【公認会計士監修】中小企業向け経費精算システムおすすめ14選を比較|専門家が教える使いやすい経費精算システム選びも!

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- 使いやすい経費精算システム・使いにくい経費精算システムがわかる!
- 中小企業向け経費精算システムの選び方を公認会計士が解説!
- 経費精算システムを比較して検討できる!
本記事では、公認会計士・税理士の内山智絵さん監修のもと「使いにくい・使いやすい経費精算システムとは何か」「中小企業向け経費精算システムの選び方」を徹底解説します。記事中盤では、編集部おすすめの経費精算システムを複数ご紹介しますので、ぜひ資料請求・問い合わせをしてみましょう。
※監修者は「使いにくい・使いやすい経費精算システムとは」「選び方」についてのみ監修をおこなっております。その他の部分については監修者が監修したものではありません。


監修者
公認会計士・税理士
内山 智絵
大学在学中に公認会計士試験に合格。大手監査法人の地方事務所で上場企業の法定監査などに10年ほど従事した後、出産・育児をきっかけに退職。現在は、個人で会計事務所を開業し、中小監査法人での監査業務を継続しつつ、起業女性の会計・税務サポートなどを中心に行っている。
詳しくはこちら
公認会計士が教える!使いにくい・使いやすい経費精算システムとは?

経費精算システムは「使いにくい・使いやすい経費精算システムとは何か」を明確にしておかないと、導入後に「使いにくい」と発覚し、最悪サービスの切り替えを検討しないといけなくなる場合があります。
とはいえ、導入前の段階だと「使いにくい・使いやすい」がイメージしづらい方も多いのではないでしょうか?
そこでこちらでは、公認会計士・税理士の内山さんご協力のもと、「使いにくい・使いやすい経費精算システム」を明確にしていきます。
経理担当者・現場それぞれで「使いにくい」は変わる
経費精算システムの「使いにくさ」は、経理作業を行う経理担当者と申請・承認を行う現場(申請者&承認者)の立場の違いで変化します。まず、それぞれの立場での「使いにくさ」を把握しましょう。
経理担当が使いにくいのは「作業負担を増やす経費精算システム」
内山さんの解説から、経理担当者が使いにくさを感じるケースは、経費精算システムで作業負担が減るどころか入力や照合の手間が発生していることがわかります。経理担当者の負担を軽減する機能がどれくらい精度が高いか・充実しているかは常に意識したいです。
現場が使いにくいのは「承認ワークフローが煩雑な経費精算システム」

公認会計士・税理士
内山 智絵
承認ワークフローが煩雑な経費精算ソフトは、現場担当者の大きな負担となります。 例えば、承認経路が複雑で柔軟に変更できない、申請がどこまで進んでいるか進捗状況が不透明なシステムは使いにくいと感じられます。特に、申請がどの部分で止まっているのかリアルタイムで確認できないと、現場の担当者は個別に問い合わせる手間が発生します。 また、差し戻しの理由が不明確であったり、再提出のプロセスが分かりにくいことも、経費精算業務の遅延や効率低下を招く要因となります。
内山さんの解説から、現場が使いにくいと感じる経費精算システムは、申請・承認時の煩わしさや不透明さが影響していることがわかります。申請・承認のフローのカスタム性や可視性が高いかは意識したいところです。
使いやすい経費精算システムは「データ連携・自動化機能が充実で承認ワークフローが柔軟」
経理担当者・現場の「使いにくい経費精算システム」を踏まえ、一方「使いやすい経費精算システム」とはどんなものなのか、内山さんにお聞きしました。

公認会計士・税理士
内山 智絵
経理や現場の担当者にとって使いやすい経費精算システムは、データ連携と自動化機能が充実しており、承認ワークフローが柔軟で透明性の高い点が特徴です。 例えば、会計システムや銀行、クレジットカード明細とシームレスに連携し、入力作業を大幅に削減します。さらに、AI-OCRで領収書を正確に読み取り、仕訳まで自動化されるため、手作業によるミスや負担が激減します。
内山さんが提示した「データ連携と自動化機能が充実しており、承認ワークフローが柔軟で透明性の高い経費精算システム」は、経理担当・現場どちらの「使いにくい」と感じる要素を回避する特徴なのがわかりますね。立場の違いに関わらず、業務負担の削減・効率化が見込めるでしょう。
公認会計士が教える!中小企業向け経費精算システムの選び方

先述した「使いにくい・使いやすい経費精算システム」を踏まえつつ、ここからは中小企業向けの経費精算システムの選び方をご紹介します。引き続き公認会計士・税理士の内山さんに解説いただいているので、ぜひ検討時の参考にしてみてください。
システムが直感的で使いやすいか
経費精算システム内で行う操作が直感的にできるかどうかは、運用に大きく影響します。以下、内山さんから操作しやすさの重要性を解説いただきました。

公認会計士・税理士
内山 智絵
見た目がシンプルで、初めて使う人でもマニュアルを見なくても直感的に操作できるシステムを選びましょう。多くのシステムが提供している無料トライアルを利用し、実際に従業員が経費申請を、上司が承認作業を体験してみるのが一番です。 特に、よく使う機能(領収書のアップロード、交通費精算など)がどれだけスムーズにできるかを確認することで、導入後の「使いにくい」という不満を大きく減らすことができます。
経費精算システムを導入しても「操作しにくい」となったら、経理担当者・現場への浸透がしにくくなってしまうのはイメージしやすいですね。このような事態を避けるためにも、実際の使用感を把握するのは意識しましょう。
内山さんの解説にもある通り、導入前の無料トライアルやデモ動画で操作性はチェックは可能です。トライアルがある場合は積極的に活用してください。
自社の会計システム等と連携できるか
中小企業とマッチする経費精算システムは、現在社内で使用しているシステムとの連携性があります。内山さんに連携機能について解説いただきました。

公認会計士・税理士
内山 智絵
現在利用している会計システムや給与計算システムとスムーズに連携できるかを確認しましょう。 連携機能があれば、経費データを自動で会計システムに取り込むことができるため、手作業によるデータの二重入力や入力ミスを防げます。これにより、経理担当者の作業時間を大幅に削減し、月次の締め処理を効率化できます。 ベンダーによっては、連携実績のある会計システムを公開している場合もあるので、事前に確認することが重要です。
現在使用している会計ソフトや給与計算ソフトなどの業務効率化ソフトウェアとの連携確認を怠ると、経費精算システムの導入後に「別の経費精算システムに乗り換えないといけない」となる恐れがあります。
ベンダーが連携できるソフトを公開している場合はサイトをチェック、非公開の場合はお問い合わせをして、必ず確認するようにしましょう。
サポート体制と導入支援は充実しているか
中小企業が経費精算システムを運用していく上で確保しておきたいのが、導入時の支援と導入後のサポートが受けられることです。中小企業におけるサポート体制の重要性について、内山さんに解説いただきました。

公認会計士・税理士
内山 智絵
新しいシステムを導入する際には、初期設定や操作方法で不明点が出てくることがほとんどです。そのため、導入時のサポートが手厚く、運用開始後も迅速に対応してくれるベンダーを選ぶことが非常に重要です。 電話やチャット、メールなど、多様な方法で問い合わせに対応してくれるか、担当者への研修やFAQサイトは充実しているかなどを確認しましょう。 特にIT専門の部署がない中小企業にとっては、手厚いサポート体制が導入を成功させる鍵となります。
「本来の業務は別にあり、片手間で経理も担当している」という体制になりがちな中小企業の場合、システム周りの専門知識がある人がいないケースが多いと思います。内山さんの解説にもある通り、電話・チャット対応の有無やFAQサイトの充実さを確保して、安定した運用ができるようにしましょう。
従業員のスマホ利用に対応しているか
中小企業が経費精算システムを導入する際、スマホ利用に対応しているかも重要なチェックポイントだと、内山さんは解説しています。

公認会計士・税理士
内山 智絵
現代の働き方では、従業員がオフィスにいない時間や在宅勤務も多くあります。出張先や移動中でもスマートフォンから経費申請ができるシステムは、申請の遅延を防ぎ、従業員の負担を大幅に軽減します。 領収書をスマホのカメラで撮影し、そのままアップロードして申請する機能は、紛失のリスクを減らし、帰社後の面倒な作業をなくします。 このようなモバイル対応が充実しているシステムは、経理担当者だけでなく、現場で働くすべての従業員の満足度を高めることにつながります。
経費精算システムがスマホに対応できれば、手元に来た領収書をすぐ撮影して申請できたり、申請・承認作業のためにわざわざ出社する必要がなくなったりと、これまでの経理作業の負担が軽減できるのがわかりますね。経費精算システムを選ぶ際は、スマホアプリも展開しているかチェックしてみましょう。
カスタマイズが柔軟にできるか
中小企業が後悔しない経費精算システムを選ぶなら、申請〜承認までのワークフロー設定が柔軟にカスタマイズできるかを確認する必要があります。ワークフローのカスタマイズ性について内山さんに解説いただきました。

公認会計士・税理士
内山 智絵
中小企業は成長するにつれて、業務プロセスや経費精算のルールが変わる可能性があります。将来を見据えて、現在の業務フローに合わせて柔軟に設定を変更できるか、新しい機能を追加できるかなど、システムの拡張性も考慮に入れましょう。 例えば、部署や役職によって承認フローを変えたり、新しい経費科目を追加したりする際に、簡単な設定変更で対応できるシステムは、将来的なシステム乗り換えの手間とコストを削減することにつながります。
今の業務フローに対応するのは当然として、今後成長していったときの状況に対応できるかも、中小企業にとって必要不可欠なのがわかりますね。
ワークフローの設定の柔軟性は、ベンダーごとに若干差があります。操作性をチェックするのと同様、導入前の無料トライアルやデモ動画視聴で確認ができるポイントなので、ぜひ利用してみましょう。
使いやすい中小企業向け経費精算システムおすすめ14選
ここでは中小企業向け経費精算システムのおすすめをご紹介します。選び方で言及もあった、他ソフトとの連携機能、トライアルなどが整っているものを多数ご紹介しています。
資料請求と合わせて自社にあった最適なサービスを選びましょう。
※監修者が監修したものではありません。
比較表で経費精算システムをチェックするならこちら株式会社ラクス
楽楽精算
基本情報

ここがおすすめ!
- 領収書やICカードはスマホで読み取れ、社外からでも申請や精算が可能
- 経費精算から会計ソフト連携まで便利な機能が充実している
ここが少し気になる…
- 外国語対応は英語のみ
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コマーシャルでも流れている通り、経費精算締日の残業が無くなったことが一番のメリットです。 確認事項が多く、従業員目線では計上科目も複雑でわかりにくい「経費」をここまで明瞭に可視化できるのはさすがの一言でした。 利用者が多いことから、インターネット上に使用上の経験談や解決法が多く存在することも助かっています。
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申請内容を最終的に出力しレシートなどの商標と目視確認するのに便利だった。また、電車経路は地方のバス停も出てくることが多くスムーズに申請されていた。
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スマートフォン対応により時間と場所にとらわれない承認が可能となり、交通系ICカードとの連携により入力工数の削減ができるのがメリットとなります
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド経費

基本情報

ここがおすすめ!
- オンライン上でまとめて経費申請できる
- 従業員や費目ごとに経費利用額が自動でグラフ化
- 不備入力防止アラート機能で入力ミスが減るため、差し戻しの手間が軽減
ここが少し気になる…
- OCR機能の精度があまりよくない
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従来は紙の領収書の原本を経理に渡して経費申請をしていたが、経理がその領収書の原本を取りにくるためだけに出社を余儀なくされていたが、領収書の原本を撮影/PDF化して本サービスにアップロードできることで経理における紙の領収書管理の手間が大幅に改善した。 また、経費申請の締め切り日であってもオンラインで時間を選ばすに申請できるので業務時間中でコア業務に集中できる。(紙の申請だと慌てて申請していた記憶がある。)
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スマホで領収書を撮影してすぐに登録できるため、経費申請の手間が大幅に削減されました。紙の領収書を管理する必要がなくなり、紛失の心配も減りました。また、経費の承認フローがスムーズになり、申請から承認・振込までの時間が短縮されたのもメリットです。
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経費のレシートをプリンターでスキャンをして入れる手間がなくなりました。また従業員からも手間が減ってよかったと好評です。 過去にいくら支払いをしているか記録がすぐに見れることも良いと感じました。

実際に使ってみたレビュー記事はこちら

【レビュー】マネーフォワードクラウド経費を実際に登録して使ってみた【使い方解説】
数ある経費精算システムの中でそのサービスを使ったらいいかわからないという方も多くいると思います。そこで今回は「マネーフォワードクラウド経費」の無料登録から使い方まで、利用経験ゼロの筆者が実況形式でお伝えします。
他システムとの比較記事はこちら
\気になるサービスをClickして比較!/
jinjer株式会社
ジンジャー経費

基本情報

ここがおすすめ!
- 社内に散らばる勤怠・給与・人事・経費などを1つに集約できる
- 担当者の面倒の原因を解決し、効率的な経費精算業務を実現可能
- さまざまな企業規模に対応し、特にペーパーレス化したい企業にぴったり
ここが少し気になる…
- 導入までに最長3ヶ月ほどかかる
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トップページが見やすく、検索がしやすいので、見たいページがすぐに見つかり、対象月の表をすぐ表示することができた。毎月の給与の欄と賞与の欄があり、見たいものが探しやすかった。
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オンラインで申請ができるので、どこからでも精算できることが魅力です。また、シンプル操作ゆえに高齢の方でも1人で操作でき、高齢の方だけ、代理で精算をする手間もかかりませんでした。大きな業務効率につながりました。
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ジンジャー経理を導入したことで、経費精算や支払申請のフローが一元化され、紙やメールでの申請・承認の手間が解消されました。仕訳の自動化や承認ルートの設定により、確認ミスや処理の抜け漏れも減少。経理部門だけでなく、現場の申請者にとっても操作が簡単で、業務全体の効率化につながっています。
株式会社LayerX
バクラク経費精算
基本情報

ここがおすすめ!
- 差戻しや確認に時間をかけずに済む「ミス防止機能」を複数搭載
- アプリやチャットツールから承認が行え、社内にいなくても承認時間の確保が可能
- 複数枚の領収書でも自動で読み取れる
ここが少し気になる…
- 導入前のサポートを受けたい場合は有償での対応となる
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スマホ撮影した領収書をAI‑OCRが数秒で読取・タイムスタンプ付与し、原本破棄が可能に。入力ミス/差戻しアラートで承認スピードが向上し、経理の月末突貫作業を削減。会計ソフトへワンクリック仕訳連携でき、集計から振込データ作成までを同一画面で完結できた。
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会社の請求書を全て電子証憑で管理できるため、原本の管理が不要になることはもちろん、バクラクビジネスカードの利用によりクレジットカード利用の申請が簡単になり、「Bakuraku債権・債務管理」を利用することで仕訳処理や会計ソフトとの連携も可能なため、一気通貫での管理が可能です。
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主に経費生産に利用していますが、明細をアップロードすることで簡単に経費申請を済ませることができるのでその点が便利です。
株式会社invox
invox経費精算

基本情報

ここがおすすめ!
- さまざまな目的や企業規模に対応し、「業界最安水準」の料金プランで導入ハードルが低い
- 「AI OCR」によるデータ化や「ルート検索」「ワークフロー電子化」で業務不可が軽減
- 経費精算機能だけでなく「申請・承認ワークフロー」「仕訳」にも対応
ここが少し気になる…
- 定額料金ではなく、経費精算を作成したユーザー数分の料金が月ごとに発生
株式会社コンカー
Concur Expense

基本情報

ここがおすすめ!
- あらゆる支払いを自動化・連携できる
- 製品サービスとビジネスモデルに高い評価を受けグッドデザイン賞を受賞
- デジタル上での申請・チェックで承認レス化が可能
ここが少し気になる…
- 回線混雑時のシステムエラーが多い
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これまで紙レシートの紛失や手入力ミスで精算が遅れがちだったものの、スマホで撮影→自動OCR登録ですぐにデータ化できるのはありがたかったです。 経理の集計ミスも激減し、精算スピードが格段にアップしました。
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メールアカウントを利用したシングルサインオンにより、アカウント管理の労力が減った。また、経費申請の際に直感的に入力がしやすく、利用者の多い経費申請システムとしては浸透が早く助かった。
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交通費の精算の際、経路検索が簡単にでき、乗った時間から様々な乗り換え方法が提示されるため、自分がどのような行き方をしたかから交通費を自動算出してもらえるのが便利。自由席や指定席なども選べる。

TIS株式会社
Spendia

基本情報

ここがおすすめ!
- スマートフォンから経費の申請が行える
- 乗換案内ソフト「駅すぱあと」と連携可能で、外出が多い社員にも便利
- 「ワンストップ」で利用でき、業務効率化にも効果的
ここが少し気になる…
- 利用が開始ができる金額が18万円からで、少人数での利用や利用金額が18万円に満たない場合は割高になる
-
申請の際の作業の効率化です。宿泊先などを入れると自動計算されたりする点が便利でした。いろいろなところへ行き、都度宿が変わるとなると、いちいち申請するのが面倒でしたが、自動計算されることでとても効率的になりました。
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
経費BANK

ここがおすすめ!
- コストパフォーマンスが高く小規模の中小企業でも導入しやすい
- 交通系ICカード・コーポレートカード連携などにより、企業のDX化・ペーパーレス化が可能
ここが少し気になる…
- UIが独特で操作が分かりづらく、慣れるまで時間がかかる
ここがおすすめ!
- 通知機能で承認漏れを防止できる
- 低コストで従業員数が10人以下の企業でも導入しやすい
- ダウンロードした仕訳データを会計ソフトに取り込むだけで経理処理が完結!
ここが少し気になる…
- 初期設定が複雑で使用するまでに時間を要する場合も
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経費精算という名目のシステムではあるが、捺印申請や○○申請などのように申請品目を自由に増やすことができ、経費以外の申請についても同システムで利用できるようになった。それにより、複数システムを見るなどの手間もなく、最低限のコストで効率化を実現することができた。
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スマホ撮影時に自動タイムスタンプが付与されるため原本破棄が可能となった。経費申請フローがメール通知とアラートで自動化され、月末承認遅延がゼロに。経費データをワンクリックで会計へ仕訳連携でき、経理部の入力工数を圧縮できた。
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交通費精算の際に出発・到着の駅やバス停を入力すると、候補の経路が出てくるので、乗り換えがあっても選択しやすい。 経費の理由を記入する欄があるため、一つ一つ何の目的で使用したか、上長に説明しなくても良い。
ここがおすすめ!
- 利用ユーザー数無制限
- トランスファーデータが提供する出張予約サービスで出張手配もできる
ここが少し気になる…
- 無料で利用できる反面、搭載されている機能が少ない
株式会社TOKIUM
TOKIUM経費精算
ここがおすすめ!
- スマホで領収書を撮って専用ポストに投函するだけの簡単申請
- 専任コンサルタントや導入支援・運用開始後のサポートなどが充実している
ここが少し気になる…
- 操作がわかりにくく、慣れるまで時間がかかる場合も
-
以前使っていた社内の経費申請サービスの申請方法が独特で、ほかにもエクセルで明細などを作るという手間もありました。とはいえ使っているうちに慣れたので問題はなかったのですが、やはりこちらのサービスはレシートなどをアップロードすればいいだけので、申請完了までの時間はぐっと少なくなりました。承認されたらメールに連絡がくるのも助かります。
アルプスシステムインテグレーション株式会社
BIZUTTO経費

ここがおすすめ!
- 無駄のない10名ごとの価格体系で小規模企業でも導入しやすい
- 各種情報をチェックしやすい画面レイアウト
- マスタ設定をサポートしてもらえる支援の手厚さ
ここが少し気になる…
- 使わない機能を非表示にできない
freee株式会社
freee支出管理 経費精算Plus
ここがおすすめ!
- 支払いは経費精算を当月に利用した従業員の人数分だけ
- 入力作業を極力ゼロに・チェック業務を最小化
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
-
疑問がある場合すぐに解決できるサポートが見つけられるところがメリットです
イージーソフト株式会社
HRMOS経費(旧eKeihi)
ここがおすすめ!
- 法対応・経理業務を熟知した専任担当の手厚いサポートが受けられる
- 多彩な機能を低コストで導入でき、企業の成長や社会の変化に柔軟に対応できるシステム設計
ここが少し気になる…
- 拡張性が乏しく、場合によっては必要な機能が使えなかったり連携できなかったりする
中小企業向けの経費精算システムの比較一覧表
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トライアル | 連携機能 | サポート | スマホ利用 | ワークフローの柔軟性 | ||
中小企業向け経費精算システム | ![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() ・導入時は専任担当がサポート | ![]() | ![]() | |
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() ・AIチャットボット | ![]() | ![]() | ||
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() ・AIチャットサポート | ![]() | ![]() | ||
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() 導入から運用開始まで専任の担当者がサポート(有償) | ![]() | ![]() | ||
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() ・3ヶ月間の導入サポート(有償) | ![]() | ![]() | ||
デモ動画 | お問い合わせ | ![]() サポート提供(月~金曜の9~18時) | ![]() | ![]() | ||
– | ![]() | お問い合わせ | ![]() | ![]() | ||
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||
![]() 無料トライアル | ![]() | ![]() ・電話サポート | ![]() | ![]() | ||
ビズトラ自体が無料で使える | ![]() | – | – | ![]() | ||
お問い合わせ | ![]() | ![]() ・導入を専任の導入コンサルタントが担当 | ![]() | ![]() | ||
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その他の経費精算システムの選び方

ここでは、記事上では紹介されなかったものの注目すべきポイントを掲載しています。より細かい注目ポイントを活用して、自社のニーズに合致した経費精算システムを選択しましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
会社の規模感に合ったコストで選ぶ
まずは、自社の規模や予算にあったサービス・プランを絞りましょう。従業員数が比較的少ない場合、シンプルな機能でリーズナブルなプランがおすすめです。
また、自社に合った入力フォーマットや承認フローへのカスタマイズができるか確認しましょう。どんなに高品質なシステムを導入したとしても、自社の思い描く運用法と実態が違っていては意味がありません。入力フォーマットや承認フローを自社のスタイルに合わせてカスタマイズできることも重要です。実際に運用しながら随時調整も可能であれば、実務を通したよりよい業務の効率化に繋がります。
▼経費精算システム対応規模の一例

電子帳簿保存法への対応可否で選ぶ
経費精算システムを選ぶ際は、電子帳簿保存法(電帳法)に対応しているかも確認しましょう。電帳法は、国税関係の帳簿や書類を電子データで保存することを認める法律です。情報化・ペーパーレス化の流れを受け、2024年からは電子取引を行った際のデータはオンラインで保管することが義務化されます。
電子帳簿保存法にどこまで対応しているかは製品によって異なります。JIIMA(日本文書情報マネジメント協会)の認証を受けているかが、対応の有無を判断する1つの目安となるでしょう。
2023年10月から開始したインボイス制度では、領収書に「適格請求書発行事業者」を示す登録番号が記載されます。この登録番号の有無によって仕訳区分を変更する際、システムがインボイスに対応していなければ、仕訳区分の手直しが別途発生します。経理担当者の負担を増やさないためにも、電子帳簿保存法・インボイスに対応したシステムなのか確認が必要です。
他言語や外貨に対応しているか
外資系の企業や海外に拠点を持つ企業・海外の取引先が多い企業・英語が公用語の地域で事業展開している企業は、多言語や外貨に対応しているかを確認しましょう。
外貨の計算や為替レートの取得を自動で行う機能があるサービスを選択すれば、複雑な精算作業を回避することができます。また、英語に対応していない経費精算システムの場合、日本語が分からない従業員に対しては別途言語対応が必要ですが、英語対応であれば負担が軽減されます。
お試し無料トライアルがあるか
記事上の選び方でも言及自体はあった項目ですが、慎重に導入を進めたいなら、実際のシステムをお試しで利用できる無料トライアルがおすすめです。
無料トライアルの期間はシステムによって異なりますが、1ヶ月や2ヶ月などのものを選ぶと月次の処理を一通り体験できます。トライアル期間の長さにも注目して選んでみまししょう。
まとめ
中小企業にピッタリな経費精算システムをご紹介してきました。ぜひこの記事を参考に、操作性やサポート体制などをチェックして、導入後に後悔しない経費精算システムを選びましょう。
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従業員の交通費や出張費・接待交際費など経費の精算申請を便利にする経費精算システム。本記事では、ビジネスコンシェルジュ厳選の経費精算システムのおすすめをご紹介。公認会計士の内山さんの経費精算システムの選び方も必読です。
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大企業におすすめ

大企業におすすめの経費精算システム6選(全32製品)を比較!【2025年最新/比較表付き】
大企業が経費精算業務を行う場合、組織体制の拡大により業務に手間がかかることもあるでしょう。そんな課題解決に役立つのが経費精算システムです。本記事では、大企業向けの経費精算システムの特徴やメリット、導入の際の注意点、選び方などを解説しています。
グローバル企業におすすめ

英語対応の経費精算システム6選(全19製品)を比較!【2025年最新/比較表付き】
英語対応の経費精算システムを導入することで、多言語対応で自社のグローバル化の後押しや経費精算業務の負担軽減に役立ちます。本記事では、英語対応の経費精算システム導入がおすすめな企業、英語対応の経費精算システムの機能や導入するメリット・注意点を解説しています。
スマホで手軽に利用したい方におすすめ

【公認会計士監修】経費精算アプリ15選を比較|無料で使えるものも!選び方を専門家が徹底解説!
経費精算の入力や申請・承認などの業務をスマホやタブレットで経費精算アプリ。本記事では、ビジネスコンシェルジュ編集部厳選のおすすめアプリをご紹介します。また、公認会計士の内山さん解説の経費精算アプリの選び方も参考にして、自社にピッタリなアプリを見つけましょう。
公認会計士・税理士
内山 智絵
経費精算システムにおいて、データ連携と自動化機能が不十分な場合には、経理担当者の作業負担を著しく増やします。 例えば、会計システムや銀行データとの連携ができていないと、経理担当者は手動でのデータ入力や照合作業に多くの時間を費やさなければなりません。また、領収書のAI-OCR読み取り精度が低い、あるいは交通系ICカードやクレジットカード明細との自動連携がない場合、結局は手入力で修正・補完する手間が発生します。 これにより、入力ミスが増えたり、作業効率が低下したりするだけでなく、月末月初などの繁忙期にはさらなる業務ひっ迫を招く原因となります。