【初心者向け】ブログにおすすめのレンタルサーバー10選
ブログをはじめるなら2つの選択肢があります。
ブログサービスを利用する方法と、WordPressをレンタルサーバーにインストールする方法です。
今回では、WordPressでブログをはじめるのにおすすめのレンタルサーバーについて解説、加えて、レンタルサーバーの選び方についても紹介します。
有料レンタルサーバーと無料レンタルサーバーの違い
レンタルサーバーには、有料レンタルサーバーと無料レンタルサーバーがあります。
両者の違いは以下の通りです。
- 価格の違い
- 広告が表示されるかどうか
- 容量や機能の制限
無料レンタルサーバーには広告が表示されるものが多いです。
容量や機能についても、無料レンタルサーバーは制限されていたり、劣っていたりすることがほとんどです。
学習目的や一時的な利用なら無料レンタルサーバーでも十分かもしれませんが、WordPressをインストールしてブログをはじめるなら有料レンタルサーバーがおすすめです。
ブログのためのレンタルサーバー選びのポイント
ブログをはじめるための、レンタルサーバーの選び方について解説します。レンタルサーバーを選ぶポイントは以下の通りです。
- 価格
- 表示速度やスペック
- WordPressの導入のしやすさ
- バックアップの有無
- 複数のWordPressが運営できるか
- セキュリティ対策
- 独自ドメインの管理
価格
レンタルサーバーを選ぶときに、もっとも重要なポイントは価格です。
ブログをはじめるなら、数百円から1000円くらいの価格帯のレンタルサーバーがよいでしょう。
レンタルサーバーの価格は月額で表示されていて、500円と800円では大きな違いがないように思えますが、年間利用料金として計算すると6000円と9600円となるため、かなり大きな違いが出てきます。
機能や性能が十分なら、少しでも価格の安いレンタルサーバーを選びたいところです。
加えて、ブログのアクセスが多くなったときに、簡単にプラン変更ができるかどうかも事前にチェックしておきましょう。
表示速度やスペック
ウェブサイトの表示速度は、SEO対策としてとても重要で、Googleは2012年時点で、ウェブページの表示速度がランキング要因であることを公表しています。
ウェブページの表示速度が速ければ速いほど検索順位が上がるわけではなく、一定以上の遅さの場合に検索順位が下がります。
また、ウェブページの表示速度はユーザーにとっても重要で、例えばAmazonではウェブページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少するという結果が出ています。
ウェブページの表示速度は、レンタルサーバーのスペックに大きく左右され、表示速度を求めるなら回線速度のほか、サーバーディスクにSSDを使っているか、サーバーソフトがLiteSpeedやNGINX(エンジンエックス)かといった部分に注目しましょう。
WordPressの導入のしやすさ
ブログをはじめるためにレンタルサーバーを選ぶなら、WordPressの導入のしやすさはとても重要です。
レンタルサーバーによっては「自動インストール」「簡単インストール」といった機能が搭載されています。
簡単インストールはサーバーのコントロールパネルから、簡単にWordPressをインストールできる機能です。
簡単インストールでは「ブログ名」「ブログドメイン」「ユーザー名」「パスワード」などの必要項目を入力し、インストールボタンを押すだけ。
簡単インストール機能が備わっていれば、「wp-config.php」や「MySQL」の設定をする必要もありません。
バックアップの有無
レンタルサーバーでは、バックアップ機能が付属しているものを選びましょう。
バックアップ機能は人為的なミスやトラブル、サーバー障害などが起きたときの保険になります。
WordPressを誤って操作して元に戻せなくなった場合でも、レンタルサーバーの自動バックアップ機能から復元できることは多々あります。
たとえば、以下のような場合でバックアップ機能があると安心です。
- 上書きや削除などの誤操作
- マルウェアなどによるデータ改ざん
- ハッキングによる不正アクセス
- サーバー障害
複数のWordPressが運営できるか
WordPressを複数運営できるレンタルサーバーと、そうでないレンタルサーバーがあり、複数運営できるレンタルサーバーは、利用できるMySQLの数が多いことが特徴です。
ブログ運営になれてくると、複数ジャンルのブログを運営する人も珍しくありません。
ブログが複数運営できるレンタルサーバーなら、新しいブログを立ち上げる度に、プラン変更をしたりサーバーを移転したりせずに済みます。
セキュリティ対策
セキュリティ対策がしっかりしていることも、レンタルサーバーを選ぶ上で重要なポイントです。
レンタルサーバーのセキュリティ対策には以下のようなものがあります。
- SSL
- ファイヤーウォール
- Web改ざん検知
- WAF(Web Application Firewall)
- 不正侵入検知
- バッチ適用
現在、URLはSSL化することが主流です。
SSLとは「Secure Sockets Layer」の略語で、デバイスとサーバー間の通信を暗号化する仕組みのことです。
現在は対応しているレンタルサーバーがほとんどですが、一応チェックしておきましょう。
独自ドメインの管理
レンタルサーバーとドメイン管理業者を分けてしまうと、両者の管理が一元化できず煩雑になります。
レンタルサーバーの中には、ドメイン取得サービスを提供しているところがあり、レンタルサーバーでドメインを取得すると、以下のようなメリットがあります。
- ドメインとレンタルサーバーの管理が一元化できる
- 1つの業者からサーバー・ドメインの更新通知が届く
- 同じ管理画面で管理できるので更新に気がつきやすい
レンタルサーバーとドメインを一元管理して、運営にかかる手間を減らしましょう。
ブログ対応のおすすめレンタルサーバー10選
ブログでおすすめのレンタルサーバーについて紹介します。
※価格やスペックは2022年3月時点での調査内容ですので、最新の内容は各社ホームぺージを確認してください。
お名前.com
お名前.comは東証プライム上場企業で、高い知名度と信頼性を誇るレンタルサーバーです。
申し込み時に「初期費用無料」「サーバー月額利用料最大2ヶ月無料」「WordPressの人気テーマが最大6600円オフ」といった特典が付いてきます。
さらに、ドメインとサーバーを一緒に申し込むと、独自ドメインが永久無料で、WordPress簡単インストールが搭載されていて、手軽にWordPressをインストールできます。
料金は月額990円からとかなりリーズナブル、東証プライム上場企業ならではの手厚いサポート体制が売りのレンタルサーバーです。
エックスサーバー
1台あたり1000万円を超える商用サーバー機器を採用し、世界最速クラスと評される高速環境「KUSANAGI」の技術を導入しています。
圧倒的なサーバー性能で、大量のアクセスを高速に処理、このハイスペックサーバーが月額990円から利用できます。
「WordPress簡単インストール」「WordPress簡単移行」「無料SSL」「自動バックアップ」など、充実した機能を搭載しています。
mixhost
mixhostはすべてのプランでピュアSSD、LiteSpeedを採用した高速レンタルサーバーです。
30日間返金保証が付いており、1ヶ月実質無料でお試しできます。初期費用は無料で、月額利用料は968円からです。
WordPressの表示速度にこだわっており、高性能サーバーをWordPress用に独自チューニングしています。
加えて「WordPress簡単インストール」「WordPress簡単引っ越し」などの機能を備えており、WordPressが使いやすいサーバーになっています。
そのほかにも、「転送容量無制限」「複数のWordPressを導入可能」「無料SSL」「14日分の自動バックアップ」といった機能を搭載しています。
ConoHa WING
ConoHa WINGは月額740円から使える、リーズナブルで高速なレンタルサーバーで、ほかのレンタルサーバーに比べて月額費用が安いことがConoHa WINGの特徴です。
加えて、今なら独自ドメインが2つまで永久無料で取得できます。
初心者でも簡単にWordPressが始められるよう、「簡単インストール」「簡単引っ越し」などの機能を搭載、他社からの乗り換えも手軽に行えます。
直感的で使いやすいコントロールパネルを装備しており、「無料SSL」「自動バックアップ」「ウェブフォント」などが無料で利用可能です。
ロリポップ
ロリポップはコストパフォーマンスの高いレンタルサーバーで、WordPressを60秒で設置できる簡単インストールや、無料独自SSLを利用できます。
ロリポップは創業20年を超える老舗で、200万サイトがロリポップで開設、170万人以上が利用しています。
月額費用がとても安く、WordPressが使えるライトプランは月額わずか220円で、ロリポップおすすめのハイスピードプランでも、月額費用は550円です。
さくらレンタルサーバー
さくらレンタルサーバーは高速かつ安定したレンタルサーバーです。
PHP7モジュールモードでWordPressを高速化。「無料SSL」「ウェブフォント」「自動バックアップ機能」などウェブサイトを運用するのに便利な機能が搭載されています。
さくらレンタルサーバーの特徴は、月額費用の安さで、WordPressが使えるスタンダードプランの料金は月額524円。
ほかのレンタルサーバーと比べても非常に安くなっています。
KAGOYA
KAGOYAは自社所有のデータセンターで、高いセキュリティを誇るレンタルサーバーです。
創業から20年以上を誇る老舗で、安定して高速なWordPressの運用ができます。
また、サポートが非常に充実しており、専任のスタッフが電話やメールでしっかり対応。
レンタルサーバーには共有レンタルサーバーと専用レンタルサーバーがあり、共有レンタルサーバーは月額880円から利用できます。
カラフルボックス
カラフルボックスは独自ドメイン、SSL対応サイトがすぐにできる「WordPress快速セットアップ」を提供しているレンタルサーバーです。
最大52コアでメモリ512GB、SSD搭載のサーバーで、ウェブサーバーソフトはLiteSpeedを採用しています。
「柔軟なプラン移動」「安定した高速表示」「直感的なコントロールパネル」がカラフルボックスの特徴です。
スターサーバー
スターサーバーはコストパフォーマンスが高く、リーズナブルなクラウド型高速レンタルサーバーで、WordPressを導入できる高速サーバーが月額220円から利用できます。
サーバーはオールSSDでウェブサイトを高速表示、加えてWordPressの高速表示を実現するPHP高速化設定も設定可能です。
即時のプラン変更にも対応しており、ブログでアクセス数が伸びてきたときも安心できます。
XFREE
XFREEは幅広い用途に利用可能な無料レンタルサーバーで、今回紹介するレンタルサーバーで唯一の無料レンタルサーバーとなります。
無料レンタルサーバーにもかかわらずWordPressが利用可能で、パソコンからのアクセスでは広告が表示されません。
サーバーのディスク容量やデータベースの容量は有料レンタルサーバーに劣りますが、無料でWordPressを学習したいならおすすめです。
まとめ
今回は、WordPressでブログを開設する際のレンタルサーバーの選び方について解説しました。
レンタルサーバーには無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーがありますが、ブログをはじめるなら、有料レンタルサーバーがおすすめです。
ブログをはじめるためのサーバー選びでのポイントは、「価格」「表示速度やスペック」「WordPressの導入のしやすさ」などです。
特に初心者であれば、WordPressの導入のしやすさが重要になるでしょう。
レンタルサーバーはいろいろなサービスがリリースされています。
価格や機能、WordPressの導入のしやすさで最適なレンタルサーバーを選びましょう。
誰でも10分!WordPressブログの始め方
ブログを始めるには、ライブドアブログやはてなブログといった無料ブログを使う方法、あるいはWordPressなどを使用する方法があります。
まだWordPressを持っていない人でも、簡単に準備できる方法を以下の記事で解説してます。
初心者でもわずか10分で始められるので、参考にしてみてください。
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【完全ガイド】誰でも10分!WordPressブログの始め方
独自ドメインを取得するなら「お名前.com」
「お名前.com」は、国内No.1のドメイン登録サービス。独自ドメインと合わせて、WordPressの自動インストールに対応したレンタルサーバーも利用できます。
WordPressや独自ドメインを一度も使ったことのない人でも、スムーズに始められるはず。
独自ドメインを取得しようと考えている方は、以下のリンクから、ぜひご利用ください。