PPCアフィリエイトは儲からない?失敗の原因と成功させるコツは?

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PPCアフィリエイトに関してお調べの皆さんの中には「PPCアフィリエイトは儲からない…」という噂を耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。

PPCアフィリエイトとは、ウェブ広告を経由し、ユーザーを広告ページに集客する手法のことで、SEOアフィリエイトよりも短期間で成果を得られることから、中級者以上のアフィリエイターに人気です。

その一方で、運用の難易度が高く黒字化しにくいことでも知られています。PPCアフィリエイトは本当に儲からないのでしょうか?PPCアフィリエイトが上手く行かない原因と対策、また変化しつつあるPPCアフィリエイト周辺の最新状況について解説していきます。

PPCアフィリエイトとは?

PPCアフィリエイトは「Pay Per Click」の略称で、クリックごとに収益が発生するタイプの広告を利用して集客するアフィリエイトのことです。

アフィリエイトでは、広告ページ内の商品を購入されることで利益が発生しますが、そのための第一歩としてまず広告ページ内に大量のユーザーを集める必要があります。

広告ページにユーザーを集める手段としてもっとも有力なのは検索エンジン、次いでTwitterなどのSNSですが、大規模に集客するには、検索結果で上位に表示されたり、各種SNSで広く拡散されたりする必要があるため、決して簡単ではありません。

そこで、ウェブ広告経由でページ内にユーザーを集めるPPCアフィリエイトが注目を集めています。

ウェブ広告の出稿には広告費がかかりますが、アフィリエイトによる収益が広告費を上回れば、黒字でPPCアフィリエイトを運用できるようになります。

SEOとPPCアフィリエイトの集客方法の違い

検索エンジン経由での集客とPPCアフィリエイト経由での集客の違いについても見ていきましょう。

検索エンジンからサイトにユーザーを集める手法はSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と呼ばれ、検索エンジンのシステムやその利用者に合わせたページを作り、検索結果の上位にページを表示させユーザーを送り込むことが重要になります

一方、PPCアフィリエイトでは、多くのユーザーに広告を見てもらい、広告をクリックしてもらうこと、その結果、訪れた広告ページで商品を購入してもらうことが重要になります。

そのため、どんな属性のユーザーに広告を配信するか、見た人が思わずクリックしたくなる広告になっているか、商品の魅力を伝えるランディングページになっているかといった部分に力を入れる必要があります。

PPCアフィリエイトで使われるサービス

PPCアフィリエイトでは、主に次の3種類のウェブ広告が利用されます。

  • リスティング広告

Googleをはじめとする検索エンジンの検索結果に表示される広告で、キーワード広告検索連動型広告とも呼ばれています。

広告が掲載できる検索エンジンはいくつかありますが、PPCアフィリエイトで利用できるメインどころは、Googleの検索結果に表示される「Google広告」でしょう。

どんな検索キーワードに広告を出稿するかは自由に選べますが、人気のあるキーワードで広告を上位表示させるには上限クリック単価を高く設定して、他の広告とのオークションに勝ち抜く必要があります。

後ほど詳しく説明しますが、Yahoo!広告では、2019年6月3日をもって、PPCアフィリエイトの掲載が全面禁止となっています。

  • ディスプレイ広告

ウェブサイトに掲載されているバナー型の広告で、ディスプレイ広告を利用する場合は、Google広告の「GSN」などを通じて広告を出稿します。

ディスプレイ広告はターゲティングの種類が豊富で、興味・関心・趣味・趣向等を元にした潜在層へのアプローチが可能です。

ディスプレイ広告が掲載されるウェブサイトはYouTube、各種ブログサービス、ニュースサイトなどの大手の媒体が中心です。

  • SNS広告

SNS広告はTwitterやFacebookに表示される広告で、ユーザーのフィード内に投稿と一緒に表示される広告です。

ターゲティング方法は各SNSによって異なりますが、ユーザーのプロフィール情報や、SNS上の行動データを元に精度の高いターゲティングが可能です。

広告がユーザーの間で話題になれば、拡散されることによって多くの人々の目に触れる機会を得られるため、広告のクリエイティブが重要になります。

他のウェブ広告と比べて費用がかからないのも特徴で、2〜3万円からの出稿で効果を上げることが可能です。

PPCアフィリエイトは儲からない?

ウェブでPPCアフィリエイトについて検索すると、黒字化の目処が立たずに撤退したという声が少なくなく、PPCアフィリエイトは難易度が高いことでも知られています。

なぜPPCアフィリエイトは難しいと言われるのか?その理由はPPCアフィリエイトにサイトを最適化して黒字化するまでの過程にあります。

ウェブ広告から広告ページにユーザーを誘導すること自体は難しくありませんが、そのアクセスを収益に繋げて継続的な黒字を実現するのに苦戦しているアフィリエイターは少なくありません。

その一方で、PPCアフィリエイトで巨額の利益を上げているアフィリエイターもいることから、進め方次第で大きな成功に繋がる手法であることも間違いありません。

PPCアフィリエイトは、SEOの最大の泣き所である検索アルゴリズム変動の影響を受けることがないため、一度進め方を確立すれば安定的に稼げるようになります。

そのための最適化作業をスムーズに行えるかどうかが、PPCアフィリエイトの成否を分けると言えるでしょう。

PPCアフィリエイトが難しいとされる4つの理由

なぜPPCアフィリエイトが難しいとされているのか?その理由として考えられるのは次の3つです。

コストとリターンの計算が難しい

PPCアフィリエイトで集客の導線となる「ウェブ広告」にはもちろん費用がかかります。

ウェブ広告の費用はアフィリエイトから得られる収益でまかない、余った分が収益となりますが、広告の費用の方が多くなると赤字になります。

そのためPPCアフィリエイトでは、アフィリエイトで得られる収益と広告にかかる費用を勘案して、最終的に黒字になるバランスを見極めなければなりません。

このアフィリエイト収益が広告費を上回るポイントを見つけられないと、赤字が累積し続けることになりかねません。

SEOとは違った記事制作のノウハウが必要

PPCアフィリエイトでは、広告経由でユーザーが流入する仕組みになっているので、検索エンジンに評価されるためのSEO対策は必要ありません。

その代わり、広告を目にしたユーザーのクリック率を確率を高めるための施策が重要で、キャッチコピーやビジュアルといった広告のクリエイティブがユーザーの流入に大きな影響を与えることになります。

また、検索結果の画面に表示されるリスティング広告では、どんな検索キーワードに広告を出向するかも成果を左右しますが、その見極めにも高度な判断と経験が必要になります。

大きな広告予算が必要になる

ウェブ広告から成果を得るには、多くの場合、大きな予算が必要になります。

PPCアフィリエイトで利用する広告はPay Per Click、つまりクリックに応じて費用が発生するシステムなので、広告が成功して多くのユーザーにクリックされると、その分、広告費が増大します。

PPCアフィリエイトで必要になる広告費はジャンルにもよりますが、集客の期待できるようなビッグキーワードで掲載を目指す場合は、少ない場合でも数万円〜数十万円、多いときには100万円を超えるため、個人の資金力で大規模に展開するのは難しいでしょう。

近年のPPCアフィリエイトの状況

PPCアフィリエイトは広告業界の動向の影響を受けやすく、近年は様々な変化にさらされています。

特にGoogleやYahoo!といった大手の事業者は、広告サービスの規制を強める傾向にあり、それに従ってPPCアフィリエイトのトレンドも変化しているので、PPCアフィリエイトを運用するのであれば、その動向には常に注視しておく必要があります。

近年のPPCアフィリエイト関連の出来事で抑えておくべきポイントは、次の2点です。

Yahoo!広告がPPCアフィリエイトを規制

2019年6月3日から、Yahoo!広告はPPCアフィリエイトを規制しています。

具体的には、アフィリエイトサイトや広告ページを含む成果報酬型サイトを「広告のクリック等をさせることを主目的としているもの」に該当するとみなして、広告掲載を不可にするように規約を変更しました。

これは質の悪い広告ページの広告出稿が、広告サービス全体の品質を劣化させるという判断によるもので、この変更によってYahoo!のリスティング広告、ディスプレイ広告でPPCアフィリエイトは行えなくなりました。

日本国内ではGoogle広告と並ぶ大手広告事業者であったYahoo!広告が、PPCアフィリエイトを全面的に禁じたことは、業界に多大な影響を及ぼしました。

PPCアフィリエイトはGoogleとSNS広告が主流に

Yahoo!広告でのPPCアフィリエイトの規制により、多くのPPCアフィリエイターがYahoo!広告からGoogle広告に鞍替えをしました。

Google広告は、アフィリエイトサイトや広告ページの掲載を制限してはいないものの、審査にはかなり厳しい基準が適用されるほか、内容が伴っていないとオークションでの上位入りが難しいことから、ランディングページにもクオリティが求められるようになっています。

また、リスティング広告から撤退してTwitterやFacebookなどのSNS広告に活路を見出すPPCアフィリエイターも多く、最近はInstagramで収益化を試みる例も増えてきています。

PPCアフィリエイトを始める手順

この章ではPPCアフィリエイトを始める際の手順について解説します。

今回は、PPCアフィリエイトでもっとも一般的なGoogleのリスティング広告を例に、運用を開始するまでの手順を見ていきましょう。

広告ページの作成

まずはPPC広告で利用する広告ページを制作します。

SEOアフィリエイトでは検索エンジンに最適化したWordPressでのサイト制作が一般的ですが、PPCアフィリエイトの場合はサイトの制作方法は何でもOKです。

ただし、後述のASPの登録時にサイト審査があるので、ある程度、完成度の高いサイトを用意しておく必要があります。

サイトにはできるだけ独自ドメインを設定し、記事本数は10本〜20本程度が公開された状態にしておくのがおすすめです。

ASPへの登録

サイトの準備が整いましたら、ASP(Affiliate Service Provider:アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録を行います。

ASPには「A8.net」、「バリューコマース」、「もしもアフィリエイト」など多くの事業者がありますが、複数のサービスを併用できるので、選択肢を増やすためにも可能な限り登録しておくに越したことはありません。

ただし、ほとんどのASPには登録時にサイトの審査があり、申請したサイトの品質が低いと落とされるので注意が必要です。

紹介する商品の選定

ASPに登録したら、ASPが扱っているアフィリエイト広告の中から、PPCアフィリエイトで取り上げる商品を選んでいきます。

どんな商品を取り上げるかは、PPCアフィリエイトを成功させる上で極めて重要なポイントになってきます。

また、PPCアフィリエイトで黒字化を達成するうえで、商品がどれくらい成約されやすいかを示すコンバージョン率や、成約によって得られる利益率も注視するようにしましょう。

なお、ASPで紹介されている商品の中には、リスティング広告での紹介が禁止されているものもあるので、商品の詳細情報から確認しておきましょう。

ランディングページの作成

次に、広告からユーザーを誘導して商品の購入に繋げるためのランディングページ(LP)を作成しましょう。

ランディングページは、ユーザーに商品の購入を促すことに特化したページで、PPCアフィリエイトにおける最重要ポイントです。

ランディングページの品質が低いと、リスティング広告の審査で落とされたり、オークションで下位に追いやられたりして、そもそも広告として表示されない可能性があります。

また、広告から首尾よく多くのユーザーを獲得出来ても、ランディングページの内容に説得力がないと成約に至らず、広告費ばかりがかさむ結果に終わります。

ランディングページは一般的に縦方向にスクロールする構成が多く、他社製品との比較や、購入体験者の感想といったコンテンツが中心となります。

事前に競合他社のPPCアフィリエイトのランディングページを調べ、購入されやすい仕組みを研究するようにしましょう。

キーワードの選定

ランディングページの用意が出来ましたら、続いてリスティング広告の出稿の準備に入っていきます。

まずは「Googleキーワードプランナー」を使って、広告を出稿するための検索キーワードを決めましょう。

Googleキーワードプランナーでは、入力したキーワードの検索ボリュームやクリック単価を調べることが出来ます。

広告ページのテーマと繋がりがある検索キーワードの中から、検索される回数(検索ボリューム)が多く、クリック単価が高すぎないものを探しましょう。

広告の出稿

検索キーワードが決定しましたら、広告を出稿しましょう。

リスティング広告は、同じ検索キーワードを設定した広告間でのオークションによって掲載位置が決まりますが、その順位決定を左右するのが上限クリック単価です。

上限クリック単価は、1回のクリックに対してどれくらいの費用を払えるのか、その上限額として設定する入札単価を入力する項目で、上限クリック単価が他の広告を上回っていると、上位表示されやすくなります。

ただし、上限クリック単価を高く設定すると広告費の出費も大きくなってしまうので、注意が必要です。

また、オークションの順位は広告のクオリティによっても左右されるため、必ずしも上限クリック単価だけで決まるわけではありません。

上限クリック単価は、ランディングページの成約率やアフィリエイトの利益率とのバランスを見ながら、収益が最大化されるように調整する必要があります。

ここは、PPCアフィリエイトで最も難しい部分なので、各箇所に修正を加えつつ最適な設定を見つけ出しましょう。

まとめ

今回はPPCアフィリエイトの仕組みと進め方について解説しました。

PPCアフィリエイトでは、ユーザーの導線となるウェブ広告の仕組みを詳しく知っておく必要があります。

特にリスティング広告では、検索キーワードの選定や上限クリック単価の設定次第で流入するユーザーの質や規模が変化し、それに最適化されたランディングページが求められるという、非常に奥が深い世界です。

PPCアフィリエイトは難易度こそ高めですが、最適解を導き出せればSEOアフィリエイトよりも短期間で大きな成果を得られるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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このサイトの管理人
泉 賢

GMOインターネットグループ株式会社お名前.com事業部所属。
お名前.comのドメインに関するマーケティング業務を担当し、現在はオウンドメディアサイト運営を中心に活動中。