DX 総合EXPOとは|出展分野・開催情報・回り方を解説
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- 入場無料・事前登録制で2026年は全7回開催
- 7つの構成展から課題に合う分野を絞って回る
- 持ち帰った資料は当日から社内で共有する
DX 総合EXPOとは、人事・経理・法務・マーケティング・営業などの業務を効率化するDXソリューションが一堂に集まる、参加無料(事前登録制)の総合展示会です。東京(幕張メッセ)や大阪(インテックス大阪)をはじめ、2026年は福岡・名古屋を含む7回の開催が公式サイトで案内されています。「どの回の、どの分野を見ればよいのか」「持ち帰った資料を社内でどう活かせばよいのか」と迷う担当者に向けて、開催スケジュール、7つの構成展(出展分野)、来場前の準備、当日の回り方、集めた情報を社内で止めない方法を、2026年10月時点の公式情報をもとにお名前.comビジネスコンシェルジュ編集部が整理します。
あなたに合うDX 総合EXPOの回り方と、帰社後の共有方法を診断
Q1. DX 総合EXPOで一番見たい分野は?
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目次
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DX 総合EXPOで集めた情報を、帰社後に社内で止めないために
DX 総合EXPOは多数のDXソリューションを短時間で比べられる展示会ですが、成果は会場よりも、持ち帰った資料と商談メモを帰社後に社内で共有できるかどうかで決まります。公式サイトでは、来場者ができることとして、注目の出展製品を1社5分程度の動画で比較すること、出展製品を事前に検索してブース訪問を予約すること、業界のトップ企業や有識者によるセミナーを聴講することの3つが案内されています。構成展は人事・労務から情報セキュリティまで7つあり、1日で複数の部署に関わる資料を持ち帰ることになります。
ここで起こりやすいのが、人事の資料は人事部へ、経理の資料は経理部へと、見た人が個別に伝えるだけで終わってしまうことです。資料のPDF、ブースで撮った写真、聞いた質問への回答がメールの転送や個人のパソコンに散らばると、「どの会社が何を言っていたか」を社内で並べて比べられないまま時間が過ぎます。そこで、来場の準備段階から、持ち帰った情報を「どこに集め、誰が次の行動(資料請求や社内確認)を担うか」まで決めておくことが大切です。
こうした情報共有を担う手段の一例が、株式会社kubellが運営するビジネスチャットのChatworkです。商品ページでは、チャットだけでなくビデオ通話・音声通話も標準装備していること、タスク管理ができてタスクが完了すると自動でチャットに通知されること、ファイルをアップロードしてチャット参加メンバーのみで共有できることが特徴として紹介されています。展示会後の使い方に置き換えると、持ち帰った資料を関係者だけのチャットに集め、次の資料請求や社内確認をタスクとして担当者に割り振る、といった運用が考えられます。一方で、フリープランは過去40日分、5,000件までしか閲覧できないとされているため、会期後も長く資料を見返したい場合は、プランごとの閲覧範囲を確認しておく必要があります。料金はプランによって異なるため、詳しくは資料や公式サイトで確認してください。
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- チャットだけでなく「ビデオ通話」「音声通話」も標準装備
- タスク管理が行えて、タスクが完了すると自動でチャットへ通知
- ファイルがアップロードでき、チャット参加メンバーのみで共有
ここが少し気になる…
- フリープランは過去40日分、5,000件までしか閲覧できない
ベンダーの導入事例では、介護事業を運営する株式会社青山が、電話とメールが中心だった連絡をChatworkに移した結果を、次のように語っています。
「使っていくうちに情報共有の円滑化や情報共有漏れの防止、会議や打ち合わせの回数削減に効果があることが分かってきました。」
出典:Chatwork導入事例 株式会社青山(代表取締役 青山央明氏の発言)
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DX 総合EXPOとは|DXソリューションが一堂に集まる総合展示会
DX 総合EXPOとは、業務効率化・働き方改革・経営基盤強化のためのDXソリューションを、企業の人事・総務・経理・DX推進・マーケティング・営業の担当者や経営者が比較検討できる商談型の総合展示会です。主催はDX 総合EXPO 実行委員会(エバーリッジ株式会社内)で、公式サイトでは「日本最大級のDX総合展」と案内されています。なお、この「日本最大級」は同種の展示会との展示面積を比較した主催者側の調べによる表現であり、第三者機関が認定した指標ではない点は押さえておきましょう。「DX EXPO」「DX総合展」といった呼び方で探されることもありますが、公式の名称は「DX 総合EXPO」です。
規模の目安として、2025年秋 東京展を取材したbizoceanのレポートでは、「AI World」「ビジネスイノベーション Japan」など複数の展示会と併催され、出展企業・団体は200社以上、7つの構成展で構成されたと紹介されています(出典:bizocean取材レポート「DX 総合EXPO 2025 秋 東京に参加しました!」)。展示会の基本情報は次のとおりです(2026年秋 東京展の公式サイト掲載内容、2026年10月確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | DX 総合EXPO 実行委員会(エバーリッジ株式会社内) |
| 参加方法・入場料 | 事前登録制(参加費は無料) |
| 開催時間 | 各日10:00から17:00(セミナー会場のみ開場時刻が早い回があり、2026年秋 東京は9:10、春 大阪は9:30) |
| 併催展 | ビジネスイノベーション Japan/AI World |
| 後援 | 一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会、一般社団法人日本テレワーク協会、一般社団法人AI・IoT普及推進協会 |
そもそもDXとは、デジタル技術を使って製品やサービス、業務プロセス、さらには組織やビジネスモデルそのものを変えていく取り組みを指します。経済産業省は、企業のDXに関する自主的な取り組みを促すため、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定・公表など、経営者に求められる対応を「デジタルガバナンス・コード」として取りまとめています(出典:経済産業省「デジタルガバナンス・コード」)。DX 総合EXPOは、この変革を後押しする具体的なツールやサービスを、担当者と話しながら実際に見比べられる場と位置づけると理解しやすくなります。
DX 総合EXPOでできる3つのこと
公式サイトでは、来場者ができることとして主に次の3つが挙げられています。
- 出展製品の比較:注目の出展製品を1社5分程度の動画にまとめたコンテンツで、多数のソリューションを短時間で比較検討できる
- 事前の検索とブース訪問予約:出展製品やサービスを事前に検索し、ブース訪問を予約しておくことで、当日の優先的な案内を受けられる
- セミナーの聴講:業界のトップ企業のリーダーや有識者による講演で、最新のトレンドを学べる
特に2つ目の事前予約は、実務上の効果が大きいポイントです。会期中は来場者が多く、人気ブースでは説明を待つ時間が発生しがちです。訪問したい企業が決まっているなら、事前予約を使うことで当日の時間を大きく節約できます。
DXPO・産業DX総合展など、名前の似た展示会との違い
DX関連の展示会は複数あり、名称が似ているため混同されがちです。主催者・会期・会場・登録の窓口が異なるため、次の表で見分けておきましょう(各公式サイトの掲載内容、2026年10月確認)。
| 展示会 | 主催 | 2026年の主な開催 | 見分けるポイント |
|---|---|---|---|
| DX 総合EXPO | DX 総合EXPO 実行委員会(エバーリッジ株式会社内) | 秋 東京 11月4日から6日(幕張メッセ)、冬 大阪 12月16日から18日(インテックス大阪) | 人事・経理・法務・マーケティング・営業などの構成展で構成される。公式サイトは bizcrew.jp |
| 産業DX総合展 | 産業DX総合展 実行委員会 | 2026年9月30日から10月2日(東京ビッグサイト 東7・8ホール、終了) | 名称は近いが別の展示会で、会場も幕張メッセではなく東京ビッグサイト |
| DXPO | DXPO事務局(ブティックス株式会社) | 福岡 10月20日から23日(マリンメッセ福岡)、東京【秋】 11月17日から20日(有明GYM-EX) | 主催者が異なり、公式サイトは dxpo.jp。前半2日間と後半2日間で展示内容が異なる |
これらは主催者が別で、登録の窓口も別です。目的の展示会が「DX 総合EXPO」なのかを、公式サイトのURLと主催者名で必ず確かめておきましょう。登録ページを取り違えると、当日に入場証が使えないといったトラブルにつながります。(出典:産業DX総合展 2026 夏 東京 アクセス・開催概要、DXPO公式サイト)
DX 総合EXPOの開催地・開催スケジュール
DX 総合EXPOは2026年に全国で7回開催され、この先の予定は2026年11月4日(水)から6日(金)の秋 東京(幕張メッセ)と、12月16日(水)から18日(金)の冬 大阪(インテックス大阪)です。2026年の開催回は次のとおりです(公式サイトの開催スケジュールと各回の開催概要、幕張メッセの掲載内容、2026年10月14日確認)。
| 開催回 | 会期 | 会場 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 2026 春 東京 | 2月25日(水)から27日(金) | 幕張メッセ(1-3・9・10ホール) | 終了 |
| 2026 春 福岡 | 3月24日(火)から26日(木) | マリンメッセ福岡 B館 | 終了 |
| 2026 春 名古屋 | 4月14日(火)から16日(木) | ポートメッセなごや 第2展示館 | 終了 |
| 2026 春 大阪 | 5月20日(水)から22日(金) | インテックス大阪 4号館・6号館B | 終了 |
| 2026 夏 東京 | 7月22日(水)から24日(金) | 幕張メッセ(4-7ホール) | 終了 |
| 2026 秋 東京 | 11月4日(水)から6日(金) | 幕張メッセ(1-3ホール) | 開催予定 |
| 2026 冬 大阪 | 12月16日(水)から18日(金) | インテックス大阪 | 開催予定 |
会場のホール番号や開催時間、セミナー会場の開場時刻は回ごとに異なります。また、展示会の日程は主催者の都合で変更・中止となる場合もあります。独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)の「世界の見本市・展示会情報(J-messe)」でも開催回を確認できますが、詳細は各主催者のサイトで確認するよう案内されています(出典:ジェトロ「世界の見本市・展示会情報(J-messe)」)。出かける前には、必ず公式サイトで最新の開催情報を確かめてください。
2027年の開催は決まっているか
2026年10月14日時点で、公式サイトの開催スケジュールに掲載されているDX 総合EXPOは、2026年12月の冬 大阪までです。2027年の開催回についての案内は、このスケジュールページでは確認できませんでした。2027年の来場を考えている場合は、公式サイトの「今後の開催スケジュール」と、来場登録開始のお知らせを定期的に確認しましょう。(出典:Bizcrew 開催スケジュール)
東京・大阪・地方開催の選び方
東京展は年に複数回開催され、構成展の数も多い傾向があります(2026年秋 東京展は情報セキュリティDX EXPOを含む7つの構成展、春 大阪展と春 福岡展は6つ)。幅広い分野を一度に比べたいなら東京展、関西圏の企業で移動の負担を抑えたいなら大阪展、九州や東海の企業なら、春に福岡・名古屋で開かれた回のように地方開催の回が候補になります。どの回を選ぶ場合でも、見たい構成展が開催されるかを事前に確認しておくことが大切です。東京展の展示内容と来場準備はDX総合EXPO東京とは?2026年の開催日程・展示内容・大阪版との違いと来場準備、大阪展の開催概要はDX総合EXPO大阪とは?2026年の開催概要・東京との違い・参加後の名刺管理で詳しく解説しています。
DX 総合EXPOの出展分野|7つの構成展と見どころ
DX 総合EXPOは、人事・労務、経理・財務、法務、マーケティング、営業、業務改革、情報セキュリティという7つの構成展で成り立っており、自社の課題に対応する構成展から優先して回るのが効率的です。2026年秋 東京展の構成展と、それぞれで見られる代表的なソリューションの例を整理すると次のようになります。
| 構成展 | 主な来場者 | 見られるソリューションの例 |
|---|---|---|
| 人事・労務DX EXPO | 人事・総務 | 勤怠管理、給与計算、労務手続き、タレントマネジメント |
| 経理・財務DX EXPO | 経理・財務 | 会計システム、経費精算、請求書の発行・受領 |
| 法務DX EXPO | 法務・知財 | 電子契約、契約書レビュー、契約管理 |
| マーケティングDX EXPO | マーケティング・EC | デジタルマーケティング、MA、店舗DX |
| 営業DX EXPO | 営業 | SFA・CRM、セールスの自動化、オンライン商談 |
| 業務改革DX EXPO | 経営企画・DX推進 | 業務の自動化、情報共有、ワークフロー |
| 情報セキュリティDX EXPO | 情報システム | アクセス管理、端末管理、情報漏えい対策 |
※ソリューションの例は公式サイトの分野説明をもとに編集部が整理したもので、実際の出展企業・製品は回ごとに異なります。出展者の一覧は公式サイトの検索機能で確認してください。
併催のAI Worldとあわせて見たい、AI・業務自動化の出展傾向
DX 総合EXPOは、AI Worldとビジネスイノベーション Japanとの同時開催です。公式の開催スケジュールでは、2026年の秋 東京と冬 大阪も、3つの展示会が同じ会期・同じ会場で案内されています。2025年秋 東京展を取材したbizoceanのレポートでは、会場でとくに注目されていたのは生成AIで、AIを自社の製品・サービスに組み込んだ大手SaaS・クラウド事業者も多く見られたと紹介されています。AI関連の製品は構成展をまたいで出展されやすいため、自社の課題に対応する構成展を回ったうえで、「どの業務の、どの手作業を減らせるのか」「入力データや生成結果の誤りを誰が確認するのか」「社内の情報が学習や外部送信に使われない設定ができるか」を確かめると、話題性だけで判断せずに済みます。1枚の入場証で同時開催の展示会も回れるかどうかは回ごとに異なる場合があるため、公式サイトの来場案内で確認しておきましょう。AI分野の展示会を目的別に見比べたい場合は、AI・人工知能EXPOとは|開催回の違い・出展と来場の目的設定と2026年の見どころも参考になります。
管理部門(人事・労務、経理・財務、法務)の見どころ
管理部門の3つの構成展では、法令対応と業務効率化を両立するツールが多く出展されます。電子帳簿保存法やインボイス制度への対応、労務手続きの電子申請、電子契約など、制度に関わる機能は製品ごとの対応範囲に差が出やすい分野です。ブースでは「どの手続きまで対応しているか」「法改正のときに誰がどう更新するのか」を確認すると、比較の軸がはっきりします。また、人事・経理・法務は互いにデータを受け渡す場面が多いため、単独で比べるよりも、社員情報や取引先情報をどのシステムで一元管理するかという視点を持って回ると、導入後の二重入力を防げます。
マーケティング・営業の見どころ
マーケティングDX EXPOと営業DX EXPOでは、見込み顧客の獲得から商談、受注後のフォローまでを支えるツールが並びます。ここでの注意点は、マーケティングの担当者と営業の担当者が別々に回ると、それぞれが自部門に合うツールだけを持ち帰ってしまい、顧客データがつながらないことです。可能であれば両部門の担当者で一緒に回るか、少なくとも「顧客情報をどちらのツールで持つか」「連携の方法は何か」を共通の質問として準備しておきましょう。
業務改革・情報セキュリティの見どころ
業務改革DX EXPOと情報セキュリティDX EXPOは、特定の部門ではなく全社に関わるテーマを扱います。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「DX動向2025」は、日本・米国・ドイツの3か国を比較し、DXを推進する人材の量と質の充足状況や、企業のDXへの取組状況・成果などを分析した報告書です(出典:IPA「DX動向2025」)。人材や進め方に課題を感じる企業ほど、部門ごとにツールを増やす前に、社内の情報共有や申請・承認の流れといった共通の土台を整えておくと、その後に導入する個別ツールも定着しやすくなります。
展示会で複数の部門がそれぞれツールを比べると、持ち帰った資料や評価が部門ごとにばらばらに保管されがちです。この点は、次の「来場前に準備しておくこと」と、後半の「帰社後の共有手順」で具体的に扱います。
DX 総合EXPOの来場前に準備しておくこと
来場前には、来場登録と来場者バッジの印刷を済ませ、解決したい課題と見たいブースを絞り込んでおくことが、限られた時間で成果を持ち帰るための基本です。公式サイトによると、来場登録を済ませたうえで、ログイン後のマイページから来場者バッジ(入場証)を印刷して持参する流れです。当日会場でも印刷できますが、混雑を避けるため事前の印刷が推奨されています。名刺の提出は不要とされています。
| 時期の目安 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 2週間前まで | 来場登録を行う | 来場する人は1人ずつ登録が必要。団体でも代表者だけの登録は不可 |
| 1週間前まで | 課題を1つから2つに絞り、見たい構成展を決める | 社内の関係者から困りごとをヒアリングしておく |
| 数日前 | 出展製品を検索し、ブース訪問を予約する。セミナーを申し込む | 会場案内図(小間図)は開催の前週に公開予定 |
| 前日 | 来場者バッジを印刷し、質問リストを用意する | 全ブースで共通の質問にしておくと比較しやすい |
一度登録すれば、会期中は同じ来場者バッジで何度でも入場できると案内されています。複数日に分けて来場する場合も、再登録は不要です。そのほか、来場前に知っておくと安心な会場・当日のルールを、公式サイトのよくある質問から整理しました。
会場・当日のルールを事前に確認する
| 項目 | 公式サイトの案内 |
|---|---|
| 招待状(DM) | 手元にある場合は持参を推奨。VIP招待状が届いていて印刷したバッジに「VIP」と表示されない場合は、バッジに加えてVIP招待状を受付へ持参する |
| 学生の来場 | ビジネスパーソン向けの商談展示会だが、起業・開業準備中の方や、業界への就職を検討中の学生は来場できる |
| 来場のキャンセル | キャンセル機能はなく、案内が届いても破棄してよい |
| VIPの条件 | 部長クラス以上、または導入権限がある人が対象。VIPラウンジはVIPと、その同行者のみ利用できる |
| バリアフリー | 車椅子での来場は可能で、会場内はバリアフリー対応 |
| 仕事・食事のスペース | 会場内に無料のテレワークラウンジがある。会場施設内に飲食店・コンビニ・コインロッカー・喫煙所がある |
| 講演の資料 | 原則として配布しない。チケットに「資料配布対象」とある講演のみ、アンケート回答者へ配布される |
| 営業・宣伝活動 | 正規の出展者以外の、許可のない営業・宣伝活動は禁止 |
(出典:DX 総合EXPO 2026 秋 東京 公式サイト「よくある質問」、2026年10月確認)。講演の資料が原則配布されない点は、当日の聴講内容を各自がメモしておく必要があるということです。後述の共通質問リストと同じように、メモの書式を先にそろえておくと、帰社後の共有が楽になります。
全ブース共通の質問リストを作る
展示会で多いのが、ブースごとに説明を聞く内容がばらばらになり、後から比べられないという問題です。これを防ぐには、どのブースでも同じ質問をする「共通質問リスト」を用意しておくのが効果的です。例えば、次のような項目が考えられます。
- 自社と同じ業種・規模での導入実績はあるか
- 今使っているシステム(会計、勤怠、ビジネスチャットなど)と連携できるか
- 導入時の設定やデータ移行は、誰がどこまで支援してくれるか
- 料金の体系はどうなっているか(初期費用の有無、ユーザー数による変動)
- 無料トライアルの有無と期間
- セキュリティ認証の取得状況、データの保管場所
回答をその場で表形式のメモに書き込んでいけば、展示会後に社内で比較する資料としてそのまま使えます。
DX 総合EXPOを効率よく回るためのポイント
当日は、予約したブースとセミナーを軸に時間割を組み、空き時間で関連ブースを回り、最後に比較メモを整理するという順番で動くと、情報を取りこぼしにくくなります。会期は各日10時から17時までの7時間です。広い会場を目的なく歩くと、数ブースを回っただけで時間と体力を使い切ってしまいます。事業規模によって、重点を置くべきポイントも変わります。
| 事業規模 | 重点を置くポイント | 回り方のヒント |
|---|---|---|
| 個人事業主・小規模事業者 | 低コストで始められるクラウドサービス | 「まず1つ導入する」テーマを決め、半日程度で集中して回る |
| 中小企業 | 経理・勤怠・営業など部門の課題を解決するSaaS | 担当部門の課題を事前に集め、同じ分野の複数社を比べる |
| 中堅・大企業 | 全社の基盤やデータ連携、セキュリティ | 関係部署で手分けし、併催展も含めて横断的に情報を集める |
当日の時間割の組み方
公式サイトによると、特別講演のオンライン配信やアーカイブ配信は行っておらず、現地での聴講のみです。聴きたい講演がある場合は、その時間を先に時間割に入れ、残りの時間でブースを回るように計画しましょう。午前中は比較的空いていることが多いため、予約していない人気ブースは早い時間に回るのも一つの方法です。会場内には無料のテレワークラウンジも用意されているため、途中で比較メモを整理したり、社内に速報を送ったりする時間を確保しておくと、記憶が新しいうちに情報をまとめられます。
展示会でよくある失敗パターン
| 失敗パターン | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 目的を決めずに来場する | 資料だけが大量に集まり、比べる軸がないまま終わる | 課題を1つから2つに絞り、構成展と訪問先を事前に決める |
| 資料や名刺を個人で抱える | 社内で共有されず、比較検討が止まる | 共有の保管場所と締め切りを決め、翌営業日までに共有する |
| 1社の説明だけで判断する | 導入後に自社の業務の流れに合わないことが判明する | 複数社を同じ質問で比べ、無料トライアルで運用面を確かめる |
展示会の成果は、会場で何社を見たかではなく、持ち帰った情報が社内で比較・判断に使われたかで決まります。来場者の報告、ブースごとの比較メモ、資料のデータ、次の打ち合わせの予定などを、関係者全員が見られる場所にまとめておくことが、展示会を導入検討につなげる最後のひと手間です。
名刺・来場者情報の取り扱いに関する注意点
展示会で交換した名刺やブースで記入したアンケートには、氏名・会社名・連絡先などの個人情報が含まれます。自社で取得した名刺を営業目的で利用する場合は、個人情報保護法に沿った適正な取得・利用・管理が求められ、利用目的の通知・公表などの手続きが一般的に必要とされています(出典:個人情報保護委員会「個人情報保護法に関するガイドライン」)。また、出展企業の「業界No.1」などの表示は、景品表示法の観点から根拠が求められる表示です(出典:消費者庁「景品表示法」)。来場者としては、こうした表示はうのみにせず、根拠を質問して確かめる姿勢を持つとよいでしょう。本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたもので、法的助言ではありません。個別の判断が必要な場合は、専門家にご相談ください。
帰社後の共有手順|当日・翌営業日・1週間以内の目安
展示会で集めた情報は、時間がたつほど社内で共有されにくくなります。次の表は、会場から社内への共有を止めないための手順の目安です。
| タイミング | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 当日中 | 見たブースと印象を速報として関係者に共有する | 長文にせず、会社名・製品名・気になった点だけを書く |
| 翌営業日まで | 資料・写真・メモを共有の場所に集め、全ブース共通の質問への回答を比較表に入力する | 保管場所を1か所に決め、個人のパソコンやメールに残さない |
| 1週間以内 | 候補を2社から3社に絞り、資料請求や社内確認の担当者と期限を決める | 担当と期限を、あとから見える形で残す |
この流れを回すには、全員が見る場所と、担当・期限を残せる仕組みが必要です。メールの転送だけだと、あとから資料を探しにくく、誰が対応するのかも見えにくくなります。参加者だけのチャットに資料をまとめ、次の行動をタスクとして割り振れるビジネスチャットは、その仕組みの選択肢の1つです。自社の今の状況を、次のセルフチェックで確かめてみてください。
展示会で集めた情報、社内で止まっていませんか?セルフチェック
当てはまるものを選んでください(登録不要)
よくある質問(FAQ)
Q1. DX 総合EXPOとは何ですか?
A. 人事・経理・法務・マーケティング・営業などのDXソリューションが集まる、参加無料(事前登録制)の総合展示会です。注目の出展製品を1社5分程度の動画で比較したり、ブース訪問を予約したり、セミナーを聴講したりできます。「DX EXPO」「DX総合展」と呼ばれることもありますが、公式の名称は「DX 総合EXPO」です。
Q2. DX 総合EXPOの入場料はいくらですか?
A. 入場料(参加費)は無料ですが、事前の来場登録が必要です。来場する人は1人ずつ登録し、登録後にマイページから来場者バッジを印刷して持参します。名刺の提出は不要で、一度登録すれば会期中は同じバッジで何度でも入場できます。
Q3. DX 総合EXPO 2026 秋 東京はいつ・どこで開催されますか?
A. 2026年11月4日(水)から6日(金)の各日10:00から17:00に、幕張メッセで開催されます。このあとは、2026年12月16日(水)から18日(金)にインテックス大阪で冬 大阪が予定されています。日程は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
Q4. AI関連の展示会は2026年に開催されますか?
A. DX 総合EXPOは、AI Worldとビジネスイノベーション Japanと同時開催されます。公式の開催スケジュールでは、AI World 2026 秋 東京が11月4日から6日に幕張メッセで、AI World 2026 冬 大阪が12月16日から18日にインテックス大阪で案内されています。1枚の入場証で同時開催の展示会も回れるかどうかは、公式サイトの来場案内で確認してください。
Q5. セミナーはオンラインでも視聴できますか?
A. 公式サイトによると、特別講演のオンライン配信やアーカイブ配信は行っておらず、会場での聴講のみです。講演資料も原則として配布されないため、聴きたい講演は事前に申し込み、当日の時間割に先に組み込んでメモの書式も用意しておくと安心です。
Q6. 展示会で集めた資料を社内で活かすにはどうすればよいですか?
A. 全ブース共通の質問で比較メモを作り、当日中に速報を共有し、翌営業日までに資料を1か所へ集めるのが効果的です。ビジネスチャットのChatworkは、ファイルをアップロードして参加メンバーのみで共有でき、タスク管理も使えるため、資料の共有から次の担当と期限の割り振りまでをまとめて進められます。
まとめ
DX 総合EXPOは、人事・経理・法務・マーケティング・営業・業務改革・情報セキュリティのDXソリューションをまとめて比較できる、参加無料(事前登録制)の総合展示会です。成果を持ち帰るために、今日から取り組めることは次の3つです。
- 公式サイトで次回の会期と構成展を確認し、来場登録と来場者バッジの印刷を済ませる
- 解決したい課題を1つから2つに絞り、ブース訪問予約と全ブース共通の質問リストを用意する
- 持ち帰った資料と比較メモを集める共有の場所を決め、ビジネスチャット(Chatworkなど)の資料で機能と運用方法を確認する
本記事は2026年10月時点の公開情報に基づく一般的な情報提供です。開催情報や出展内容は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。
参考文献
- DX 総合EXPO 実行委員会「DX 総合EXPO 2026 秋 東京」 https://www.bizcrew.jp/expo/dx-tokyo
- DX 総合EXPO 実行委員会「DX 総合EXPO 2026 春 大阪」 https://www.bizcrew.jp/expo/dx-osaka
- DX 総合EXPO 実行委員会「DX 総合EXPO 2026 春 福岡」 https://www.bizcrew.jp/expo/dx-fukuoka
- DX 総合EXPO 実行委員会「アクセス・開催概要 DX 総合EXPO 2026 春 名古屋」 https://www.bizcrew.jp/expo/access-outline/dx-nagoya
- DX 総合EXPO 実行委員会「アクセス・開催概要 DX 総合EXPO 2026 春 東京」 https://www.bizcrew.jp/expo/access-outline/2026-dx-spr-tokyo
- Bizcrew「開催スケジュール」 https://www.bizcrew.jp/schedule
- 株式会社幕張メッセ「DX総合EXPO 2026 夏 東京」 https://www.m-messe.co.jp/event/detail/8765
- 産業DX総合展 実行委員会「アクセス・開催概要 産業DX総合展 2026 夏 東京」 https://www.bizcrew.jp/expo/access-outline/industrial-dx-tokyo
- DXPO事務局「DXPO公式サイト」 https://dxpo.jp/
- bizocean「【イベントレポート】DX 総合EXPO 2025 秋 東京に参加しました!」 https://journal.bizocean.jp/brand/biz-report/20251120-7266/
- Chatwork「導入事例 株式会社青山」 https://go.chatwork.com/ja/case/aoyama.html
- 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)「世界の見本市・展示会情報(J-messe)」 https://www.jetro.go.jp/j-messe/
- 経済産業省「デジタルガバナンス・コード」 https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc.html
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX動向2025」 https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2025.html
- 個人情報保護委員会「個人情報保護法に関するガイドライン」 https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/guidelines/
- 消費者庁「景品表示法」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/