にも対応し、帳簿付けから確定申告の書類提出までスマホアプリで完結する
タックスナップとは、フリーランス・個人事業主向けの確定申告効率化アプリです。直感的なスワイプ操作または丸投げで簡単に仕分けができ、確定申告の書類作成から提出までスマホで完結します。本記事では、タックスナップの特徴や利用するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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タックスナップとは

タックスナップとは、膨大なデータに基づいた高精度なAIの自動判定によって、スマホ1つで経費の仕分け・仕訳が可能な、フリーランス・個人事業主向けの確定申告効率化アプリです。
スワイプ操作または丸投げで簡単に仕分けられ、会計処理・確定申告にかかる時間を大幅に削減できます。Appstoreにおいて、確定申告アプリで1位を獲得しています。(2025年3月2日時点、ファイナンス部門では28位)
本記事では、タックスナップの特徴やメリット、料金体系などを解説します。毎年の確定申告に向けて、日々の仕分け・仕訳の手間を減らし、スマホで申告書の作成から提出までも完結させたい場合は、ぜひ参考にしてください。
タックスナップの特徴

タックスナップは、税理士監修の税務調査リスクチェックや直感的な操作性により、簡単かつ正確な会計処理・確定申告業務ができます。ここでは、タックスナップの特徴について解説します。
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スワイプまたは丸投げで簡単に仕分け
タックスナップは金融機関と連携することで、直感的なスワイプ操作による仕分けと仕訳が可能になります。この方法は特許を取得しており、経費や売上を右、プライベートを左にスワイプするだけで、入力の手間なく簡単に仕分けが完了します。
さらに、「丸投げ仕分け」機能ではクレジットカードとの連携によって、自分と同じ職業の人と同じように経費かどうかを判定してくれるため、(自分の過去のスワイプ履歴にも基づいてる)勘定科目の選択が不要です。
→スワイプ仕分けでも、同職種の方の膨大なデータをもとに勘定科目を自動判定しておりますので、選択が不要となっております。
数千の仕分けが数秒で完了し、ほぼ手間ゼロで税理士に丸投げしているような感覚で利用できます。効率性を重視して開発されており、正確性を保ちながら入力作業の効率化が可能です。
税理士監修の税務調査リスクチェック
「税務調査リスクチェック」機能は、チャンネル登録者数40万人越えの人気YouTuberヒロ税理士が監修した機能です。AIがリアルタイムで申告内容をチェックし、リスクのある項目を知らせてくれます。
システムに蓄積された仕分けデータや、ユーザーと同じ職種の履歴を参考にAIが学習を続けるため、高精度なリスク判定が可能です。その結果、事業者が不安を抱える税務調査に対策しやすくなり、安心して確定申告を完了できます。
他の会計ソフトからの乗り換えがスムーズ
タックスナップにはデータのインポート機能が備わっており、すでに他の会計ソフトを利用している場合でも、手間をかけずスムーズに乗り換えできます。
例えば、freee・MoneyForward・弥生といった主要の会計ソフトから、仕訳帳をCSVでエクスポートし、「取引データのインポート」にて、過去のデータを引き継ぐことが可能です。
また、タックスナップで仕分けしたデータを出力することもでき、乗り換えで生じやすい手間とミスを減らせます。
タックスナップの便利な機能

タックスナップには、収支管理が手軽に行える事業レポートや仕分け漏れを防ぐリマインド設定など、会計処理や確定申告に役立つ機能がいくつも搭載されています。ここでは、タックスナップの便利な機能について詳しく説明します。
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タックスナップの便利な機能
事業レポート
確定申告の事業レポートには、月別の収支内訳がグラフ形式で表示されます。確認したい月やグラフをタップすれば、「ビジネス」に仕分けした収入・支出の詳細を見ることができます。
各項目は勘定科目ごとに色分けされており、直感的に収支内訳を把握しやすく、取引詳細から編集も可能です。また、家計簿機能を活用すると、「プライベート」に仕分けした収支管理も手軽に行えます。
みんなと比較/納める税金
みんなと比較/納める税金は、同職者がプライベートとビジネスのどちらに仕分けしたかを投票形式で表示したり、予定の納税額が自動で表示されたりする機能です。例えば、「ビジネス」に仕分けした場合、その分経費が増えて納める税金が減ります。
同職者との比較はパーセンテージで見やすく表示され、仕分けしながら想定年収と経費額から想定の納税額がわかります。経費として良いのか迷う場合でも、他ユーザーの仕分けを参考にしつつ、納税額の増減を見ながら簡単に仕分けできて安心です。
Googleカレンダーへジャンプ
Googleカレンダーを使っている場合、タックスナップ上の取引の日付をタップすると、取引日のGoogleカレンダーにジャンプします。1年以上前に仕分けした取引をはじめ、時間経過によって忘れてしまった取引を思い出す際に便利です。
カレンダーからスケジュールや他の仕分けを確認することで、対象の取引相手・内容が素早くわかるため、不明確なデータを放置せずに済みます。
リマインド設定
取引が更新された際には、リマインド設定によってシステムが通知をしてくれます。リマインドは、メニューからいつでも自分で曜日・時間の設定が可能です。この機能の活用により、取引があった際の仕分け漏れを防げます。
また、自分の都合に合わせて通知されるため、こまめな確認・仕分けによって正確かつ迅速な仕分けが可能です。
AIチャット機能
タックスナップのアプリ内には、ユーザーの疑問点・不明点に24時間365日答えるAIチャット機能が搭載されています。特に、確定申告や税務に関する疑問を解決するために設計されており、税務関連のリスクチェックとしても気軽に利用が可能です。
その他、基本的なアプリの操作方法をはじめ、経費の仕分けや記帳方法について疑問点・不明点がある場合には、AIチャットで質問することで一般的な見解をもとにしたアドバイスなどを受けられます。
タックスナップを利用するメリット

タックスナップは高精度な読み取り機能に加え、帳簿付けから確定申告の書類作成・提出までもスマホで完結させることができます。ここでは、タックスナップを利用するメリットについて解説します。
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タックスナップを利用するメリット
レシートや取引履歴のスクショで自動仕分けが可能
タックスナップには、高精度な「レシート読み取り」機能が搭載されています。スマホカメラでのレシート撮影はもちろん、PayPayを含めたQR決済の取引履歴のスクショや画像を読み取り、アプリにアップロードするだけで自動で文字認識を行い、自動仕分けが可能です。
一覧の読み取り結果から取り込む情報だけチェックし、勘定科目の変更も手動で行えます。一括で20枚までアップロード可能であり、金額・日付・勘定科目が瞬時に仕訳へと反映されるため、経費入力のミスを防ぎながら作業時間の節約にもつながります。
確定申告の書類作成から提出までがスマホで完結する
タックスナップのスマホアプリから「確定申告書の作成」をタップすると、白色・青色申告の確定申告書を作成できます。氏名住所やマイナンバー、提出方法などを確認し、ミス・漏れがないかをチェックした後に、決められた情報を入力すれば作成完了です。
作成した申告書はアプリ上で拡大・縮小しながら確認でき、損益計算書や貸借対照表も自動で作成・確認が可能です。経理業務のすべてがスマホで完結するため、自ら税務署に並ぶ必要がなく、情報を入力した後はマイナンバーカードをスマホにかざすことで、アプリから10秒程度で提出まで完了します。
また、カードリーダーやマイナポータルが不要となり、経験者であるほどメリットを得られやすいです。
間違いなく仕訳ができるため税務調査に入られづらい
タックスナップはインボイス制度・消費税申告、電子帳簿保存法、定額減税にも対応しています。それぞれの法令に適応した高精度な税務調査リスクチェックによって、異常な申告書を作ってしまう可能性を下げながら、間違いなく仕訳が可能です。
その結果、税務調査に入られづらくなり、追徴課税のリスクを減らせます。なお、リスクチェックの結果は国税庁に共有されることはなく、安心して利用できます。
タックスナップの口コミ・評価

タックスナップを利用した人からは、「細かい設定画面や階層が皆無で、初心者でも扱いやすい」という利便性を評価する口コミが上がっています。
複雑な作業・計算がスワイプ操作や自動判定などで直感的に行えるため、初心者でも問題なく使いこなせているようです。同業者の仕分けも参考にしながら、時間をかけず手軽な会計処理が続けやすいといえます。
また、「AIと人によるサポートのバランスがとても取れている」という評価もあります。タックスナップはLINEでのサポートを行っており、AIに加えて担当者をメンションして質問のやり取りもできるなど、サポート体制が利用者からの信頼獲得につながっています。
そして、アプリ内のAIチャット機能でも、24時間365利用可能なサポート体制が整っており、いつでも疑問点が解消できて便利です。
タックスナップの料金体系

タックスナップには、「カンタンプラン」と「安心プラン」が用意されています。安心プランは、税務調査で追徴課税された際の補償や税理士監修の丸投げ仕分け、税務調査リスクチェックといった利用できる補償・機能が充実したプランです。
決済方法にはWeb決済とアプリ決済があり、それぞれ利用料金が異なります。Web決済の方がお得に利用でき、タックスナップの利用料は必要経費として計上することが可能です。さらに、2週間無料で試せるため、初めてでも使いやすさなどを手軽に確かめられます。
【お得なWeb決済】
カンタンプラン | 安心プラン | |
---|---|---|
年払い | 980円/月 (年間11,760円) | 2,180円/月 (年間26,160円) |
月払い | 1,480円/月 (年間17,760円) | – |
【アプリ決済】
カンタンプラン | 安心プラン | |
---|---|---|
年払い | 1.129円/月 (年間13,548円) | 2,258円/月 (年間27,096円) |
月払い | 1,619円/月 (年間19,428円) | – |
※価格はすべて税抜
参考:タックスナップの利用料
タックスナップの利用の流れ

タックスナップを利用する場合、初めに会員登録とアプリのダウンロードが必要です。専用ページで新規登録をし、希望するプランの選択とクレジットカード情報の登録(カードや口座の登録は必須ではない。登録せずに、手動入力やスクショ・画像仕分けのみの利用も可能。)を行います。
その後、アプリをダウンロードしたらログイン可能です。働き方や職業、確定申告の種類、支払方法など、利用開始前に基本情報を設定します。なお、無料の2週間トライアルが用意されており、いつでも解約可能ですが、確定申告の提出はできません。
また、スワイプ仕分けや丸投げ仕分けを行う場合、銀行口座・クレジットカードと連携することで利用できます。その他、確定申告書の作成・提出はアプリ上で完結し、e-Taxでの提出や窓口・郵送での提出にも対応していますが、納税は自分で行わなければなりません。
タックスナップを利用する際の注意点

タックスナップは個人の白色・青色確定申告にのみ対応しており、法人の確定申告、不動産または農業所得の確定申告には対応していません。今後のアップデートも予定されていますが、すべての確定申告がスマホで完結するわけではない点に注意しましょう。
まとめ

タックスナップは会計処理や確定申告がスマホ1つで完結できる、フリーランス・個人事業主向けの確定申告効率化アプリです。銀行口座とクレジットカードとの連携により、スワイプまたは丸投げで直感的に操作しながら、入力作業を自動化できます。
税理士監修の税務調査リスクチェックで税務調査に対策しやすくなり、不安を抱えることなく安心して確定申告を行えます。そして、帳簿付けから確定申告書の作成・提出までもアプリ上で完結し、時間と手間の大幅な削減が可能です。
2週間の無料トライアルが用意されており、他会計ソフトからの乗り換えもスムーズに完了します。経費入力や会計処理におけるミス・漏れを防ぎ、スキマ時間で正確かつ迅速な仕分け・仕訳、経理業務と確定申告を行うなら、タックスナップの利用がおすすめです。