Googleアドセンスの仕組みや登録方法・収益目安などを分かりやすく解説
アフィリエイトと並ぶ、もうひとつのブログの収益源がGoogleアドセンスです。同じウェブ広告でも、アドセンスとアフィリエイトでは収益の発生過程と傾向が大きく違っています。
今回は、Google AdSenseの特徴とその活用の仕方について解説していきましょう。
Googleアドセンスの収益額はどれくらい?
Google AdSenseについて多くの人が気になっているのは、どのくらいの収益が見込めるのかについてではないでしょうか。
まずはGoogleアドセンスで得られる収益について、大まかな概算をしてみるところから始めましょう。
Google AdSenseは「クリック報酬型広告」と呼ばれるタイプのウェブ広告で、サイトを訪れたユーザーが広告をクリックすることによって収益が発生します。
そして、ユーザーが広告をクリックする確率は、訪れるユーザーの属性、表示される広告の内容、広告枠の配置場所に左右されますが、極端に大きく変動することはありません。
訪問者が広告をクリックする確率(CTR:Click Through Rate)は、おおむね1.25~2.5%前後に収まると考えて良いでしょう。
また、Google AdSenseに表示される広告の1クリックあたりの収益(CPC:Cost Per Click)も、一定の範囲内に収まる傾向にあり、稀に極端に高い広告が出現する例はあるものの、平均すると20~30円程度になります。
広告のクリック率(CTR)と1クリックあたりの収益(CPC)の数字の目安が明らかになれば、あとはサイトのアクセス数次第で、どれだけの収益が発生するかを予測することができます。
上述の条件から、サイトのページビュー規模に応じて得られる収益の予測は、以下の表の通りとなります。
PVのボリュームによる収益の目安 | |
---|---|
1000PV | 250円~500円程度 |
10000PV | 2500円~5000円程度 |
10万PV | 25000円~5万円程度 |
40万PV | 10万円~20万円程度 |
100万PV | 25万円~50万円程度 |
この表で注目すべきは、大多数のサイトが属している、月間PVが1万PV以下のアクセス規模であっても、一定の収益が発生している点です。
小規模なメディア、特に数千PV程度のサイトは、アフィリエイトの成果が安定しないため、毎月2500円〜5000円程度の収入が得られるGoogle AdSenseの存在は、かなりありがたいはずです。
これからサイトの規模を拡大していこうという人にとって、PVの伸びに応じた収益の増加は大きなモチベーションになるでしょう。
しかし、10万PVを超えたあたりから、収益の効率性において物足りなくなってきます。
アフィリエイトと比較するとその差は明らかで、40万PVともなると、ジャンルによっては立派な大手サイトですが、得られる収益は10万円〜20万円程度。
この金額では個人が専業に踏み切るのは難しいでしょう。
100万PVともなると企業系のサイトと並んでも遜色ない最大手クラスですが、それでも25万円〜50万円程度の収益に留まります。
100万PVに到達するサイトがほんの一握りしかないことを考えると、大規模なサイトがその大きさに見合った収益を得るのは、Google AdSenseでは難しいという現実が見えてきます。
ちなみに、Google AdSenseでは広告の内容を選べないのは前述した通りですが、高額な広告が表示されやすいジャンルは存在します。
投資、金融、転職、保険、美容など、アフィリエイトで高額案件が多いジャンルは、アドセンスでも比較的クリック単価が高くなります。
これらに関連した記事を作成すれば、表示される広告内容もそれに合わせたものになるので、効率よく収益を伸ばすことができるでしょう。
注意しなければならないのは規約違反です。
いくらPVが稼げるからといっても、公共良俗を乱すサイトや、ギャンブル系のサイトはNGとされています。
また、1ページあたりの広告の表示数に制限はありませんが(当初は最大3個という制約があったが2016年に撤廃)、「宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならない」「コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければならない」といった規約があり、訪問者にとって価値のないページを判断された場合は、広告の配信を無効にされる可能性があります。
なお、自分で広告をクリックする行為は禁止。
クリックを意図的に誘導する記述も禁止です。
さらに「広告のクリックをお願いします」といった、訪問者へのクリックの依頼も禁じられています。
規約についての詳細は「Googleの広告のプレースメントに関するポリシー」を確認しましょう。
Google AdSenseは規約違反に厳しく、ちょっとした違反でアカウントを停止されたという報告が数多くあります。
一度アカウントが停止されると、復活は非常に難しいので、規約違反には充分に気をつけましょう。
Googleアドセンスブログの3つの特徴
Google AdSenseは、アフィリエイトと同じウェブ広告ですが、この両者は収益が発生する仕組みが大きく違っています。
まず、Google AdSenseでは、サイト管理者は広告の内容を自分で選ぶことができません。
指定できるのは広告の形態とサイズのみで、広告の内容については、掲載されているページの記述や、訪問したユーザーの閲覧履歴に合わせて自動的に決定されます。
したがって、表示される広告は一定ではなく、それがクリックされることによって得られる収益(クリック単価)もまちまちです。
記事によっては安いクリック単価の広告ばかりが表示されて収益が伸び悩んだり、逆にクリック単価の高い広告が急に入ったことで、収益が突然アップするといったことも珍しくありません。
Google AdSenseを主力にしたアドセンスブログを作る場合は、アドセンスのウェブ広告としての特徴を正しく理解した上で、そのメリットを最大限活かせるようなサイトを考えなければなりません。
アドセンスで必ず抑えておきたい特徴を3つ、挙げておきましょう。
広告のメンテナンスが不要
Googleアドセンスでは広告の運営がシステム側に一任されているため、細かい商品のメンテナンスが不要というメリットがあります。
例えば、アフィリエイトの商品は、ショップ側で商品が在庫切れになったら、在庫のあるショップにリンク先を切り替える必要があります。
また、広告主が撤退してプログラム自体が終了することも珍しくありませんので、安定して収益を確保するには、アフィリエイトのすべてのリンクが有効になっているか、ユーザーが商品を購入できる状態になっているかを、常にチェックする必要があります。
また、季節によって売上が変動する商品の場合は、需要に応じた入れ替えを検討しますし、同じジャンルでより優れた商品が登場した場合には、乗り換えてそちらを紹介することも視野に入れるべきです。
このように、アフィリエイトで収益を上げ続けるには、状況に応じたサイトのメンテナンスが欠かせません。
それに対してアドセンスでは、広告枠さえ設ければ、あとは最適な広告が自動的に配信されるため、中身について気を使う必要はありません。
サイトへのユーザーの流入さえ維持できていれば、広告を放置していいのがアドセンスであり、メンテナンスの労力は、アフィリエイトよりも大幅に小さくなります。
パーソナライズド機能で広告が最適化される
アフィリエイトにはない、独自の広告の仕組みを導入しているのもGoogle AdSenseの特徴ですが、その中のひとつに「パーソナライズド広告」があります。
パーソナライズド広告は、ユーザー個人に最適化された広告を配信するところに特徴があり、ユーザーの閲覧したサイトや、クリックした記事、利用したアプリ、検索した語句などの情報をもとに、興味や関心があると推測される広告を自動的に表示します。
このパーソナライズド広告を利用することで、サイトの運営側は広告よりもユーザーのニーズを重視した、柔軟性に富んだテーマの展開が可能になります。
パーソナライズド機能がないアフィリエイト広告では、アフィリエイトの対象になっていない商品に関する記事を書くメリットは、ほとんどありません。
例えば、歴史上の偉人についての情報は、どんなに紹介したいと思っても、テーマと関連して紹介できる商品が利益率の低い書籍くらいしかないため、採算度外視で取り組むしかありません。
しかし、パーソナライズド広告なら、商品に絡めにくいテーマであっても、アドセンスが独自に判断してユーザーの好みに合わせた広告を選択するので、どんなテーマの記事からでも広告収益を確保できます。
この特性を利用すれば、アフィリエイト商品と関連性が薄いために、他のアフィリエイターたちに見向きもされないマイナーなジャンルであっても、収益化を狙えます。
配置場所によって広告効果が変化する
アドセンスの運用で、大きな鍵を握るのが、広告のサイズと広告の配置場所の選択です。
Google AdSenseでは表示される広告の内容を選択できないので、サイトの管理者が行えるのは実質的に、どんな種類の広告をどの位置に置くかについての判断だけですが、これが一筋縄では行きません。
アフィリエイトの場合は、商品のリンクの位置にそれほど注意しなくても、商品に興味を持ったユーザーが購入のために主体的にリンクをクリックしてくれます。
しかし、アドセンスでは、そこまで能動的な動きを期待できないので、ユーザーの目に触れやすい場所、カーソルを合わせやすい場所、タッチしやすいスペースに広告を表示させることが重要になります。
特に、大きなサイズのバナー広告には、ユーザーを強く惹き付ける広告が表示されることが多く、自然とクリック率も高くなるため、サイトのどこに置けば収益が最大化されるか、知恵を絞ることになるでしょう。
とはいえ、とにかく目立ってクリックされやすいところに配置すればいいというわけでは、もちろんありません。
広告がサイトのメインコンテンツの邪魔になってしまっては本末転倒で、あくまで記事に主役の座を譲りながら、同時に広告が効果を発揮するようなポジションを見いださなければなりません。
そのため、実際には試行錯誤を繰り返しながら、最善の配置を探すことになるでしょう。
なお、Google AdSenseには「自動広告」という機能があり、これはシステムがサイトを解析することで、広告のベストな配置場所を検出し、そこに適切な広告を自動的に挿入するものです。
人間が負担していた、広告のサイズから配置場所までを機械の判断に委ねる、広告の完全な自動化を実現した機能ですが、現在のところその精度は完全ではなく、人間が判断した広告のサイズ・配置の方が、より多くの収益を得られるケースの方が多いようです。
自動広告は、広告の配置の候補を知るために利用するのは良いですが、収益を少しでも大きくするために、配置をチューニングしている段階では、あまり頼りになりません。
最終的には、人間の判断を信じるべきでしょう。
Googleアドセンスで稼げるようになるには?
Google AdSenseで稼ぐコツはシンプルで、とにかくサイトのPVを増やすことです。
アフィリエイトでは、サイトのPVが少なくても、CV(コンバージョン)、つまり最終的な成果に至る率が高ければ収益は伸びますが、アドセンスの場合は収益の増減は、PVにほぼ正確に比例します。
また、どの経路からどんな属性の人が訪れたか、つまり訪問者の質についても、Google AdSenseでは訪問者に合わせて広告の内容が自動的に最適化されるため、収益にほとんど影響を与えません。
そのため、アドセンスに向いているのは、とにかくPVが多いサイトということになります。
このPVは、Googleなどの検索エンジン経由でも、TwitterやInstagramなどのSNSからの流入でも構いません。
PVが多ければ多いほど、広告のクリック数が多くなり、それに応じて収益も増加します。
アフィリエイトの場合は、特定のテーマに限定した特化型サイトが、商品の購買を促す上で有利でしたが、アドセンスでは話題が分散した雑記型サイトであっても、効率良く収益化できるでしょう。
また、アドセンスの利点として、小規模なサイトでも収益化しやすい点が挙げられます。まだ駆け出しの、月間PVが数百〜数千程度しかないサイトであっても、収益は確実に発生します。
もっとも、クリック単価は平均すると20円から30円前後になるので、その規模のサイトだと収益は数百円程度ではありますが、PVが増加すると、それに合わせて収益が増えていくので、発展途上のサイトを更新する大きなモチベーションになるでしょう。
逆にデメリットとしては、サイトが一定規模以上に成長した後は、PVの頭打ちにともない収益も伸びにくくなることです。
これはPVの分布から考えれば明らかで、月間1万PV前後のサイトは少なくありませんが、10万PVとなると数が限られ、30万PV以上にまで到達するサイトはごくわずかです。
しかし、Google AdSenseでは、その希少さに見合った収益を上げることは困難。
記事の後半で詳しく解説しますが、サイトが月に30万ものPVを得られるようになっても、Google AdSenseでは20万円も稼げません。
こうした理由から、Google AdSenseは使い所を、上手く工夫する必要があります。
Googleアドセンスの登録方法
Google AdSenseを利用するには、利用したいサイトの情報を登録し、審査を通過すればOKです。
登録に必要な情報は以下の通りです。
- サイトのURL
- メールアドレス
- 名前
- 住所
- 電話番号
メールアドレスにはGmailのアドレスを利用するので、Googleアカウントをあらかじめ作成しておきましょう。電話番号は固定電話でもスマホでもOK。通話もしくはSMSを使っての本人確認に利用します。
ここで注意したいのはサイトのURLです。
無料ブログのドメインやレンタルサーバーの初期設定のURLでは、審査には確実に通りません。
Google AdSenseの利用には、独自ドメインであることが必須条件となっています。
「お名前.com」で独自ドメインを取得し、サイトに登録してから審査に望みましょう。
あとは指定されたコードをサイトのヘッダー部分に貼り付ければ、登録作業は完了です。
以降は審査となりますが、実はこの審査が大きなハードル。
Google AdSenseの審査は年々、厳しくなってきており、近年は「何回申し込んでも落選する」といった報告も珍しくありません。
URLやサイトのテーマが精査されるのはもちろんですが、コンテンツの内容も審査の対象になります。
サイトが未完成の状態で申し込んでも、まず通過しません。
記事の文字量が足りなかったり、公開されている記事の本数が少ない場合も落とされます。
1本あたりの記事の文字数は2000〜3000字程度を目安に、20本程度は記事を公開した状態で審査に臨みましょう。
Google AdSenseの審査は、合格するまで何回でも挑戦できます。
通過しなかった場合も諦めずに、問題点を修正して再チャレンジしましょう。
審査には3日程度の時間がかかるので、何度も落ちていると時間のロスになります。
しっかり条件を満たして申し込み、一発合格を目指しましょう。
Googleアドセンスへの初期登録と広告の掲載方法
ここではGoogleアドセンスの初期登録と、広告の掲載方法について、ひとつずつ手順を追いながら見ていきます。
Googleアドセンスの初期登録には、広告を掲載するサイトのURLとGoogleアカウントが必要になります。
登録作業が終わると審査がスタート。
無事、合格すると広告のコードを取得できるようになるので、それをサイトの好きな場所に貼り付けましょう。
Googleアドセンスへの申し込みを行うには、まずはGoogleアカウントを作成して、Gmailのアドレスを取得しましょう。
Googleアドセンスの公式ホームページの「ご利用開始」のボタンをクリックします。
Googleアドセンスの申し込み画面が開いたら、広告を掲載したいサイトのURLと、GoogleアカウントのGmailのメールアドレスを入力します。
「こちらのメールアドレスにAdSenseの有益な情報をお届けします」で、メールを受け取るか否かを設定。「保存して次へ」をクリックします。
「国または地域を選択」で「日本」を選択します。
利用規約を確認したら、同意のチェックボックスを有効にしてから、「アカウントを作成」をクリックしましょう。
Googleアドセンスの設定画面が開いたら、名前や住所、電話番号などの情報を入力して「送信」をクリックしましょう。
Googleアドセンスのコードが表示されます。
「AdSenseコード」に記載されたコードをコピーして、サイトのヘッダー部分に貼り付けましょう。
WordPressの場合は、管理画面の「外観」 →「テーマ編集」の中にある「header.php」を開きます。
ヘッダーの中から<head> 〜 </head>タグを見つけて、その間にコードを貼り付けて保存しましょう。
Googleアドセンスのページに戻って「サイトにコードを貼り付けました」にチェックを入れて、完了ボタンを押すと、審査が開始されます。
- サイトに広告を掲載する
審査に合格したら、Googleアドセンスにログインして、左のメニューの「広告」から「サマリー」を選択しましょう。
上の「広告ユニットごと」を開くと、「新しい広告ユニットの作成」にサイトに掲載可能な広告が種類別に表示されます。掲載したいものをクリックしましょう。
広告ユニットがどのように表示されるかがプレビューできます。
「広告ユニットの名前を入力」に適当な名称を入力して「作成」をクリックしましょう。
Googleアドセンス内に広告の設定が作成されました。
広告のコードが表示されるので、サイト内の掲載したい場所に貼り付けましょう。
「AMP」にはスマホ向けに最適化された広告のコードが表示されます。
Googleアドセンスの審査にかかる期間と審査傾向
Googleアドセンスの審査が完了すると、登録したアドレスに合否を通知するメールが届きます。
この審査にかかる時間は、状況によってまちまちです。
Google公式のサポートによると、通常、審査は1日未満で完了するとありますが、一方でそれより長い期間がかかることもあると記載されていて、結局のところ審査にかかる期間に明確な基準はないようです。
遅い場合でも2週間〜4週間程度で連絡が来るようですが、利用者の中には、1ヶ月以上かかったという声もあります。
Googleアドセンスでは審査用の問い合わせフォームも用意されているので、1ヶ月以上待っても通知が来ない場合には、こちらから連絡してみてもいいかもしれません。
審査に長い時間がかかる原因としては、Googleのクローラーがサイトに巡回に訪れておらず、そもそもGoogle側にサイトの存在自体が認知されていないケース、あるいはヘッダーに設定したGoogleアドセンスのコードが書き換わり、機能しなくなっているケースなどが考えられます。
前者の対策としては、Google検索で実際に検索を行って、サイトが表示されるかどうか調べてみるのが一番です。
もし表示されない場合はmetaタグで検索避けのコード(noindexとnofollow)が設定されていないかを確認。
Googleサーチコンソールからクロールをリクエストしましょう。
後者については、サイトのヘッダー部分にGoogleアドセンスのコードが正確に記載されているかチェックしましょう。
WordPressなどのCMSにはHTMLの自動整形機能があり、記法におかしいところがあるHTMLを、勝手に書き換えることがあるので注意が必要です。
Googleアドセンスの審査基準は年々、厳しくなっていますが、基本的には「広告主に貢献するサイトになっているか」が問われています。
特定の業界や商品に関連したサイトは、同じ分野の広告主には好まれますし、特にこれといったテーマもなく日常の出来事を綴っている日記サイトなどは、広告主の受けが良くありません。
もし自分が広告主だったら、サイトに広告を出すことでどんなメリットを得られるのかについて考えてみるといいでしょう。
Googleアドセンス審査に通らなかった場合には?
もし、Googleアドセンスの審査に通らなかった場合は、修正をして再度、審査に提出しましょう。
Googleアドセンスの審査には何度でも挑戦できますが、問題は修正箇所です。
Googleアドセンスは、どこに問題があって審査に落ちたのかを教えてくれません。
サイト運営者は、自力で問題点を推測して修正する必要があります。
審査の落選の原因で最も多いのは、記事本数と文字量の不足でしょう。
記事数は20本から30本、文字量は1記事あたり2000字から3000字は必要です。
また、忘れられがちなのが独自ドメイン。
現在のGoogleアドセンスの審査基準では、独自ドメインを利用していないサイトはほぼ確実に落とされます。
それ以外で審査にひっかかる原因になりやすいのは以下の5項目です。
- 運営者情報が記載されていない
- 問い合わせフォームとプライバシーポリシーの未設置
- アフィリエイトなどの広告が大量に掲載されている
- SNS、外部リンク、コメント欄などで炎上が起きている
- Googleの定める禁止コンテンツに該当している
審査でマイナス評価になりそうな要素は、審査中の期間はすべて削除しておくのが基本です。
また、審査が行われている間もサイトの更新を続けて、継続性についてもアピールしておきましょう。
まとめ
今回は、Google AdSenseの特徴と、その活用法について解説しました。
Google AdSenseはアフィリエイトとは違った特徴を持った広告なので、上手く併用できれば、サイトの収益化の助けになってくれます。
特に、サイトが発展途上の段階にあるとき、少ないPVでも安定して収益が発生するGoogleアドセンスは、非常に役に立つはずです。
また、サイトの訪問者の属性が読めないときや、記事がバズって有象無象のユーザーが大量に流れ込んでいるときも、細かいことを考えなくてもPVを収益化できるGoogle AdSenseに任せてしまうというのも手です。
アフィリエイトと並んで、サイト運営の強い味方になってくれるGoogleアドセンス。
強みをしっかり把握して上手く使いこなしましょう。
コロナ禍によりアフィリエイト業界が受けた影響
アフィリエイトマーケティング協会は、コロナ禍によるアフィリエイトへの影響について調査結果を公表しています。
報告によれば、全体の30.1%のアフィリエイターがコロナ禍による影響を受けたと回答しています。
そのうち、収入が増えたのが全体の43.3%で、内訳をみると100万円以上増加したユーザの割合が最も多く23.2%でした。
ジャンル別の状況では、脱毛サロン・エステ・スクール等の来店系案件が苦戦した一方で、オンライン型のサービスやVODなど巣ごもり需要と相性が良い案件が伸びたようです。
生活仕様の大きな変化に伴い、現状の生活に合わせたジャンルを選択することが成功の近道となるかもしれません。
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独自ドメインと合わせて、WordPressの自動インストールに対応したレンタルサーバーも利用できます。WordPressや独自ドメインを一度も使ったことのない人でも、スムーズに始められるはずです。
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