WordPressでのブログの始め方と必要な要素とは?

この記事は約10分で読めます
Facebookシェア Twitterシェア LINEシェア はてなブックマークシェア

WordPressでブログを始めたいが、WordPressの何が凄いのかよく分からない、WordPressの機能を調べても、ブログサービスとの違いがはっきりしない……と感じている人はいないでしょうか。

今回は、WordPressの始め方が分からないという人に向けて、ブログサービスとの違いや、開設前に知っておきたいポイントについて解説します。

WordPressとは何か?ブログサービスとの違いは?

WordPressとは、サーバーに導入してブログを構築できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種です。

ブログを始めるなら、Amebaブログ、ライブドアブログ、はてなブログといったウェブサービスを使うのが当たり前では……? と疑問に感じる人もいるかもしれません。

確かにこれらのブログサービスも同じブログですが、ブログサービスではライト層でも手軽に始められるように、機能を大幅にシンプルにしてあります。

無料会員登録だけですぐに始められたり、管理コストがほとんどかからなかったりといったメリットはあるものの、カスタマイズに制約があり、仕様から外れた思いどおりのメディアを作る余地はほとんどありません。

一方、WordPressでは、ブログという媒体が持つ本来のポテンシャルを、すべて開放することができます。

WordPress を利用するメリットは以下の3つです。

広告掲載に制約がない

ブログサービスの多くは広告掲載に制限があり、バナー広告を掲載する場所が限られているほか、アフィリエイトやアドセンス自体が規制されているものも少なくありません。

一方、WordPressでは、広告制限に制限がなく、好きな場所に好きな広告を設置することができます。

もちろん、広告側の規約は守らねばならず、また収益上意味がない広告を貼ることはおすすめしませんが、ブログの収益化のほぼ唯一の手段となる広告において、自由な展開が認められている点は、非常に大きなメリットと言えます。

SEO対策がしやすい

SEOとは検索エンジン最適化のことで、自分のブログの記事をGoogleなどの検索エンジンで上位表示化させるための施策のことを指します。

WordPressを利用すれば、以下のSEO対策が行えます。

  • SEO対策済みのテーマやプラグインの利用
  • パンくずリストの活用
  • サイトマップの作成
  • タイトル・メタディスクリプション・見出しの設定

また、独自ドメインを利用することで、URLを自分だけのものにできるため、SEO対策で獲得した検索エンジンの評価を、ブログサービス側の都合に左右されずに維持しやすいという利点もあります。

デザインのカスタマイズ性が高い

初心者でも簡単にブログが作成できるWordPressですが、デザイン性に富んだプロ仕様のブログを開設することも可能です。

ブログサービスにもデザインテンプレートは用意されていますが、WordPressでは世界中で数え切れないほどのテーマが展開されていて、それらを見つけてきて適用するだけでデザインを入れ替えることができます。

テンプレートによっては、フォントや、カラー、コンテンツの配置などをカスタマイズできるため、限りなく自分好みのブログに近づけることも可能です。

さらにHTMLとCSSの知識があれば、テーマを自分で改造したり、自分でオリジナルのテーマを作成したりすることもできます。

スキル次第でいくらでもカスタマイズできることが、WordPressの強みです。

WordPressを始める前に覚えておきたい注意点

収益化やSEO対策、デザインのカスタマイズ性に定評があるWordPressですが、ブログサービスほどには、初心者に優しい作りにはなっていません。

WordPressの利用を開始する前に、次の注意点を頭に入れておきましょう。

初期設定に時間がかかる

WordPressはインストール直後の状態では最低限の機能しか搭載されていないため、運用前にさまざまな設定を行う必要があります。

具体的には、WordPress本体の初期設定、テーマの選択、プラグインの導入が必要になるのですが、テーマやプラグインは数が非常に多いため、どれを使うか選ぶだけでも時間がかかります。

また、テーマやプラグインには設定が必要なため、導入して稼働するまでにはさらに手間がかかるでしょう。

WordPressはブログを立ち上げるまでにやることが多いということは覚えておきましょう。

エラーが起きた際は自分で解決する必要がある

WordPressはオープンソースのため無料で利用できますが、有償で販売されているソフトと異なり、オフィシャルのサポートがありません。

WordPressでトラブルに遭遇した場合には、基本的に自力で解決する必要があります。

もっとも、WordPressは世界で最も多く使われているCMSであり、トラブルシューティングの資料は、国内外に膨大に公開されていて、WordPressで遭遇するトラブルでネットに言及がない事例は皆無といっていいほどです。

ただし、それを検索して理解し、適切に対処するのは運営者の仕事となるので、決して簡単な作業ではありません。

WordPressは非常に多くのウェブエンジニアやウェブデザイナーが利用していることから、SNSやQ&Aサイトで質問を投稿すれば高い確率で返答を得られるので、コミュニティを活用して解決を図るのもいいでしょう。

コメントやトラックバックのスパムが多い

WordPressを運用していると、コメントやトラックバックにスパム(迷惑投稿)が送信されることがあります。

スパムの内容は、外部のサイトに誘導を意図したものがほとんどで、プログラムによって自動的に送信されていることから、削除しても際限なく投稿が続きます。

ブログを数ヶ月も放置しておけば、記事のコメント欄はスパムコメントで埋め尽くされてしまうほどです。

これらの迷惑行為は、手動で対処しているとキリがないので、スパム対策用のプラグインを導入しましょう。

スパム対策プラグインでは、スパムの情報を他のユーザーとネットワークで共有し、該当する投稿があると自動的にブロック、以降は同一IPからの投稿をすべて排除するようになるため、特に手を下さなくてもスパムを根絶できます。

PHPとMySQL知識がないと改造できない

WordPressの改造をするためには、PHP(プログラミング言語)とMySQL(データベース)の知識が不可欠です。

これはWordPressがPHPで書かれていて、サーバー内のMySQLに保存されている情報を呼び出すことで、記事ページが生成されるという仕組みになっているためです。

そのためWordPressの改造には、PHPを書き換えてMySQLから引き出す情報を変更する操作が欠かせません。

もちろん、テーマやプラグインを導入するだけで、必要な機能はインストールできますが、ページ内の表示などのディテールを変えるとなると、HTMLやCSSの知識だけでは対処できないことを覚えておきましょう。

WordPressを始める際の抑えておきたい6つの要素

WordPressを始めるためには、以下の6つを用意する必要があります。

サーバー

サーバーはブログの全てのデータを保存しているコンピュータで、WordPressのインストール先となります。

ブログを家に例えるならサーバーは土地にあたり、サーバーがなければブログは存在することができないため、ブログの開設はサーバーの確保から始まります。

サーバーは自分で購入したり、丸ごと1台確保したりするとなるとかなり費用がかかりますが、1台のサーバーを複数人で分割して借りる共用方式のレンタルサーバーなら、月額料金2000円程度で利用することができます。

独自ドメイン

独自ドメインは、ブログのサーバーの場所を指し示すURLの根幹となる文字列、ブログが家、サーバーが土地なら、ドメインはさしずめ住所ということになります。

レンタルサーバーを用意した時点で、自動的にサーバーにURLが割り当てられていますが、これはランダムな英数字と文字列からなる長大なURLで、覚えたり入力したりするのには向きません。

そこで、自分で好きな文字列のドメインを取得してサーバーに割り上げることで、好みのURLでブログを開設できるようになります。

独自ドメインの費用は、トップレベルドメイン(ドメイン後半のドット以降の部分)によって異なりますが、年額数千円程度です。

ただし、独自ドメインは早いもの勝ちで、先に取得されていると持ち主が手放すまで利用できないので、空いているドメインの中から、趣味や用途に合ったものを選ぶ必要があります。

WordPressテーマ

WordPressテーマとは、ブログ全体のデザインや構成を変えられるテンプレートのことです。

テーマを使用すればプログラミングの知識が無い人でも、デザイン性に優れた魅力的なサイトを構築できるようになります。

WordPressのテーマは無料でダウンロードできるものから、有料のものまでさまざまです。

昨今では高品質な無料テーマも多くリリースされていますが、やはり有料テーマの方が機能性やデザイン性が優れたものが多いのは事実です。

また、WordPressテーマには、SEO対策やSNS連携などの機能が追加されているものもあるため、デザインだけでなく機能についても着目して選ぶといいでしょう。

無料テーマの利用には費用はかかりませんが、有料テーマを利用する場合は1万円〜3万円程度で購入する必要があります。

WordPressプラグイン

プラグインとは、WordPressに新しい機能を追加するための拡張機能のことです。

サイトを運営していると「SEO対策をしたい」「ECの機能を付けたい」「画像を軽くしたい」といったさまざまな要望が出てくるでしょう。

本来であれば、こういった機能をつけるためにはコードを書く必要がありますが、プラグインを利用すれば、インストールするだけで簡単に必要な機能をワンパッケージで導入できます。

WordPressには膨大な数のプラグインが提供されていて、定番と呼ばれる人気プラグインも多数あるので、WordPressを使う以上は、プラグインの知識もしっかり習得しておきましょう。

画像素材サイト

ブログを始める際は、フリー画像サイトも用意しておくべきで、画像はSEO対策ユーザー満足度の2つの観点において重要です。

現状のGoogle検索のアルゴリズムでは、記事内にある程度の画像が設置されている方が評価を得やすく、また、文字だらけの記事よりも適度に画像が散りばめられている記事の方がユーザーにとっても読みやすいでしょう。

しかし、記事の内容に合った写真やイラストを自分で用意するのは手間がかかりすぎます。

そこで役立つのが画像素材サイトで、収録されている大量の画像の中から、記事で利用したいものを選んでダウンロードできます。

素材用のサイトなので画像の権利関係は最初からクリアになっていて、規約内の使い方であればトラブルになる心配はありません。

画像素材サイトには無料と有料があり、後者の方がよりクオリティの高い画像を利用できます。

ASP

ブログで収益化を考えている場合に、登録しておくべきなのがASPです。

ASPとは、アフィリエイト・サービス・プロバイダの頭文字で、アフィリエイトの広告代理店、つまり広告主とサイト運営者をつないで、広告から得られた報酬を運営者に配分する事業者のことを指します。

アフィリエイトでは、ASPから広告コードを取得してサイトに掲載し、ASPを通じて収益を得ることになります。

アフィリエイトの事業は、すべてこのASPを通じて行うことになるため、ASPの役割の理解と活用は、ブログの収益化において非常に重要です。

このASPは意外な盲点となりがちなポイントで、例えばどんなに優れた記事を書いて多くの人を集めても、紹介できる商品の広告がASPになければ収益化できません。

ASPでのターゲットとなる商品(広告)の選定は、アフィリエイトの施策の最初の一歩となるので、ブログを始める前に、ブログ内で紹介したい商品がASPにあるかどうか確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、WordPressでブログを立ち上げる際に用意したい6つの要素を紹介しました。

WordPressはブログを立ち上げられるシステムですが、それ単体では貧弱なメディアしか構築できません。

WordPressの強みは、周辺に強力なサポートを行うツールやサービスがあることで、WordPressが多くの支持を集めているのは、WordPressを取り巻く環境全体に対する高い評価であると言えます。

WordPressを活用するために、WordPressと一緒に何が使われているのかを、しっかりと把握しておきましょう。

誰でも10分!WordPressブログの始め方

ブログを始めるには、ライブドアブログやはてなブログといった無料ブログを使う方法、
あるいはWordPressなどを使用する方法があります。

まだWordPressを持っていない人でも、簡単に準備できる方法を以下の記事で解説してます。
初心者でもわずか10分で始められるので、参考にしてみてください。

合わせて読みたい

【完全ガイド】誰でも10分!WordPressブログの始め方

独自ドメインを取得するなら「お名前.com」

「お名前.com」は、国内No.1のドメイン登録サービス。独自ドメインと合わせて、WordPressの自動インストールに対応したレンタルサーバーも利用できます。WordPressや独自ドメインを一度も使ったことのない人でも、スムーズに始められるはず。

独自ドメインを取得しようと考えている方は、以下のリンクから、ぜひご利用ください!

お名前.comで
独自ドメインを取得

Facebookシェア Twitterシェア LINEシェア はてなブックマークシェア

このサイトの管理人
泉 賢

GMOインターネットグループ株式会社お名前.com事業部所属。
お名前.comのドメインに関するマーケティング業務を担当し、現在はオウンドメディアサイト運営を中心に活動中。