AI・人工知能EXPOとは|開催回の違い・出展と来場の目的設定と2026年の見どころ
Check!
- 開催回ごとの会期・会場と入場方法がわかる
- 名前が似たAI展示会との違いがわかる
- 出展・来場の目的の決め方と名刺の管理方法がわかる
AI・人工知能EXPOとは、RX Japan合同会社が主催する、AIに特化したビジネス向けの専門展示会です。AI製品・サービスを提供する企業が出展し、AIを導入したい企業の担当者が情報収集や商談のために来場します。先端技術の展示会群「NexTech Week」を構成する展示会の1つで、秋・NEO・春・Verticalと、年に複数回、会場や対象を変えて開かれています。この記事では、開催概要と入場方法、名前が似た別の展示会との違い、出展する場合と来場する場合それぞれの目的の決め方、2026年の見どころ、そして参加後に交換した名刺を無駄にしない管理方法までをまとめます。
AI・人工知能EXPOへの関わり方で、会期後の名刺の扱い方を診断
Q1. AI・人工知能EXPOへの関わり方に一番近いのは?
おすすめ記事
目次
開く
閉じる
開く
閉じる
AI・人工知能EXPOとは|開催概要(秋・NEO・春・Vertical)
AI・人工知能EXPOは、先端技術の展示会群「NexTech Week」を構成する展示会の1つで、主催者の公式サイトでは「日本最大のAIビジネス専門展」と紹介されています。来場者の41%以上が部長以上の役職と案内されており、技術者向けの学会とは違い、AIを業務に取り入れたい企業と、AI製品・サービスを提供する企業が商談する場として設計されているのが特徴です。
開催回ごとの違い
AI・人工知能EXPOは1年に1回だけの展示会ではなく、会場と狙いを変えて複数回開かれています。公式サイトで案内されている開催予定は次のとおりです(2026年10月14日時点。会期は変更される場合があります)。
| 開催回 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 秋 | 2026年11月11日から13日 | 幕張メッセ | 生成AI、AIエージェント、AIインフラなど、AIの導入・活用に関わる幅広い分野が出展 |
| NEO | 2027年1月7日から8日 | 東京国際フォーラム | 導入・実装を検討する企業向け。来場者のAI活用の段階に合わせて商談につなげる |
| 春 | 2027年4月21日から23日 | 東京ビッグサイト | シリーズの中心となる開催回。NexTech Weekの他の展示会と同時開催 |
| Vertical | 2027年6月16日から18日 | 東京ビッグサイト | 公式サイトで独立した開催回として案内されている |
NEOは2026年8月にも東京国際フォーラムで開かれており、表の2027年1月の回が次の開催です。
AI・人工知能EXPOの成果を左右する、交換した名刺の管理方法
展示会で交換した名刺は、会期後の数日以内にデータ化し、誰がどの企業とどんな話をしたかを社内で共有するのが基本です。AI・人工知能EXPOのような大型の展示会では、出展する側も来場する側も多くの名刺を交換するため、会期後に名刺が担当者の手元に残ったままになり、会話の内容が社内で共有されない失敗が起こりやすくなります。
そこで役立つのが名刺管理ソフトです。名刺をスマホやスキャナーで読み取ってデータ化し、社内で共有したり、商談の記録と紐づけたりできます。目的によって向くサービスが変わるため、当サイトに掲載されている名刺管理ソフトのうち、資料請求できる3サービスを役割の違いで並べました。
展示会で交換した名刺を管理する3サービスの役割の違い
自社の状況を選ぶと、合うサービスが強調されます。優劣ではなく役割の違いで並べています
この状況に合う一例:Sansanは、電話・メール・面会などの接触履歴を名刺データと一緒に残せると紹介されています。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:ネクスタ・メイシは、タグ付けや自動名寄せなど名刺の整理に絞った機能で始めやすいと紹介されています。
資料を無料ダウンロードこの状況に合う一例:名刺管理SKYPCEは、スマホで撮影した名刺をすぐ登録でき、精度99.9%でデータ化されると紹介されています。
資料を無料ダウンロード| サービス | Sansan |
ネクスタ・メイシ |
名刺管理SKYPCE |
|---|---|---|---|
| 向いている会社 | 接点管理機能で、全社でのつながりを重視したい会社 | コストを抑えつつ、シンプルな操作で始めたい会社 | 名刺情報を集約して共有し、営業活動に活かしたい会社 |
| 特徴 | 電話・メール・面会などの接触履歴を残せる。人事異動情報・ニュース配信で相手企業の最新情報も把握できる | 同一人物の名刺を統合する自動名寄せ、タグ付け、名刺単位・部署単位の公開・非公開設定を備える | スマホ撮影で登録でき、精度99.9%でデータ化。164万件超の企業情報データベースを使え、CRM・SFAとも連携できる |
| 注意したい点 | 顧客フォロー機能は多くなく、名刺管理がひと通り済むと利用頻度が下がる場合がある | 原則5ユーザーからの利用で、一部の機能はオプション対応 | 利用料金が公開されておらず、問い合わせが必要 |
| 資料・詳細 |
3サービスの資料をまとめて請求(入力は1回・無料)
まとめて資料をダウンロード表は横にスクロールできます。商品ページで確認した内容(2026年10月14日時点)です。料金は資料や公式サイトで確認してください。
出展した展示会の来場者を、会期後すぐに営業部門の商談へつなげたい場合の一例が、Sansanです。電話・メール・面会などの接触履歴を名刺データと一緒に残せるほか、人事異動情報やニュース配信で相手企業の最新の状況も把握できます。一方で、顧客フォロー機能は多くないため、名刺管理がひと通り済むと利用頻度が下がる場合がある点には注意が必要です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

ここがおすすめ!
- 電話・メール・面会などの接触履歴を残せ、名刺データを活かして有益な営業活動が行える
- 人事異動情報・ニュース配信といった機能を搭載し、常に相手企業の最新の情報を把握できる
ここが少し気になる…
- 顧客フォロー機能が少なく、名刺管理がある程度完了すると利用頻度が減る場合も
-
以前はアプローチしたい人に直接のコンタクトがない場合、代表電話に連絡したり、社内外に知り合いがいないかを人力で確認する必要があったが、社内で同じ企業や部門・本人に面識がある人がいないかを簡単に確認することができるようになった。また、最新の情報も誰かが読み取ってくれさえすれば自動的にアップデートされるので便利。Salesforceを使っていたので、Salesforceとの連携もスムーズで業務効率が上がった。
-
仕事柄大量の名刺を交換するが、挨拶程度で終わってしまうことも多く、後から連絡をいただいた時に思い出すのが大変だった。このサービスの導入後、オフィスにデータ取り込み用のスキャナーが設置されたたため、まずデータ化が非常に簡単にできるようになったのが良かった。また、データ化すると交換した時期も記録することができたので、お相手と連絡を取る際にとても助かった。
-
名刺管理を超えて顧客・取引先との関係性を可視化し、組織全体で情報を共有・活用できる優れたツールです。部署を超えた連携や営業活動の効率化を促進し、ビジネスの信頼構築を強力にサポートしてくれます。データの一元管理により、スムーズな対応が可能です。
ベンダーの導入事例では、複合機などを販売するコニカミノルタジャパン株式会社が、展示会に出展した際の使い方を次のように語っています(ページ上の内容は2015年12月時点の情報です)。
「2014年7月に出展した展示会においてはSansanを活用し、来場者のフォローアップを迅速に行った結果、30件近くの商談掘り起しを実現しました。」
出典:Sansan導入事例 コニカミノルタジャパン株式会社(ソリューションマーケティング部部長の発言)
会期後1週間の名刺フォロー手順
名刺管理ソフトを使うかどうかにかかわらず、会期後の流れは次の順に決めておくと、フォローの抜けを減らせます。
- 会期中: 名刺の余白に「デモを見た」「資料希望」など、会話の内容を一言メモしておく。
- 会期の翌営業日まで: 名刺をスキャンまたは撮影してデータ化し、展示会名と開催日のタグを付ける。
- 会期後の数日以内: 御礼の連絡を送る。資料希望や商談希望の相手を先にする。
- 1週間以内: 見込み度合いで分類し、担当者と次の連絡日を決める。
- 2週間目以降: 反応のなかった相手に再度連絡するかどうかと、その方法を決める。
この手順を手作業で回している場合は、次のセルフチェックで今のやり方に無理がないか確かめてみてください。
展示会後の名刺管理、今のやり方で大丈夫?セルフチェック
当てはまるものを選んでください(登録不要)
AI・人工知能EXPOの入場方法・出展ゾーン・開催回の選び方
AI・人工知能EXPOへの入場には事前の来場登録が必要で、会場は目的に合わせた6つのゾーンで構成されています。どの開催回に行くかは、自社のAI活用の段階で選ぶのが目安です。
入場方法と入場料
来場には、公式サイトからの事前の来場登録が必要です。2026年秋の回は、11月10日(火)まで登録が無料で、その期間を過ぎると自動で有料に切り替わると案内されています(金額は公式サイトで確認してください)。部長職以上の方向けには、VIP登録も用意されています。登録すると入場券が発行され、当日は受付でそれを提示して入場します。会期中の専門セミナーは別ページで申し込みを受け付けており、人気の講演は早い段階で満席になることがあります。
6つの出展ゾーン
公式サイトでは、業務での活用から導入後の定着までを、生成AI Hub、AIエージェント World、AI駆動開発 World、AI活用に向けたデータマネジメントゾーン、AIインフラゾーン、AI定着・伴走支援ゾーンの6つで案内しています。出展サービスの例として、AIエージェント、生成AI、LLM・SLM、RAG、AIインフラ(GPU)、マルチモーダルAI、AIアバターなどが挙げられています。来場する場合は、自社の課題に一番近いゾーンから回り始めると、情報が整理しやすくなります。
同じNexTech Weekの枠内では、AI時代の人材・組織改革EXPO、量子コンピューティングEXPO、フィジカルAI EXPO、ヒューマノイドロボットEXPO、XR産業活用展、ブロックチェーンEXPOが構成展として案内されており、1回の来場で周辺分野もまとめて見られるのはNexTech Week形式のメリットです。
どの開催回を選べばよいか
選び方の目安は、自社のAI活用がどの段階にあるかです。まだ何ができるのかを幅広く知りたい段階なら、出展分野が広い春や秋が向いています。すでに導入対象の業務が決まっていて、具体的な実装や運用の相談をしたい段階なら、実装フェーズに焦点を当てたNEOが合います。NEOでは来場者のAI活用の段階を、個人レベルの活用、組織・部門への展開、AIによる代替、AIによる意思決定・全体最適の4つのフェーズで可視化する仕組みが取り入れられています。移動時間も無視できないため、首都圏の東側から通いやすい幕張メッセか、都心や臨海部の会場かも判断材料になります。
名前が似たAI展示会との違い
「AI EXPO」「AI活用EXPO」といった言葉で探すと、AI・人工知能EXPOのほかに、主催者も会場も異なる展示会が見つかります。同じ「AI」の展示会でも、対象や来場登録の条件が違うため、日程と主催者を見て目的の展示会かどうかを確認してください(各公式サイトの案内をもとに、2026年10月14日時点でまとめています)。
| 展示会 | 会期・会場 | 来場登録・参加費 | 公式サイトでの案内 |
|---|---|---|---|
| AI・人工知能EXPO 秋 | 2026年11月11日から13日 幕張メッセ | 事前の来場登録が必要(11月10日まで登録無料) | 生成AI、AIエージェント、AIインフラなど6つのゾーン |
| AI World 2026 秋 東京 | 2026年11月4日から6日 幕張メッセ | 無料(事前登録制) | AI業務改革、AI開発技術、AI人材育成、AIセキュリティ・ガバナンスの4つの構成展 |
| AI World 2026 春 大阪(開催終了) | 2026年5月20日から22日 インテックス大阪 | 無料(事前登録制) | AI World実行委員会が主催するAI活用の展示会 |
| AI NATIVE EXPO 2026(開催終了) | 2026年6月10日から12日 幕張メッセ | 来場登録が必要(入場料の記載は確認できず) | 開発、業務実装、運用、ガバナンスを扱う専門展 |
| 画像認識 AI Expo 2026(開催終了) | 2026年6月10日から12日 幕張メッセ | 来場登録の案内あり(入場料の記載は確認できず) | 画像認識AIとエッジAIの活用事例に焦点を当てた専門展 |
AI World 2026 秋 東京は、DX 総合EXPOなどと同時に開かれます(DX 総合EXPOの概要は、DX 総合EXPOとは|出展分野・開催情報・回り方を解説で解説しています)。大阪でAI関連の展示会を探している場合は、AI・人工知能EXPOの公式な開催予定(秋・NEO・春・Vertical)に大阪での開催が案内されていないことを押さえたうえで、大阪で開かれる別の展示会を確認してください。大阪の展示会の動向は、DX総合EXPO 2026 春 大阪|開催概要・東京との違い・関西DX動向まとめも参考になります。
出展する目的の設定方法
出展は小間代だけでなく、装飾、配布物、人員の拘束時間まで含めると、中小企業にとっては決して小さくない投資です。公式サイトは出展のメリットとして、国内最大級のAI展示会での製品のアピールや、決裁権をもった企業の担当者との商談などを案内しています。こうした機会を成果につなげている企業に共通するのは、出展前に「何をもって成功とするか」を数字で決めていることです。
出展の目的は大きく3つ
| 目的 | 成果の指標の例 | ブース設計のポイント |
|---|---|---|
| 新規リードの獲得 | 名刺獲得数、そのうち商談化した件数 | 通路から一目でわかるキャッチコピー、短時間で見られるデモ |
| 既存顧客・見込み客との商談 | 事前アポイントの件数、会期中の商談件数 | 着席して話せる商談スペース、事前の招待状送付 |
| 認知度・ブランドの向上 | ブース来訪者数、セミナー登壇時の聴講者数 | 業界課題を切り口にしたミニセミナー、事例の展示 |
3つを同時に狙うこと自体は問題ありませんが、優先順位を決めないと、ブースの設計も人員配置も中途半端になります。たとえば新規リードの獲得を最優先にするなら、立ち寄りやすさを重視して商談スペースは小さくする、既存顧客との商談を優先するなら事前アポイントを会期の1か月前から入れ始める、というように判断の軸が変わります。
AI製品ならではの出展準備
AI製品の出展では、来場者が「自社の業務で本当に使えるのか」を知りたがっている点を意識する必要があります。技術的な精度の数字だけを並べるよりも、業種と業務を具体的に示した導入事例、導入までの期間、社内のどの部署が関わるのかといった情報のほうが商談につながりやすくなります。また、生成AIを使った製品であれば、入力データの扱いや学習への利用有無など、情報セキュリティ面の質問が多く寄せられます。経済産業省・総務省が公表しているAI事業者ガイドラインなどを踏まえ、社内で回答を統一しておくと、説明員ごとに答えが違うといった混乱を防げます。
会期後のフォロー体制を先に決める
出展の成果が出ない原因で特に多いのが、会期後のフォローの遅れです。展示会から戻ると通常業務が溜まっており、名刺のデータ化や御礼メールの送付が1週間、2週間と後回しになりがちです。出展前の段階で、名刺を誰がいつまでにデータ化するのか、見込み度合いをどう分類するのか、どの担当者がどのリードに連絡するのかまで決めておきましょう。ブースで名刺を受け取った時点で、名刺の裏に「デモを見た」「資料希望」といったメモを残しておくと、後の分類が速くなります。
担当する人数が数人のチームで、まずはイベント名や日付のタグで名刺を整理し、御礼メールまで回したい場合の一例が、ネクスタ・メイシです。同一人物の名刺情報を自動で統合する自動名寄せ、名刺単位や部署単位で公開・非公開を切り替えられる設定、階層化できるタグ付けを備え、シンプルな画面で始めやすいと紹介されています。注意点として、原則5ユーザーからの利用で、一部の機能はオプション対応です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

ここがおすすめ!
- 月々600円からスタートできる手軽さとコストパフォーマンスの高さ
- 初心者でも始めやすいシンプルなUIと無駄のない機能
- 高い技術力を持つ世界最高峰のエンジニアによる開発
ここが少し気になる…
- 原則5ユーザーからの利用で、一部オプション対応の機能がある
機能の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック
ベンダーの導入事例では、ホーチキ株式会社が、イベントやセミナーで受け取った名刺の扱い方を次のように語っています。
3サービスの役割を比較表で見る「イベントやセミナーでは名刺を登録する際、イベントやセミナー名、日付等でタグ付けしておくと、後でお礼メールなども一斉送信できるので便利です。」
出典:ネクスタ・メイシ導入事例 ホーチキ株式会社
来場する目的の設定方法
来場は無料の登録期間に気軽に参加できる分、目的を決めずに行くと「すごいものをたくさん見たが、自社で何をすればよいかはわからない」という状態で帰ってくることになります。公式サイトは来場のメリットとして、最新のAIソリューションをまとめて比較できること、導入に向けた具体的な商談ができること、セミナーで事例や戦略を学べることの3つを挙げています。これを活かすには、参加レポートの中でもよく指摘されているように、事前に興味のある分野を絞っておくことが大切です。
来場前に決めておきたい3つのこと
- 解決したい業務課題:問い合わせ対応、文書作成、需要予測、検品など、AIで改善したい業務を1つから2つに絞る。
- 確かめたいこと:精度、導入期間、社内データとの連携、費用感、サポート体制など、ブースで質問する項目をリスト化しておく。
- 持ち帰る成果物:比較用の資料、デモの画面、概算の見積もりなど、社内報告に必要なものを決めておく。
立場別の回り方
| 来場者の立場 | 主な目的 | おすすめの回り方 |
|---|---|---|
| 経営層・部門長 | 投資判断の材料集め、業界動向の把握 | 基調講演で全体の流れをつかみ、自社と同業種の事例を展示しているブースを重点的に回る |
| DX推進・情報システム担当 | 具体的な製品の比較、技術要件の確認 | 候補製品のブースを事前に選び、デモで自社データに近い条件を試せるか確認する |
| 現場部門の担当者 | 使いやすさの確認、業務への当てはめ | 実際に操作できるブースを優先し、今の業務手順のどこが置き換わるかを質問する |
会場は広く、3日間の会期でもすべてのブースを見るのは現実的ではありません。公式サイトの出展社検索を使って、事前に訪問するブースを10社前後に絞り、会場マップで回る順番まで決めておくと効率が上がります。複数人で来場する場合は、担当する分野を分けて回り、最後に情報を持ち寄る方法も有効です。
来場者にとっての名刺交換の意味
来場者がブースで名刺を渡すと、会期後に出展企業から営業の連絡が届きます。情報収集が目的で連絡が負担になる場合は、名刺を渡す前に資料だけ受け取れるか確認するとよいでしょう。逆に、比較検討を進めたい製品の担当者とは積極的に名刺を交換し、自社側でも誰とどんな話をしたかを記録しておくと、後で問い合わせるときに話が早く進みます。
何社ものブースで受け取った名刺を、会話を忘れないうちにスマホで撮影して登録し、社内で共有したい場合の一例が、名刺管理SKYPCEです。スマホ撮影ですぐ登録でき、精度99.9%でデータ化される点、164万件超の企業情報データベースを使える点、CRM・SFAとも連携できる点が特徴として紹介されています。一方で、利用料金が公開されておらず問い合わせが必要な点には注意してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。

ここがおすすめ!
- 法人向け・営業・セキュリティに強い名刺管理サービス
- スマホ撮影ですぐに登録でき、精度99.9%で名刺をデータ化
- 164万件超の企業情報データベースを活用。CRM/SFAとも連携可能
ここが少し気になる…
- 利用料金が公開されていないため、問い合わせる必要がある
機能の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック
ベンダーの導入事例では、株式会社テリーナテリーナが、多くの人と名刺を交換する情報交換会での使い方を次のように語っています。
3サービスの役割を比較表で見る「経営者が集まる情報交換会では一度に数百人の方と名刺を交換することもあるため、作業の進捗管理が大変でした。現在では「SKYPCE」のメモにお礼状の対応が完了した旨を入力しているので、出し忘れの防止に役立っています。」
出典:名刺管理SKYPCE導入事例 株式会社テリーナテリーナ
2026年の見どころ(生成AI・AIエージェント・フィジカルAI)
AI・人工知能EXPOの出展内容は、その年のAIの潮流をそのまま映します。2026年の開催では、次の3つの分野が特に目立っていました。
生成AIの業務定着
生成AIは「試しに使ってみる」段階から、社内の文書やナレッジと組み合わせて業務に定着させる段階へと移っています。社内規程やマニュアルを参照して回答するチャットボット、議事録や提案書の自動作成、問い合わせ対応の自動化など、特定業務に絞った製品が増えています。来場の際は、自社データの取り込み方法と、回答の誤りをどう防ぐかという運用面を中心に確認すると、導入後のギャップを減らせます。チャットボットや生成AIを業務に組み込む際の設計は、BPO業務へのAI活用ガイド|チャットボット・生成AI・RPA連携の実務設計でも扱っています。
AIエージェント
AIエージェントは、人の指示を受けて複数の作業を自律的に組み合わせて進めるAIです。公式サイトには「AIエージェント World」のゾーンが設けられており、予約の受付、データの集計と報告書の作成、音声での顧客対応など、デモで実際の動きを見られる展示が増えています。便利な一方で、AIがどこまでの操作を任されるのか、人がどの段階で確認するのかといった権限設計が導入の成否を分けます。展示を見るときは、機能の多さだけでなく、承認の仕組みや操作ログの残し方も質問してみてください。
フィジカルAIとAIインフラ
ロボットや機械と組み合わせて現実世界で判断・行動するフィジカルAIも、2026年の重要なテーマです。同じNexTech WeekでフィジカルAI EXPOやヒューマノイドロボットEXPOが構成展として案内されていることからも、関心の高さがうかがえます。また、AIを動かすための計算基盤、データ整備、セキュリティといったインフラ分野の出展も目立ちます。製造・物流など現場を持つ企業は、この分野を重点的に見るとよいでしょう。
参加時によくある失敗パターン
AI・人工知能EXPOに参加しても成果が出なかったケースを振り返ると、原因の多くは会場での振る舞いではなく、事前準備と事後対応にあります。代表的な失敗と改善の方向性をまとめました。
| よくある失敗(Before) | 改善の方向性(After) |
|---|---|
| 目的を決めずに来場し、話題のブースを順に回って終わる | 解決したい業務課題を1つか2つに絞り、訪問するブースを事前に選んでおく |
| 出展の成功基準がなく、来訪者数だけを報告して終わる | 名刺獲得数と商談化件数など、目的に合った指標を出展前に決める |
| デモが専門的すぎて、立ち止まった来場者が理解できない | 業種と業務を示した導入事例を中心に、短時間で伝わる説明にする |
| 交換した名刺が担当者の手元に残り、社内で共有されない | 会期直後に名刺をデータ化し、会話の内容と一緒に社内で共有する |
| 御礼の連絡が会期の2週間後になり、相手の記憶が薄れている | フォローの担当者と期限を出展前に決め、会期後数日以内に連絡する |
| 来場後の社内報告が感想だけで、次の行動が決まらない | 比較表と次のアクション(資料請求、トライアル申込など)をセットで報告する |
名刺は個人情報を含むため、データ化して共有する際は取り扱いにも注意が必要です。個人情報保護委員会のガイドラインでは、個人情報を取り扱う事業者の義務として、利用目的の特定や安全管理措置などが示されています。名刺を共有フォルダに画像で保存したまま放置するよりも、アクセス権限を設定できる仕組みで管理するほうが安全です。なお、本記事の内容は一般的な情報提供であり、法的助言ではありません。具体的な対応は専門家や所管官庁の情報をご確認ください。
失敗の多くは、名刺が個人の手元に残ることから始まります。会話の内容や接触の履歴まで含めて社内で共有し、あとから誰でも検索できる状態にしたい場合は、名刺管理ソフトで一元管理する方法があります。部署を越えた接点の共有を重視するなら、先に紹介したSansanの資料も確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. AI・人工知能EXPOとは何ですか?
A. RX Japan合同会社が主催するAI専門のビジネス展示会です。先端技術の展示会群であるNexTech Weekの1つとして開かれ、生成AIやAIエージェントなどの製品を提供する企業と、AIを導入したい企業の担当者が商談する場になっています。「AI EXPO」「AI活用EXPO」などの名前で探している場合は、主催者や会場が違う別の展示会もあるため、日程と主催者を確認してください。
Q2. 2026年にAI・人工知能EXPOは開催されますか?
A. 開催されます。公式サイトでは、2026年8月にNEOが東京国際フォーラムで開かれ、11月11日から13日に秋が幕張メッセで開かれると案内されています。2027年は、1月7日から8日にNEO(東京国際フォーラム)、4月21日から23日に春(東京ビッグサイト)、6月16日から18日にVertical(東京ビッグサイト)が予定されています。会期は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
Q3. AI・人工知能EXPOの大阪での開催はいつですか?
A. 公式サイトの開催予定(秋・NEO・春・Vertical)には、大阪での開催は案内されていません(2026年10月14日時点)。大阪で開かれたAI関連の展示会には、2026年5月20日から22日にインテックス大阪で開かれたAI World 2026 春 大阪などがありますが、主催者の異なる別の展示会です。
Q4. 来場するにはどうすればよいですか?
A. 公式サイトから事前に来場登録を行い、発行された入場券を当日受付で提示して入場します。2026年秋の回は、11月10日まで登録が無料で、その後は有料に切り替わると案内されています。会期中のセミナーは別途申し込みが必要で、人気の講演は早めに満席になることがあります。
Q5. 春・秋・NEOはどう選べばよいですか?
A. AIで何ができるかを幅広く知りたい段階なら出展分野が広い春や秋、導入対象の業務が決まっていて実装や運用を相談したい段階なら、導入・実装フェーズに焦点を当てたNEOが目安です。会場までの移動時間も判断材料になります。
Q6. 展示会で交換した名刺はどう管理すればよいですか?
A. 会期後すぐに名刺をデータ化し、誰とどんな話をしたかのメモと一緒に社内で共有するのが基本です。名刺管理ソフトを使うと、読み取りやデータの共有、商談記録との紐づけを効率よく行えます。名刺は個人情報を含むため、アクセス権限を設定できる仕組みで管理しましょう。
まとめ
- AI・人工知能EXPOは、RX Japan合同会社が主催するAI専門のビジネス展示会で、秋・NEO・春・Verticalと年に複数回開かれている。
- 開催回は、自社のAI活用の段階と会場へのアクセスで選び、名前が似た別のAI展示会と日程や主催者を取り違えない。
- 出展する場合は優先する目的と成果の指標を事前に決め、会期後のフォロー体制まで準備する。
- 来場する場合は解決したい業務課題と質問項目を絞り、訪問するブースを事前に選んでおく。
- 交換した名刺は会期後の数日以内にデータ化して社内で共有し、商談や比較検討につなげる。
- 名刺が個人の手元に残りそうなら、名刺管理ソフトの資料を取り寄せ、自社の人数と使い方に合うかを比べて検討する。
参考文献
- NexTech Week「AI・人工知能EXPOの展示会概要」 https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/about/ai.html
- NexTech Week「AI・人工知能EXPO NEO」 https://www.nextech-week.jp/aineo/ja-jp.html
- Bizcrew「AI World 2026 秋 東京」 https://www.bizcrew.jp/expo/ai-tokyo
- Bizcrew「AI World 2026 春 大阪」 https://www.bizcrew.jp/expo/ai-osaka
- AI NATIVE EXPO 2026 https://www.ainative-expo.jp/
- 画像認識 AI Expo(Vision AI Expo)2026 https://vision-ai-expo.jp/
- 個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」 https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/guidelines_tsusoku/
- NIFTY engineering「AI・人工知能EXPO【春】 に参加してきました!」 https://engineering.nifty.co.jp/blog/37723
- Sansan導入事例「コニカミノルタジャパン株式会社」 https://jp.sansan.com/case/konicaminoltabj/
- ネクスタ・メイシ導入事例「ホーチキ株式会社」 https://tnexta.com/cases/hochiki
- 名刺管理SKYPCE導入事例「株式会社テリーナテリーナ」 https://www.skypce.net/case/case009/



