ブログに何を書けばいい?初心者が悩みがちな記事の書き方を紹介

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ブログを始めてみたものの書くことが思いつかずに筆が進まない、という方は少なくないと思います。

ブログのテーマや記事の内容は自分がやりたいことを書くだけでは上手くいきません。

ユーザーが読みたいもの、人が集まりやすいものを意識して、それを自分の書きたいものと上手くすり合わせることが重要です。

今回はブログに何を書けばいいか分からない方のためのアイディアの出し方、記事の作り方を解説します。

ブログには基本的に何を書いてもOK

ブログを始めてはみたものの、何を書けばいいのか分からずに悩んでいるという初心者の方の声をよく耳にします。

ブログの書き方には特に決まりはなく、基本的に何を書いてもOKなので、自分が書きたいと思うテーマで記事を書くのが一番です。

しかし、ブログをやりたいけれど、書きたいことが特にないという人もいるかもしれません。

その場合は、自分がこれから何に時間を費やしていきたいかについて考えてみるといいでしょう。

例えば、野球観戦が好きで野球を観ることに時間を使いたいなら、それをテーマにブログを始めるといいでしょう。

ブログを始めるとネタ探し、下調べ、記事の執筆や推敲などにかなりの時間を費やすことになるため、時間を投じる覚悟がないテーマは更新を続けるのが難しくなります。

これならプライベートの時間を犠牲にしても苦にならない、というテーマを選べば、無理なくブログを継続できるでしょう。

ただし、これは継続を目標としたブログの場合で、ブログに多くのアクセスを集めたい場合や、アフィリエイトで収益を得ようとする場合には、少なくとも次の2つの点に留意しながら何を書くか決める必要があります。

アクセスを集めるためには検索キーワードを意識

ブログを訪れるユーザーは、そのほとんどが検索エンジンからの流入となります。

そのため多くのアクセスを得るには、検索されやすいキーワードを調べて、それに合わせた記事を作ることが重要です。

そのためには、検索ボリュームが多いテーマをブログの中心に据えそのテーマがどのようなキーワードで検索されているかを調べ、それをタイトルや見出しに組み込んだ記事を作る必要があります。

また、ブログのシステム部分についても、検索エンジンで上位表示に有利な機能を備えたサービスを選び他のブログとの競争に勝ち抜くことを考えるべきでしょう。

アフィリエイトブログの場合は収益化しやすいジャンルの選択

ブログから収益を得る場合、アフィリエイト広告が主力となります。

アフィリエイトで販売可能な商品やサービスは多岐に及びますが、ジャンルによって利益率が大きく異なるため、どれを選ぶかは利益を大きく左右します。

特に利益率が高いジャンルとしては、保険、クレジットカード、資格取得、転職などが挙げられますが、当然、これらのジャンルは他ブログとの競争も激しいため、アクセスを得ること自体が困難です。

また、いくら収益化しやすいからといって、自分が得意ではないジャンルに手を出しても記事作成の負荷が大きく長続きしません。

アフィリエイトに挑戦する場合は、扱うジャンルの収益化のしやすさに加えて、自分との適性に鑑みて検討するようにしましょう。

ブログを始める人が抱きがちな悩みを解決

ブログを始めるにあたって悩みやすいポイントがいくつかあります。

ここからは初心者がぶつかりやすい悩みについて解説します。

いずれも単純なようでいてブログの根本的な理解に関わる疑問なので、この機会に頭の中を整理しておきましょう。

「日記」と「ブログ」は何が違うの?

ブログは日記と何が違うのかについてはよく聞かれる質問です。

ブログはウェブのログ(記録)という由来の通り、最新の記事から時系列順に記事が並び、スクロールで過去に遡れるところに特徴があります。

ブログは日記に適したインタフェースですが、内容は必ずしも日記形式である必要はなく、記事ごとに独立したトピックを立てて、カテゴリで分類している形式のブログも少なくありません。

また、日記形式の場合様々な話題が混在するため専門性に欠ける傾向があり、検索エンジンとの相性があまり良くありません。

特定のテーマに特化した非日記形式のブログの方が、ユーザーの需要に応えやすく、検索エンジンでも上位に表示されやすくなっています。

著名人がファン向けに公開しているブログであれば、固定客によるアクセスを確保できますが、一般人がアクセスや収益を期待して始める場合、日記形式は避けるのが無難でしょう。

ブログの1記事目に書くべきテーマはある?

「ブログの1本目の記事には何を書けばいいのか?」というのもよくある質問ですが、最初の記事であることは特に意識せずに書き始めて構いません。

というのも、ブログは検索エンジンやSNSから訪れたユーザーが記事単位で読むのが基本で、1本目の記事に何が書かれているかを気にする読者はほとんどいないからです。

検索エンジンの評価においても、1本目の記事が特に重視されるようなことはなく、2本目以降の記事とまったく同じように扱われます。

そのため、1本目の記事は前置きなしでいきなりブログのテーマに関連した記事を書き出しても問題ありません。

最初の記事に、書き手の自己紹介やブログを始めるにあたっての抱負を書く人もいますが、更新が進むと過去記事に埋もれて読まれる機会がなくなるので、プロフィールページなどを別個に設けて、そこに記載しておくことをおすすめします。

ブログに何を書くかを決める基本的なやり方

ブログに何を書けばいいのか全く思いつかない…という方は、何を書くかを考えるための起点として、以下のポイントに留意しながらアイディアを膨らませていきましょう。

ポイントは「誰のための記事にするか」「どのように書くか」

ブログの記事の書き方には人によって様々なやり方がありますが、基本的な原則は「誰のための記事にするか」から始めることです。

読者をイメージする方法は、自分が想像した読者像をペルソナという形で具体化してもいいですし、検索エンジンで検索ボリュームの多いキーワードから、どんな情報がユーザーに求められているかを調べてもOKです。

誰に向けて発信している情報なのかをはっきりさせることで、ブログの方向性がブレにくくなり、ターゲット層へ適切な情報を伝えることができたり、逆に齟齬があった場合それに気付きやすくなります。

同じジャンルの他のブログを参考にしよう

ブログの記事の方向性に迷ったら、同じジャンルのブログがどのような記事を書いているのか調べてみるのも一つの手です。

同ジャンルで成功しているブログがある場合、そのブログは長年の試行錯誤の結果、現在のスタイルを見つけ出した可能性が高く、後からそのスタイルを参考にできるのは後発のブログのアドバンテージのひとつです。

もちろん、記事の内容をそのままコピーするのは最大のNGですが、企画のアイディアや着眼点、記事の種類や幅広さ、プッシュしている記事、掲載している広告など、参考にできるポイントは多々あるはずです。

ブログで何を書くのかに悩みづらくなる5つのステップ

ブログの記事のアイディアで毎回行き詰まらないためには、ネタ出しの方法をルーチン化するのがコツです。

企画を考える際にルーチンに沿って進めることで、品質の高いアイディアを安定してアウトプットできるようになります。

ここでは一例として、キーワード分析ツールを使ってアイディアを抽出し、記事を作成するまでの手順を紹介します。

【1】書きたい記事のテーマを決める

まずは書きたい記事の大まかなテーマを決めましょう。

例えば料理系のブログであれば「冷やし中華」「カレーライス」、旅行系のブログであれば「沖縄」「伊勢神宮」など、おおざっぱな括りでテーマの中心となるキーワードを決定します。

【2】ジャンルの検索キーワードを探す

決定したキーワードを元に、検索エンジンでどのような情報が求められているかを調査します。

ラッコキーワード」などのキーワード分析ツールを利用して、キーワードの周辺でどのような単語の組み合わせがよく検索されているかを調べます。

キーワードが「冷やし中華」であれば「冷やし中華 作り方」「冷やし中華 食材」といったように、需要のある検索キーワードのセットをリストアップしましょう。

【3】記事に使う検索キーワードを決める

【2】で調べたものの一覧から需要のある検索キーワードの組み合わせを検討し、検索順位で上位を狙えそうなものを選び出します。

選定するときは、実際に検索結果の上位を調べるのが手っ取り早いでしょう。

検索結果の上位に企業系のサイトや古参の有名サイトがひしめいているようであれば上位進出は困難ですが、個人サイトやQ&Aサイトが出てくる場合は、やり方次第でその位置に割って入れる可能性があります。

【4】キーワードからユーザーの悩みを想像する

記事に使う検索キーワードの組み合わせが決定したら、そのキーワードの組み合わせからどのような記事を作るかを考えます。

ここで重要なのは、そのキーワードで検索することで、ユーザーはどんな情報を欲しているか、どんな悩みを解決しようとしているか想像・そして調査することです。

検索キーワードの選定によって検索順位の上位進出に成功しても、ユーザーに検索結果の画面で記事がクリックされなければ、ブログにユーザーが訪れることはありません。

そのためには、検索キーワードの需要を満たすだけではなく、ユーザーの悩みや要望にマッチする記事を作る必要があります。

【5】ユーザーに向けた記事を作成する

記事の方向性が決まったら、実際に原稿の執筆に入りましょう。

ユーザーのニーズは既に把握できているので原稿はそれに応える内容になりますが、ここで重要なのは、結論の過程や周辺の記述です。

ユーザーの疑問に即答するだけなら、ごく少ない文字数で済みますが、ユーザーの多くは疑問の答えだけでなく、そこに至るまでの理由や原因、類似のケースや関連する事例などについても関心を抱いています。

キーワードによっては疑問を解消するだけでなく、そのテーマについて深く掘り下げ知見を深められる記事にすることが、執筆時の重要なポイントになります。

まとめ

今回は、ブログに何を書けばいいのか悩んでいる初心者に向けた記事作成のコツを解説しました。

ブログの記事の書き方については、書き手の数だけノウハウがあるといっても過言ではなく、長く続けているブロガーの多くは、自分なりの記事の書き方を身につけています。

アクセスを集め広告収入を稼ぐ手法も重要ですが、より大事なのは読者が求めている疑問に真摯に応えることで、それができればアクセスや収益は後から付いてきます。

今回の記事を参考にしながら、自分に合った効率の良いブログの書き方を身に付けましょう。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制作のプロ。
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