学生におすすめの副業と危ない副業を紹介!
学生がお金を稼ぐことを考える場合、まずはアルバイトという選択肢が一般的ですが、個人事業主的なビジネスとしての副業を選ぶ人も増えているようです。
社会人とは違った働き方ができる学生にとって、どんな副業を選ぶのがベストなのでしょうか。
今回は学生に向いている副業、避けるべき危ない副業について紹介します。
学生の副業で考慮すべきポイントとは?
副業とは一般的に、本業としての仕事を持っている人が、その合間に行う別の仕事のことを指しています。
そのため、本職のない学生の仕事を副業と呼ぶのは、本来の語義からはやや外れていますが、それでも学生起業ほど前のめりにビジネスにのめり込むわけではないが、アルバイトほど片手間な業務ではない、その中間の、学生の身分でもできるフリーランス的な働き方として、学生の副業という呼称はよく使われています。
学生が副業を探す場合、次のような点に注意する必要があります。
就職活動や将来の目標に役立つか
学生の副業では、目先の利益よりも将来の可能性を重視して仕事を選ぶべきです。
自分の能力を活かせる業界であるか、将来働きたい業界に繋がりがあるか、就職活動に繋がる経験になるか、などを勘案して副業を選びましょう。
特に就職活動においては、副業でのビジネス経験は、強力なアピールの材料になります。
自力でビジネスを立ち上げた経験のある学生を、企業の人事は高く評価するので、その経験を積めるような副業を選ぶことが大事です。
学業やプライベートと両立できるか
言うまでもないことですが、学生の本分は学業です。
副業にかまけて学校の勉強がおろそかになっては本末転倒、学生としての貴重な時間を無駄にすることになりますし、プライベートを投げ売って副業に打ち込むのもおすすめしません。
学生の時期にしか経験できない交友関係や趣味の時間を犠牲にすると、社会人になってからの伸びしろに影響します。
仕事に没頭するのは働きだしてからでも充分なので、学生としての学びを享受しながらできる副業を探しましょう。
アルバイト以上の収入を得られるか
アルバイトではなく副業としての働き方を選ぶなら、アルバイト以上の収入を目指しましょう。
学生のアルバイトの賃金が安いのは、責任が軽く仕事内容も限られるからで、副業の場合は個人事業主として請ける仕事が多いため、責任の重さは社会人と変わりません。
である以上は、アルバイト以上に稼げるのが当然であり、報酬が見合わない仕事は、自分で断る能力を身に着けなければなりません。
自分の能力に見合った仕事内容と対価を判断する能力を身につけることが、学生の副業では重要になります。
学生の場合は社会人よりも身軽に動けますが、ビジネスの経験がないことから、すぐに即戦力として働くのは難しいかもしれません。
また、働いた経験がないため、自分の能力がどれだけ社会で通用するかも未知数ですが、その一方で、体力面では人生の中でもっとも充実していて、多少の無理は体力に任せて押し通せる時期でもあります。
これらのメリット、デメリットを踏まえて、自分にどんな副業が合っているのかを考えましょう。
大学生におすすめの副業8選
大学生の副業の最大の強みは、時間と体力に余裕があることです。
副業の中には、長い作業時間を要するものや体力を消費するものがあり、時間と体力のある大学生は社会人よりも有利に働けることがあります。
また、プログラミングや翻訳などは、大学の学部で学んだ内容を活かせる副業で、勉強も兼ねて取り組めるのでおすすめです。
ここでは大学生におすすめの副業を紹介しましょう。
ウェブライター
ウェブライターとは、特定のテーマに対して解説や紹介記事を作成し、その対価として報酬を得る仕事です。
サービスの魅力を紹介するランディングページや、オウンドメディアなど企業が運営するサイトの記事を作成することで報酬が得られます。
ライティングスキルは求められますが、PCとインターネット回線を確保すれば、場所や時間を選ばず、自分の知識をベースに記事作成が可能です。
ウェブライターの原稿料の相場は1文字1円となっていますが、記事のボリュームによって報酬額が変化するため、時給にして数千円を稼ぐことも可能です。
ただし、作業時間は長めで、疲労も溜まりやすいため、仕事が立て込むと学業に悪影響を及ぼす可能性があります。
プログラミング
情報系の学生でプログラミング言語を扱える場合は、それを活かしてソフトウェアを開発したり、既存のプログラムを修正することで報酬を得られます。
大学生の立場のまま大規模な開発現場で働くのは困難ですが、PHPやJavaScriptといった言語を習得して、フロントエンドエンジニアとして個人でサイト開発などの仕事を請け負うのは、大学生であれば充分に可能でしょう。
また、スマホアプリ開発も副業として個人で受注できるので、SwiftやKotlinを覚えて依頼を受けたり、自分の企画でアプリを開発し収益化を目指すのもいいでしょう。
アフィリエイト
ウェブメディアで商品を紹介して、そこから購入があると紹介料を得られる仕組みがアフィリエイトです。
アフィリエイトサイトでは大量の記事を執筆して公開する必要があるため、時間と体力に余裕がある大学生には相性のいい副業と言えます。
ただし、サイトの構築、ユーザーの誘導、アフィリエイトの設定と、運用には横断的な知識が求められるため、かなりの勉強と試行錯誤が必要になるでしょう。
また、アフィリエイトサイトは、最短でも半年は運営を続けないと軌道に乗らないため、ひとつの媒体に在学期間の多くを費やすことになる点も難点ですが、成功すれば卒業後も収益を生み続ける財産になるため、チャレンジする価値はあるでしょう。
写真素材販売
ウェブメディア向けに写真を販売している画像素材サービスに写真を提供する仕事です。
画像素材として利用できそうな写真を撮影して画像素材サービスに提出、審査を通過すれば掲載され、利用者からのダウンロードが発生した分だけ収益となります。
審査では写真のクオリティが厳しく問われ、ちょっと良く撮れている程度の写真では容赦なく落とされます。
また審査を通過しても、利用者の需要がない写真はダウンロードされないため、収益化にはテーマの選定も重要になります。
撮影機材の指定はありませんが、基本的に一眼レフカメラで撮影した写真以外は審査を通過するのは難しく、本気で稼ぐなら高額なカメラやレンズを購入したり、照明やスタジオを用意するといった金銭的な投資が必要です。
翻訳
外国語が得意な大学生は、翻訳の仕事で報酬を得ることができます。
実務翻訳、出版翻訳、映像翻訳などのジャンルがあり、中には専門的な知識が必要になる場合があります。
報酬は文字単価で決まることが多く、1文字あたり4~10円程度が一般的です。
日本語のウェブライティングの標準的な報酬が1文字1円程度であることを考えると、翻訳の仕事を請け負った方が、割のいい副業になるのは間違いないでしょう。
せどり
せどりとは、ある商品を仕入れて、それを仕入れた価格より高値で販売して利益を得るビジネスで、転売とも呼ばれます。
例えば中古本を古本屋で安く仕入れて、それをネットで高値で販売すれば、差分がそのまま収益となります。
どこから仕入れてどこで売るかがポイントで、ネットから仕入れた商品をネットで売る場合、ほとんど利益を上乗せできません。
希少価値のある商品をリアル店舗から仕入れて、メルカリやヤフーオークションで販売するやり方が一般的です。
大量に仕入れる場合にはまとまった資金が必要になるほか、中古品を扱う場合は古物商許可証が必要となります。
覆面調査
覆面調査とは、覆面調査員となって各種サービスを利用し、レポートを提出して対価を得るビジネスです。
覆面調査は接客調査やミステリーショッパーとも呼ばれており、ミステリーショッパーサービスに登録することで、覆面調査の仕事を受注することができます。
例えば、飲食店の覆面調査を行う場合、客として対象のお店を訪れて実際に飲食を行い、スタッフの対応やメニューの味などの指定された項目についてレポートを作成し提出します。
外食産業や接客業に興味があり、さまざまなお店を訪れてみたい大学生には最適な副業でしょう。
一般的な報酬は一件あたり数千円程度となっています。
YouTube
子供が将来なりたい職業の上位にランクインしているYouTuberですが、YouTubeを副業にしている大学生は、近年かなり多くなっています。
特にルックスに自信があり、最先端の流行をキャッチアップできる学生にとっては、芸能人やモデルを目指すよりも人気と収益を得やすいとあって、参入が相次いでいます。
スマホ1台あれば誰でも始められますが、その分競争は激しく、強いキャラクター性や優れたアイディアがないと埋没する厳しい世界でもあります。
フォロワーを増やすには、週に2〜3本の投稿ペースを維持しなければならず、企画の発案、撮影機材の用意、撮影場所の手配、動画の編集といった作業に時間を奪われるため、大学生でもかなり時間に余裕がある人でないと継続は困難でしょう。
既に過当競争のレッドオーシャンとなっているため、成り上がるのは至難の業ですが、人気YouTuberになれれば月数十万円単位の報酬を得ることも可能です。
中学生・高校生でもできる副業5選
中学生・高校生でも副業はできますが、その場合、最大のハードルとなるのは時間の制約でしょう。
社会人や大学生と違って、平日の大半を学校で過ごさなくてはならないため、副業のために費やせる時間には大きな制約があります。
また、自宅での活動に限られる、保護者の理解を得る必要があるなど、多くのハードルがあります。
ここでは中学生・高校生でも比較的取り組みやすい副業を紹介しましょう。
ポイントサイト
ポイントサイトは、ミニゲームや広告のクリック、簡単なアンケートに回答することでポイントを集めて、現金に換金する副業です。
利用には能力や資格は求められず、余った時間に簡単にポイントを稼げるので、中学生や高校生でも取り組めます。
ただし、得られる収益は低く、月の収益は数千円程度にしかなりません。
アンケートモニター
企業のサービスに関するアンケートや商品のモニターを引き受けることで収益を得る副業で、専門のサイトに登録して募集案件に応募することで受注します。
中には若者を対象とした年齢制限のあるアンケートや、中高生向けの依頼もあるので、中学生・高校生が稼ぐには最適でしょう。
ただし、必ずしも割りのいい依頼ばかりではなく、高額な収入を得るには長期間のモニターなど中高生には難しい案件を引き受けなければなりません。
また、報酬が魅力的な案件は応募が殺到して抽選になるので、必ず仕事を受けられるとは限らない点も要注意です。
LINEスタンプ販売
LINEのスタンプを制作して販売する副業です。
LINEのスタンプはペイントソフトで作成するか、もしくは手書きのイラストを取り込んで作れるので、中高生でも充分に制作可能です。
ただし、スタンプが売れているのはランキング上位の著名なクリエイターのみで、ほとんどのクリエイターは収益を得られていません。
またスタンプの収益からアプリストアに30%、LINEに35%が分配されるため、製作者は35%しか取り分が残らないというシステムです。
道程は険しいですが、ノーリスクで始められる副業なので、イラストとマーケティングに自信がある人は挑戦してみてもいいでしょう。
フリマサイトでの販売
フリマサイトで不要品を販売して報酬を得る副業です。
スマホのカメラなどを利用して出品物の写真を撮影して、紹介文を作成した上で出品します。
出品した商品が購入されたら、後は商品を購入者に配送すれば、受け取ったタイミングで報酬を得られます。
多くのフリマサイトでは、出品手数料として販売代金から10%程度が引かれますが、それ以外に費用がかかることはありません。
紹介文や写真のクオリティによって売上が左右される傾向はありますが、比較的誰でも手軽に始められる副業となります。
子供の頃に使っていた不用品が家に残っているなら、出品してみるといいでしょう。
ライブ配信
ライブ配信とは、自分の動画を生配信してリスナーから報酬を得る副業で、最近は中高生のライブ配信者を積極的に取り込んでいるライブ配信サービスが登場しています。
ライブ配信者はライバーと呼ばれ、リスナーと雑談をしたり、カラオケのリクエストを募って歌ったりすることで、リスナーからメッセージと同時に各種ギフトがプレゼントされます。
このプレゼントは投げ銭と呼ばれ、投げ銭は換金することで報酬を得ることが可能ですが、ライブ配信には特別な機材は不要で、スマホ1台あれば行うことができます。
人気ライバーとして固定ファンを獲得すれば、投げ銭により月数万円を安定して稼げるようになります。
ただし、素顔を晒しての配信になるためトラブルに巻き込まれる可能性があり、また撤退後もインターネット上に情報が残り続ける可能性があるなど、中高生が行うにはかなりリスクの大きい副業であることを理解しておきましょう。
学生が副業を選ぶ際の注意点
学生は社会経験が少ないため、副業を始めるにあたっては危ない目に遭わないためにも、様々なことに注意する必要があります。
主な注意点として挙げられるのは次の4つです。
年齢制限がないか確認する
副業によっては年齢制限が設けられているものがあり、当然そのルールには従わなければなりません。
例えば、アフィリエイトは18歳以上でなければサービスを利用できませんし、また一部業種では20歳以上のみという制限もあるので、10代の学生は仕事を始める前に確認しておきましょう。
年齢を偽って働いていた場合、トラブルになる危険性があるので注意してください。
SNSでの副業の勧誘に注意する
TwitterなどのSNSには、副業ブームを利用して騙そうとする危険な悪徳業者が現れるので注意しましょう。
「簡単に儲かる」といった甘い言葉で副業を紹介し、いざ始める段になると、初期投資として教材や機材が必要になると言い出して、高い費用で購入させられるトラブルが実際に起きています。
当たり前のことですが、簡単に儲かるような副業は存在しないし、高額な初期投資が必要になる仕事はリスクが高すぎて副業として成立しません。
こういった怪しい儲け話には、最初から乗らないようにしましょう。
すぐに稼げなくても焦らずに続ける
どのような副業であっても、安定した収益を得られるようになるには、その業務に習熟するための時間が必要になります。
せっかく副業を始めても、なかなか収益に繋がらず諦めてしまう人は少なくありませんが、新しい仕事を成功に導くには、一定期間、我慢することも大事です。
もちろん、可能性がないビジネスに見切りを付ける判断は重要ですが、移り気にあちこちに手を付けた挙げ句、ひとつもモノにならない学生は多いので、まずはひとつの仕事にじっくりと腰を据えて取り組んでみましょう。
確定申告が必要になる場合がある
学生であっても税金は払う必要があり、副業での所得が20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。
所得とは、副業の報酬として得た収入から経費を引いた後に残った利益のことで、その金額が20万円を超える場合には納税の義務があります。
確定申告のやり方は、税務署に行けば職員が丁寧に教えてくれるので、所得が20万円を超えた場合は、確定申告の時期になる前に、近くの税務署に相談に行ってみるといいでしょう。
まとめ
今回は学生向けに、おすすめの副業と注意が必要になる危ない副業について解説しました。
副業といえば、会社員が本業の合間に行うものとされていますが、学生に向いている副業は実はたくさん存在します。
副業は単に収入を得られるだけでなく、将来の就職に向けての貴重な経験を積める点が、学生にとっては一番のメリットとなるでしょう。
今回紹介した一覧を参考にしながら、学生としての立場を活かせる最適な副業を見つけてください。
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