ブログの最初の記事は何を書くべき?記事を書く前にやるべきポイント4選

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「最初のブログ記事は何を書けばいいの?」「初心者でもわかる記事の書き方を教えてほしい」このような疑問や要望をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

最初の記事である以上、気合を入れて書く方もたくさんいるでしょうし、多くのユーザーに読んでもらいたいという気持ちが先行して焦ってしまう方もいるでしょう。

中には最初のブログ記事がなかなか書けなくて、一向に前に進まず挫折寸前の方もいると思います。

ではプロのブロガーのように、ブログ初心者が上手く最初の記事を作るにはどうしたらいいのでしょうか。

そこで本記事では、最初のブログ記事を書く前にやるべきポイントや初心者によくある間違い、最初の記事を作る4ステップについて解説します。

ブログの最初の記事は何を書くべきか?

ブログを初めて立ち上げた人は、1本目に何を書くか悩むと思いますが、ブログの最初の記事は、どのような内容の記事を書いても大丈夫です。

自身のプロフィール記事を書く人もいれば、日記のような記事を書く人もいます。

ただし、ブログで稼げるようになりたいのであれば、上記のような記事ではなく、読者にとって役に立つ記事を作る必要があります。

プロフィール記事もブログ運営では重要ですが、最初に書くべき記事ではないということです。

とはいえ、役に立つ記事を作ったとしても、ポイントが明確な記事でないとクオリティが下がってしまいます。

次の章では最初のブログ記事を書く前にやるべきポイントについて解説します。

最初の記事を書く前にやるべきポイント

最初のブログ記事を書く前にやるべきポイントは4つあります。

  • ブログのコンセプトを決める
  • ターゲットキーワードを複数個選定する
  • ブログで売る商品・サービスを決める
  • ブログ内で中核となる記事を決める

それぞれのポイントを詳しく解説します。

ブログコンセプトを決める

最初の記事を作る前に、ブログコンセプトを決める必要があります。

ブログコンセプトでは、ブログが進むべき方向性のことで、具体的には「誰に」「どのような情報を伝えるのか」といったポイントを明確にします。

例えば、「30代未経験から始めるプログラミング副業」というブログコンセプトを作っておけば、「30代未経験者に」「プログラミング副業を」といったように、伝えたい情報の軸が決まっているので、ブログ初心者にありがちな記事のブレを防ぐことができます。

記事のクオリティアップにもつながるので、最初の記事を作る前にはブログコンセプトを必ず決めておくようにしましょう。

ターゲットキーワードを複数個選定する

ブログコンセプトが決まったら、そのコンセプトに沿ったターゲットキーワードを選定しましょう。

例えば、「30代の主婦向け家事の時短術」というブログコンセプトを掲げているのであれば、「家事 時短 グッズ」や「家事 時短 工夫」など、家事に関連のあるキーワードを選定します。

基本的に、家事と関係のないキーワードは選定しないことが前提ですが、最初に50個ほどキーワードを選定しておけば、最初の記事から一貫した情報を発信し続けることができます。

方向性を定めてブログ運営をすれば、SEO評価が向上し検索結果の上位表示も獲得しやすくなるでしょう。

ブログの挫折を防ぐためにも、最初の記事を書く前にターゲットキーワードを複数個選定しておきましょう。

ブログで売る商品・サービスを決める

最初の記事を作る前に、ブログ内で売る商品・サービスを決めておきましょう。

というのも、ブログ初心者のうちは記事を作ってから「実は売る商品・サービスがなかった」と気付くことがよくあるからです。

それでは、せっかく記事を作ったのに、全ての労力が無駄になってしまいますが、あらかじめ売る商品・サービスをざっくり決めておけば、そのようなことは起きません。

競合となるブログやASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)をチェックして、ブログ内で何を売るのか決めておきましょう。

ブログ内で中核となる記事を決める

ブログ内で中核となる記事を決めましょう。

中核となる記事は、ブログで収益を発生させる役割を担うため、非常に重要なポジションです。

「プログラミング学習」がコンセプトのブログを例に挙げると、「プログラミングの始め方」だったり「おすすめのプログラミングスクール」が中核となる記事に該当します。

最初の1記事目は、上記のような中核となる記事を書いても良いでしょう。

最初の記事を作る4つのステップ

最初の記事を作る4つのステップを解説します。

  • メインキーワードを決める
  • タイトルを決める
  • 記事の構成を作る
  • 記事を執筆する

ブログ初心者の方は、以上のステップで実際に記事を作ってみましょう。それぞれ詳しく解説します。

メインキーワードを決める

記事を作る前に、自然検索経由でアクセスが見込めるメインキーワードを決めます。

このとき、メインキーワードの検索ボリュームがないとアクセスが期待できないため、「そのキーワードが月間どのぐらい検索されているか」というポイントは必ず分析するようにしましょう。

検索ボリュームは、Googleが提供する「キーワードプランナー」やキーワード抽出ツールの「ラッコキーワード」で調べることができます。

タイトルを決める

続いてメインキーワードを決めたら、記事のタイトルを決めましょう。

記事のタイトルは、ユーザーがクリックするか否かを決める重要な要素で、タイトルが悪ければ、どんなにクオリティの高い記事を書いても意味がないということです。

パッと見ただけでも読者に記事の内容が伝わるような、魅力的なタイトルを決める必要があります。

具体的には以下のポイントを意識すると良いでしょう。

  • 手軽さ
  • 新情報
  • 権威性
  • 信頼性
  • 親近感

例えば、「【1分でわかる】2022年最新版プログラミングスクールおすすめ10選!現役エンジニア解説」というタイトルは、「手軽さ」「新情報」「権威性」を使って作っています。

少し極端な例ですが、上記のようなタイトルを決めて、読者の興味関心を引き寄せましょう。

記事の構成を作る

タイトルを決めたら、記事の構成を作りましょう。記事構成は、記事の方向性を定めるための重要な要素です。

構成がないと記事の方向性がブレブレになって、何を伝えたいかわからない内容になるので、執筆する前には必ず記事構成を作る必要があり、ブログ上級者であっても記事を書く際は必ず構成から作っています。

また、記事作成の効率化にもつながるので、特にブログ初心者の方は記事の構成を作ってから文章を書き始めましょう。

記事を執筆する

構成が完成したら、いよいよ記事の中身の部分を作っていきます。

つまり、文章を執筆するわけですが、ブログを始めたもののライティングに苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか。

特に最初の1記事目ともなれば、何を書いていいかわからないはずですが、そのような方におすすめしたいのが、ライティングのフレームワークです。

このフレームワークを活用することで、ブログ初心者であってもプロ並みの文章を書けるようになります。

今回は代表的なライティングのフレームワークを2つまとめました。

  • PREP法
  • 新PASONAの法則

PREP法はプレゼンテーションや会議など、様々なビジネスシーンで使われる最も簡単なライティングのフレームワークの1つです。

Point (結論)・Reason (理由)・Example(具体例)・Point(結論)の順番に論を構成することで、読者の関心を逸らさずに効率よく情報を伝達できます。

その使いやすさから、ブログ記事で活用している方も多く、初心者に最適なフレームワークと言えます。

もうひとつの新PASONAの法則では、Problem(問題)・Affinity(親近感)・Solution(解決策)・Offer(提案)・Narrowing Down(絞込)・Action(行動)の順番に論を展開します。

難易度は高いものの、上手く使いこなせば人の感情を動かし、成果に結びつけるような文章を作れるようになります。

それぞれのフレームワークに特色があるので、活用シーンに分けて使ってみてはいかがでしょうか。

最初の記事を書くときによくある間違い

最初のブログ記事を書くときによるある間違いをまとめました。

  • プロフィール記事を書く
  • 構成を作らずに記事を書く
  • 最初から完璧を目指す
  • 時間を気にする

それぞれ詳しく解説するので、記事を書く際にぜひ役立ててください。

プロフィール記事を書く

「最初の1記事目はプロフィール記事を書くべき」とよく言われています。

最初にプロフィール記事を書くことがマイナスになるわけではありませんが、最初の1記事目でプロフィール記事を書く意味は実際のところありません。

理由はシンプルで、アクセスが見込めないからで、超が付くほどの有名人であれば別問題ですが、基本的に顔も知らない人のプロフィールに興味を持つ人はいないでしょう。

そのため、最初の1記事目はアクセスが見込める需要の高い記事を書くのがベストです。

それなりにアクセスが集まるようになると、ブログの運営者に興味を持つ人も出てくるので、PVが増えてからプロフィール記事を書くようにしましょう。

構成を作らずに記事を書く

構成を作らずに記事を書くのもよくある間違いで、特に初心者の方にありがちですが、構成を作るのが面倒がって、いきなり文章を書き始める人がいます。

しかし、それだと逆に執筆の効率が悪くなり、記事のクオリティも下がってしまいます。

一見手間がかかるように思えますが、慣れてくると構成なしで文章を書くよりもスピーディーに作業を進められます。

稼ぐために必要な工程なので、必ず構成を作ってから最初の記事を書くようにしましょう。

最初から完璧を目指す

記事作成においては、最初から完璧を目指す必要はありません。なぜなら、記事を完璧にしようとすると膨大な時間がかかるからです。

初心者の中には、1記事あたり10時間以上をかける方もいますが、それよりも、ブログ初心者はアクセスを集めることが重要なので、完璧を求めるよりも記事数を増やす方向性でブログ運営を行いましょう。

時間を気にする

記事を書くのが遅いからと言って不安になる必要もありません。

現在は稼いでいるブロガーであっても、最初の1記事目を書くスピードは非常に遅かったはずで、例え執筆スピードが遅くても、記事を作っているうちにだんだんとスピードは上がっていきます。

最初の頃は不安になりがちですが、長期的な視点を持ってブログ運営を楽しみましょう。

まとめ

今回は、ブログ記事を初めて書く際のポイントやよくある間違い、最初の記事を作る4ステップについて解説しましたが、最初のブログ記事を作るのは、誰であっても苦労します。

普段書き慣れていない文章を書くことは非常に難しいものですが、それでも頑張って継続すれば、いずれクオリティの高い記事を書けるようになります。

さらに記事作成に慣れてくれば、今よりも数倍速いスピードで執筆できるようにもなるでしょう。

最初のうちは大変かもしれませんが、ブログで稼ぐには長期的な視点を持って成長していくマインドを持つことが重要です。

本記事で解説した各ポイントを実践して、稼げるブログ運営を目指していきましょう。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

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