freee会計とは|料金プランや口コミ・評判・機能を詳しく解説
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- freee会計は業務の効率化だけでなく、経営負担の軽減に繋がる
- 充実したサポート体制で30日間の無料トライアルを試せる
freee会計とは、freee株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトで、簿記や経理の難しい知識がなくても安心して使えます。本記事では、freee会計の特徴や主な機能・料金プラン・口コミ・評判・導入するメリットなど詳しく解説します。
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企業の簿記や経理業務を効率的に行うためには、最適な会計システムの導入が必要です。本記事では、個人事業主の確定申告におすすめの無料ソフトや、小規模法人向けのクラウドソフトなどおすすめ会計ソフトをご紹介。会計ソフトの業界シェアランキングも合わせて解説します。
目次
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freee会計とは
freee会計とは、株式会社freeeが提供しているクラウド型の会計ソフトです。導入により、経費精算・予実管理のほか、請求書作成・ステータス管理・経営分析といった会計業務の自動化を実現できます。
煩雑な会計業務を自動化することで、業務の効率化や人的リソースの有効活用、さらには入力ミスや計算ミスといったヒューマンエラーの削減を期待できます。会計の専門知識がない方でも、適切な会計処理ができる点も大きなメリットです。
freee会計は法人だけでなく中小企業や個人事業主・フリーランス向けのプランが充実しており、事業形態にかかわらず導入しやすい会計ソフトといえるでしょう。
利用イメージ
freee会計の特徴
freee会計は会計業務を支援する機能が備わっており、かつ操作が簡単なことから、会計や経理業務の初心者の方でも使いやすいのが特徴です。まずはfreee会計の特徴について、主に使いやすさの面からご紹介していきます。
freee会計の特徴
入力の手間が最小限で済む
freee会計の大きな特徴の1つが、入力を簡略化できる点です。freee会計は銀行口座やクレジットカードとの連携が可能であり、その明細から金額・日付などのデータを自動で取得します。
取得したデータはAIによって自動で仕訳されるため、従来のように手動での入力・転記・仕訳といった作業は必要ありません。会計業務を大幅に簡略化できるだけでなく、転記ミス・仕訳ミスなどの防止にもつながります。
入力の手間を最大限に短縮化するには「自動登録ルール」の活用がおすすめです。あらかじめ取引先や勘定科目などを設定しておくことで、データの取得・仕訳がよりスピーディになります。
簿記の知識に自信がなくても決算書が作れる
freee会計では、決算関連書類の作成を支援するための機能が充実しています。
また、freee会計では日々の経費の登録を簡単に行える点も大きな特徴です。領収書やレシートは、スマホアプリのカメラで撮影するだけで金額・日付・取引先情報が自動で読み込まれます。
勘定科目の仕訳はデータベースをもとにAIが自動で行うため、簿記の知識がない方でも正しい会計処理が可能です。隙間時間にスマホを使って簡単に処理できるため、決算の準備も効率的に進められるでしょう。
経営負担が軽くなる
freee会計では各種帳簿の作成はもちろん、日々の支出・収入といった管理も詳細に行えます。データはクラウド上に保管されており、データの修正・変更も瞬時に反映されるため、会社のリアルタイムな経営状況を一目で把握できます。
売上の増減や経費の変動を可視化することで、効果的な経営判断を立案しやすくなるでしょう。また、財政状況の適切な管理は、企業への社会的な信用を左右するポイントでもあります。
当然ながら社会的信用が高いほど取引先や顧客との商談を進めやすく、また金融機関からの融資も受けやすいでしょう。安定した事業運営が可能になるため、経営者の負担の軽減が見込めます。
freee会計の料金プラン
ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | |
---|---|---|---|
年払い | 1,980円/月 | 3,980円/月 | 39,800円/月 |
月払い | 2,680円/月 | 5,280円/月 | 47,760円/月 |
サポート体制内容 | チャット・メールサポート | チャット・メールサポート・電話サポート | チャット・メールサポート・電話サポート |
freee会計にはご紹介してきた法人向け以外にも、個人事業主・フリーランス向けがあり、それぞれ料金体系の異なるプランが3種用意されています。
法人向けには「ミニマム」「ベーシック」「プロフェッショナル」の3プランがあります。各プランとも明細自動記帳・OCR機能・見積/納品/請求書の作成といった基本機能のほか、帳簿関連機能とレポート機能が共通で実装されています。
ミニマムには、経費精算機能やレポート機能の一部は搭載されていないものの、基本的な帳簿付けや決算業務は問題なく行えます。ユーザー数が3名までと限られているため、事業規模が比較的小さい企業におすすめです。
ベーシックは、ワークフローや予実管理機能を除くほぼ全ての機能が網羅されており、ユーザー数も融通が利くことから、幅広い企業で導入しやすいでしょう。より充実した機能性を求めるなら、上位プランであるプロフェッショナルがおすすめです。
各プランの料金体系は次の通りです。なお、各プランとも30日間の無料トライアルが利用できます。
freee会計の主な機能
freee会計には会計業務を効率化するための機能が充実しています。ここからはfreee会計の機能について具体的にご紹介していきます。
請求書作成・ステータス管理機能
freee会計は請求関連の機能も充実しています。例えば見積書・納品書・請求書の作成はもちろん、内容の修正や変更も簡単な操作で行えます。書類の管理もソフト内で行えるため、ペーパーレス化の推進にもつながります。インボイス制度や電子帳簿保存法などの関連法令にも自動で対応するので安心です。
各請求内容は自動で帳簿に紐付けられ、書類作成と同時に会計処理を進められる点もメリットです。支払いや入金の期日に関する情報も読み込んで、期日遅れにならないようアラートを立ててくれます。
また、作成した請求書は、Web共有・メール添付・郵送の3つの送付方法の中から、取引先の希望する方法をワンクリックで選択できます。従来のように請求書をプリントアウトし、封入して送付するといった手間を削減することもできるため、会計業務の効率化が見込めるでしょう。
経営分析機能
経営分析機能では、月次資産表の作成・部門別会計・プロジェクト会計のほか、損益分析やカスタムレポートが行えます。各部門に分散した情報を一元管理できるため、財務データに基づいた効果的な経営判断が可能となります。
また、各種データはクラウド上に保存されているため、会計部門・経営者間はもちろん、税理士ともリアルタイムでの情報共有が可能です。トラブル発生時には関係者が迅速に連携して解決に当たれるため、リスクヘッジの強化につながるでしょう。
資金繰り管理機能
資金繰り管理機能では、資金繰りの確認・現預金の確認・銀行残高調整の確認などが可能です。従来のように手動でExcel表などを作成する必要がなく、リアルタイムな財務データに基づいた資金繰り状況を確認できる点がメリットです。
また、freee会計は各種金融機関と連携しており、必要があれば融資などの資金調達のサポートも行います。金利・融資までの時間をもとに最適な資金調達方法を提示してくれるほか、金融機関への申請もソフト内で完結できます。
予実管理機能
予実管理機能は、予算の作成や予実管理をクラウド上で一元的に行える機能です。部門別・事業所別の実績や利益がリアルタイムで反映されるため、組織全体の経営状況を可視化できます。
最新の経営状況・実績の可視化により、効果的な事業計画の立案や経営判断が可能となります。また、営業実績などのデータは自動でソフトに反映されるため、管理部門での手動での転記・入力の手間を削減できる点もメリットです。
決算業務関連機能
freee会計では、決算業務に必要な機能がほぼ網羅されています。専門知識が必要な決算書の作成・整理仕訳・消費税申告・固定資産管理も、ガイドに沿って操作するだけで日々の経理処理データをもとに実行されます。各種帳簿類はPDF出力も可能です。
また、煩雑な棚卸しや配賦仕訳もある程度の自動化が可能で、決算業務を効率的かつ確実に遂行できます。
決算時期は他の業務も集中しやすい繁忙期であるため、freee会計によって煩雑な業務を自動化することで、人手を他の業務に割り当てられるでしょう。
経費精算機能
freee会計では、経費精算業務をWEB上またはアプリ内で完結できます。証憑類をカメラ撮影するだけで経費データを申請登録でき、事前に設定しておけば経費科目の仕訳や承認も自動化できます。
さらに経費精算の内容は自動で会計データに反映されるため、転記の手間もかかりません。時間・場所を問わずに経費精算業務を遂行できるため、バックオフィスの効率化につながるほか、リモートワークや在宅勤務の推進にも役立ちます。
また、「freee会計」と「freee人事労務」の連携により、経費精算の内容を給与に連動できます。経費の支給は給与の支払と一括して行えるため、個別の振込が不要となり、会計業務のさらなる効率化を期待できるでしょう。
freee会計を導入するメリット
freee会計は会計業務の効率化・経営の意志決定に役立つ機能がさまざま実装されています。導入によって得られる主なメリットをご紹介していきます。
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freee会計を導入するメリット
業務が自動化・効率化される
freee会計の導入により、会計業務の大幅な自動化・効率化が実現できます。例えば、取り込んだデータの勘定科目の仕訳は、AIが過去の仕訳データなどに基づき自動で推測・実行してくれます。
勘定科目の設定や仕訳には簿記の知識が必要ですが、freee会計によって自動化することで、会計業務経験の浅い方でも適切な業務遂行が可能になります。
また、freee会計はクラウド型サービスのため、対応端末や通信環境さえあれば、時間・場所にとらわれずにシステムを操作できます。
営業先や出張先などの社外からでも隙間時間を使って業務を遂行できるため、会計業務をはじめバックオフィス業務全般の効率化を図れます。リモートワークや在宅勤務といった多様な働き方を実現したい企業にもおすすめです。
スムーズな原因追求と対応をとりやすい
freee会計では、会計ミスなどのトラブル発生時にもスムーズな原因追及を実現する機能が備わっています。
例えば、レポート分析機能・ドリルダウン機能などが代表的です。会計フローや業務プロセスを可視化することで、会計に関わる問題点・怪しいデータと、その発生元をいち早く発見できます。
またコミュニケーション機能が充実しており、関係者が連携してトラブル対応に当たれる環境も整備されています。迅速な原因追及と連携により、同じく迅速な対応が可能となるため、重大な会計トラブルを防止しやすくなるでしょう。
経営状況を多角的に分析できる
freee会計には、経営状況の多角的な分析を支援する機能が充実しています。代表的なのは「タグ」機能です。
タグ機能では、商品や部門ごとの業務情報を「取引先」「品目」「部門」「メモタグ」「セグメント」の5グループに分けてタグづけできます。タグごとの情報分析はもちろん、複数のタグを統合した分析を行うことで、経営状況をあらゆる確度から可視化できます。
従来のやり方で経営分析を行うには、各部門に分散したデータを手動で集計し、システムに転記・入力、そして目的に応じた分析方法に沿った計算などを行う必要がありました。
このやり方は工程数が多いため手間・時間がかかるほか、集計・転記・計算などのミスにつながるリスクもあります。一方、freee会計のタグ機能を利用すればこのような課題もクリアできます。正しい経営状況の分析は、的確な経営判断に役立つでしょう。
成長ステージに合わせてプランを選べる
freee会計は大きく分けて法人向けサービス・個人事業主向けの2種類があり、それぞれ機能が異なるプランを各種用意しています。
契約プランは柔軟に変更できるため、自社の成長ステージや事業内容の変更・ニーズにあわせて、過不足ないサービスを適正な料金で利用できます。なお、主なプランの料金体系は後ほど詳しくご紹介します。
充実したサポートで導入・運用がスムーズ
freee会計は導入・運用サポートが充実しており、ITツールの導入が初めての企業でも安心して利用できます。
例えば、導入支援としては、導入アドバイザーによる「導入サポート」があるほか、基本的な使い方を段階的に習熟できる「使い方ガイド」、実践的な操作を学べる「解説セミナー」などのサービスがあります。
さらに有料プランの契約企業にはチャット・メール・電話・ヘルプセンターでのサポートデスクも付随しており、疑問点や不明点を気軽に相談できます。
なお、電話サポートサービスが利用できるのは個人事業主向け・法人向けプランの一部のみのため、契約プランで利用できるかどうかは事前の確認が必要です。
freee会計の口コミ・評判
freee会計の口コミ・評判で目立つのは「迅速で正確な会計業務が可能になった」「自分でも確定申告や決算業務が簡単にできた」というものです。
また「初めての会計ソフトでも問題なく操作できた」という意見も多く、特に会計ソフトを新しく導入した中小企業から一定の評価を得ています。隙間時間にスマホを使って会計処理に取り組める点も高ポイントとなっています。
一方、マイナスな口コミとしては「経理経験のある従業員はかえって使いにくい」というものがありました。freee会計は、複式簿記の知識がない方でも会計処理できるように設計されています。会計業務に不慣れな従業員が多い企業での導入が望ましいでしょう。
また、「処理速度が遅い」といった意見も寄せられています。freee会計はクラウド型サービスのため、通信環境の影響を受けやすい点は否めません。円滑に運用するには、あらかじめ強固な通信環境を整備しておくといった対策が必要です。
freee会計は無料で試せる
freee会計では、法人・個人事業主・フリーランス向けのほぼ全てのプランで30日間の無料体験サービスを利用できます。導入後のミスマッチを避けるためにも、まずは無料体験を利用して、実際の操作性や効果・使用感を試しておくのがおすすめです。
無料体験中にチェックしておきたいポイントは次の通りです。
- 誰でも直感的に操作できるか
- モバイル端末(スマートフォン)からでも利用しやすいか
- 自社に必要な機能が備わっているか
- 料金と機能性のバランスは適正か
- 自社の既存システムとの連携は可能か
無料体験中は有料契約とほぼ変わらない機能を利用できます。特にこだわりがない場合は、汎用性が高いベーシックプランの無料体験の利用がおすすめです。
無料体験中に上記のようなポイントを確認し、過不足がある場合はプランのダウングレード・アップグレードを検討しましょう。
まとめ
freee会計はクラウド型の会計サービスです。金融機関やクレジットカードサービスと連携して、帳簿付けに必要なデータは自動で取得するほか、勘定科目の仕訳もAIが行うため、会計業務の大幅な効率化を実現できます。
また、決算業務などの専門知識が必要な業務の一部も自動化でき、簿記の知識が少ない従業員でも会計処理が行える点も大きなメリットです。さらにレポート機能やサポート機能も充実しており、会計の面から事業運営を強力に支援してくれます。
freee会計は、法人向け・個人事業主向けに多彩なプランが展開されており、それぞれ機能性やサポート体制が異なります。自社の規模や事業内容・成長ステージに合わせて柔軟にプランを選択しましょう。
ほぼ全てのプランで無料体験が利用できるため、本格導入前のテスト運用がおすすめです。freee会計の導入によって会計業務を一定程度自動化し、バックオフィス業務の効率化を狙いましょう。
製品詳細
サポート
チャット | ・自動チャットサポート 365日24時間対応 ・有人チャットサポート(法人/個人事業主) 平日 10:00〜12:00/ 13:00〜18:00 |
メール | ・通常メールサポート 3営業日以内の返信 ・お急ぎメールサポート 1営業日以内の返信 ※土日祝を除く |
電話 | 予約制 1枠20分 |
その他 | あんしん士業電話サポート・ChatWorkサポート(認定アドバイザーのみ) |
推奨環境
推奨ブラウザ | PC(OS) Windows OS Mac OS ブラウザ Google Chrome Microsoft Edge Mozilla Firefox Safari Firefox |
ディスプレイ表示 | – |
参考:freeeの動作環境
運営会社情報
企業名 | フリー株式会社 |
住所 | 本社 〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階 |
設立 | 2012年7月 |
代表者名 | 佐々木 大輔 |
資本金 | 25,640百万円 (2023/6現在) 日本基準 |
参考:会社概要
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