【FX自動売買】MT4を24時間安定稼働させるVPS比較!おすすめ3選と選び方

FXトレーダーにとって、MT4(MetaTrader 4)を用いた自動売買は非常に魅力的な選択肢です。しかし、MT4を効率的かつ安定して運用するには、通常のパソコンでは限界があります。
そこで重要になるのが、FX専用VPS(仮想プライベートサーバー)の導入です。
この記事では、MT4の自動売買を24時間ノンストップで支えるVPSの選び方から、特におすすめのサービス3選を徹底解説します。
安定した自動売買環境を構築し、収益機会を最大化するための参考にしてください。
MT4(MetaTrader 4)を使った自動売買取引とは

MT4(Meta Trader4)は、世界中のFXトレーダーに愛用される自動売買プラットフォームです。
FXは通貨ペアの売買による為替差益を狙う取引ですが、MT4は「EA(Expert Advisor)」と呼ばれる独自のプログラム(売買ロジック)に基づき、この売買プロセスを完全に自動化できます。
特に魅力的なのはその柔軟性で、自身で開発したオリジナルロジックはもちろん、公開されている様々なEAを導入して戦略を実行することも可能です。
MT4自体は対応するFX口座を開設すれば無料で利用できますが、自動売買を安定して継続するには「24時間PCを稼働させ続ける」という条件があります。
個人のPCでこれを実現するのは、電気代、PCへの負荷、停電リスク、そしてPCのメンテナンス・セキュリティ管理など、多くの課題を伴います。
そこで活躍するのが「FX専用VPS」です。VPSは仮想のWindowsデスクトップ環境を提供し、そこでMT4を24時間365日稼働させることが可能になります。
これにより、自宅PCの電源を切っても、停電やネットワーク切断の心配なくEAが取引を継続。
さらに、スマートフォンからでもVPSにアクセスしてMT4を遠隔操作できるため、いつでもどこでもトレード状況を確認・管理できます。安定稼働、コスト効率、そして利便性を考慮すると、MT4の自動売買にはVPSの活用が不可欠と言えるでしょう。
FXでMT4を活用するメリット・デメリット

MT4をFX取引に導入するメリット・デメリットをまとめました。
FXでMT4を活用するメリット
MT4をFX取引に導入する最大のメリットは、独自の売買ロジックに基づく「24時間無人取引」が実現することです。
FX市場は平日24時間稼働しており、人間の手動取引では全ての取引機会を捉えるのは困難です。
MT4の自動売買(EA)を利用すれば、睡眠中や仕事中でもシステムが自動でトレードを行うため、感情に左右されない客観的な取引が可能となり、機械的な判断で安定した収益を目指せます。
また、VPSと組み合わせることで、外出先からスマホ一つでEAの稼働状況を確認・管理できるため、裁量取引の補助としても非常に有効です。
FXでMT4を活用するデメリット
MT4自体の導入に大きなデメリットはありませんが、安定した自動売買環境を構築する上で「VPSの利用料」が発生する点が唯一の課題と言えるでしょう。
MT4は無料で利用可能ですが、VPSサービスには月額2,000円程度の費用がかかります。また、一部のVPSではMT4のインストールが標準で含まれていない場合があり、その際はご自身で設定を行う手間が生じる可能性も考慮が必要です。
MT4用VPSを選ぶ際のチェックポイント

次に、MT4の運用に最適なVPSを選ぶための重要なチェックポイントを4つご紹介します。
1. 安定性と信頼性
FX自動売買において最も重要なのが「安定性と信頼性」です。VPSが24時間365日稼働し続けるためには、サービス提供会社のシステム監視体制が不可欠です。
専門技術者によるサーバーの保守・管理が徹底されているか、障害発生時の対応フローは明確かなどを確認しましょう。
データセンターの運用実績が長く、稼働率の高さが明記されているサービスは、それだけ信頼性が高いと言えます。
万が一のトラブルでEAが停止すれば、機会損失だけでなく大きな損失につながる可能性もあるため、この点は特に慎重に選ぶべきポイントです。
2. コストパフォーマンス
VPSを選ぶ上で、やはり「コストパフォーマンス」は無視できません。月額料金はサービスやプランによって大きく異なりますが、単純な価格だけでなく、提供されるスペックとのバランスを考慮することが重要です。
複数のMT4(EA)を同時に稼働させる予定がある場合、最安プランではメモリ不足に陥る可能性があります。
将来的な運用計画も踏まえ、必要なスペックを過不足なく満たすプランを見極めましょう。安さだけを追求しすぎると、かえってトラブルの原因となることもあります。
3. サーバースペック
MT4の安定稼働には「サーバースペック」が直接影響します。特に重要なのは「メモリ容量」と「CPU性能」です。
MT4は同時に動かすEAの数に比例してメモリを消費し、複雑な処理を行うEAには高いCPU性能が求められます。
一般的に、MT4を1?2個稼働させるなら2GB、3?5個なら3?4GBのメモリが目安となります。SSD容量も重要ですが、MT4運用ではメモリとCPUがボトルネックになりがちです。
ご自身のEA数や取引戦略に合わせて、最適なスペックのプランを選びましょう。
4. 充実したサポート体制
VPSやMT4の操作に不慣れな初心者の方にとって、「充実したサポート体制」は非常に重要です。初期設定やトラブル発生時など、困ったときに電話やチャット、メールで迅速に対応してくれるサービスを選びましょう。特に、
FX専用VPSを謳っているサービスは、MT4に関する知識が豊富なサポートスタッフが常駐している場合が多く、安心して利用できます。契約前にサポートの対応時間や内容を確認しておくことをおすすめします。
MT4に適したVPSサービス3選

ここではMT4の24時間稼働に最適なVPSサービスを3つご紹介します。
お名前.comデスクトップクラウド
「お名前.comデスクトップクラウド」の特徴は、そのコスパの高さです。
メモリ容量・CPUのコア数を基準に見ると「お名前.comデスクトップクラウド」は圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
また、24時間365日の電話&チャットサポートがついてくるので、これからVPSを契約してMT4で自動売買を始めたい方にもおすすめです。
価格の安さにも関わらずストレージにはしっかりとSSDが搭載されているのも嬉しいポイントです。
ConoHa for Windows Server
「ConoHa for Windows Server」は他社のVPSサービスと比較したときに、メモリ容量・CPUコア数を基準に見るとまずまずのコスパです。
プランの選択肢の幅が広く、最上位のプランでメモリ容量が64GB、CPUが24コア使用することができます。
MT4は1コアしか使用しない為、上位プランはMT5の利用に効果的です。
「お名前.com」と同じく、「ConoHa for Windows Server」も初期費用が無料です。
低スペックから上級者向けのスペックまで、あらゆる運用方針に対応したプランが豊富に用意されています。
ABLENET VPS
「ABELENET VPS」が提供しているMT4/MT5用Windowsプランは、他のMT4用VPSサービスと同じく、Windows Serverがインストール済みですぐに環境構築を始められます。
ABLENETでは10日間のお試しが可能でVPSを初めて使用する方に最適です。
稼働率が99.99%と、VPSサービスにとって必須の安定性に優れているのも魅力で、チャットでのサポートも受けられます。
WindowsだけではなくCentOSなどの多彩なOSで自由に環境を構築できるプランも用意されているので、より幅広い用途に応えます。
お名前.comのFX専用VPSの申し込み手順

お名前.comのFX専用VPSへの申し込み手順をまとめます。

お名前.comのFX専用VPS公式ページを開き、「今すぐ申し込む」ボタンをクリックして下さい。

プラン一覧が表示されるので、利用したいプランを選択しましょう。

1か月、3か月払いの中からお支払い期間を選択しましょう。
高負荷通知サービスの申し込み有無を選択しましょう。
高負荷通知サービスとは:MT4/MT5の稼働プロセスを監視し異常があった場合、リアルタイムに通知を受け取ることができるサービスです。

「お名前.com」にユーザー登録もしくはログインを行い、決済方法を選択しましょう。

まとめ
本記事では、MT4を用いたFX自動売買を成功させるためのVPS選びと、おすすめサービス3選を詳しくご紹介しました。
自動売買において、VPSは単なるコストではなく、安定した収益を支える「インフラ」です。特にFX取引は常にリスクを伴うため、サーバーが原因でEAが停止するような事態は避けなければなりません。
各サービスの特徴を比較検討し、ご自身の自動売買戦略に最適なメモリ容量、CPU性能、そして安定性とサポート体制が整ったVPSを選びましょう。
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