【審査対処法付】Googleアドセンスの審査基準と通過方法

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アドセンス(Google AdSense)の審査になかなか通過しないという声をよく聞きます。

最近は審査の基準が厳しくなっていることもあり、しっかり対策をしないと通過は難しいようです。

今回はGoogle AdSenseの審査のポイントについて解説していきます。

アドセンスの審査について

審査中のイメージ

Google AdSenseを利用する上で、最初の難関になるのが「審査」です。

Google AdSenseでは、事前に広告を掲載するサイトを審査に提出し、それを通過しなければ利用できるようになりません

以前は、審査を通るのはそれほど難しくはありませんでしたが、近年はかなり審査基準が厳しくなっているようで、何度審査を受けても通らないという人も珍しくありません。

Google AdSenseの落選の通知では、その原因や理由を具体的に指摘してはくれないので、基準を満たしていないと思われる部分を自分で見つけ出して修正しなければならない点も、難しさに拍車をかけています。

Google AdSenseの審査に通過するには、ディテールの要件を満たすことも大事ですが、Googleがサイトのどのような要素を重要視し、何を否定的にとらえているか審査基準の根幹をなす原則を正しく把握することが何よりも重要になります。

Google AdSenseの審査を通過するための方法と、その背景にある考え方について解説していきます。

審査のポイント

成否を判断するイメージ

Googleアドセンスの審査では全体の傾向として、ユーザーファーストとクライアントのニーズに応えることの2つが重要視されますが、それらを踏まえた上で、基本的な原則に則っているかが問われます。
この原則をしっかり抑えることが審査においては重要になります。

まず第一に問われるのは継続性、長きにわたってメディアを運営できるかです。作りかけの状態で投げ出されたサイトや、古い情報のままいつまで経っても更新されないサイトに広告を出稿したくないのは、クライアントの立場になってみれば当たり前のことでしょう。

メディアとして長期的に運営を続けていくつもりがあるのかどうかは、サイトを審査するにあたっての最低限の条件として問われます。

次に重視されるのは情報価値、読者に何らかの価値を提供する有益なサイトになっているかについてです。
どんなに情報量が豊富なサイトでも、それが誰にも求められていない情報であれば、価値があるとは言えません。

読者に役立つ情報があるか、これまで知られていなかった新しい情報を発信しているかどうかは、Googleアドセンスの審査に通過するための重要な要件です。

三つ目に大事なのが独自性、オリジナリティです。
サイトを新しく作ろうとする際に、既にあるサイトを参考にすると、どうしても内容や方向性が似てきます。

しかし、同じような情報を発信するサイトが複数存在したところで、読者にとっても広告主にとってもメリットはありません。
Googleアドセンスでは、サイトの独自性も審査の対象としています。

新しくサイトを作るからには、既存のサイトとは違った切り口のものにして、その存在価値をアピールすべきです。
既存のサイトを参考にするのは決して悪いことではありませんが、内容を模倣するのではなく、違いを際立たせるために利用するべきでしょう。

この継続性、情報価値、オリジナリティの3原則は、Googleアドセンスの審査基準であると同時に、サイト間の競争を勝ち抜き、長く生き残っていくためにも、重要なポイントとなります。

以上の基本的な原則を踏まえながら、審査通過のための具体的な方法を見ていきましょう。

環境編

まず前提条件として、ブログサービスやレンタルサーバーのURLをそのまま使うのはNGです

Google AdSenseでは、独自ドメインの利用が必須となっています。

これはメディア運営者の姿勢を問う条件で、独自ドメインの取得というコミットメントによって、サイト運営の「覚悟」を求めていると考えられます。

必ず独自ドメインを登録してから審査に望みましょう。

独自ドメインの取得には「お名前.com」がおすすめ。

多彩な種類のドメインに対応しているので、サイトのイメージに合致したものをきっと見つけられるはずです。

記事編

サイトの記事の総数1記事あたりの文字数も審査の対象となります。

総記事数は最低でも10本、できれば20本から30本程度は公開した状態で審査に望みたいところです。

1記事あたりの文字数は、1000文字が最低ラインとなります。

ここも安全策をとるなら2000文字〜3000文字くらいの分量は確保しておきましょう。

もちろん、他サイトからの転載や引用は避けて、新たに書き起こしたテキストを使うのが基本です。

また、記事内に画像を挿入する場合にも、他サイトからの転載ではなく、自分で用意したものを使いましょう。

上述したように、Google AdSenseの審査では独自性が求められます。既にネット上にある素材を転用して作られた記事には、プラスの評価はつきません

少なくとも、Google AdSenseの審査を通過するまでの間は、完全にオリジナルな素材だけで記事を作るのが無難です。

最近はサイトのアクセス数も審査の対象となっているようです。

といっても、それほど大きなPVが求められるわけではありません。

1日に100PV程度のアクセスを集められるようになってから、審査に提出するといいでしょう。

なお、審査に提出した後も気を抜いてはいけません。

サイトを継続的にアップデートしていく意思があることを示す必要があります。

審査中も記事は頻繁に更新して、サイトの継続性を印象づけましょう。

内容編

Google AdSenseの審査では、記事の独自性が評価の対象となります。

既に存在するサイトの中身を引き写したような内容は嫌われるので、既存のサイトといかに差別化するかを考える必要があります。

もっとも簡単なのは、自分の体験談を元にしたり、足を使って見つけた情報を掲載することです。

また、独自の取材に基づいて制作された記事もオリジナリティが高いと見做されます。独自性に悩んだら、自分の行動から得られた情報をもとに記事を作るのが一番です。

他サイトにはない専門性を武器にするのも手です。

多くの人が知らないような知識や経験をもとにした記事は高く評価されます。

さらに、既存のサイトにはない独自の論点を見つけ出して、新しい角度から記事を作るという方法もあります。

ただし、こういったやり方には、書き手に一定以上の能力が求められるため、難易度は高くなります

ある程度経験を積んだ中級者以上が選ぶべき方法といえるでしょう。

ここで列挙したポイントは、唯一絶対の条件ではありません。Googleアドセンスの審査の合否は、様々な項目を参照した上で、総合的に判断されます。

例えば、記事数や文字量が規定より少なければ、それだけで審査に落とされるというわけではありません。

とはいえ、サイトの内容面でオリジナリティに欠けている場合は、記事数や文字量が多いほうが、合格の可能性は高くなるようです。逆に、オリジナリティに優れたサイトであれば、多少は記事数・文字量が少なくても審査を通過したという報告もあります。

また、記事のジャンルについてですが、「YMYL」(Your Money or Your Life)に関しては避けるのが無難です。これらは医療、健康、金融といった人々の生活に直結した情報で、社会に与える影響が非常に大きいことから、デリケートな扱いとなっています。

Google検索では、YMYLの分野を扱ったサイトに対して詳細なチェックが行われており、不確実な情報を掲載しているサイトが優位にならないよう、厳しい監視のもとで検索順位が決定されています。

Googleアドセンスの審査でも、YMYL関連は厳格な基準が適用される可能性が高いので、審査突破を目指すなら、これらに関する記事は控えておきましょう。

WEBサイトのコンテンツの構成を考える上で重要なのが、「AdSense プログラム ポリシー」です。

不正なコンテンツの設置はもとより、ユーザに対して誤クリックを誘発させたり、リダイレクトなどで目的としているサイトとは別のページへ誘導するなどは禁止されています。

ユーザにとって有益なコンテンツかどうか」は大事なポイントです。
言い換えればユーザに不利益を及ぼすような操作性の悪いサイト、不親切なサイトは審査をする上で当然マイナス評価となります。

Googleアドセンス審査傾向と審査期間

Googleアドセンスの審査には、一定の傾向があります。
そこで求められているのは、ユーザーファーストの姿勢と、クライアント(広告主)のニーズに応えるサイト作りです。それぞれの要件について解説していきましょう。

  • ユーザーファーストの姿勢

サイト運営において、もっとも重視されるべきは、サイトの顧客であるところのユーザー(訪問者)です。
これは当たり前のようでいて、意外と見落とされがちな要件でもあります。
例えば、サイトが得た個人情報をどのように扱っているのかを示すプライバシーポリシーが記載されているか。

あるいは、サイトの運営者に連絡したい人のための窓口としてお問い合わせフォームが用意されているか、といった部分で、ユーザーに充分な配慮がなされているかが判断されます。

これらは全てのサイトが果たすべき義務でもあるので、Googleアドセンスを導入するか否かに関わらず取り入れるべきでしょう。

  • クライアントのニーズに応える
  • Googleアドセンスは、クライアント(広告主)が広告を出稿することによって成り立っているサービスです。
    そのため、Googleアドセンスの審査は、クライアントのニーズに応えるサイトになっているかどうかが精査されます。

    例えば、日頃の雑事を徒然と書き綴った日記調のブログは、運営者にとっては意味があるかもしれませんが、クライアントにとっては広告を出すメリットが見出しにくいでしょう。書き手が有名人だったり、巨大なアクセスを集めていたりする場合は別ですが、新設のサイトであれば審査に通るのは難しそうです。

    Googleアドセンスでの成功を目指すなら、サイトで扱う話題のジャンルをしっかり決めて、読者が興味を持ちそうな記事を更新しましょう。

    もちろん、公序良俗に反するものは論外
    自分がクライアントの立場になって、広告を出したくなるようなサイトを目指しましょう。

    Googleアドセンスの審査にかかる時間は、明確に規定されていません。Googleのヘルプには、ほとんどの場合、1営業日で完了するとありますが、中には2〜4週間程度の時間がかかるケース、また稀に1ヶ月以上もの期間がかかることもあるようです。

    Googleアドセンスの審査用の問い合わせフォームが公開されているので、もし連絡が遅い場合にはこちらから進捗を問い合わせてみるといいでしょう。

審査の申請方法

審査を申請しているイメージ

ここからは、Google AdSenseの審査への申し込みの手順を解説していきましょう。

まずはGoogleアカウントを作成して、Gmailのアドレスを取得しておきます。こちらのページの「ご利用開始」をクリックして、申請の手続きを開始しましょう。

お申込みの画面のキャプチャ

お申し込みの画面で、サイトのURLとGmailのメールアドレスを入力します。

お申込みの画面のキャプチャ

「国または地域を選択」で「日本」を選択し、利用規約を確認して同意のチェックボックスを有効にします。

Google AdSenseの設定画面のキャプチャ

Google AdSenseの設定画面が開きます。名前や住所、電話番号等の個人情報を入力しましょう。

Google AdSenseのコードを張り付けるキャプチャ

Google AdSenseのコードが発行されるので、サイトのヘッダー部分に貼り付けましょう。WordPressでは管理画面の「外観」 から「テーマ編集」で「header.php」を開き、<head> 〜 </head>タグの間に貼り付ければOK。

後は「サイトにコードを貼り付けました」にチェックを入れて、完了ボタンを押すと、審査が開始されます。

どうしても審査に通らない場合

審査に通らないイメージ

ここまでのやり方を試してみたけれど、どうしてもGoogle AdSenseの審査を通過できないという場合は、次の方法を試してみてください。

運営者情報の記載

サイトの運営者の身元が分かる情報をサイトに記載します。

具体的には、サイト主の名前(ハンドルネームでもOK)、性別、経歴といった簡単なプロフィールです。

書き手の情報を明らかにすることは、サイトで発信している情報の価値を高めることに繋がります。

問い合わせフォームとプライバシーポリシーの設置

読者からの質問や要望に対応する問い合わせフォームを設置しましょう。

Googleはサイトが読者に対して真摯に向き合う姿勢があるかどうかを見ています。

読者ファーストの姿勢を明らかにするためにも、問い合わせフォームはぜひ置きたいところです。

また、合わせてプライバシーポリシーも公開しましょう。

プライバシーポリシーは、個人情報の利用目的や管理方法を公に通知するための文書です。問い合わせフォームのように、読者の個人情報(名前やメールアドレスなど)を収集する機能があるサイトでは、それを悪用しない旨を明記しなければなりません

プライバシーポリシーは雛形となる文章がネットで数多く公開されているので、それをそのまま利用すれば問題ありません。

アフィリエイトなど他の広告の除外

アフィリエイトなどGoogle AdSense以外の広告を表示している場合は、審査中の期間だけでも除外しておきましょう。

Google AdSenseは他社の広告との併用も可能ですが、広告のみを目的としたサイトには厳しい対応をします。

コンテンツにおける広告の占める割合を減らす意味でも、Google AdSense以外の広告は一時的に除いておくのがいいでしょう。

SNSのシェアボタン、外部リンク、コメント欄を外す

サイトがネット上でどのような評判に晒されているかについても注意しておきましょう。

SNSでネガティブな言及があったり、問題のあるサイトへのリンクが張られている場合、審査でプラスに働くことは決してないので、これらは最初から外しておくのが無難です。

またコメント欄についても、どのような書き込みがなされるかコントロールできないので、審査を通過するまでは閉鎖しておきましょう。

禁止コンテンツに該当しないかを確認

最後に、Googleが提唱している「AdSense プログラム ポリシー」の違反がないかをチェックしましょう。

  • 性的なコンテンツ
  • 衝撃的なコンテンツ
  • 爆発物に関するコンテンツ
  • 銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
  • その他の武器および兵器に関するコンテンツ
  • タバコに関するコンテンツ
  • 危険ドラッグに関するコンテンツ
  • アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
  • オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
  • 処方薬に関するコンテンツ
  • 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ

Google AdSenseでは、アダルトコンテンツ、法律に違反する内容のコンテンツ、差別的・誹謗中傷的な内容のコンテンツが掲載されているサイトは審査に通りません。

特に注意したいのが、アルコールやタバコに関する規定です。

この両者はサイトでの販売がNGとなっているだけでなく、推奨するような内容の記事についてもネガティブな評価が与えられる可能性があります

Google AdSenseの審査の段階では、これらについて言及すること自体を避けるべきでしょう。

また、無自覚に行いがちなのが、著作権に抵触しているコンテンツの掲載です。

アニメや漫画の感想サイトでは、作品のワンシーンを切り取って掲載していることがありますが、法的には引用の範囲内とされている場合でも、Google AdSenseの審査基準ではNGとされる可能性があるので、避けるべきでしょう。

Googleアドセンスで審査合格後にやるべきこと

Googleアドセンスの審査に合格したら、サイトで広告を展開する前に、いくつかやっておくべき作業がありますので、ひとつずつ確認していきましょう。

審査用コードの削除

Googleアドセンスの審査にあたっては、サイトのヘッダーに審査用のコードを入力しましたが、審査に通過したあとは審査用のコードは削除しておきましょう。

Googleアドセンスの登録時、サイトのHTMLのヘッダー部分(<head>と</head>の間の領域)に記載したコードを、そのまま削除すれば完了です。

「Cocoon」などのWordPressの一部テーマ、また「All in ONE」などの一部プラグインには、ヘッダーを編集せずに管理画面からGoogleアドセンスの管理用コードを登録する機能がありますが、これらを利用している場合も、テーマやプラグインの設定画面から削除しておきましょう。

審査用コードを残しておいた場合、Googleアドセンスの「自動広告」が有効になり、サイト内に広告が自動で挿入されるようになります。

自動広告はGoogleアドセンスのシステムが、サイト内の適切な位置を自動判定して表示する広告ですが、管理者の意図しない広告配置となるため、サイトのデザインが想定から外れて記事が読みにくくなったり、他の広告のクリック率に悪影響を及ぼすことがあります。

もちろん、自動広告機能を有効にしたい場合は、コードはそのままにしておいて問題ありませんが、Googleアドセンスの審査に通った後は、まずは自分で設定した広告の効果を試したい人が多いでしょう。

広告のパフォーマンスを正確に知っておくためにも、審査用コードは削除して、自動広告が挿入されないようにしておいた方が良いでしょう。

プライバシーポリシーの追記

Googleアドセンスの導入に成功したら、プライバシーポリシーにGoogleアドセンスに関する内容を追記しましょう。

プライバシーポリシーはサイトが取得したユーザーの個人情報をどのように扱うかを記載した文書で、現在では基本的にすべてのサイトが公開すべき情報です。

Googleアドセンスでは、ヘルプページにプライバシーポリシーに記載すべき事項が明示されています。

サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります

  • Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
  • Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
  • ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、 www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。

第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。

  • 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
  • 対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
  • これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、 www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。

サイト運営者様のサイトや法律は国ごとに異なるため、Google でプライバシー ポリシーに関する具体的な文面を提案することはできません。サイトのプライバシー ポリシーを作成する際には、 Network Advertising Initiative などのリソースを参考にされることをおすすめします。Cookie 使用の同意を得るための情報通知に関する詳細については、 cookiechoices.org をご覧ください。

必須コンテンツ - Google AdSense ヘルプ

プライバシーポリシーの具体的な内容については、無料で利用できる雛形がウェブで数多く公開されているので、その内容をそのまま転載して問題ありません。

「Googleアドセンス プライバシーポリシー 雛形」などのキーワードで検索してみましょう。

不正クリック防止プラグインの導入

最後に、WordPressのユーザーが必ずやっておきたいのが、広告に対する不正クリックを防止するためのプラグインの導入です。

Googleアドセンスでトラブルになりやすいのが、悪意を持ったユーザーによる不正な広告のクリックです。

これは特定のユーザーが意図的に何度も広告をクリックすることによって起きる問題で、不正クリックが行われていると判定された場合、Googleアドセンスは強制的に停止されることがあります。

もちろん、サイトの管理者が広告料を得るために自分でクリックするのは論外ですが、外部のユーザーが悪意を持って行う、いわゆる「アドセンス狩り」であっても、Googleアドセンス側は事情を鑑みてくれないため、サイト側には何も落ち度がないのに、一方的にGoogleアドセンスが停止される危険があります。

そこで、不正クリックを防止するWordPressプラグイン「AdSencse Invalid Click Protector」を導入しておきましょう。

このプラグインは、一定時間内に複数回、広告をクリックしたユーザーを検出し、自動的にブログへのアクセスを禁止にできます。

さらにそのユーザーのIPアドレス、クリック回数、違反した日時といった情報も記録。

Googleアドセンスが強制的に停止される前に、危険なユーザーを特定し排除してくれるので安心です。

まとめ

今回は、Google AdSenseの審査について解説しました。

最近は、Google AdSenseの審査通過を請け負う代行業者も登場していますが、必要な要件をしっかり満たしていれば、独力で審査を通過することは可能です。

Google AdSenseの審査は、広告の出稿条件であると同時に、Google検索で高い評価を得るための基準でもあります。

SEOでの集客を有利に進めるためにも、AdSense プログラム ポリシーやGoogleのサイト運営者向けポリシーは、積極的に尊守すべきです。

Google AdSenseと上手く付き合うことは、サイト運営を成功させるための重要な秘訣攻略のツボを押さえて、一発通過を目指しましょう

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逢坂 秀範

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