【徹底解説】初心者におすすめ!ゼロから学ぶブログの始め方

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ブログを始めると一口に言っても、そのやり方にはいくつもの選択肢があります。
とりあえずその場で見つけた方法で始めると、後で後悔することになりがちなので、全体像を見通した上で、ベストな方法を選ぶ必要があります。
今回はブログを始めるにあたって、知っておきたい基本をおさらいしましょう。

ブログを始めるとき最初に決めるべきこと

これからブログを始めようとしている人の前には、多くの選択肢が広がっています。

どれを選ぶかによって、その後の費用労力は大きく違ってくるので、検討は慎重に行うべきです。

特に、アフィリエイトブログ収益化を目指している場合、ブログと他のサービスを組み合わせて利用することになるため、複数の選択肢の中で、どれを選ぶべきか、相性を鑑みた上で判断することが重要になります。

まず、ブログの選択肢として最初に考えるべきは、「無料」と「有料」のどちらを選ぶかです。

当然、コストが少しでもかからない方を選びたいところですが、無料であるがゆえの不便さも少なくないため、目的状況に応じて最適なサービスを選ぶ必要があります。

まずは無料ブログの長所と短所について解説していきましょう。

無料でアフィリエイトブログを運営する場合

アフィリエイトブログを無料で運営する場合に必要なものは、次の2つになります。

無料のアフィリエイトブログに必要なもの

  • ブログサービス(0円)
  • ASP(0円)

まず、ブログサービスですが、Livedoorブログはてなブログなどで無料のプランが提供されているので、それを利用します(詳細は記事後半を参照)。

もうひとつ必要になるのが、アフィリエイトを仲介するASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)ですが、こちらも利用には料金がかかりません。

この組み合わせのアフィリエイトブログでは、運営に必要な費用がゼロ円になるため、アフィリエイトで得た収益は全てそのまま利益になります。

ただし、現実的に収益化を目指す上で、問題がいくつもあります。

まず、無料ブログでは各記事ページに強制的に広告が掲載されますが、アフィリエイトブログの場合、広告へのクリックの一部が、強制表示の広告の方に分散することになるため、収益化の効率が悪い環境になります。

また、無料ブログの多くは独自ドメインを利用できないため、ブログサービスのURLでブログを開設することになりますが、後から別の環境にブログを移動したくなっても、URLが変わってしまうためにできないという問題が発生します。

加えて、Googleアドセンスを利用する場合、ブログサービスのURLでは、その時点で確実に審査で落選します。

Googleアドセンスでは、独自ドメインのURLであることが利用の最低条件となります。

有料でアフィリエイトブログを運営する場合

有料でアフィリエイトブログを開設する場合、最も標準的なサービスの組み合わせは、以下の通りとなります。

有料のアフィリエイトブログに必要なもの

  • WordPress(0円)
  • レンタルサーバー(約1500円〜/月)
  • 独自ドメイン(約1500円〜/年)
  • ASP(0年)

有料のブログ運営では、ブログサービスの有料プランを利用するという選択肢もありますが、アフィリエイトブログの場合は、カスタマイズの自由度検索エンジン対策(SEO)の強さから、WordPressレンタルサーバーで運用するのが基本になります。

WordPressのソフトウェア本体はオープンソースなので無料で入手できますが、レンタルサーバーは月額の費用が必須で、価格はサービスによって異なりますが、通常は1500円程度のランニングコストがかかります。

もうひとつの費用が、独自ドメインです。独自ドメインはその種類によって価格が大きく変わりますが、人気のある「.com」「.jp」を取得する場合は、年間1500円程度のコストがかかります。

お名前.com」を例に、レンタルサーバーでWordPressを運営した際にかかる費用を試算してみましょう。

「お名前.com」では、レンタルサーバーの料金は月額1430円となっていますが、長期契約を結ぶと、期間の長さに応じて割引が適用されるシステムになっています。

1ヶ月の契約では月額1430円ですが、12ヶ月の契約になると1078円24ヶ月以上の契約だと月額990円と大幅に安くなります。

アフィリエイトブログでは、成果が出始めるまでに少なくとも半年以上の時間が必要で、長期契約は必須となるため、半年以上の契約を結んでおくと、費用面でお得になります。

次は独自ドメインの費用ですが、「お名前.com」で「.com」を取得した場合、1年目の費用は1円ですが、2年目以降の更新費用は1408円となっています。

ただし、「お名前.com」のレンタルサーバーを同時に契約した場合、更新費用がゼロ円になるキャンペーンがあるので、これを利用すると、独自ドメインにかかる費用はゼロ円になります。

上記の条件で「お名前.com」でアフィリエイトブログを開設した場合、毎月かかる費用は1000円前後になります。

他社のブログサービスやレンタルサーバーと比較しても、かなり安価にブログ運営が可能になりますし、ブログの環境としても、WordPressレンタルサーバー独自ドメイン三点セットが揃っているので、企業や大手のブログに技術面で差を付けられる不安はないでしょう。

ブログサービスを利用するメリット

アフィリエイトブログでは、WordPressレンタルサーバーでブログを開設するのが一般的ですが、それとは別にブログサービスの有料プランを使ってブログを開設する方法もあります。

ブログサービスには、WordPressブログにはないメリットもいくつかあります。それをまとめると以下の通りです。

1.ブログの開設が簡単

ブログサービスの利点のひとつが、ブログ制作の手軽さです。

ブログを立ち上げる際に必要な作業のほとんどをサービス側が担っているため、ユーザーは最初から完成状態のブログを使い始めることができます。

ブログサービスで必要なのは、ユーザーの初期登録初回設定のみなので、ブログの立ち上げには30分もかかりません

初回設定では、ブログのデザインの設定などを行いますが、既存のテンプレートから選択するだけなので、ほとんど手間はかからない上に、気に入らなかった場合でも、後から簡単に変更することができます。

記事の作成に関しても、HTMLの知識は一切不要で、管理画面に用意された編集機能を使って、思い通りの記事の作成が行なえます。

2.デザインの品質が高い

ブログサービスでは、ブログのデザインは用意されたテンプレートの中から選択するのが一般的ですが、テンプレートはクオリティの高いものが揃っているため、どれを選んでも不格好になる心配はありません。

デザインの素養がなくても、完成度の高いデザインを実現できるため、ビジュアルセンスに自信がないという人でも安心です。

テンプレートはカスタマイズ性に欠け、思い通りに改造する余地は多くありませんが、一定以上の品質のデザインを短時間で形にするには非常に便利です。

なお、ブログサービスのテンプレートは数に限りがあるため、同じブログサービスを利用しているユーザーの間で、デザインが同じになることはそれほど珍しくありません。これを避けるためには、提供しているテンプレートの種類が多いブログサービスを選択するといいでしょう。

3.ブログへの導線がある

WordPressにはないブログサービスの特徴のひとつが、ポータルコミュニティです。

独自のポータルやコミュニティを持っているブログサービスでは、そこからブログに一定の流入が発生することからあります。

ブログサービスのコミュニティとしてよく知られているのは、はてなブックマークで、はてなブログを含めたはてなのサービス周辺は「はてな界隈」と呼ばれることもあります。

また、AmebaブログLivedoorブログといったブログサービスの多くがポータルのページを持ち、有名人のブログや、話題になっているブログを紹介しています。

一般的なブログでは、検索エンジンSNSからのユーザーの流入がアクセスの中心となりますが、ブログサービスではコミュニティやポータルからもユーザーが訪れる点が、大きな違いとなります。

以上がブログサービスの特徴になりますが、ブログサービスは事業者によって提供しているサービスの種類ユーザーの傾向が異なるので、上に挙げた特徴が全ての事業者に全て当てはまるとは限りません。

ブログサービスを選ぶ場合には、それぞれのサービスの特徴を調べた上で選択するようにしましょう。

ブログサービスとWordPressはどこが違う?

ブログを始めるにあたって、WordPressブログサービスのどちらを選ぶべきか、迷っている人もいると思います。

WordPressとブログサービスは、ブログを作るという点に関しては同じですが、そのプロセス機能に関しては、大きな違いがあります。

ここではWordPressとブログサービスの違いについて考えてみましょう。

開設の難易度の違い

WordPressとブログサービスの違いの筆頭に挙げられるのが難易度の違いです。

WordPressはレンタルサーバーを確保してインストールする作業が必要になる上、初期状態での運用を想定した作りになっていないため、初期設定テーマプラグインの導入が必要になります。

一方、ブログサービスの場合は、ユーザーアカウントの作成のみで、初期設定もデザインテンプレートを選択するだけなので、すぐに終わります。

なお、WordPressで導入を簡単に済ませたいのであれば、「お名前.com」のような自動インストール機能に対応したレンタルサーバーを選択すれば、導入の作業が大幅に簡略化されます。

初期費用と運営費用

費用の面でも、WordPressとブログサービスには大きな違いがあります。

WordPressはソフトウェア自体は無料で提供されていますが、導入にはサーバーが必須となるため、サーバーの初期費用・維持費が発生します。

WordPressを安価に導入する方法としては、レンタルサーバーを使うのがベストで、初期費用3000円程度、月額費用1500円程度で運用できます。

ブログサービスの場合、無料プラン有料プランの2つの選択肢があります。

無料プランでは、ブログの開設に費用は一切かかりませんが、記事ページには広告が強制的に表示されます。この広告はどんな内容が表示されるかは選べず、また掲載を拒否することもできません。

さらに、一部の無料プランでは、独自ドメインが使えない、外部のアクセス解析サービスを設定できない、ブログのデータ容量に上限があるなどの制限があります。

ブログサービスの有料プランの場合、上記の制約はすべて解除されますが、月額料金を払わなければなりません。

月額料金はブログサービスによって異なりますが、300円〜1000円程度が相場となっています。

広告配置の自由度

ブログサービスでは、テンプレートを選択することで簡単にデザインを変更できますが、その代わりカスタマイズを自由に行うことができません。

特に問題になるのが、ブログ内にウェブ広告を掲載する場合で、配置できる場所があらかじめ決められていたり、そもそも配置が不可能だったりということもよくあります。

ブログサービスの無料プランだとさらに条件は厳しく、強制表示される広告が有利な場所を占めていて、その配置場所を変えることはできないので、広告展開は非常にやりにくくなります。

一方、WordPressでは、ブログ内のどこでも自由に広告を設置することができます。

特に、クリック報酬型のGoogleアドセンスでは、バナー広告の配置場所によって収益が大きく変わるため、アドセンスのパフォーマンスを追求するのであれば、WordPressの方が圧倒的に有利と言えます。

今からブログを始めるメリットは?

今からブログを始めて、得られるものがあるのか疑問に感じている人もいると思います。

ネットでの情報発信の手段としては、TwitterやFacebookなどのSNSがあるし、わざわざ手間のかかるブログを使わなくても……という考えの人は少なくないでしょう。

また、ネットには企業の運営するブログや、個人でも大手と呼ばれる大規模なブログがいくつもあるので、いまさら参入するだけ無駄なのでは……と思っている人もいるはずです。

今からブログを始めることで得られる代表的なメリットをいくつか挙げてみましょう。

広告収入を得られる

ブログの大きな魅力は、ウェブ広告によって金銭的収入を得られることです。

個人がブログで利用できる広告としては、アフィリエイトアドセンスがあり、どちらも上手く行けば数万円〜数十万円単位の収益を期待できます。

もちろん、まとまった額の収益を得られるブログはごく一部にすぎませんが、ウェブ広告は、先行投資が不要なため金銭的なリスクがほとんどありません。

失敗しても、借金を抱えたり不良在庫が発生したりする心配がないのは、ビジネスとしての大きな利点です。

新しい人間関係が広がる

ブログは新しい人間関係を築くきっかけになります。

ブログでの情報発信は自己紹介の代わりにもなるので、ブログを長く続けていると、自然と知り合いが増えていきます。

特にブログと連携してTwitterなどのSNSを利用していると、ブログの読者にフォローされることによって繋がりが増えて、コミュニケーションの機会も多くなります。

ブログは長い文章での表現を得意とするため、短文が中心のTwitteやFacebookよりも、書き手について深く理解してもらうきっかけになります。

インターネットで自分を理解してもらうことによって、深い人間関係を築きたいのであれば、ブログを起点とした情報発信が一番です。

ビジネスで使える知識が得られる

ブログの運営を通じて身につく経験知識は、他のビジネスでも役に立ちます。

特にWordPressでブログを運用している場合、HTMLCSSサーバーといった技術はもちろん、少し難易度の高いことをやろうとすると、PHPJavaScriptのスキルが求められることもあり、自然とウェブエンジニアリングの知識が深まります。

また、ブログを成功させるには、SEOによる検索エンジンでの上位進出や、SNSでの効果的な情報拡散のためのノウハウを習得しなければなりません。

さらに、ウェブ広告を運用するなら、クリック率コンバージョンの勉強も必須で、これらの経験を通じて、ウェブマーケティングの実践的な知識が身につきます。

ブログを始める動機としては、広告収入が目当てという人が少なくないと思いますが、ブログは決して「儲かること」だけが利点ではありません。

実際、長くブログを続けている人の中には、金銭的な収益以上に、ブログを運営する過程で習得した技術や、人間関係の繋がりに価値を見出している人も少なくないようです。

今人気のおすすめブログサービス10選

ここでは、ブログサービスの中でも、特に代表的なものを紹介していきます。

現在のブログサービスは、もはやブログとは呼べないほどの進化を遂げたものまで含め、実に多種多様なサービスが展開されています。

それぞれの独自性を理解した上で、使うサービスを選択しましょう。

はてなブログ

株式会社はてなが運営するブログサービスです。

数あるブログサービスの中でも、非常に独自性の高いコミュニティを持っているのが特徴で、はてなブックマークはてな匿名ダイアリーなどを含めて、これらのサービスの周辺は「はてな界隈」と呼ばれています。

はてなブログ周辺には、ディスカッションを好むネットユーザーが多数いて、SNSや匿名掲示板とはかなり毛色の違った文化が広がっています。

特に、はてなブックマークは、ユーザーが気になったウェブページを共有するソーシャルブックマークサービスですが、ネットの流行が生まれる重要な発信源のひとつであり、多くのアクセスの流入源にもなりうるサービスです。

使いやすさ ★★★★
デザイン性 ★★
コミュニティの活発さ ★★★★★
無料版の機能 ★★★

Amebaブログ

アプリゲームのヒット作をいくつも持つ株式会社サイバーエージェントが運営するブログサービスです。

Amebaブログは著名人のブログが多いことで知られていて、芸能人やスポーツ選手、アーティストなどの公式ブログが多数あります。

また、独自のコミュニケーション機能を多数搭載し、ユーザー間で親密な交流が行える点も特徴と言えます。

比較的、女性のユーザーが多く、美容、婚活、占いといったジャンルのブログが盛んです。

ブログのデザインテンプレートの種類も豊富ですが、記事内のHTMLタグの利用に制限があるなど、カスタマイズ性は低めとなっています。

使いやすさ ★★★
デザイン性 ★★★
コミュニティの活発さ ★★★★
無料版の機能 ★★

Livedoorブログ

LINE株式会社が運営しているブログサービスで、元々はライブドア社が運営していたため、現在でも社名がそのまま使われています。

日本にブログが紹介されたばかりの黎明期の頃から続く歴史の古いサービスで、初期の著名ブロガー2chまとめサイトを数多く擁しているのが特徴。ここから書籍化されたブログも少なくありません。

サービス面も充実しており、他のブログサービスが有料で提供している機能を無料化している点がポイント。

特に独自ドメインを無料で利用できる点と、ブログデータの容量が無制限な点は魅力的です。

使いやすさ ★★★
デザイン性 ★★★
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能 ★★★★★

楽天ブログ

ネットショッピングモールで有名な楽天が運営するブログサービスで、楽天市場、楽天カードなど、楽天関連のサービスとの連携が充実しています。

特に注目したいのが楽天アフィリエイトとの連携で、楽天ブログの機能の一部として組み込まれているため、両者のアカウントが共通だったり、ブログの記事作成画面で楽天アフィリエイトの商品を登録できたりと、融通が利いた仕様となっています。

ただし、楽天系以外のサービスとの相性が良いとはいえず、記事のエクスポート機能がないため他社のブログサービスへの移転が難しいほか、楽天アフィリエイト以外のASPのアフィリエイトの利用にも制限があります。

使いやすさ ★★
デザイン性 ★★★
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能 ★★

FC2ブログ

FC2.Incが運営するブログサービスです。

同社はアダルト系動画に強いFC2動画を運営していることでも知られています。

FC2ブログの特徴としては、テンプレートの豊富さで、5500種類ものパターンに対応し、HTMLコードのカスタマイズも可能。

デザインのバリエーションの豊富さにより、同じサービスを使う他のブログとの被りを心配する必要がない点が魅力です。

また、FC2動画の運営元でもあるためか、ブログのコンテンツの制約がゆるく、ほとんどのブログサービスでNGとされているアダルト系の内容も認められています。

しかしそのゆるさゆえにクリーンなイメージがあるとは言えず、会社や公人のオフィシャルサイトに利用するのには向いていません

使いやすさ ★★★
デザイン性 ★★★★
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能 ★★

WordPress.com

米国Automattic社が運営するブログサービスで、同じWordPrsesを提供するサービスでも、サーバーインストール版のWordPress.orgとは運営会社が異なります

本来サーバーにインストールしなければならないWordPressを、ウェブサービスとして利用できるのが特徴で、サーバーインストール版のWordPressと外見上は全く同じブログを構築できます。

ただし、無料プランではテーマやプラグインの利用に制約があるほか、Googleアドセンスなどの広告掲載にも制限があり、サーバーインストール版と比べると、かなり使い勝手に難があります。

使いやすさ ★★★
デザイン性 ★★
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能

Blogger

Googleが提供しているブログサービスです。

他のブログサービスとは管理画面のインタフェースが異なり、Googleの独自思想で設計されたブログであることを伺わせます。

ガジェット」と呼ばれるWordPressのプラグインに似た機能があり、ブログの設定画面で必要な機能だけをインストールすることができます。

無料で提供されていますが、強制的に表示される広告が一切ありません。また、無料で独自ドメインを利用できるなど、無料ブログにつきものの制約がないのが特徴です。

Googleのサービスだけあって、ログインにはGoogleアカウントを利用し、GoogleアドセンスやGoogleAnalyticsの導入も無料で行えますが、Google検索で上位に表示されやすくなるようなSEO効果はないようです。

使いやすさ ★★★★
デザイン性 ★★★★
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能 ★★★★

LINEブログ

スマホのメッセージアプリでおなじみのLINEが運営するブログサービスです。

他のブログサービスと異なるのが、パソコンではなくスマホからの利用を前提にしている点で、記事の投稿や編集はLINEをインストールしたスマホからのみ可能、パソコンからはブログを閲覧することしかできません

機能面でも、記事のHTMLでの編集には対応しておらず、アクセス解析機能もブログ全体のPV測定のみと、とにかく機能の簡略化を徹底し、ブログを使い慣れていない層にも不満がないような作りになっています。

LINEとの連携が可能なのも特徴で、記事を更新するとLINEのタイムラインに新着が通知されるなど、クローズドなネットワークの中での活用に最適化されたブログとなっています。

使いやすさ ★★★★
デザイン性
コミュニティの活発さ ★★
無料版の機能 ★★

note

note株式会社が運営するサービスです。

文章や画像を公開できるメディアプラットフォームで、一般的にブログとは呼ばれませんが、実質的なブログの次世代メディアとして認知されています。

noteの大きな特徴が、同じサービスのユーザーに有料記事を提供できる機能です。

記事の途中以降を有料化する、いわゆるペイウォール機能を標準で搭載し、同じnoteユーザーに対して有料記事を販売できます。

多くの記事は数百円単位で売られていて、noteユーザーであればクレジットカードの登録により簡単に決済が行えるため、ユーザー間で記事の売買が盛んに行われる一種の経済圏が形成されています。

ウェブメディアとしては、記事のHTMLでの編集が行えず、サイトのデザインも変更ができないという、ビジュアル面では一切の選択肢がない仕様となっていますが、その制約のおかげでユーザーは見た目に悩む必要がなく、コンテンツの中身だけに集中できる環境となっています。

使いやすさ ★★★★
デザイン性
コミュニティの活発さ ★★★★
無料版の機能 ★★★

Tumblr

2007年にスタートした歴史のあるサービスで、厳密にはブログとは異なりますが、ブログ的な使われ方をすることも多いためここに加えています。

Tumblrの最大の特徴が「リブログ」で、これはネットのテキスト、画像、動画などのコンテンツを引用して、自分のタイムラインに表示するというユニークな機能です。

この機能によって、Tumblrはインターネットを流れる断片的な引用の集積地となり、コンテンツによっては引用が引用を呼んで、Tumblr内で広く拡散される現象も起きています。

Tumblrはコンテンツの引用だけでなく、普通のブログのように記事を作成することも可能で、元々デザインやインタフェースに優れたサービスであることから、近年になって先進的な企業がポータルサイトを展開する事例も出てきています。

使いやすさ ★★★
デザイン性 ★★★★
コミュニティの活発さ ★★★
無料版の機能 ★★★★

まとめ

今回はブログを始める際に知っておきたい基礎知識について解説しました。

ブログを始めるときは、すぐにでも記事を書き始めたいために、簡単に扱えそうなサービスを選びがちですが、手軽に始められるブログは機能に制約があることが多く、将来的にもっと本格的なブログに乗り換えたくなったときに、 移転がままならずに袋小路に陥る……なんてことになりがちです。

ブログは大きな初期投資や維持費を必要としないので、最初から本格的なサービスを利用しても、極端に損失が膨らむことはありません。

これからブログを始めようとしている人は、将来を見据えた上で、利用するサービスをじっくり選ぶようにしましょう。

誰でも10分!WordPressブログの始め方

ブログを始めるには、ライブドアブログやはてなブログといった無料ブログを使う方法、
あるいはWordPressなどを使用する方法があります。

まだWordPressを持っていない人でも、簡単に準備できる方法を以下の記事で解説してます。
初心者でもわずか10分で始められるので、参考にしてみてください。

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【完全ガイド】誰でも10分!WordPressブログの始め方

アフィリエイトブログを始めるなら「お名前.com」

「お名前.com」は、国内No.1のドメイン登録サービス。独自ドメインと合わせて、WordPressの自動インストールに対応したレンタルサーバーも利用できます。WordPressや独自ドメインを一度も使ったことのない人でも、スムーズに始められるはず。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制作のプロ。
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