小規模事業者持続化補助金 一人親方も対象?条件を解説

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小規模事業者持続化補助金は、一人親方・フリーランス・個人事業主でも従業員数などの条件を満たせば対象になります。法人だけの制度ではありません。

本記事では、持続化補助金 個人事業主 条件として何を満たせばよいか、一人親方・フリーランスそれぞれの立場での適用可否、補助上限額・補助率、そしてホームページ制作費が対象経費に含まれるかまでを具体的に整理します。

  • 個人事業主・フリーランス・一人親方は対象になり得る — 従業員数の要件を満たし、開業届を提出していれば申請可能
  • 対象条件の核は「従業員数」と「開業済みかどうか」 — 商業・サービス業は5人以下、製造業等は20人以下
  • 補助上限は50万円、特例併用で最大250万円 — 補助率は2/3(赤字事業者は3/4)
  • ホームページ制作費も対象経費に含められる — 単独申請はできず他の経費と組み合わせが必要
  • 開業後のホームページ整備に使える選択肢の一つ — お名前.comのAIホームページパックなど

小規模事業者持続化補助金は個人事業主でも使える?

はい、個人事業主も従業員数などの条件を満たせば申請できます。

持続化補助金個人事業主の申請は珍しくなく、実際の採択者にも個人事業主が多数含まれています。制度上、法人か個人事業主かで対象・非対象が分かれる仕組みにはなっていません。

小規模事業者持続化補助金 個人事業主の対象条件は、開業届を提出して事業を営んでいること、そして従業員数が業種別の上限以下であることの2点が中心です。

逆に、これから開業する予定でまだ開業届を出していない段階では、原則この一般型の対象にはなりません。創業からまもない場合は「創業型」という別枠が用意されているので、そちらを検討します。開業の具体的な手続きは

合わせて読みたい

起業 個人事業主の開業手順|開業届・屋号・税金ガイド

で解説しています。

  • 小規模事業者持続化補助金は、開業届を提出した個人事業主・フリーランスも申請可能
  • 申請時点で開業していることが前提で、これから開業する場合は対象外(創業型を検討)

中小企業庁「小規模事業者持続化補助金」関連情報

フリーランスも対象になる?

開業届を出して個人事業主として活動しているフリーランスは対象になります。

小規模事業者持続化補助金 フリーランスという検索が多い背景には、「業務委託で働く自分も使えるのか」という疑問があります。答えは、税務署に開業届を提出し、個人事業主として事業を営んでいれば対象になり得るというものです。

逆に、開業届を出さず単発の業務委託だけで収入を得ている段階では、事業性の説明や証明が難しく、申請の準備自体が整わないケースがあります。フリーランスとして本格的に申請を検討するなら、まず開業届の提出状況を確認することが第一歩です。

一人親方は対象になる?

建設業などの一人親方も、個人事業主として開業していれば対象になります。

持続化補助金 一人親方の対象可否は、「一人親方=個人事業主」という前提が成立しているかどうかで決まります。一人親方は多くの場合、従業員を雇わずに個人事業主として活動しているため、従業員数の要件(商業・サービス業5人以下等)は自動的に満たしやすい立場です。

小規模事業者持続化補助金 一人親方の場合、販路開拓や業務効率化に該当する取組であることが求められます。例えば、直接受注を増やすためのホームページ整備や、名刺・チラシといった広報物の作成は対象経費に含められる代表例です。

一方で、すでに法人化している一人親方(いわゆる一人社長)は、個人事業主向けの説明とは別に、法人としての要件確認が必要になる点には注意してください。

  • ※ 一人親方であっても、企業組合・協業組合を除く協同組合等に加入している場合は対象外となります。建設業の一人親方は組合に所属しているケースがあるため、申請前に加入状況を確認してください。なお、事業主本人や生計を一にする親族の従業員は、従業員数の上限を数える際にカウントされません。

対象になるための条件は?従業員数と開業の要件

従業員数の上限を超えないこと、開業済みであることが持続化補助金 個人事業主 条件の中心です。

業種 従業員数の上限
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く) 5人以下
製造業その他・宿泊業・娯楽業 20人以下

個人事業主・フリーランス・一人親方は、従業員を雇っていない、または少人数であることが多いため、この従業員数の要件自体は満たしやすい立場です。事業主本人や、生計を一にする親族の従業員(家族従業員)は、この従業員数の上限を数える際にカウントされないため、家族と一緒に事業を営んでいる場合でも要件を満たしやすくなっています。

ただし、それに加えて次の点も確認が必要です。

  • 開業届の提出 — 税務署に個人事業の開業・廃業等届出書を提出済みであること
  • GビズIDプライムの取得 — 電子申請システムの利用に必須
  • 事業支援計画書(様式4)の取得 — 商工会・商工会議所が発行(会員でなくても発行可能)
  • 販路開拓・業務効率化の取組であること — 単なる設備の買い替えなどは対象外になりやすい
  • 組合員でないこと — 企業組合・協業組合を除く協同組合等に加入している場合は対象外
  • ※ 公募要領は回次ごとに改訂されるため、申請する回の最新版を必ず公式サイト・商工会議所で確認してください。本記事の内容は2026年9月時点で公開されている情報に基づきます。

補助上限額・補助率はいくら?

補助上限は基本50万円、特例の併用で最大250万円、補助率は2/3です。

項目 内容
補助上限額(基本) 50万円
インボイス特例 +50万円
賃金引上げ特例 +150万円(両特例併用で最大250万円)
補助率 2/3(賃金引上げ特例を使う赤字事業者は3/4)

個人事業主・フリーランス・一人親方であっても、法人と同じ上限額・補助率が適用されます。立場の違いによって上限額が下がるようなルールはありません。

2026年に実施される一般型・通常枠は第20回公募で、申請受付は2026年11月5日〜12月15日17時までの予定です(公募要領公開は2026年5月27日)。事業支援計画書(様式4)の発行依頼には別の締切があるため、早めに商工会・商工会議所へ相談してください。

対象経費にホームページ制作費は含まれる?

はい、ウェブサイト関連費として対象経費に含められますが、上限があり単独申請はできません。

ホームページ・ECサイトの制作費等は「ウェブサイト関連費」に該当し、対象経費として計上できます。ただし、ウェブサイト関連費は補助対象経費全体に対して上限30万円(税込)の枠があり、この費目だけの単独申請は認められません。

対象経費の内訳・計算方法・NG例については

合わせて読みたい

小規模事業者持続化補助金 対象経費とは?HP・EC費用は30万円まで

で詳しく解説しています。

個人事業主・フリーランス・一人親方が新たに事業用のホームページを整備するタイミングは、この補助金を活用する好機でもあります。

低コストで質の高いホームページを用意したい場合、ドメイン・サーバー・サイト作成が一体化したAI生成型サブスクを使えば、最短10分・専門知識ゼロで公開できます。

複数の事業者がこの方式を提供していますが、その代表例の一つに、お名前.comのAIホームページパック(月額2,855円(税込)〜)などがあります。

  • ※ AIホームページパックの月額2,855円(税込)は、基本料金2,596円(税込)にサービス維持調整費10%を加算した金額です。

▼ 関連サービス

個人事業主・一人親方が補助金を使ってホームページを新規作成したい方は、4つの作り方を比較したAIホームページパックの紹介ページもご検討ください(月額2,855円(税込)〜)。

屋号や事業名は、独自ドメインで先に確保しておく

補助金でホームページを新規作成する予定なら、屋号や事業名に近い文字列を先に確保しておくのが安全です。人気の.comなど無料(1年目)で取得できるプランもあります。

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申請の流れ・スケジュールはどうなっている?

様式4の発行依頼から始め、経営計画書を作成し、電子申請システムで提出する流れです。

  • STEP1:GビズIDプライムの取得 — 電子申請に必須。発行には数週間かかる場合がある
  • STEP2:事業支援計画書(様式4)の発行依頼 — 商工会・商工会議所へ依頼(会員でなくても発行可能)
  • STEP3:経営計画書・補助事業計画書の作成 — 販路開拓・業務効率化の取組内容を具体的に記載する
  • STEP4:電子申請システムでの提出 — 公募締切(17時)までに全書類を提出する
  • ※ 事業支援計画書(様式4)の発行依頼には公募締切より前の別締切(第20回公募では2026年12月4日を予定)があります。個人事業主・フリーランス・一人親方は本業と並行して準備するケースが多いため、余裕を持って商工会・商工会議所に相談してください。

すでに開業から1年以内であれば、より高い上限額(200万円、特例併用で最大250万円)が使える「創業型」の対象になる可能性もあります。詳細は

合わせて読みたい

持続化補助金 創業型とは|第4回の上限額・対象条件を解説

で解説しています。

個人事業主・フリーランス・一人親方でよくある失敗パターンは?

よくある失敗は、対象外だと思い込んで申請自体を諦めてしまうことです。

個人事業主・フリーランス・一人親方の申請でよくある準備不足

  • 「法人しか使えない」と思い込み、条件を確認せずに申請自体を諦めてしまう
  • 開業届を提出していないまま申請を進めようとしてしまう
  • ウェブサイト関連費だけで申請しようとして、単独申請不可のルールに気づかない
  • GビズIDプライムの取得や様式4の発行依頼を公募締切の直前に始めてしまう
  • 協同組合等への加入状況を確認せずに申請準備を進めてしまう(建設業の一人親方で特に注意)

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よくある質問(小規模事業者持続化補助金 個人事業主FAQ)

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熊谷 英樹

GMOインターネットグループに20年以上在籍し、広告・Webマーケティング分野で経験を積んできたマーケター。

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