【活用法付】アフィリエイトサイト×SNSによる3つの利点

Twitter、インスタグラム、YouTubeに積極的に取り組み、情報発信の幅を広げようとしているアフィリエイトサイトが増えていますが、これらは漠然と利用しても効果は見込めません。
今回は3つのメディアの特徴と、それぞれの長所を活かすためのノウハウを解説しましょう。
この記事で分かること
- Twitter・インスタ・YouTubeを利用する理由
- それぞれのサービスの長所、短所、活用方法
記事の目次
アフィリエイトサイトはSNSを使うべきか

多くのアフィリエイトサイトにとって、訪問者の主な流入元は検索エンジンでしょう。
検索エンジンから人が訪れているのに、なぜSNSを運用しなければならないのか。今のところ特に必要性を感じていない、という人も少なくないはずです。
確かに、アクセスを増やすための施策として、もっとも効果的なのは検索エンジンの最適化(SEO)ですが、それ以外の経路も軽視すべきではありません。
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Twitter、インスタグラム、YouTubeといったサービスは、流入する人の数でいえば検索エンジンほど多くはありませんが、検索エンジンにはない特性があり、そこからは多くのメリットが得られます。
以下に代表的な利点を3つ挙げましょう。
ユーザーの囲い込み
検索エンジンからサイトを訪れたユーザーは、情報を得た後は満足して立ち去るため、一期一会の関係になりがちです。
一度でもサイトを訪れた人とは、継続的に情報を提供し続ける関係を作りたいところ。
SNS系のサービスにはフォローやチャンネル登録によって、ユーザーを囲い込む仕組みがあり、利用者との長期的な関係を築くきっかけになります。
メディアの活性化
検索エンジン対策は長期戦となるため、サイトで配信する情報も時間の経過に耐えうるような、リアルタイム性に欠けたものになりがちです。
訪れたユーザー側にしても、昔に書かれた記事を目にする機会が多いため、どうしても書き手と読み手の距離感は乖離していきます。
そこで最新の話題や近況をSNSで積極的に投稿することで、血の通った情報を送り出し、メディアに活性を取り戻すことができます。
サイトや個人のブランド化
SNSの中には、サイトや個人に特有の価値を付与するものがあります。
例えばインスタグラムは、写真やイラストなどのビジュアル表現を生業にしている人の表現の場になっていることもあって、そこでの活動は他の媒体とは違った価値が醸成されます。
多くの人気YouTuberを抱えているYouTubeもセルフブランディングには欠かせない媒体で、これらはファンを創造し、関係性を深めることに長けたSNSであるといえます。
Twitter、インスタグラム、YouTube、いずれのメディアも、ユーザーとの持続的な繋がりや、パーソナリティに対する興味・関心を惹起することで、サイトへの新しい流入経路を開拓するという、検索エンジンにはない機能を持っています。
確かに、SEO対策だけでもアクセス数を伸ばすことはできますが、こういったメディアを同時並行的に展開することで、流入元を何重にも確保しておけば、いざというときの保険になると同時に、より豊かなメディア表現の契機にもなるでしょう。
Twitter・インスタグラム・YouTubeの活用方法

SNSはそれぞれの特徴に合わせた運用をしなければ、利点が潰されるばかりか、単に業務量を増やすだけのお荷物になってしまいます。
ここではTwitter、インスタグラム、YouTubeについて、流入規模(多くのユーザーが訪れるか)、運用コスト(更新に手間やお金がかかるか)、ブランディング効果(サイトや個人の価値を高める効果があるか)、炎上リスク(炎上によって評判を下げる危険性があるか)の観点から5段階で評価し、長所と短所、活用方法についても解説しました。
それぞれのメディアを、アフィリエイトサイトと連携して運用する際の参考にしてください。
SNSの代名詞ともいえる存在です。
手軽に始められるのは利点ですが、利用者が非常に多いことから、投稿内容に工夫がないと埋没してしまいます。
また、炎上の危険性も高いことから、効果的な運用にはある程度の知識と経験が求められるメディアです。
流入者規模 | ★★★★ |
---|---|
運用コスト | ★★ |
ブランディング効果 | ★★ |
炎上リスク | ★★★★ |
-
長所
最大の長所はバズった際のアクセスの爆発力です。
リツイートの連鎖に火が付くと、情報は際限なく拡散し、リンク先には大量のアクセスが殺到します。もっとも持続力には欠け、ほどなくアクセスは元に戻りますが、サイトの認知を高める上では大きな成果でしょう。
Twitterからの流入には偶然性も強く作用していて、訪れるユーザーには特定の傾向でまとめきれない多様性があります。
検索では出会えない新しいタイプの読者層を発掘できる点は大きな魅力です。 -
短所
Twitterの最大のリスクは炎上です。
ツイートでの失言によって批判が殺到し、それまで築き上げてきたイメージや信頼性が大きく損なわれます。Twitterでは自由な発想や身近な語り口調が好まれ、ユーザーに親近感を抱かれやすい傾向がありますが、それが裏目に出たことで、大勢から非難を浴びることになった例は枚挙に暇がありません。
堅苦しくなく、それでいて羽目を外しすぎない、適切な自制が求められます。
-
活用方法
アクセス増と新規層の開拓を同時に期待できるため、アフィリエイトサイトは積極的に展開すべきです。
ただし、記事のタイトルとリンクを配信しているだけでは、ほとんど効果はありません。
Twitterはサイトとは別のメディアと捉えて、独自の情報配信によりフォロワーに価値を提供することを心がける必要があります。業界の最新の動向や、1記事分に満たないティップス、あるいは書き手の近況報告など、サイトが発信できない種類の情報を届けることで、利用者との関係を補完するメディアとして活用しましょう。
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インスタグラム
オシャレで先進的なメディアや個人がこぞって乗り出しているのがインスタグラムです。
特に若者層の受けは抜群で、インスタグラムにアカウントを開設していること自体がステータスになるほど。
その一方で実利的な価値についての判断は難しく、効果が数字に現れにくいという面もあります。
流入者規模 | ★ |
---|---|
運用コスト | ★★★ |
ブランディング効果 | ★★★★★ |
炎上リスク | ★ |
-
長所
インスタグラムは数あるSNSの中でも、最もイメージアップ戦略に優れています。
芸能人やクリエイターが多く在籍していることや、言語を介さないビジュアル要素を軸にしたネットワークによって、居心地のいいコミュニティを形成しています。ネガティブな投稿が少なく、炎上も起きにくいという特徴があり、CGMのマイナス面が排除された、個人やメディアのブランディングには理想的なSNSとなっています。
-
短所
インスタグラムではリンクの使用に制限があります。
トップページやコメントにはリンクを張ることができず、唯一可能なのは利用者のプロフィールにあるサイト紹介欄のみです。そのためインスタグラム内部で得た人気やアクセスを外部のサイトへと誘導することが難しく、サイトのPV増の効果についてはほとんど期待できないSNSとなっています。
-
活用方法
人の誘導は諦めて、インスタグラム内部でのブランディングに専念しましょう。
投稿する画像には単体での訴求力が求められるため、画像編集ソフトで見栄えが少しでも向上するように加工処理をしたいところ。撮影にスマホではなく一眼レフカメラを使うことでも、写真のクオリティを劇的に引き上げられます。
イラストやマンガといった手法も、情報伝達の敷居を下げ、ファンからの支持を得やすくなるのでオススメです。
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YouTube
YouTuberやVtuberのブームで注目を集めているYouTube。
動画内広告での収益化は条件を満たすのが難しいですが、アフィリエイトサイトを動画という別形式で補完する表現媒体として大きな可能性があります。
撮影には周辺環境を整える必要があり、運用コストは高くなりますが、今後さらなる発展が見込まれるため、積極的に展開したいメディアです。
流入者規模 | ★★ |
---|---|
運用コスト | ★★★★ |
ブランディング効果 | ★★★ |
炎上リスク | ★★ |
-
長所
動画の利点は活字を好まないユーザーを取り込める点にあります。
SEO対策が施されたサイトは長文記事が多いため、どうしても活字に慣れた利用者との親和性が高くなりますが、YouTubeはそこで取りこぼした層をフォローできます。また、Google検索の動画欄に表示される可能性があるのも大きなメリット。
ビックワードの検索結果の上位は大手サイトが独占していますが、YouTubeの動画であれば1ページ目に入り込めるチャンスがあります。 -
短所
動画制作はテキストや写真よりも時間と費用と手間がかかります。
撮影機材と編集ソフト、さらにそれらを自在に扱うスキルが必要です。撮影には背景と光量を備えたスタジオが欲しいですし、カメラの前で解説や実演を行う際には台本や予行練習も欠かせないでしょう。
また、出演者が顔を出して演じなければならないことも、ハードルを上げる一因となっています。
-
活用方法
最近はひとつのテーマについて、動画とテキストの両方で解説を行うサイトが増えています。
動画で見たい人と文章で読みたい人、両方のニーズに応えられる上に、ページの滞在時間の増加によって、アフィリエイトの成約率にも好影響を与える優れた手法です。
基本的に動画の品質が高いほど視聴者の印象も良くなりますが、予算がない場合にはスマホのカメラを使っての自宅撮影でも構いません。
ただし動画編集で手を抜くと離脱率が高くなるので、そこだけは時間をかけるようにしましょう。
Google検索での上位表示を狙うなら、動画の公開本数が重要です。短い動画でもいいので数多く公開することで、チャンネルの充実を心がけましょう。
まとめ
今回はTwitter、インスタグラム、YouTubeのアフィリエイトサイトでの活用について解説しました。
アフィリエイトサイトが多チャンネル化を目指して、SNSや動画メディアへと進出することは多いですが、短期的には効果が見えにくく、また業務的な負担も大きいことから、更新が止まってしまうケースが目立ちます。
確かに、効果が見えない施策に労力を割くくらいなら、記事を一本でも多く書いた方が利益に繋がるという考え方もありますが、一方で、検索エンジンへの過度な依存は、順位急落による収益低下のリスクと隣合わせです。
また、読者の姿が見えにくくなることから、検索エンジンばかりを意識するようになり、結果、記事のクオリティの低下に拍車がかかるといった悪影響もあります。
多様な媒体からのバランスのよい導線の確保は、健全なメディア運営の要です。
ユーザーとサイトの接点を増やすためにも、検索エンジンに偏りすぎず、SNSや動画メディアの積極的な活用を心がけましょう。
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