Googleアドセンスにおける確定申告の内容と手順を徹底解説

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ユーザーに広告がクリックされることで収益を得られる「Googleアドセンス」は、人気のあるウェブ広告のひとつです。

Googleアドセンスで広告収入を得た場合、当然、その収益には税金がかかり、一定の金額を超えた場合には、勤務先で年末調整の手続きをしている場合でも、個別に確定申告が必要となります。

今回はGoogleアドセンスにおける確定申告の内容と手順を解説していきます。

Googleアドセンスで確定申告が必要な人、不要な人

毎年、3月の年度末になると、個人事業主として働いている人たちが、確定申告に手を焼いている様を、見かけたことがある人は多いと思います。

確定申告では、前年の1月から12月の間に得た収益と、その過程で費やした経費、最終的に残った利益を明らかにして、税務署に報告します。

この確定申告によって、所得税の収入に応じた納税額が確定されるため、確定申告は会社に所属せずにお金を稼いでいる人にとっては、避けては通れない作業です。

それはウェブサイトからの広告収入で利益を稼いでいる人も例外ではありません。

アフィリエイトによる収益はもちろん、Googleアドセンスで収入を得ている人も、原則的に確定申告をしなければなりません。

ただしここで注意したいのが、厳密には税金は「収入」ではなく「所得」にかかる点です。

「収入(売上)」とはGoogleアドセンスの広告収入として入金されるお金ことで、「所得」とは売上から必要経費などを差し引いたものになります。

つまり「収入(売上)ー必要経費や控除=所得」という計算になります。

所得が0あるいはマイナスの場合には、確定申告は必要ありません。

サラリーマンの場合

いわゆる会社勤めのサラリーマンで、勤めている会社での年末調整で納税手続きを済ませている人は、Googleアドセンスの収入から経費を差し引いた金額が20万円以下であれば、確定申告は不要です。

ただし給与所得以外にも、不動産や株式投資などから収入が発生している場合は、アドセンスによる所得とそのほかの所得の合計額を確認する必要があります。

この場合も、合計額が20万円以上であれば、確定申告しなければなりません。

なお、年末調整のみの手続きの人でも、

  • 給与などの収入金額が2,000万円以上である
  • 2か所以上から給与支払を受けている
  • 医療費控除や住宅ローン控除を受けようとしている

という場合は、確定申告の必要性が生じるので注意が必要です。

専業主婦・主夫の場合

専業主婦・主夫の場合、Googleアドセンスからの収入から経費を差し引いた金額と、そのほかの所得を合算した金額が48万円以下であれば、確定申告する必要はありません。

産休や育休で育児休業給付金のみをもらっている場合も、所得の合計額が48万円以下であれば、確定申告しなくても問題ありません。

Googleアドセンスでの確定申告の具体的な手順

Googleアドセンスにおける確定申告の具体的な手順は、以下の通りです。

  • Googleアドセンスの収入を集計する
  • 収入を得るためにかかった経費を集計する
  • その他に必要な書類を用意する
  • 確定申告書を入手する
  • 確定申告書に記入する
  • 税務署に提出する

進め方について詳細を見ていきましょう。

Googleアドセンスの収入を集計する

まずはGoogleアドセンスの収入を集計する必要があります。

1月1日〜12月31日までで、収益が確定した日で計算します。

例えば、1月分の収益金額は2月3日頃に確定し、2月下旬に振り込まれることから、1月分の収益は2月に計上することになります。

より具体的に把握するために、以下の表を確認しましょう。

期間 収益確定日 確定申告の年度
2021年12月 2022年1月3日ごろ 2022年
2022年1月 2022年2月3日ごろ 2022年
2022年2月 2022年3月3日ごろ 2022年
2022年3月 2022年4月3日ごろ 2022年
2022年4月 2022年5月3日ごろ 2022年
2022年5月 2022年6月3日ごろ 2022年
2022年6月 2022年7月3日ごろ 2022年
2022年7月 2022年8月3日ごろ 2022年
2022年8月 2022年9月3日ごろ 2022年
2022年9月 2022年10月3日ごろ 2022年
2022年10月 2022年11月3日ごろ 2022年
2022年11月 2022年12月3日ごろ 2022年
2022年12月 2023年1月3日ごろ 2023年

このように2022年度の収入を算出するためには、2021年12月分〜2022年11月分を合算することになります。

2022年12月分は、2023年の確定申告の方に加えます。

Googleアドセンスの収入は、管理画面の「設定」の「お支払いメニュー」にある「取引とドキュメントを表示」から確認できます。

収入を算出するときには、「収益」から「無効なトラフィック」を差し引いた金額が、実際の報酬額になるので注意してください。

収入を得るためにかかった経費を集計する

次に必要経費を集計します。

Googleアドセンスの所得を算出するためには、必要経費を洗い出す必要があります。

必要経費は、原則的にアドセンスから収入を得る作業に直接関連のある費用が挙げられます。

具体例としては、以下のとおりです。

  • Googleアドセンスに関する書籍購入代やセミナーの参加費
  • ネット通信費
  • レンタルサーバー利用料金やドメイン取得費用
  • パソコン関連の機材 など

ただし直接関連のあるものでも、他に使用法がある場合には按分が必要になることがあります。

また、必要経費として計上するために、きちんと領収書やレシートを残しておくことをおすすめします。

そのほかに必要な書類を用意する

続いて、確定申告のために必要な書類を準備します。

具体的には、以下の通りです。

  • マイナンバーカード(マイナンバー通知カードの場合は、本人確認書類も必要)
  • 生命保険料や地震保険料の控除証明書
  • 国民年金の控除証明書
  • 国民健康保険の支払金額が確認できるもの
  • そのほかの申告内容に応じた書類(住宅ローン控除や医療費控除を受ける方は、それらに応じた書類)

上記以外にも、サラリーマンで副業ビジネスをしている場合は、「給与所得の源泉徴収票」が必要となります。

確定申告書を入手する

次に確定申告書を手に入れます。以下の3つの方法から入手可能です。

  • 最寄りの税務署に直接取りに行く
  • 所轄税務署に連絡して郵送で取り寄せる
  • 確定申告特集」にアクセスしてダウンロードする

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」では、オンラインで確定申告書を作成し、手元のプリンターで書類を印刷して提出できます。

また国税庁のe-Taxを活用すれば、インターネットを介して提出が可能です。

ちなみに所得税の確定申告書には、AとBの2種類があります。

確定申告書Aは、申告する所得が給与所得や公的年金等・雑所得・総合課税の配当所得・一時所得のみの人が使用できます。

確定申告書Bは所得の種類に関わらず誰でも使用できるため、個人事業主としてGoogleアドセンスを活用されている人は、確定申告書Bを利用します。

確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類の申告方法があります

確定申告書以外に、事前に税務署に青色申告の承認申請書を届け出ている人は「青色申告決算書」、青色申告の承認を受けていない人(白色申告)は「収支内訳書」が必要になります。

確定申告書に記入する

必要な書類が揃ったら、書類に記入し始めます。

手順としては、白色申告の方は「収支内訳書」、青色申告の方は「青色申告決算書」から着手していきましょう。

というのも、「収支内訳書」と「青色申告決算書」の数値をもとに、確定申告書を作成する必要があるからです。

税務署に提出する

必要書類への記入が終わったら、最後に税務署に提出して完了です。

税務署への提出方法は、以下の3つになります。

  • e-Taxで申告する
  • 郵便や信書便によって所轄税務署に送付する
  • 所轄税務署の受付に提出する(時間外収受箱への投函も可)

Googleアドセンスで確定申告する際に知っておきたいこと

ここからはGoogleアドセンスで確定申告する際に知っておきたいことを紹介します。

確定申告の期間

Googleアドセンスに限らず、確定申告が可能な時期は決まっています。

原則、確定申告書の提出期間は、毎年2月16日〜3月15日(3月15日が土日祝日の場合は翌平日まで)までの一ヶ月間となっています。

なお、所得税の納付期間も同様に3月15日までです。

Googleアドセンスで得た収入の種類

Googleアドセンスで得た収入の種類は、一般的に「事業所得」あるいは「雑所得」にあたります。

ただし、この2つの判断基準が明確に定まっているわけでないため、判断が難しい場合は、管轄の税務署に確認しましょう。

申告時に必要なGoogleアドセンスの会社名と場所

申告する際に、Googleアドセンスの会社名と場所の記載が必要となります。

以下の情報を申告書に記入するようにしましょう。

  • 法人名:Google Asia Pacific Pte. Ltd.
  • 法人所在地:8 Marina View Asia Square 1 #30-01 Singapore 018960

確定申告の作業が負担なときは?

確定申告に関する作業が負担に感じる場合は、以下の方法を取ることも可能です。

  • 税理士に依頼する
  • 確定申告ソフトやクラウド会計ソフトを利用する

税理士に作業を委託するのは最も安全で信頼できる方法となります。

ただし少々費用がかかってしまうデメリットがあります。

近年では、高度な確定申告ソフトやクラウド会計ソフトが登場したことで、確定申告の作業を大幅にスリム化できるようになりました。

これらのソフトは、クレジットカードと銀行口座のお金の流れをすべて把握し、収入と支出を集計してくれるため、領収書やレシート内容を手動で入力する手間が削減できます。

具体的なサービスとしては「freee」や「マネーフォワード クラウド確定申告」「やよいの青色/白色申告」などが挙げられます。

どれも月額1000円ほどで利用できるので、金銭的に少し余裕がある方は、これらの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はGoogleアドセンスにおける確定申告の手順を詳しく解説しました。

サラリーマンや専業主婦・主夫の方でも、Googleアドセンスで一定の所得を得ている場合は確定申告が必要となります。

個人事業主は金額に関わらず、確定申告が必要です。

初めての確定申告は分からないことだらけで時間がかかるので、期限ギリギリに作業せずに、早めに着手することを推奨します。

事務処理や経理が苦手な場合は、最初から確定申告ソフトやクラウド会計ソフトの利用を検討してみてください。

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このサイトの管理人
泉 賢

GMOインターネット株式会社お名前.com事業部所属。
お名前.comのドメインに関するマーケティング業務を担当し、現在はオウンドメディアサイト運営を中心に活動中。

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