ドメインに数字を入れるのはあり?数字のみドメインの問題や迷惑メール対策を解説

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多くのドメインは英字で構成されていますが、そこに数字をどう組み込むかに悩む方は少なくないと思います。

数字を含んだドメインがSEOなどで不利になることは特にありませんが、冒頭が数字のドメインや、数字だけで構成されたドメインが避けられがちなのには理由があります。
また、数字だけのアドレスから迷惑メールが送られてきていて、ランダムな数字の組み合わせによるドメインからのメールだけを受信拒否する設定が難しくて困っている人もいるでしょう。

今回の記事では、数字を含めたドメインについて詳しく解説します。

ドメインに数字を含めるのはあり?それともなし?

ドメインの中に数字を含めることができるのかどうか、知りたいという方はいないでしょうか。

ドメインには英数字ドメイン名日本語ドメイン名があり、英数字ドメイン名で使える文字は、半角英数字(A~Z、0~9)と半角のハイフン(-)で3文字以上63文字以下、日本語ドメイン名では全角ひらがな・カタカナ・漢字と半角英数字(A~Z、0~9)、半角のハイフンなどの記号で、1文字以上15文字以下となっています。

このようにドメインは、その文字列に数字を含めることができるようになっていて、数字から始まるドメインや、数字だけで構成されたドメインを作ることも可能です。
しかし、そういったドメインを実際に見かける機会は少ないことに、気づいている方も多いでしょう。

数字のみのドメインが避けられる理由は?

数字から始めるドメインや、数字だけで構成されたドメインが避けられているのはなぜでしょうか。
その理由のひとつは、数字のドメインが認められるようになった経緯にあると考えられます。

インターネットの仕様や運用の規則をまとめた「RFC」(Request for Comments)という文書がありますが、ウェブの黎明期である1985年に策定された「RFC952」では、当時のネットワークのドメインの命名について、「The first character must be an alpha character」(最初の文字はアルファベットでなくてはならない)という記述がありました。

この制限は1989年に策定された「RFC1123」で緩和され、「Allow host name to begin with digit」(数字で始まるホスト名を認める)という記述が追加されています。

結局、数字のドメインはありなのか

現在のドメインには、先頭に数字を使えないといった制限は一切ありません。

しかしRFCの経緯からか、万全を期すのであれば、独自ドメインの冒頭に数字を使わない、数字だけで構成された独自ドメインを利用しないという習慣が定着し、それは今もなお継続しています。
とはいえ、数字で構成されたドメインは実際に運用されており、先頭が数字から始まるドメインも実在しますが、それが原因でトラブルが起きることはなく、アクセス数に影響を与えてもいません。

メールマガジンなどのメール系のメディアを運用する場合には、迷惑メールと混同されやすいという理由(詳しくは後述)から、数字のドメインはおすすめできませんが、ウェブサイトやウェブサービスのアドレスとして利用する分には何ら問題ないというのが、結論となります。

数字が含まれたドメインの具体例

数字が含まれたドメイン名は、見かける機会は少ないですが前例がないわけではありません。
中には、知名度のあるサイトで数字を含んだドメインが使われている事例も存在します。

ここでは、数字を含めたドメインが実際にどのように使われているのか、有名サイトを例に挙げながら見ていきましょう。

数字だけで構成されたドメイン

最初から最後まで数字だけで構成されたドメインは、めったに見かけることはありませんが、有名なサイトで使われている例がいくつか存在します。

例えば、ニッポン放送の公式サイトのドメインは「1242.com」で、これは同局のラジオ放送の周波数をそのままドメインにしたものです。

また糸井重里氏が手掛ける、「ほぼ日手帳」で有名なウェブメディア「ほぼ日」のドメインも、「1101.com」という数字だけの構成で、これは糸井(1・10・1)の語呂合わせとなっています。

一部が数字のドメイン

ドメインの一部に数字が使われているサイトも存在します。

もっとも有名なのは、日本最大の匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」のドメイン「2ch.net」で、これはドメインの先頭が数字から始まるパターンとなっています。
2ちゃんねるは現在は「5ちゃんねる」と名前を変えていますが、そのドメインもやはり「5ch.net」と数字から始まるドメインが使われています。

また、意外なところでは、アート引越センターの公式サイトのドメインでも「the0123.com」というように数字が使われています。
アート引越センターは「0123」という数字の組み合わせをコーポレートロゴにしていますが、これは1970年代に職業別電話帳で各営業所の電話番号を見つけやすいように、電話番号の下4桁を「0123」で統一したのが由来です。
それ以来、「0123」は同社を象徴する数字となり、会社のドメインにもこの数字が使われています。

数字が含まれたドメイン名のアクセス数への影響

数字が含まれたドメインは、それが原因でネットワークやソフトウェアの運用でのトラブルを引き起こすことは、基本的にはありません。
その一方で、ドメインに数字を含めることの実利的な影響、具体的にはアクセス数がどう影響を受けるのか気になっている方もいると思います。

ここでは、数字が含まれたドメインが、サイトの主要なアクセス源となる検索エンジン・SNS・メールマガジンにどのような影響があるのかについて解説します。

検索エンジン

ウェブサイトへのユーザーの最大の流入源といえば検索エンジンですが、検索エンジンへの最適化(SEO)において、ドメインの種別や文字数が無関係なのはよく知られています。

それはドメインに含まれる数字に関しても同様で、数字があろうとなかろうと検索順位には全く影響がありません。
数字で構成されたドメインであっても、文字列の独自ドメインと同様に、検索エンジンはページの内容だけを基準に検索順を決定するため、ドメインの数字を気にする必要はまったくないでしょう。

SNS

X(旧Twiter)やFacebookからのユーザーの流入に関しても、数字のドメインによる影響はありません。

SNSにウェブページのアドレスを貼り付けると、OGP( Open Graph Protcol)により、ページのサムネイルやタイトルがカード状に表示されます。
そのためSNSでは、そもそもウェブページのアドレスがユーザーの視界に入る機会が少ないため、そのウェブページのドメインが数字で構成されていたとしても、気にする人はほとんどいないでしょう。

メールマガジン

数字を含めたドメインの利用でもっとも悪影響が懸念されるのが、メールマガジンの配信用のメールアドレスに利用する場合です。

理由としては、ドメインに数字が含まれたメールアドレスは迷惑(スパム)メールで利用されることがよくあり、そのため数字が含まれたドメインから届くメールの受信を拒否する設定にしているユーザーが少なからずいるためです。
また上記の理由から、数字が含まれたドメイン自体を疑わしく感じているユーザーもいて、それを理由にメールマガジンへの登録に躊躇するケースも考えられます。

メールアドレスとして利用する場合、数字を含んだドメイン名はデメリットになりうることは知っておくべきでしょう。

数字で構成されたドメインから迷惑メールが届く場合は?

前章で触れた通り、数字で構成されたドメインが迷惑メールの送信に使われるケースは少なくありません。

特に多いのが、ドメイン部分が「@1234.com」や「@0987.com」といったランダムな文字列で構成されているパターンです。
こういったドメインが迷惑メールによく使われるのは、受信拒否の設定が難しいためです。

例えば「@1234.com」というドメインからのメールを受信拒否したい場合、「1234」を条件にすると数字がひとつ変わるだけで無効になりますし、一部の「12」や「23」を指定しても、数字の組み合わせがズレただけでブロックの対象ではなくなります。
かといって、考えうる数字の組み合わせをすべて登録しようとすれば、当然設定の数は膨大になるでしょう。

あらゆる数字の組み合わせがヒットするような条件は、どうやって指定すればいいのか、見当もつかないという方が多いと思います。

この章では、数字で構成されたドメインのメールアドレスから迷惑メールが届いて困っている方のために、ランダムな数字のドメインを漏れなく捕捉する、2つの設定方法を解説しましょう。

①アットマークと1〜9で条件を指定する

数字だけで構成されたドメインからの迷惑メールを確実に捕捉する設定として有効なのが、@と数字の組み合わせで条件を作成する方法です。

「@1」「@2」「@3」……というように@と1から9までの数字の組み合わせの設定を9つ作成し、それらをドメインに含んだメールアドレスの受信を拒否する設定にしましょう。

この方法であれば、ドメインの先頭部分が数字になっているメールアドレスは全て該当するため、ランダムな数字の組み合わせでドメインが構成されていても、確実に排除の対象にできます。

②4桁の数字が該当する正規表現を作成

もうひとつは、正規表現を使って指定した桁数の数字が該当する設定を作成する方法です。

正規表現とは、様々な文字列が当てはまるルールを作成する記法で特定のパターンの正規表現を作成すると、それに該当する文字列を抽出したり、逆に除外するといった操作ができます。

正規表現を利用して、4桁の数字で構成されたドメインをヒットさせたい場合、次のように記述します。

*@[0-9][0-9][0-9][0-9].com

この正規表現は、@の前に文字列が存在し、0から9までの数字の4つの組み合わせ(4桁)で、なおかつトップレベルドメインが「.com」、という条件を示してします。
メールソフトが正規表現に対応しているなら、この記述を受信拒否のアドレスに設定することで、条件を満たしているメールを自動的に全て排除できます。

正規表現は難易度が高く、初心者が習得するのは難しいですが、日本語で条件を入力することで自動的に作成してくれるサービスがあるほか、ChatGPTなどの生成AIを使っても出力させることができます。

正規表現は拡張性が高く、複雑な条件を追加して該当する対象を広げることもできるので、高度な迷惑メール対策を行いたい場合には、ぜひ使い方を習得しておきましょう。

まとめ

今回は、ドメインに数字を含めることの是非や、数字で構成されたドメインのメールアドレスから迷惑メールが届く場合の対処法について解説しました。

基本的にドメインは、どのような文字列・数字を利用しても、検索エンジンやSNSからの流入には影響がありません。

そのため、ドメインに数字を含めてもサイトのパフォーマンスへの悪影響は一切ありませんが、そのドメインをメールアドレスとして運用する場合、特にメールマガジンで大多数への送信に利用する場合には、迷惑メールのアドレスと混同されやすいため、登録を避けられたり、受信拒否の対象になりやすいというデメリットが存在します。

数字の含まれたドメインを使いたい場合には、その一点だけに注意して、あとは好みの文字列・数字を組み合わせて利用すると良いでしょう。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制のプロ。
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