アフィリエイトは危ない?アフィリエイトを始める際に注意すべきポイント
「アフィリエイトは怪しい」「アフィリエイトは危ない」といった意見を耳にする機会があります。
誰しも危険なことには手を出したくはないでしょうが、果たして本当にアフィリエイトは危ないビジネスなのでしょうか?
今回は、アフィリエイトのどこが危ないのかを5つのポイントに分けて、リスクを回避する方法について解説します。
アフィリエイトにともなうリスクや危険性は?
何事にもリスクはつきものですから、当然ながらアフィリエイトにも危ない部分はないとは言えません。
では、アフィリエイトをするにあたって危ないポイントはどこなのか、一般的には以下の5つのポイントに注意すべきでしょう。
個人情報の漏洩
アフィリエイトで抱えることになる第一のリスクは個人情報の漏洩ですが、これはアフィリエイトをすると即座に個人情報が流出してしまうということではありません。
あくまでも、アフィリエイトで必要となるアクションの中に、少なからず個人情報漏洩のリスクが存在するという話です。
アフィリエイトを始める際、広告主と直接やり取りをする方法以外ではASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)という広告主とアフィリエイターを媒介する役割を担うサービスへの登録が必要となります。
それだけでなく、効率良く収益を稼ぐためのさまざまなサービスやツールを利用するため、その都度登録作業も必要になります。
こうしたサービスやツールは高度なセキュリティ体制を備えているケースが多いものの、どれだけセキュリティが強固でも情報漏洩のリスクはゼロにはなりません。
個人情報が漏えいしてしまえば、流出させてしまった運営者が信用を失うのはもちろん、個人情報を登録していた人たちもさまざまなリスクを抱えることになるでしょう。
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会社に副業がバレる
アフィリエイトでは、正社員として働いている会社に副業がバレてしまうリスクがあります。
アフィリエイトによって得た収入は、当然ながら税務署に申告して所得税を納税しなければならなくなります。
しかし、この所得税の増加は、会社を通じて納付する住民税にも反映されるため、住民税の納付額の変化を通じて、社員に本業以外の収益があること、つまり副業をしていることが会社側にバレる可能性があります。
会社によっては副業を禁止しているところもあるため、アフィリエイトによる収入が、副業禁止の社内規約に違反したということで、何らかの処罰の対象になる可能性があります。
情報商材詐欺に遭う
アフィリエイトでは情報商材の詐欺に遭うというリスクがあります。アフィリエイトに関する情報を集める中で、一度は遭遇するのが情報商材です。
「誰でも稼げる」「秘密の方法」といった甘い売り文句でノウハウを販売している情報商材は玉石混淆で、中には実際に役立つ情報を扱っているものもありますが、世の中に出回っている情報商材の中には詐欺的な内容のものも少なからず存在します。
情報商材の多くは有料で販売されているので、もし詐欺的な情報商材に手を出してしまうと、何の勉強にもならない教材に無駄な費用を投じることになってしまいます。
報酬が振り込まれない
アフィリエイトでは得られたはずの報酬が振り込まれないというリスクもあります。
アフィリエイトは基本的に成果報酬、つまり一定の結果を達成した場合にだけ報酬が発生する仕組みです。
もちろん、成果がなければ報酬が発生しないのは当然ですが、相応の成果を達成している場合でも既定の報酬がきちんと支払われないケースもあります。
理由はいくつかありますが、例えば広告主が最初から踏み倒すつもりで依頼している悪質なケースから、ASPの資金不足で支払いが滞るといった、報酬を支払う側に何らかの問題が発生しているケースもあります。
アフィリエイトを始める最大の理由は稼ぐためですから、報酬が振り込まれないリスクがあることは決して無視できない大きなデメリットとなります。
法律に抵触して罰せられる
アフィリエイトでは法律上のトラブルが発生する可能性があります。
アフィリエイトで収益を得るプロセスには、さまざまな法律が関わることになります。
アフィリエイターが法律のことをよく知らないままアフィリエイトをしていると、何らかの法律に違反する可能性は十分に考えられ、法律に違反するということは、何らかの罰則が科されるということでもあります。
罰金などのペナルティで済むのはマシなほうで、最悪の場合は逮捕されてしまうことも考えられます。
アフィリエイトの安全な利用に必要なこと
上記のように、アフィリエイトには様々なリスクが付随するため、アフィリエイトは危険だから手を出さないでおこうと思った人もいるかもしれません。
しかし、これらのリスクは、事前にその原因を把握しておくことで回避することができますので、この章ではアフィリエイトのリスクを回避するための方法について解説します。
アフィリエイトの仕組みを理解する
アフィリエイトのトラブルを回避するには、アフィリエイトの仕組みを理解したうえで行うことが重要です。
アフィリエイトについてよく理解しないままアフィリエイターとしての活動を始めたことで、大きな失敗をしたり後悔する羽目になったりする人は少なくありません。
アフィリエイトでなぜ収益が発生するのか、どういったプロセスで報酬を得られるようになるのか、アフィリエイトの仕組みをしっかりと理解した上で、アフィリエイターとしての活動をスタートすれば、効率よく収入アップにつなげられるだけでなく、リスクを踏まえた上での行動が可能になります。
アフィリエイトの仕組みは書籍や情報商材で勉強することも可能ですが、まずは無料で閲覧できるネット記事や動画コンテンツなどで勉強し、必要に応じて有料の媒体で勉強するのがおすすめです。
住民税を自分で納付する
アフィリエイトの会社バレを避けるためには、住民税を自分で納付することが必要です。
前述の通り副業での収入がある場合、住民税によって会社にアフィリエイト収入の存在がバレてしまうため、勤務先が社内規定で副業を禁止している場合は、トラブルの原因になる可能性が高くなります。
その原因となるのは、会社が住民税を給料から差し引く住民税の特別徴収で、これがあるために勤め先に副業の事実がバレることになります。
対策としては、確定申告の際に住民税の納税方式を「自分で納税する」を選択することで、これにより会社に副収入の存在が伝わるリスクを大幅に減らすことができます。
もちろん、アフィリエイト収入が会社にバレる原因は税金だけとは限らず、例えば、ブログを本名で運営していたり、ブログで会社での出来事を書いたりしていると、それが原因で会社に副業がバレることがありうるので注意しましょう。
情報商材には慎重に対応する
アフィリエイトの情報商材に対しては慎重に対処することが重要です。
情報商材に限った話ではありませんが、世の中には「本当に役立つ教材」もあれば「教えるつもりが最初からない教材」あるいは「教える側に十分な知識が備わっていない教材」もあります。
詐欺のリスクを回避して、情報商材の本来のメリットを享受するためには、質の良い情報商材を見極めることが重要になります。
利用する前に口コミやレビューを調べておく、情報提供者の経歴の信ぴょう性を確認するといった方法を駆使すれば、悪質な情報商材をつかんでしまうリスクを少しでも抑えることができるでしょう。
法律を知り違反のないことを確認する
アフィリエイトの法的なリスクを回避するには、法律の知識を学び、法律に反しないことを確認した上で行動することが重要です。
例えば、医薬品や健康食品などの宣伝においてトラブルを起こしやすいのが、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」という法律で、医療や健康に関するブログを運営するのであれば、その概要については知っておく必要があります。
そもそも法律では「知らなかった!」という言い訳が通用しないので、現行法が禁止していることをすれば、それは法律違反であり、法律違反であることを知らずに行動していたとしても処罰の対象となることは免れないのです。
とはいえ、専門性の高い法律とその解釈の全てを正確に把握することは非常に困難です。
そのため、法律に抵触しやすいジャンルのアフィリエイトは避けることを前提として、ブログのテーマと関連する法律があるかどうかをチェックしたうえで、自身の行動が何らかの法律に抵触しないように慎重に行動することが重要です。
法律の専門家を味方につけられれば簡単な話ではありますが、多くの場合はネット上の情報が頼りになるでしょう。
アフィリエイトで稼げないリスクを避けるには?
アフィリエイトの危険性は上述したリスクに限りません。
実は、アフィリエイトが徒労に終わるという、非常に大きなリスクとも隣り合わせであることは知っておくべきです。
アフィリエイトに少なくない労力と時間をそこに投じたにも関わらず、それに見合った収益を得ることができないというのは、リスク以外の何物でもありません。
アフィリエイトで本当に稼げるかどうかについては、以下のポイントを踏まえて考えましょう。
稼げるかどうかは本人次第
まず前提として言えるのは、アフィリエイトで稼げるかどうかは本人次第ということです。
例えば、一般的なサラリーマンやアルバイトであれば、きちんと働いていれば月給や時給で安定した給料を得られます。
しかし、アフィリエイターの場合は最低報酬額が保証されているわけではなく、あくまでも成果報酬、要するに「出来高制」「結果=報酬」というルールで稼がなければなりません。
アフィリエイトで得られる成果は、基本的に本人次第であり、成功するも失敗するも、全て本人の責任となり、会社の方針や上司の指示があるわけではないので、誰のせいにすることもできません。
また、市場環境も他のアフィリエイターと同じ条件となるため、自分だけが不利な状況ということもありません。
他業種よりも偶然性や外部からの影響が少ない分野であることは理解しておきましょう。
ジャンル判断で成否の大半が決まる
アフィリエイトでは、どんなジャンルに狙いを定めるかによって、成否が大きく左右されます。
アフィリエイトのジャンルによっては、新規参入しても成功がほぼ見込めないものがあり、そのジャンルを選んだ時点で状況としては詰んでいるということがよくあります。
ジャンルの選び方としては、ブログ間の競争が激しい分野ではないこと、ユーザーの需要のある分野であること、収益化しやすい商品があることなどが挙げられます。
そのジャンルで、多くの大手サイトが乱立している場合、その分野は競争が激しすぎると考えた方がいいでしょう。
また逆に、有名サイトがまったく存在しないジャンルは、収益化が難しい何らかの理由があると考えた方がいいでしょう。
コストを抑えつつ必要な投資は惜しまない
アフィリエイトを始めたばかりの頃は、少しでも黒字化を早くするために、できるだけコストをかけないようにする人がほとんどだと思います。
アフィリエイトブログの運営は、かけようと思えばかけられるコストがたくさんあり、費用を惜しまずに使っていると、際限なく費用は膨れ上がります。
もちろん、コストが大きくなると、どれだけアフィリエイトで稼げたとしてもコストがそれを相殺するため、黒字化は遠のくでしょう。
しかし、コストを惜しんで不利な勝負を強いられるのは、必ずしも賢明な判断とは言えません。
費用を費やすことで労力と時間を短縮できる場合や、費用を投じることでしか得られないメリットについては、積極的に投資をすべきです。
重要なことは「必要なコスト」「不要なコスト」「どちらとも言えないコスト」を見極めることで、不要なコストは削りつつ、重要度の低いコストを段階的に見直し、必要なコストに関しては惜しみなくお金を費やしましょう。
まとめ
今回は、アフィリエイトにともなう危険性やリスクについて解説しました。
アフィリエイトは手軽に始められる副業として人気ですが、まったくリスクのないビジネスではありません。
ここで紹介したような危険は少なからずありますが、逆に言えばリスクを把握して、それを回避する方法を実践すれば、安全性の高い環境でしっかりと稼ぐことができるでしょう。
重要なことは「知る」ことです。
発生し得るリスクと、それを回避する方法、いかにして効果的に稼げるようにするかをしっかりと理解し、アフィリエイターとしてレベルアップしながら活動を続けましょう。
誰でも10分!WordPressブログの始め方
ブログを始めるには、ライブドアブログやはてなブログといった無料ブログを使う方法、
あるいはWordPressなどを使用する方法があります。
まだWordPressを持っていない人でも、簡単に準備できる方法を以下の記事で解説してます。
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コロナ禍によりアフィリエイト業界が受けた影響
アフィリエイトマーケティング協会は、コロナ禍によるアフィリエイトへの影響について調査結果を公表しています。
報告によれば、全体の30.1%のアフィリエイターがコロナ禍による影響を受けたと回答しています。
そのうち、収入が増えたのが全体の43.3%で、内訳をみると100万円以上増加したユーザの割合が最も多く23.2%でした。
ジャンル別の状況では、脱毛サロン・エステ・スクール等の来店系案件が苦戦した一方で、オンライン型のサービスやVODなど巣ごもり需要と相性が良い案件が伸びたようです。
生活仕様の大きな変化に伴い、現状の生活に合わせたジャンルを選択することが成功の近道となるかもしれません。
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