【アクセス数up】ブログの記事タイトルの役割と付け方
ブログの記事タイトルは、記事の検索順位やクリック率を左右する重要な要素のひとつです。
有益な情報がまとめられた、ユーザーにとって読む価値のある記事であっても、適切なタイトルが付けられていないために検索順位が上がらないケースは多くあります。
今回は、ブログ記事のタイトルに力を入れるべき理由と、実際にタイトルを決めるための基本的な手順、そして抑えるべき重要なポイントを紹介します。
ブログの記事タイトルに力を入れるべき理由
ブログタイトルは、記事の検索順位やクリック率、流入数に大きく関係しているため、適切なタイトルを付ける必要があります。
クオリティには自信のある記事を書いているのにユーザーが増えないのであれば、それは記事のタイトルが原因かもしれません。
ブログタイトルの重要性と力を入れるべき理由としては、次の3つが挙げられます。
ユーザーはタイトルで読みたい記事を判断するため
検索エンジンはタイトルで内容を判断するため
広告のコンバージョン率に影響するため
ひとつずつ具体的な内容を見ていきましょう。
ユーザーはタイトルで読みたい記事を選ぶため
キーワード検索をしたユーザーが訪問するページを選ぶ際、多くの場合は索結果の画面に表示されたタイトルや概要を記載したディスクリプションを見て内容を判断しています。
ひと目見ただけで、その記事を読むメリットが伝わるタイトルであれば、クリック率が上がり、アクセス数も増えます。
対して、一見して内容が伝わりづらいタイトルや、ユーザーの検索意図から外れたタイトルでは、クリックされないことからアクセス数は伸び悩むでしょう。
つまり、魅力的で充実した内容の記事を書いたとしても、タイトルでユーザーを惹きつけることができなければ、記事を読んでもらえる可能性は極めて低くなってしまうと言えます。
また、タイトルが記事を読む判断を左右するのは検索結果だけとは限りません。
TwitterやFacebookなどのSNSへの引用、オウンドメディアやまとめサイトなどの外部サイトにリンクとして記載された場合など、さまざまな場面でタイトルが表示されます。
ブログ記事のタイトルは、クリック率や流入数に大きな影響を与える要素なので、ポイントを押さえた効果的なタイトルを付けることが重要です。
検索エンジンはタイトルで内容を判断するため
タイトルはユーザーにコンテンツ内容を伝える役割のほかに、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにコンテンツ内容を伝える役割も担っています。
検索エンジンはタイトルからコンテンツの内容を判断して、検索キーワードに応じたコンテンツを表示しているため、検索エンジンが誤解するようなタイトルを付けてしまうと、検索結果に表示されない、あるいは検索順位が下がってしまうケースがあります。
検索上位を狙うためには、ユーザーのニーズを盛り込みながら、同時にコンテンツの内容を包括的に表したタイトルを付けることが求められます。
広告のコンバージョン率に影響するため
コンバージョン率とは、サイトのクリック数や訪問したユーザーがどのくらいの割合で広告(アフィリエイト)をコンバージョン(成約)したのかを表した言葉です。
SEOに適したタイトルへの変更は、デジタルマーケティングの中で最も費用対効果が高い施策のひとつと言われています。
ブログ記事のタイトルを、ユーザーの興味を惹きつける適切なものに変更することで、コンバージョン率を2倍、3倍に飛躍させることも夢ではありません。
ブログのクリック率を上げたい、アフィリエイトの収益を伸ばしたいという方は、まずはすぐに取り組むことできる、タイトルの見直しから行いましょう。
ブログの記事タイトルを付ける3つの手順
ここからはユーザーを惹きつけるタイトルの付け方を、3つの手順に分けて解説します。
タイトルを付けることに苦手意識がある方や初心者でも、タイトルを構成する要素を理解することで、SEOにおいて効果的なタイトルを付けることが可能になります。
キーワードを選定する
キーワード選定とは、検索結果で上位に表示させたいキーワードを選ぶ作業のことです。
SEOにおいて適切なキーワードを選ぶことは、ユーザーの獲得に直結する非常に重要な工程となります。
書きたいテーマを決めたら「Googleキーワードプランナー」などのキーワード支援ツールを使用して、アクセス数の向上を見込める、効果の出やすいキーワードを選定しましょう。
効果の出やすいキーワードは、想定しているテーマの検索数、他サイトとの競合性、関連するワードなどから判断できます。
ブログの規模にもよりますが、Googleキーワードプランナーで検索数が1万を超えるビッグキーワードで記事を書いても、競合性が高すぎるので検索上位に入ることは困難です。
しかし、比較的競合性が低い検索数「10~100」のスモールキーワード、あるいは「100~1000」のミドルキーワードであれば、現実的に検索上位を目指すことが可能です。
検索される頻度はそれほど多くないものの、他に強力な競合サイトがないキーワードを選定することで、検索上位を狙えるSEOに強いコンテンツを生み出しましょう。
関連キーワードを調査する
関連キーワードとは、検索エンジンで検索したキーワードと連想されやすい、または結びつきやすいキーワードを指します。
Google検索エンジンのアルゴリズムでは「know(知りたい)」「go(行きたい)」「do(やりたい)」「buy(買いたい)」という4つのモーメントを軸に、検索したユーザーがいかに早く目的を達成できるのかを重要視してコンテンツを評価しています。
そのため、コンテンツ制作ではインターネットでキーワードを検索するユーザー本人も気づいていない、検索キーワードの背景にある潜在ニーズを意識することが重要です。
例えば、タイトルにユーザーの「〇〇したい」というニーズを満たす関連ワードを加えることで、アルゴリズムに評価されて、検索上位化を図ることができます。
競合サイトのタイトルを分析する
同じキーワードで上位を争う競合サイトが、どのような情報を扱っているのか、どんな訴求をしているのか、キーワードをどうタイトルに組み込んでいるかを分析することは、サイトを発展させる上で欠かせない施策のひとつです。
競合サイトの調査を行う理由として「検索上位の競合サイトの戦略を見通せる」「ユーザーのニーズを調査できる」という2つのポイントが挙げられます。
競合サイトが力を入れているキーワードやユーザーが流入している経路を調査することで、自サイトの戦略の見直しやユーザーの細かなニーズを把握することができます。
得られた情報から自分のサイトの短所を改善して、競合サイトに勝つための糸口を見つけ出しましょう。
ブログの記事タイトルの5つのポイント
ここからは実際に記事のタイトルを付ける上で重要なポイントを、5つに分けてご紹介します。
競合するサイトより優位に立ちたい、差別化を図りたいという人は、これから紹介するポイントを意識することで、クリック率と流入数の押し上げを期待できます。
ひとつひとつは簡単なことですが、少しの工夫でユーザーを惹きつける魅力的なコンテンツに仕上がるので、ぜひ実践してみてください。
タイトルの文字数は30文字前後にする
検索エンジンの検索結果に表示されるタイトルの文字数は上限が決まっています。
表示されるタイトルの文字数は、スマートフォンの画面だと40文字前後、パソコンの画面だと33文字前後で、この文字数を超過した分は「…」と省略されて表示されます。
タイトルが途中で省略されるとユーザーに内容が伝わりづらくなるので、超過しそうな場合はタイトルの見直しを行いましょう。
キーワードの視認性を意識する
タイトルの付け方で重要なポイントは、記事から得られる情報がひと目で分かるような視認性の高いタイトルを付けることです。
記事のテーマを表す主要キーワードとユーザーの潜在ニーズを引き出す関連キーワードの両方をタイトルに組み込むことで、有益なコンテンツであることを示すことができます。
また、検索上位を狙いたいSEOキーワードは、タイトルの前方に入れると、左から右へと視線を移動するユーザーにとっては視認されやすくなるため、クリック率の上昇に効果的です。
上述したように、タイトルは検索結果の表示文字数を超過すると自動的に省略されてしまうので、重要なSEOキーワードはなるべくタイトルの前方に入れることを心がけましょう。
無理に情報を詰め込みすぎない
検索上位を狙おうとして、関連するキーワードをタイトルに詰め込みすぎてしまうことはよくある失敗です。
タイトルのキーワードが増え過ぎると、どのようなコンテンツ内容なのかユーザーから見て分かりづらくなるため、クリック率の低下を招きます。
もうひとつの注意点として、タイトルに同じSEOキーワードを繰り返し入れることは極力避けましょう。
同じ言葉を何度入れても検索順位の上昇には貢献せず、むしろ検索アルゴリズムにスパムページだと誤認される可能性が高まります。
どうしても同じキーワードを繰り返し使わなければならないケースでも、使用は2回程度に留めておきましょう。
タイトルと記事内容に結びつきを持たせる
ユーザーとコンテンツの一致率を高めるためには、記事内容とタイトルに結びつきを持たせることが大切です。
タイトルに惹かれてコンテンツを訪れたのに、想像した内容と違っていたりすると、ユーザーは「騙された」「裏切られた」気持ちになり、すぐにページから離れてしまいます。
「記事内容とタイトルが一致していること」は、タイトルを付ける上で必ず守るべき基本中の基本だと覚えておきましょう。
主要ターゲットを明確にする
検索結果の画面から訪れてほしい主要ターゲット層を明確に想定しながら、キーワードを検討しましょう。
例えば、「30代女性の平均年収〜」「ゴルフ好き必見〜」といったように、タイトルに想定するターゲットの属性を含める手法は、その記事が誰に向けられたものなのか明確になる
ためとても有効です。
男性・女性・社会人・学生など、具体的な人物像をあらかじめ示しておくことで、ユーザーの求めていた記事内容との相違を小さくし、ページの離脱率を下げることに繋がります。
まとめ
今回は、ブログの記事タイトルの役割と付け方について解説しました。
検索上位を狙える効果的なタイトルは、ユーザーと検索エンジン、どちらに対しても内容が伝わりやすいものが理想です
SEOにおいてコンテンツの内容に力を入れることはもちろん大切ですが、それと同じくらい、要点を押さえた適切なタイトルの設定は成果を左右する重要な要素となります。
記事のタイトルを付ける際は入念な検討を行い、検索順位やクリック率、流入数において最高の数値を出せるようにしましょう。
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