アフィリエイトは稼げないって本当?稼げない理由と対策を解説

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アフィリエイトは稼げない、という話を耳にしたことがある方もいると思います。

ウェブではアフィリエイトの華々しい成功体験ばかりが話題になりがちですが、すべてのビジネスがそうであるように、アフィリエイトも必ず成功するわけではありません。

むしろ稼げないことの方が圧倒的に多いのが現実です。

とはいえ、アフィリエイトで稼げない場合には明確な理由があり、適切に対策することで、成功する可能性を上げることは可能です。

今回は、アフィリエイトで稼げている人の割合と、なぜアフィリエイトで稼げないのか、その理由と対策について解説します。

アフィリエイトで稼いでいる人の割合は?

これからアフィリエイトサイトに挑戦しようと考えている方は、実際のところアフィリエイトでどれくらい稼げるのか気になっているのではないでしょうか。

アフィリエイトで充分な収益を得られている人は、実際どのくらいいるのでしょうか?

日本アフィリエイト協議会が2021年に行った市場調査によると、月額のアフィリエイト収入について、「ゼロ円」が37.9%、「1000円未満」が30.7%、「1000円〜5000円」が12.4%となっています(※)。

※ https://www.japan-affiliate.org/news/survey2021/

この調査結果からは、収益が月5000円以下が全体の約8割を占めるという、アフィリエイトの厳しい現実が見えてきます。

その一方で、月に10万円以上の収益を得ているという回答も全体の約5%を占めていることから、実際に稼げている人が一定数存在していることも確かです。

とはいえ、割合としては、収入を得られていない人の方が圧倒的に多いのは明らかでしょう。

【体験談】アフィリエイトは簡単には稼げない!

上述の調査の結果からも明らかなように、アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではありません。

筆者は以前、ファッション関連の商品を紹介するアフィリエイトブログを開設したことがありますが、思ったように収益を稼げずに運営を放棄するに至った苦い経験があります。

このブログのコンセプトは、「自分が購入して使ったことのある商品の記事を書く」というもので、自信満々で始めたブログでしたが結果は惨憺たるものでした。

ここではアフィリエイトブログが上手く行かない実例を、筆者の体験に基づいて解説していきます。

失敗1:サイトにユーザーが来てくれない

アフィリエイトサイトの構築は、基本に沿ってWordPressで行いました。

独自ドメインを取得し、SEOに強いとされる有料テーマを導入、主要なASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の審査にも合格したところで、本格的な運用を開始。

自分が購入した商品を紹介するため、記事にしたいことはたくさんありますし、商品が手元にあるので撮影した写真も豊富に使えます。

触ったこともない商品の記事を書くアフィリエイトブログが多い中、実際に使った商品を詳しく解説する記事の需要は間違いなくあるはずだと確信しており、更新のモチベーションも高く、記事本数は順調に増えていきます。

しかし、記事本数が50本を超えても、ユーザーの流入数は芳しくありません。

その原因は検索エンジンでの表示順位の上位を取れないことにありました。

アパレル分野の検索順位では、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトが圧倒的な強さで君臨しており、その後に独立系のファッション系ECサイトが続きます。

商品名で検索するとそれらECサイト勢の商品ページが上位を独占するため、個人のアフィリエイトサイトは5ページ目にすら入るのが難しいという状況です。

ビッグワードで勝ち目がない場合は、複数のキーワードを組み合わせたミドルワードやスモールワードに狙いを切り替えるのが定石ですが、ファッションの分野ではスモールワードの検索ボリュームが小さく、検索上位に食い込むことに成功しても、ほとんど人が訪れません。

失敗2:誰も商品を買ってくれない

それでもスモールワードに狙いを限定してから、少しずつですがサイトを訪れるユーザーも現れだしました。

しかし、そこで突き当たったのが、商品が売れないという問題です。

Googleアナリティクスによると、筆者のサイトはユーザーの直帰率が非常に高く、ユーザーが訪れてもアフィリエイトリンクをクリックすることなく、すぐに別のサイトに移動してしまっているようでした。

なぜ、サイトを訪れたのに商品を買ってくれないのか。しばらく悩みましたが、ほどなくして、その原因はアパレル系ECサイトの販売形態にあることが分かりました。

ファッションブランドの商品は、さまざまなECサイトで販売されていますが、ECサイトごとに値段が異なるため、記事で商品が紹介されていても、そのリンクの価格が最安値とは限りません。

そのため、サイトを訪れたユーザーはその場では購入せずに、複数のECサイトを検索してお目当ての商品の値段を比較した上で購入します。

サイトで紹介しているリンク先の商品の値段が最安値であったとしても、ユーザーは価格を調べるために別のECサイトに移動してしまうため、アフィリエイトの成果が発生しないのです。

失敗3:記事を読んだらすぐに帰ってしまう

もうひとつの困難が、サイト内部の巡回の乏しさです。

一般的にアフィリエイトサイトでは、サイト内での移動が多いほど商品の購入率も高くなりますが、ファッションの情報を求めているユーザーは、目的の商品の情報を得たらすぐに離脱してしまいます。

確かに、商品の素材、強度、サイズ、使用感といった商品のリアルな情報を求めているユーザーは一定数いるのですが、そういったユーザーは購入を検討している商品にしか目が向かず、他の商品の紹介ページを開こうとはしません。

特定の商品に関心を持っているユーザーに別の商品を提案するには、ジャンルやブランドの歴史、素材、製法についてマニアックに掘り下げられる知識、国内外のトレンドの文脈や変遷を解説する能力が求められますが、残念ながら筆者にはそこまでの能力はありません。

結局、ファッション系ブログをやるには事前の調査が不足していた上に、基盤となる知識も全く足りていなかったという苦い教訓を残して、サイトはあきらめざるを得ませんでした。

アフィリエイトで稼げない理由と対策

上記の体験談からも明らかなように、アフィリエイトで収益を稼げない場合、その背景には何らかの理由があります。

ここではアフィリエイトに失敗する6つの原因を具体的に挙げていきます。

①検索エンジン対策をしていない

アフィリエイトで収益を得るには、ユーザーの安定した流入経路の確保が欠かせません。

現在のインターネットで最も大規模で安定した流入をもたらすのは検索エンジンであるため、サイトに検索エンジン最適化(SEO)対策を施す、検索エンジンに評価されやすい記事を作るといった施策は必須となります。

インターネットの世界では、口コミや評判でサイトのアクセスが増えることはありません。

検索エンジンを攻略する施策がないと、どんなに高品質の記事を作り続けても誰の目にも留まらず、アクセスも増えないままです。

アフィリエイトにおいて、検索結果で上位に表示されないサイトは、存在していないも同然であることを覚えておきましょう。

②勝ち目のないジャンルに参入している

体験談でもお伝えした通りですが、最も重要な失敗として「そもそも勝ち目のないジャンルに参入していた」ということが挙げられます。
アフィリエイトは、ウェブで販売されているほとんどの商品やサービスが対象になりますが、やはりどんなジャンルを選んでも良いわけではありません。
後発で参入した場合、現実的に勝ち目が全くないジャンルがあるからです。

例えば、クレジットカード、保険、証券、転職などの分野は、アフィリエイトの利率が高く、成功すれば巨大な収益を得られますが、今から始めても成功する可能性はほぼゼロに近いと考えられています。
なぜなら、これら高収益のジャンルでは長年、大手の老舗サイトが検索結果の上位を独占しており、新規参入のサイトがそれらに太刀打ちするのは現実的にほぼ不可能だからです。

また、上述したファッション関連のサイトも、検索順位の正攻法での争いでは大手ECサイトに勝つことは難しいでしょう。

アフィリエイトで成功を目指すなら、検索エンジンで大手サイトが独占していない領域を見つけ出して、そこで戦うのがよいでしょう。

③ニーズのないターゲットを狙っている

ニーズのないターゲットを狙って、需要のない記事を作ってしまう失敗もよくあります。

これは検索エンジンでの上位進出を最優先に考えているときに起きやすいミスで、大手サイトが進出していない分野を発見して上位入りに成功したものの、検索するユーザーのボリューム自体が少ないため流入がほとんどないというケースです。

例えば、「民族楽器」のような分野は、専門サイトを立ち上げれば検索上位に入るのは難しくないかもしれませんが、そもそも興味のある人が少ない傾向にあるので、発生するアクセスや得られる成果は微々たるものとなりがちです。

大手のサイトが参入していない分野は、そもそもニーズがないか、あったとしても少なすぎて割に合わない可能性があります。

アフィリエイトを行うテーマとして選ぶ場合は、事前に検索ボリュームを調べ、本当に多くのユーザーに必要とされている情報かを調べましょう。

④アフィリエイトが難しいジャンルを選んでいる

検索エンジンでの上位進出に成功し、多くのユーザーを集めることに成功したものの、そこから収益化するのが難しいジャンルもあります。

例えば、明治・大正時代の日本近代文学をテーマにしたサイトは、読書感想文や課題レポートの需要があるため常に一定の検索ボリュームがあり、大手サイトも存在しないことから、検索順位で上位入りも難しくありません。

しかし、肝心のアクセスを収益化するための商品に乏しいのが難点で、アフィリエイトで紹介できるのは書籍くらいのものですが、明治・大正期の著名な作品は著作権が切れて無料で読めるようになっているため、なかなか売れません。

こういったアフィリエイトでの収益化が難しいテーマを扱う場合、訪れたユーザーに合わせて広告が最適化されるGoogleアドセンスを利用すれば、ある程度の収益化は可能ですが、アフィリエイトほどの収益の伸びは期待できないでしょう。

⑤単価の安い商品を紹介している

アフィリエイトでは単価の安い商品ばかり扱っていると収益が伸び悩みます。

例えばコミックや小説は、価格が安く興味がある人も多いため比較的売れやすい商品ですが、そもそもの単価が安いため、多少売れたとしても得られる収益も少なくなります。

コミックや小説のアフィリエイトで万円単位の収益を稼ぐには、数百冊規模の売れ行きが必要ですが、これはほとんどのサイトにとって現実的な目標とは言えないでしょう。

逆に高単価の商品は、アクセス数や購買数がそれほどでなくても、まとまった収益になりやすいため、収益を伸ばすための戦略も立てやすくなります。

⑥記事のクオリティが低い

記事のクオリティが低いために収益化が上手く行かないサイトも少なくありません。

首尾よくとある記事が検索エンジンの上位表示に成功し、そこからユーザーの流入を確保できても、ユーザーの期待に応えたり、興味を惹いたりするようなその他の記事がないサイトは、直帰率が高くサイト内部での巡回が発生しないため、アフィリエイトの収益も伸びません。

SEO(検索エンジン最適化)対策は、記事をユーザーの視界に届けるための重要な施策ですが、最終的にユーザーに支持される記事を作れなければ、アフィリエイトの成果には繋がりません

サイトを訪れたユーザーに購買を促すには、ユーザーの求める情報を推測する洞察力と、その需要に高いレベルで応える記事作成能力が必須となります。
また、ユーザーの求める情報をしっかりと把握して記事を作成すれば、小手先のテクニックなど必要なく順位はしっかりとついてくるでしょう。

まとめ

今回は、アフィリエイトが稼げないと言われる理由について、筆者の実体験を交えながら解説しました。

アフィリエイトの収益化は、多くの人が考えているよりもはるかに難易度が高く、初めて作ったサイトが成功して高い収益を生み出す可能性は、極めて低いと言えるでしょう。

その一方で、アフィリエイトは失敗しても金銭的なマイナスはごくわずかというリスクの少ないビジネスなので、適切な改善点さえ把握できれば、試行回数が増えるごとに成功する可能性は高くなっていきます。

アフィリエイトでは失敗しながら学習する経験が欠かせません。
稼げるようになるまでチャレンジを繰り返して、粘り強く取り組みましょう。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制のプロ。
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