【2024年版】アフィリエイトの勉強におすすめの本16選【読みやすさ別】
アフィリエイトの情報をウェブで集めても、なかなかしっかりと理解できているかわからない、という方には書籍を使っての勉強をおすすめします。
情報の精度や密度において、書籍はウェブの情報をはるかに上回ることがあるので、それぞれの強みを知り、ウェブと書籍を相互補完的に活用してみてください。
このコンテンツでは、筆者が「本当に勉強になった!」と感じた書籍16冊をご紹介していきますす。是非、参考にしてもらえると嬉しいです。
アフィリエイト本の選び方
アフィリエイトサイトを運営する以上、アフィリエイトに関する勉強は常に継続して行わなければなりません。
ウェブにはアフィリエイトの手法について解説しているサイトが大量にあるため、それを読んでいれば充分と思われがちですが、実はウェブで得られる知識は表層的なものが多く、構造や原理にまで踏み込んだ記事はほとんどありません。
定型的な知識や流行りの概念をざっくり知る分にはいいのですが、根源的な理解や幅広い応用に耐えるような深みにはどうしても欠けています。
そこでウェブだけではなく、書籍からも知識や情報を得ることをオススメします。
インターネット関連の書籍は、出版業界でも人気の一大ジャンルで、大きめの書店に行けば専門のコーナーが設けられていますし、Amazonや楽天ブックスでも紙・電子書籍の両方で販売されています。
ウェブほどではないにしろ最新の情報のフォローも早く、ソフトやアプリの最新版に対応した書籍が矢継ぎ早に刊行されています。
また中身のレベルについても、初心者向けのガイドからエンジニア用の書籍まで様々です。
書籍にはウェブにはない、次のような特徴があります。
情報に信頼性がある
ウェブの情報、特に個人発信のものは信頼性が担保されていません。
間違った情報を公開しても咎められず、書き手にペナルティも課せられません。
一方、書籍では万一トラブルになった場合、訴訟や回収のリスクを負うことになるため、ファクトの確認に多大なコストをかけています。
ライターの原稿を編集者がチェックし、業者による校閲が行われ、さらに専門家の監修が付けられることもあります。
書籍は情報の信頼性においては、ウェブを確実に上回っています。
知識の抜け漏れがない
書籍の大きなメリットが、体系化された知識をインプットできることです。
ウェブでは検索による情報収集が中心になるため、そのときの必要や興味に応じた断片的な知識が集まりがちです。
知識の総体が体系付けられていないため抜け漏れが多く、ある領域は詳しいのに別の領域では基礎的な知識が抜けていて、その欠落が概念の理解や技術習得の躓きの原因となっているケースがよくあります。
書籍では、その分野で必ず知っておくべき知識が最初から網羅されているため、全体で見たときに学習時間のロスや回り道が生まれません。
解説のレベルが高い
書籍ではウェブとの差別化をはかるために、ウェブよりも情報を深く掘り下げ、より丁寧に解説しています。
ウェブの記事の中には、他サイトの記事を参照して書かれたものも多く、コピーの繰り返しによる劣化で、情報量に乏しい記事が大量にあったりします。
一方、書籍の執筆者の多くはその分野の専門家で、実務経験を元に書いているため、解説の精度と独自性において一回りも二回りも上手です。
特に躓きやすい箇所に関しては、図版を使ったり具体例を挙げたりして懇切丁寧に説明。
そのケアの手厚さは書籍ならではです。
初心者への丁寧なフォロー
ウェブの情報は、ある程度インターネットを使いこなしていることが前提のため、初心者向けの説明を飛ばして、分かる人にだけ分かるように書かれていることが珍しくありません。
書籍の場合、対象読者のレベルの高低はあるものの、できるだけ説明を省かずに、逐一解説を行うという姿勢で書かれたものが大半を占めます。
著者と編集者が時間をかけて原稿に手を入れているため、読み手の前提知識に依存する部分が少なく、可能な限り多くの読者が理解できるように書かれています。
ウェブの解説記事を読んで、自分には難しすぎると諦めていた初心者であっても、書籍の丁寧な解説であれば技術を習得できる可能性は高くなります。
もちろんウェブには書籍にはない固有の強みもあります。
例えば、ひとつのトピックに対して多くの書き手による複数の角度からの解説が読めるのは、ウェブの大きなメリットです。
書籍を読んでいると、どうしても筆者ひとりの一面的な解説から完全な理解を得ようとしがちですが、多くの書き手による解説を読み比べることで、初めて内容が腑に落ちるということもよくあります。
浅くても複数の切り口があるウェブと、奥深いものの単一の切り口しかない書籍、この両者を組み合わせることで学習はより効率よく進むようになるでしょう。
アフィリエイトのおすすめ書籍
ここからはアフィリエイトに関する知識を身につけるために、ぜひとも読んでおきたい書籍を紹介します。
アフィリエイトのビジネス全体と戦略について書かれた「マーケティング」と、記事作成、特にテキストの執筆技術に関する「ライティング」、この2つのジャンルでおすすめの本を紹介していきます。
マーケティング
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『世界一やさしい アフィリエイトの教科書 1年生』
アフィリエイトについて総合的に解説された教科書的な一冊。アフィリエイトで必要になる各種サービスについての説明から初期設定、具体的な運用の方法に至るまで、丁寧にレクチャーされています。
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アフィリエイトについての知識がほとんどない未経験者を対象に書かれた本なので、既にアフィリエイトサイトの運用経験がある人や、さらなる発展を目指す中級者以上には向きませんが、これから動き出そうとしている方には難易度的にピッタリでしょう。
特に、アフィリエイトサイトの傾向を、商品をターゲットにした「商品軸アフィリエイト」と、書き手のキャラクターを中心にした「自分軸アフィリエイト」の2種類に分ける考え方は、現在では「特化型ブログ」と「雑記型ブログ」として周知され、アフィリエイト戦略の定石として定着しています。
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これらの運用手法の基本をおさらいしたい人にもオススメできます。
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刊行は2015年ですが、アフィリエイトの基本を解説した本だけあって、内容はほとんど古びていません。アフィリエイトの手法の全体像を改めて概観したい人や、ウェブで得た知識の抜けや漏れを埋め合わせたいという人にも、手にとって欲しい一冊です。
読みやすさ ★★★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★ -
『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦! ―』
そもそもウェブマーケティングとは何なのか、実はよく分かっていないという方にオススメなのが本書。
ウェブマーケッターの主人公の活躍を追いかけることで、ウェブマーケティングの具体的な業務内容、状況に応じた判断、実施される施策とその成果について体験できます。(「マンガでわかる」とありますが、解説の大半が文章による論述です)
描かれているのは住宅展示場のケースなので、必ずしもアフィリエイトサイトの運営手法には直結しませんが、見込み客の分類や、KPI(重要業績評価指標)の考え方などはアフィリエイトサイトにも応用が可能で、顧客や市場のニーズに対して、どんな手段で応えるべきかを考える助けになります。
ウェブマーケティングの定義、発想、業務などについて総体的に把握するのに役立ちます。
読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★ 実用性 ★★★ -
『10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み』
アフィリエイトサイトの中でも、主に特化型サイト向けのテクニックを解説した一冊。
特にSEO(検索エンジン最適化)のノウハウの充実ぶりは素晴らしく、ジャンル選定から、検索ワードの選び方、他サイトとの差別化の方法に至るまで、実践的な手法の数々が、著者の経験や取材で得た知見を元に論じられています。
SEOの具体的な手法に関する知識は、ほぼ本書のみで事足りるでしょう。
対象読者は中級者以上で、最低でもアフィリエイトサイトの運営経験があることが前提。専門的な用語も頻出するので、本書が高度すぎて難しいという人は、平易なマーケティング本(上述の『マンガでわかるWebマーケティング』など)で、基本的な知識を習得してから挑戦してみましょう。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★★★★ -
『インターネット的』
「ほぼ日」を20年以上にわたって運営し、上場にまでこぎつけた糸井重里によるインターネット論です。
初版は2001年。
スマホやブログの登場以前の著作ですが、この時点でネットの本質をリンク・シェア・フラットにあると看破する彗眼には恐るべきものがあります。本書はこの20年間で現れたネット論の多くを先取りしていますが、中でも白眉は、技術論に傾倒しがちなマーケティング本が見落としている視点、なぜ我々は情報を発信し、共有し、拡散しなければならないのか。
さらには、人間のどのような種類の欲望がインターネットを駆動させているのかといったテーマについて、自らの経験知と経済合理性を基礎に考察しているところでしょう。どんなに時代が進んでも、インターネットが変わらず保持し続けている根源的な性向について思考した、数少ない書籍のひとつ。
その洞察は今日もなお有効性を保っています。読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★★ -
『「あなた」という商品を高く売る方法 キャリア戦略をマーケティングから考える』
自分自身をブランド化して商品として売り込む、いわゆる「セルフブランディング」のための戦略をまとめた一冊です。
大きな市場で勝負を挑むよりも、狭い市場でトップを目指す。個々は凡庸な能力でも、複数を掛け合わせることで、レアなパーソナリティを確立できる、といった、個人の価値を最大化し、それを活かす市場を見つけ出すためのノウハウが解説されています。
また、セルフブランディングに望む上での考え方や心構えといった、メンタル面のあり方についてもしっかりフォローされています。
雑記型ブログで書き手のキャラクターを前面に出して勝負したいと考えている人、また、SNSやYouTubeなども含めて、ウェブのインフルエンサーとして影響力を強めたいと考えているなら一読しておくべき内容です。
読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★ -
『必携 インターネット広告 プロが押さえておきたい新常識』
ウェブサイトを利用した広告の分野が日本で立ち上がったのは、1990年代後半のこと。
それから20年余りの間に、飛躍的に発展したインターネット業界のマーケティング技術の蓄積を、順を追いながら丁寧に解説したのが本書です。
インターネット史において、広告がどういったニーズから誕生し、進化を遂げてきたのか、その過程で考案されたマーケティングの手法、他分野の広告との差異、時代を画したテクノロジー、その問題点や課題まで、網羅的に触れられています。
最新の広告やマーケティング事情だけでなく、そこに至るまでの過程や時代背景までを射程に収めているため、ウェブ広告についてより深い理解を得たい人には最適な教科書になるでしょう。
トレンドの変化によって古びる内容ではないので、後々に参照するための基礎的な資料として持っておくのもいいかもしれません。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★★ -
『Google AdSense マネタイズの教科書』
Googleアドセンスに特化した収益化の指南書です。
クリック報酬型広告のGoogleアドセンスは、アフィリエイトとは違った戦略が求められますが、本書では、Googleアドセンスで稼ぐための方法について、かなり踏み込んだ解説をしています。
特に、クリック単価よりもRPMを重視する、競合を恐れず大きな市場を狙う、離脱率や直帰率よりも即離脱を回避するといった、Googleアドセンスの特性に着目して考案された戦略の数々は必見。
アフィリエイトとは明確に差別化された手法で、アドセンスならではの稼ぎ方を知ることができます。
SEOの戦略についても、キーワードを選ぶコツから、サイトの構造の作り方まで、筆者自らが実地で習得したノウハウを惜しげもなく開陳しています。
Googleアドセンスでの収益化を目指している人にとっては必見の一冊です。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★★ 実用性 ★★★★ -
『最高の結果を出すKPIマネジメント』
ビジネスシーンでKPI(Key Performance Indicators)の重要性が指摘されるようになって久しいですが、効果的に運用されている事例はあまり多くはないようです。
それはアフィリエイトビジネスにおいても例外ではなく、KPIを設定した運用が、単なる数字至上主義に陥っているという声をよく耳にしますが、本書はKPIを軸にしたマネジメントの本質的な理解を得られる一冊です。
KPIを決める前に、まずはKGI(最終目標)とCSF(最重要プロセス)を定義し、この両者の関係のもと、コントロール可能な数値としてのKPI(重要業績評価指標)を導き出すという基本に立ち返り、その過程に求められる考え方を丁寧に説明しています。
直接KPIを利用しない場合でも、アクセス解析が提示する数多ある指標を整理し、重視すべきポイントを絞り込むための手法として役に立ちます。
サイト運営に付随する数字に惑わされている人におすすめしたい書籍です。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★★ 実用性 ★★★ -
『現場で使えるWeb編集の教科書』
ウェブの制作現場でのノウハウや考え方がふんだんに詰め込まれた、まさに教科書と呼ぶにふさわしい一冊です。
ウェブメディアの歴史や最新のビジネスモデルなどの基礎教養的な要素から、見出しの立て方、画像の選び方などの実践的な技術まで、幅広く網羅されています。
いずれもプロの視点からの記述なので、かなり本格的。初心者向けのハウツー書籍を卒業した中級者以上向けの内容となっています。
また、後半には「Yahoo!ニュース」や「文春オンライン」「ジャンプ+」といった名だたるウェブメディアを運営するエディターへのインタビューを収録。
最前線に立つメディアの造り手たちが、何を考えて情報を発信しているのかを知ることができます。
今後のウェブメディアはどうあるべきか、その可能性について学びたい人にはうってつけの本となっています。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★ -
『現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書』
サイトを公開するまでのテクニックを解説した本はたくさんありますが、公開した後にサイトを分析し、改善を実施するノウハウについて力を入れて解説しているのが本書です。
「KPIの設定」と「PDCAの循環」という基本をベースに、改善ポイントの発見と、改善策の実施についての具体的なノウハウが満載で、メディアの目的を定義し、それを掘り下げることで施策に落とし込むまでの手順を、論理的な筋道に沿って実演しています。
ウェブマーケティングにおける、まさに教科書となる一冊で、アフィリエイターも多くの学びを得ることができるはずです。
読みやすさ ★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★★
ライティング
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『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』
老舗の温泉旅館の立て直しをミッションに、ウェブライティングの手法について解説した書籍です。
ネットを通じた集客の取り組みというケーススタディが、登場人物たちの軽妙な会話を中心に展開され、長い文章に苦手意識がある人でも読みやすくなっています。ライティングの基礎段階から懇切丁寧に説明されているので、これまでネットに文章を書いたことがない人でも置いてけぼりになる心配はありません。
文章構成の手法や記事の目標設定が、実際の効果を踏まえて解説されていて、ウェブでよく見る体裁の記事がなぜその形式に至ったのか、意味と理由が分かるようになっています。
読みやすさ ★★★★★ 難易度 ★★ 実用性 ★★★★ -
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』
カルチャー系ニュースサイト「ナタリー」で編集長を務めていた著者による文章講座です。
ウェブの文章が目指すべき最終目標を、読者に末尾まで文章を読ませる「完読」におき、それを実現するために必要なテクニックについて書かれています。中でも、執筆に入る前に書きたい内容の要旨を列挙し、あらかじめ文章の構造を設計してから、それを接続していく手法は、完成度の高い文章を書く上では欠かせない訓練となるため必見です。
社内で実際に使われていた新人指導マニュアルの書籍化だけあって、内容は極めて具体的かつ実践的。
本書に書かれている内容を習得できれば、どこに行っても通用する即戦力のウェブライターとなれるでしょう。読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★★★★ -
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
多くのベストセラーを手掛けているベテランのブックライターが、そのキャリアの中で身につけたテクニックを一冊にまとめた本です。
ウェブに限らずあらゆるライティング業務に共通する原稿執筆のマインドセットを構築できる本で、文章表現に取り組む際の心構えや、商用原稿を書く上で身につけておきたい技術について、平易な言葉で解説しています。
ライティングに携わる機会を得たなら、まず最初に読んでおきたい書籍のひとつ。文章力の向上を目指す層はもちろん、文章を書くこと自体を苦手としている人にもオススメできる、非常に間口の広い書籍となっています。
読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★★ -
『いい文章には型がある』
文章の「型」に着目し、その構造から文章の書き方を解説した本です。
「主張型文章」「ストーリー型文章」「直観型文章」の3パターンに大きく分けられ、それぞれが論文形式、物語形式、エッセイ形式の文章に対応しています。これらの中でも、特にウェブでの文章作成において参考になるのは、「主張型文章」のパートでしょう。
これは最初に問題設定を行い、それに対する解決策を提示するかたちで構成される文章で、アフィリエイトサイトの多くは、この形式で記事を作ることになるはずです。長い文書を書くときも主題から脱線せずに、それでいて単調な繰り返しに陥らずに、読後に一定の納得感を与える、バランスのいい情報の配置の方法を知ることができます。
文章全体の構成の考え方に特化した内容なので、ディテールの手法についての説明はほとんどありませんが、「文章を書くことはできるけど、途中で筋道が外れて結論がよく分からなくなる……」といった悩みを抱えている人におすすめです。
読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★ -
『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる 』
元マイクロソフト日本法人社長にして、数多くの著書のある成毛眞氏が、SNS向けの文章の書き方について解説した本です。
SNSの運用方法を論じた本は少なくないですが、本書のようにSNSに投稿する文章の内容について具体的に踏み込んだ本は非常に稀。特に、文章の推敲のプロセスを詳細に解説しているのが特徴で、誤読や炎上を回避しながら、限られた文字数の中で豊かな表現を行うための工夫が、著者の過去の投稿をサンプルにしながら丁寧に説明されています。
タイトルには「バズる」とありますが、内容的には一発当てるというよりも、着実にフォロワーを増やすための堅実なテクニックが中心。
紹介されている手法は、硬質で正統的な文章を最後までユーザーに呼んでもらうためのものが多く、ラフで口語的な文章が氾濫しがちなSNSにおいて、情報密度とクオリティに優れた日本語を発信したいと考えている人には最適でしょう。読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★★ -
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
文章の書き方に関する本は定期的に出版されていますが、本書ではそれらに共通する内容を抽出してランキング化するという、他に類例のない試みを行っています。
対象となった書籍は、平成元年以降にベストセラー、ロングセラーとなった「書き方」「伝え方」「コミュニケーション」がテーマの書籍。
さらに昭和期に文章術の名著とされた書籍や、三島由紀夫や川端康成らによる文豪による定番の指南書も加えられています。
各書籍に共通する要点のみをまとめた極めてシンプルな構成で、文章術本にありがちな冗長な説明が一切ない分、分かりやすさでは群を抜いていますので、上手く書くためのノウハウを最小の労力で知りたい、というニーズに応える一冊です。
「文章術の本を読んだけど、結局何がいいたいのかよく分からなかった……」という経験がある人にぜひ。
読みやすさ ★★★★★ 難易度 ★★ 実用性 ★★★ WordPress
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『WordPress Perfect GuideBook 5.x対応版』
- 最新のWordPress 5.0系(ブロックエディタ対応以降)をフォローしたガイドブックです。
- 初心者向けの書籍で、WordPressの導入、ブログ構築、記事作成、カスタマイズの初歩について解説されていますが、内容が非常に丁寧で、途中の流れを省略しない解説になっているため、初めてWordPressに触れる人でも確実に操作方法を習得できます。
- 図版が豊富で操作画面を見ながらの説明があるため、作業の途中で状況が分からなくなって挫折する心配もありません。
- WordPressの使い始めの段階で覚えておくべき操作方法がきれいに整理されてまとまっている一冊で、WordPressの一番最初に触れるマニュアルとしてはベストな書籍です。
- 知識ゼロの状態からWordPressを始める人には本書を強くおすすめします。
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読みやすさ ★★★★★ 難易度 ★ 実用性 ★★★ -
『1冊ですべて身につくWordPress入門講座』
- WordPressの入門編として高い評価を得ているのが本書です。
- WordPressの解説は、インストールや使い方などの初歩的な情報であれば、ウェブだけで事足りますが、内部の構造を理解したりテーマのソースコードを編集したりしようとすると、途端に信頼のおける情報が見つからなくなります。
- 本書は、WordPressの基本的な使い方は分かっているけど、もう少し踏み込んだ内容について知りたいという、初心者を卒業したばかりの段階の人に最適で、テーマのカスタマイズを経由して、オリジナルテーマの作成までたどり着ける内容となっています。
- ウェブの情報だけでは物足りなくなってきた人に手に取って欲しい一冊です。
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読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★ -
『WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。』
現在、PythonやJavaScriptではなく、あえてPHPを習得したいと考えている人の多くは、WordPressのカスタマイズが主目的だと思います。
PHPのプログラミング入門的な書籍はたくさんありますが、サンプルコードを使った言語の機能の解説ばかりで、最後まで読み進めるモチベーションが続かない……という人におすすめなのが本書です。
WordPressで使われているソースコードを利用してPHPを学べるのが特徴で、WordPressのテーマをカスタマイズしたことがある人なら、見覚えのあるソースコードが次々と登場します。
PHPの基本的な使い方と、それが実際にWordPressの中でどのように機能しているのかを並行して学べるため、両方の学習を同時に効率よく進めることができます。
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読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★★ 実用性 ★★★ -
アフィリエイト
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『今日からはじめて、月10万円稼ぐ アフィリエイトブログ入門講座』
アフィリエイトをこれから始める初心者向けの一冊ですが、ありきたりな手順の紹介に留まらない、具体的なノウハウが盛りだくさんの本です。
アフィリエイト関連の解説では、アフィリエイトのメリットや手軽さばかりが強調されることが多いですが、本書ではアフィリエイトの難しさや奥深さについて触れているほか、現実を踏まえた運営上の考え方や注意点なども真摯にフォローしています。
特に、記事のネタの探し方や、読者像の絞り込み方、一記事あたりの文字数や画像の使い方、モチベーションの保ち方など、後半にかけての実践的な内容は初心者のみならず、経験者にとっても参考になる部分がいくつもあります。
長期的にアフィリエイトで稼いでいきたい人には最良のガイドとなるでしょう。
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読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★ 実用性 ★★★ -
『10年稼ぎ続けるブログを作る アフィリエイト 成功の仕組み』
アフィリエイトの初心者〜中級者が抑えておくべきノウハウが詰まった書籍です。
「10年稼ぎ続ける」というタイトルの通り、時代に左右されない、アフィリエイトの本質的な仕組みをベースにした稼ぐための戦略を解説している本で、特に検索エンジン最適化に関する踏み込んだ説明が秀逸です。
SEOを意識したキーワードの選び方や、それを元に記事を書くための作業のプロセスを紹介し、また記事のリードや本論部分の機能、論旨の運び方についても、丁寧な考察があります。
コンテンツSEOの具体的なやり方が分からない人や、検索エンジン最適化がいまいち効果的に機能していないという人は、熟読すべき一冊。
専門用語が少なく解説が丁寧で分かりやすいので、アフィリエイトの初心者にもおすすめできます。
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読みやすさ ★★★★ 難易度 ★★ 実用性 ★★★★ -
『アフィリエイト 報酬アップの絶対法則61』
ある程度、アフィリエイトの運営経験がある中級者以上におすすめなのが本書で、アフィリエイトで収益を増やすための具体的なノウハウが多数、収録されています。
タイトルの付け方や画像の選び方について、細かい考察を含めたアドバイスがあるほか、被リンクや検索順位についての考え方、さらにはリスク分散を前提としたサイト運営の方法など、アフィリエイトの中級者が突き当たりやすい壁を乗り越えるヒントがいくつもあります。
トピックの数は多いですが、そのひとつひとつに論理的な説明があるため、小手先のノウハウではなく、仕組みを理解した上での本質的な知識を獲得できます。
アフィリエイトについてウェブで勉強しようとしても、どのサイトも同じようなことばかり書いてあって参考にならない、という人にこそ読んで欲しい書籍です。
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読みやすさ ★★★ 難易度 ★★★ 実用性 ★★★★
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まとめ
今回は、アフィリエイトの勉強に役立つ書籍について紹介しました。
インターネット本のコーナーはほとんどの書店にありますが、置かれている書籍の質は玉石混交。特にウェブ関連の情報は古びるのが早く、出版点数が多いこともあって、書棚は常に入れ替わり続けています。
その中で、時代の変化に影響されずに読者の支持を得ている本も、少数ではありますが存在します。これから学ぼうとする未知のジャンルで、最初に手に取るのはそういった本がベスト。長く売れ続ける本には、必ずそれなりの理由があります。その時点では手に余る本であっても、学習を続ければいずれは理解できるようになりますし、またそのことが自らの成長の度合いを測るベンチマークになるでしょう。
書店だけでなく、Amazonなどのオンライン書店のレビューも参考にしながら、自分の成長に資する本を探してみましょう。
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独自ドメインと合わせて、WordPressの自動インストールに対応したレンタルサーバーも利用できます。WordPressや独自ドメインを一度も使ったことのない人でも、スムーズに始められるはずです。
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