副業におすすめのクラウドソーシングサイト15選
働き方の多様化が進んだことで、クラウドソーシングを使って副業を始める人も増えてきました。
とはいえ「副業を始めるにあたって、どのクラウドソーシングサイトを使えばいいの?」と、疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、副業におすすめのクラウドソーシングサイトをカテゴリ別に解説していきます。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、「crowd(群衆)」と「sourcing(業務委託)」を組み合わせた造語で、企業や個人事業主がインターネット経由で不特定多数の人に業務を委託することを言います。
クラウドソーシングでは、仕事の契約・依頼・納品・支払などの手続きをすべてインターネット上で完結させることが可能です。
そのため直接クライアントとユーザーが顔を合わせる必要がなく、時間や場所に制限されることも少ないのが特長です。
またクラウドソーシングをするために、クライアントとユーザーをマッチングさせるためのプラットフォームを「クラウドソーシングサイト」と呼びます。
クラウドソーシングサイトには、以下のように大きく2種類に分けられます。
- 総合型
- ジャンル特化型
総合型では、幅広い仕事を受注できるため、副業初心者からプロのフリーランスまで、個々のスキルに合わせた仕事選びが可能です。
ジャンル特化型は、ある分野に特化した仕事が提供されていて、すでに仕事の分野が特定している場合には、自分のスキルを活かせる希望の案件が見つかりやすくなります。
副業初心者におすすめの総合型クラウドソーシングサイト4選
ここからは、副業初心者におすすめの総合型クラウドソーシングサイトを紹介します。今回取り上げるのは、以下のとおりです。
各サービスについて詳しく見ていきましょう。
クラウドワークス
「クラウドワークス」は、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
2022年5月末時点で、全国78万社が利用しており、480万人のユーザー数を誇っています。
システムやアプリ開発、ライティング、ウェブ制作など、200種類以上の仕事カテゴリーがあり案件数が豊富なのが特徴です。
スキル不要で可能なタスクからプロ向けの案件まで、さまざまなレベルに対応しています。
【クラウドワークスの特徴】
- ランサーズよりも利用者・企業が多く、案件数も豊富
- スキルがない副業未経験者でも参入しやすい
- 初心者でも使いやすい画面設計になっている
ランサーズ
「ランサーズ」は、クラウドワークス同様、業界最大手のクラウドソーシングサイトです。
2022年5月末時点で、大手企業からベンチャーまで、全国35万社以上が利用しています。
350種類以上の仕事カテゴリがあるため、副業初心者でも自分に合う案件を見つけられるでしょう。
ランサーズでは、活動実績に応じて付与されるランク制度や、活動状況やクライアントからの注目度を把握できるアナリティクス機能があります。
【ランサーズの特徴】
- クラウドワークスよりも単価が高い傾向がある
- 24時間365日オンラインサポート窓口の開設などサポート体制が充実
- ココナラのように自分のスキルを商品化できる新機能が登場
ココナラ
「ココナラ」は、自分のスキルや経験、知識を売り買いできるクラウドソーシングサイトです。
2021年11月時点で、ユーザー数262万人を突破しています。
ココナラの最大の特徴は、ビジネス相談や電話占い、カウンセリングなど、自分の得意を活かして出品できる点です。
販売価格は500円から5000円までとなっており、好きな価格に設定できます。
【ココナラの特徴】
- クラウドワークスやランサーズと異なり、趣味特技を活かして出品できる
- 需要があれば初心者でも稼ぎやすい
- 悩みや恋愛相談、イラストやマンガなどが人気ジャンル
シュフティ
「シュフティ」は、主婦向け在宅ワークの求人情報が多数掲載されるクラウドソーシングサイトです。
2020年4月時点で、約42万人の在宅ワーカーが登録しています。
シュフティは、事務作業やデータ入力、ライティングなどの在宅で可能な仕事が多いのが特徴です。
また、1日10分程度で可能な仕事もあるため、無理なく副業を続けられます。
【シュフティの特徴】
- 主婦向けとはいえ、男性も利用できる
- 1日10分程度の仕事も多数あるため、副業初心者でも始めやすい
- システム手数料が他のクラウドソーシングサイトよりも安い(報酬額の10%)
ウェブ・IT系の副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイト3選
ここからは、ウェブ・IT系の副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイトを紹介します。
今回取り上げるのは、以下のとおりです。
- クラウドテック
- Workship(ワークシップ)
- Bizseek(ビズシーク)
クラウドテック
「クラウドテック」は、ITエンジニアやウェブデザイナーに特化したクラウドソーシングサイトです。
株式会社クラウドワークスが運営しており、2022年5月時点で登録社数は72万社となっています。
複数の案件を掛け持ちできるように、週2〜4日から働ける案件も揃っています。
また88%の方がリモートワーク案件で稼働しています。
【クラウドテックの特徴】
- 契約前には三者面談を行う
- リモートワークの案件が豊富
- 専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる
Workship(ワークシップ)
「Workship(ワークシップ)」は、エンジニアやデザイナー、マーケターなどデジタル業界に特化したクラウドソーシングサイトです。
ITスキルを専門にするユーザー向けとなっていて、600以上の企業プロジェクト案件から応募できます。
また、週1〜3日、リモート、土日など、柔軟な働き方ができる案件を中心に掲載しています。
【ワークシップの特徴】
- 案件成約時に10,000円のお祝い金が贈呈される
- 賠償責任保険の無料自動付与、会員制優待サービスがある
- 自分の働き方に合った企業と、最短即日でマッチングできる
Bizseek(ビズシーク)
「Bizseek(ビズシーク)」は、手数料業界最安値のクラウドソーシングサイトです。
主にシステムアプリ開発やウェブデザイン、簡単な事務作業などを取り扱っています。
他のクラウドソーシングサイトに比べると案件数が少ない傾向がありますが、その反面、ユーザー数も少ないため選考を通りやすいメリットもあります。
【ビズシークの特徴】
- システム手数料が比較的安い
- 他のサービスよりも手取りが大きくなりやすい
- 他サイトにはない案件が掲載されている
ライティングの副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイト3選
次にライティングの副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイトを紹介します。
今回取り上げるのは、以下のとおりです。
- サグーワークス
- Shinobiライティング
- ライターステーション
サグーワークス
「サグーワークス」は、記事作成特化型のクラウドソーシングサイトです。
2022年5月末時点で、発注企業数累計3800社、総ライター数は約29万人となっています。
サグーワークスは、獲得ポイントに応じてランキングがあり、上位に入賞するとボーナスポイントを獲得できます。
また、プラチナライターになると文字単価が高くなり、限定案件でも稼げるようになります。
【サグーワークスの特徴】
- 独自のテストに合格するとプラチナライターになれる
- 他サイトと異なり、クライアントとの交渉を代行してくれる
- 仕事の報酬に対する手数料を取られない
Shinobiライティング
「Shinobiライティング」は、ライティング案件専門のクラウドソーシングサイトです。
2018年9月時点で、累計記事数が525万以上、登録ライター数が約50万人以上となっています。
特徴的なのは、ライティング専用のエディタが用意されていることで、誤字脱字やコピペチェックを効率化できるため、ライティング作業が捗るでしょう。
【Shinobiライティングの特徴】
- 専用エディタで誤字脱字、過去記事の再利用を確認できる
- 報酬はポイント受け取り(ポイントはギフトカードへの交換や換金が可能)
- 細かい検索条件で希望の案件を見つけやすい
ライターステーション
「ライターステーション」は、在宅ワークのライティング特化型クラウドソーシングサイトです。
医療や健康系、美容系(化粧品やコスメ、サプリなど)などを中心に扱っています。
特筆すべきは、利用するにあたって、簡単な課題文を提出して合格する必要があることです。
また、1案件あたりの文字量が多いため、副業中級者以上におすすめです。
【ライターステーションの特徴】
- 文字単価の低い搾取案件が少ない
- 他のクラウドソーシングサイトのように手数料が取られない
- 編集者が一人ひとりにあったフィードバックをしてくれる
イラスト・デザインの副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイト2選
続いてイラストやデザインの副業におすすめの特化型クラウドソーシングサイトを紹介します。
今回取り上げるのは、以下のとおりです。
- SKIMA(スキマ)
- つなぐ
SKIMA(スキマ)
「SKIMA(スキマ)」は、イラスト制作に特化したクラウドソーシングサイトです。
デザインや文章、占いなどのサービスも扱っていますが、イラストの取引が圧倒的に多いです。
ココナラのイラスト特化版のイメージで、自分の描いたオリジナル作品を出品できます。
ビジネス向けというよりも、若者やサブカル系の傾向が強いサイトになっています。
【SKIMAの特徴】
- 自分の作品を気に入ってくれた人が購入する仕組み
- クライアントに提案し、採用されたら取引が開始するプロジェクト方式もある
- 取引成立時に商品価格に対して11~22%の販売手数料がかかる
つなぐ
「つなぐ」は、2021年5月に開始された新しいクラウドソーシングサイトです。
イラスト制作やデザイン制作、ライティングなどが人気カテゴリーになっています。
未払い・未納などのトラブルを回避し、クリエイターに優しいプラットフォームを目指しています。
オープンしたばかりなので、募集案件はまだ少ないですが、今後の発展に期待です。
【つなぐの特徴】
- サービス手数料が一律5.5%と、格安なのが特徴的
- まだ案件は少なめだが、ライバルが少ないメリットもある
副業にクラウドソーシングサイトを利用するメリット・デメリット
最後に副業にクラウドソーシングサイトを利用することのメリット・デメリットを解説します。
メリット
代表的なメリットは、以下のとおりです。
- 仕事を選ぶことができる
- トラブルを運営者側にサポートしてもらえる
- 契約までスムーズに進められる など
クラウドソーシングサイトでは多くの案件が掲載されているため、自分が希望する案件に応募できます(ただし希望する案件に、毎回必ず通るとは限りません)。
また、企業と個人が直接契約するとなると、仕事を開始するまでに時間がかかり、トラブルが起こっても自分一人で解決しなければなりませんが、クラウドソーシングサイトを使えば、それらの問題を回避できます。
デメリット
反対に代表的なデメリットは、以下のとおりです。
- 手数料を取られる
- コミュニケーションが困難な場合がある
- 応募数が多いと仕事を受注できない場合もある
多くのクラウドソーシングサイトでは、システム利用料や手数料を取られますが、これは安全に利用するには致し方ない部分だと思われます。
また基本的にテキストによるコミュニケーションになるため、相性が悪いとコミュニケーションが困難なケースもあります。
ほかにも人気があったり応募数が多かったりすると、副業初心者は仕事を受注するのが困難な場合もあります。
副業初心者の方は、簡単な案件から始めて、まずは実績と信頼を積み上げていきましょう。
まとめ
今回は、副業におすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しました。
現在多くのクラウドソーシングサイトがあり、それぞれに特徴があります。
そのため自分の始める副業に合わせて、クラウドソーシングサイトを比較検討してみてください。
また副業初心者は、クラウドソーシングサイトを1つに絞るのではなく、いくつか使ってみるのも良いでしょう。
本記事を参考にしながら、自分に最適なクラウドソーシングサイトを見つけてみてください。
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