メールアドレスを選ぶ上で知っておきたいポイントをご説明します。
※2025年1月自社調査。調査方法はこちら
メールアドレスを作りたいけど、どれを選べばいいかわからない、とお悩みではないですか?
ビジネス用、プライベート用、など、用途によって選び方は異なります。
ここではメールアドレスの種類とその特徴や選び方について解説いたします。
メールアドレスにはいくつか種類がありますが、すべてのメールアドレスで「アカウント名@ドメイン名」の構造をしており、それぞれ下記のような役割があります。
アカウント名 |
メールを送受信する個人を識別する文字列 |
---|---|
ドメイン名 |
加入しているサービス名などを表す文字列 |
メールアドレスには下記4つの種類があります。 これらは@の後ろのドメイン名で見分けることができます。
1フリーメールアドレス
例:@yahoo.co.jp、@gmail.com など
2プロバイダーメールアドレス
例:@nifty.ne.jp、@so-net.ne.jp など
3キャリアメールアドレス
例:@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp など
4独自ドメインのメールアドレス
例:@onama.com など、お好きな文字列
4種類のメールアドレスにはそれぞれに特徴があります。
ここではそれぞれの特徴を紹介いたします。
フリーアドレスとはだれでも無料で作成できるメールアドレスのことです。
代表的なフリーメールアドレス
Gmail |
@gmail.com |
---|---|
Yahoo!メール |
@yahoo.co.jp |
メリット
・無料で何個でも作成できる
フリーメールアドレスの最大のメリットは無料で利用できることです。
一般的にメールソフトのダウンロードも不要のため、気軽に始めることができます。
デメリット
・信頼度が低い
フリーメールは@の後ろが全ユーザー共通のため、一見誰からのメールなのか判断できません。
@の前に会社名を入れることは出来ますが、誰でも好きな文字列でメールアドレスを取得できるため、なりすましの可能性もあり、ビジネスの場での信頼度は低いでしょう。
・受信できなくなる可能性がある
フリーメールのサービスはメールの容量が少ないことがあります。
容量の上限に達してしまうとメールが受信できなくなります。
・サービスが使えなくなる可能性がある
フリーメールは一定期間利用していないとアカウントが停止・削除されてしまう場合があります。
また、仕様変更によりこれまで受信できていたメールが迷惑メール扱いされてしまったり、サービスそのものが提供終了してしまう可能性もあります。
プロバイダーメールアドレスとはインターネット接続サービスを契約すると提供されるメールアドレスのことです。
代表的なプロバイダーメールアドレスメールアドレス
So-net |
@so-net.ne.jp |
---|---|
nifty |
@nifty.ne.jp |
メリット
・セキュリティ対策がしっかりしている
セキュリティが対策がしっかりしており、迷惑メールが届きにくいとされています。
ウイルスチェックをオプションで付けられるプロバイダーもあるようです。
フリーメールと違い、トラブル時にサポートを受けられるのも安心です。
・信頼性が高い
プロバイダメールアドレスを使っているということは、プロバイダを契約し、一定の料金を払っている証拠となり、
よって、フリーメールアドレスと違い、信頼性が高いです。
デメリット
・メールアドレスの個数に制限がある
無料で提供されるメールアドレス数は1個であることが多いです。
複数のメールアドレスを使いたい場合には料金が発生する場合があります。
・プロバイダ変更時にメールアドレスが使えなくなる可能性がある
プロバイダを変更した場合、メールアドレスが使えなくなる可能性があります
継続してメールアドレスを使いたい場合、追加料金が必要になる場合があるので注意が必要です。
キャリアメールアドレスとは携帯電話の契約をすることで提供されるメールアドレスです。
代表的なキャリアメールアドレス
docomo |
@docomo.ne.jp |
---|---|
au |
@ezweb.ne.jp |
softbank |
@softbank.ne.jp |
メリット
・信頼性が高い
キャリアメールアドレスもプロバイダメールアドレスと同様に、携帯電話を契約している人しか使えません。
本人確認を実施したうえで契約が進むので、信頼性が高いでしょう。
・設定が簡単
キャリアメールはアプリをインストールするだけ、など簡単に設定できるようになっています。
メールやアプリの設定に自信がない人でもすぐに利用が開始できます。
デメリット
・容量が少ない
キャリアメールはメールボックスの容量が少ないことが多いです。
また送受信できるメールの大きさにも制限があり、画像や動画をやり取りするには不向きです。
独自ドメインメールアドレスとは、オリジナルの文字列で作成したメールアドレスのことです。
会社名・サービス名といった好きな文字列を使えます。
メリット
・信頼度が上がる
ビジネス相手からのメールがフリーアドレスメールだった場合、なりすましなど余計な心配を与えることになりますが、会社名の入ったメールアドレスを使えば、一目で誰からのメールなのかが分かり、信頼度向上に繋がります。
また、会社やサービス名が認知されやすくなるのでブランディングの効果もあります。
・サービス終了のリスクがない
独自ドメインを更新する限り、永久に同じメールアドレスが使えます。
他社から提供されているメールアドレスのようにサービス終了により使えなくなってしまう、といったリスクがないため安心して使い続けることができます。
・複数のメールアドレスを作成できる
[email protected]
[email protected]
など、用途に応じて好きなメールアドレスを作成可能です。
多くのメールアドレスを作成希望の場合、作成メールアドレス数無制限のレンタルサーバーを選びましょう。
デメリット
・費用がかかる
独自ドメインの取得や更新には費用がかかります。
多くの場合は年額数千円程度と大きな額ではありませんが、無料でメールアドレスを作りたい方には不向きでしょう。
・自身での設定や管理が必要
独自ドメインを使ったメールアドレスを作成する場合、ご自身でレンタルサーバーの設定等をする必要があります。
また、数年に1回、独自ドメインの更新作業も必要です。
不安な方はサポート体制が充実したレンタルサーバーを選択しましょう
それぞれの特徴は理解できたでしょうか。
利用用途によって選ぶべきメールアドレスは異なります。
それぞれのおすすめ用途をまとめたので、ご自身にぴったりのメールアドレスを選びましょう。
種類 | おすすめ用途 | 理由 |
---|---|---|
フリーメールアドレス |
プライベート用 |
気軽に作れる、信頼度が低い |
プロバイダーメールアドレス |
プライベート用 |
プロバイダー変更で使えなくなる可能性がある |
キャリアメールアドレス |
プライベート用 |
容量が少なく、受信できないリスクがある |
独自ドメインのメールアドレス |
ビジネス用 |
信頼度が高い、使えなくなるリスクが少ない |
フリーメール、プロバイダーメール、キャリアメールのサービスに関しては、「Yahoo!なら聞いたことがある」「すでにSo-netと契約している」「docomoの携帯電話を使っている」など
ある程度馴染みがあるサービスも多いのではないでしょうか。
その一方で独自ドメインのメールアドレスに関しては、馴染みがない方も多いと思います。
ここではおすすめのドメイン取得サービスについてご説明いたします。
1信頼性が高いサービス
大手企業が運営していたり、利用者が多いサービスを選ぶようにしましょう。
サービスが終了してしまうリスクも少なく、サポートが充実していることも多いです。
2価格の安いサービス
独自ドメインは取得時だけではなく、更新時にも料金が発生します。
取得時はキャンペーン等で安くなっていることも多いですが、更新料金も忘れず確認するようにしましょう。
3機能が充実しているサービス
独自ドメインでメールアドレスを作るには「レンタルサーバー」が必要です。
レンタルサーバーとの紐づけが簡単にできるサービスや、個人情報保護の観点から「Whois情報公開代行」が使えるサービスを選びましょう。
上記の条件をすべて満たしているのが「お名前.com」です。
お名前.comは1999年からサービスを開始し、20年以上の運用実績があるサービスです。 また、ドメイン累計登録実績は3,400万件を超えており、国内シェアNo.1を達成しています。
できるだけ安価にご提供できるよう、高頻度で様々なセールを行なっています。 また、サーバーとドメインを同時に申し込むと対象のドメインが永久無料になるサービスも実施しています。
契約管理画面「お名前.com Navi」にて簡単に管理ができます。 ドメインの更新や追加はもちろん、レンタルサーバーの契約も4~6クリックで終了。 最短当日からすぐにご利用いただけます。 また、ドメイン新規登録の際、「Whois情報公開代行」も無料なので、安心してご利用いただけます。