domain(ドメイン)の意味や種類・使い方をわかりやすく解説します

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ドメインはホームページを開設したり、メールアドレスを作成したりするときに必ず必要になります。しかし、ドメインの意味についてきちんと理解している人は多くないのではないでしょうか。
ドメインの意味や役割を理解すれば、より有効に使えるようにもなります。ホームページやメールアドレスを運用する予定がある方は、ドメインについて正しく理解しておくことをおすすめします。

この記事ではドメインとは何かといった基本から、その種類、取得方法まで分かりやすく解説します。

「domain(ドメイン)」の意味

domain(ドメイン)の正式な定義は、インターネットなどのネットワークに接続された各コンピューターを区別するための文字列です。ネットワーク上でコンピューター同士が通信を行うためには、以下のように互いを区別する名前(=ホスト名)が必要となります。
ドメイン名は、このホスト名の一部として使われるのです。

  • host01.example.com
  • host02.example.com
  • host03.example.net

上記の例では、「example.com」「example.net」といった部分がドメインにあたります。ドメイン名の左側に「host01」などの自身でつけたオリジナルの文字列が追加され、コンピューターを区別するホスト名になるのです。
ドメイン名が同じホストは、ネットワーク的に同じグループに所属することを意味します。

一方、インターネットで使うドメインは、少し意味が異なるので注意が必要です。
次項では、インターネットにおけるドメインの意味について解説します。

ドメインはインターネット上の住所のようなもの

わたし達が日常的によく利用するインターネットにおいて、ドメイン名は「インターネット上における住所のようなもの」と説明されます。
ここで重要なのは「インターネット上の住所」と言い切るのでなく、「~のようなもの」と濁してある点です。

インターネット上で通信をするためには、「相手コンピューターがどこにいるか」を特定しなくてはなりません。
その際に「インターネット上の住所」が必要になる、というのはイメージしやすいですが、
より正確に言うと「インターネット上の住所」として実際に使われるのは「IPアドレス」という数字の羅列です。IPアドレスは以下のように表現されます。

  • 192.168.100.5
  • 192.168.200.10

たとえば好きなアーティストのホームページを見たいとしましょう。インターネット上にあるそのホームページを開くときは、そのホームページを運営するコンピューターの住所にアクセスするわけです。

上の例では「192.168.100.5」が、そのホームページを運営するコンピューターのIPアドレスになります。しかし参照したいホームページの住所がこのような数字の羅列では人間側がなかなか覚えられませんよね。
そこで登場するのがドメイン名です。
「アーティスト名.com」のようなドメイン名であれば、私たちにも比較的簡単に覚えやすいと思います。
インターネットの世界では、ドメインを使ったコンピューターのホスト名とIPアドレスが以下のように紐づけられています。

www.アーティスト名.com192.168.100.5
【人間がわかりやすい】【コンピューターが認識する数字の羅列】

ホームページを参照したいときにブラウザのURLに、「www.アーティスト名.com」と入力したとします。すると手元のコンピューターやスマートフォンが、そのURL(ホスト名)からIPアドレスを調べてくれるわけです。IPアドレスがわかれば、目的のホームページへアクセスできます。

ドメインには種類がある

一口にドメインといっても、その使われ方によって複数の種類に分類されます。適切にドメインを使うためには、種類ごとの特徴を知っておくことが必要です。ここでは、主要なドメインの種類ごとにそれぞれの特徴を紹介します。

【独自ドメイン】
独自ドメインとは、以下のように世界中で唯一となるオリジナルのドメインです。

  • example.com
  • example.net
  • example.jp

インターネット上に接続されたコンピューターを正しく区別するためには、それぞれが「世界に1つしかない」名前を持つ必要があります。インターネットの世界でも、人間における同姓同名のように、同じドメイン名が複数存在してしまうと正しい通信相手を見つけられません。

そこで独自ドメインが登場するわけです。
たとえば企業の管理者が独自ドメインを持っていれば、自社で運営するホームページに世界で唯一のURLを自由につけられます。

先ほど紹介したアーティストのホームページを例にすると、独自ドメインは「アーティスト名.com」の部分です。このように独自ドメインは、他の誰かがみたときに「それが何に使われるか」分かりやすい文字列で作成されることが多いでしょう。

【サブドメイン】

サブドメインとは、1つの独自ドメインを分割するために使われる別のドメイン名です。独自ドメインを分割することで、用途ごとにドメインを使い分けやすくなります。

より具体的には、サブドメインは独自ドメインの前に挿入される文字列です。サブドメインは以下のように使われます。

  • www.example.com
  • mail.example.com

上記例では「example.com」が独自ドメインで、「www」や「mail」にあたる部分がサブドメインです。このようにサブドメインは、独自ドメインを「.」で区切って表現されます。

一般的に「www」はホームページに、「mail」はメールを運営するサーバーなどによく使われるサブドメインです。この例ではサブドメインを使い、ホームページ用・メールサーバー用に独自ドメインを使い分けています。

仮にサブドメインがなければ、管理者はインターネットに公開するサーバーごとに独自ドメインを取得しなくてはなりません。
たとえば「アーティスト.com」という独自ドメインを使い、アーティストの公式サイトとショッピング用サイトを別々に運営したいとします。サブドメイン名があれば、以下のように同じ独自ドメインを使い分けられるわけです。

  • 公式サイト:「www.アーティスト名.com」
  • ショッピングサイト:「shop.アーティスト.com」

サブドメインは独自ドメインの所有者が、任意で何個でも自由に設定できます。

【トップレベルドメイン】

トップレベルドメイン(TLD)とは、インターネット上で使われるドメインのうち、「.」で区切られた一番右の部分を指します。
「example.co.jp」であれば、「.jp」の部分がトップレベルドメインです。
なおドメインを「.」で区切った部分のうち、トップレベルドメインの左には「セカンドレベルドメイン」「サードレベルドメイン」が続きます。
トップレベルドメインは、その特徴によってさらに以下の通り分類可能です。作成するドメインによって、適したトップレベルドメインを選びます。

▼gTLD(分野別トップレベルドメイン)
gTLD型のドメインは住んでいる国や地域に関わらず、個人や企業が何個でも取得できます。

種類 用途
.com もともとは商用サービスを表すドメインでした。
現在では用途を限定せず、幅広く使われています。
.net もともとはネットワークサービスを表すドメインでした。
現在では用途を限定せず、幅広く使われています。
.info もともとは情報サービスを表すドメインでした。
現在は用途を限定せず幅広く使われていますが、
主に情報サイト用に採用されるドメインです。
.org もともとは非営利団体を表すドメインでした。
現在では用途を限定せず、幅広く使われています。
.biz ビジネスを表すドメインで、用途は商用利用にのみ限定されています。

.mobi モバイルサイト向けのドメインです。
このドメインを使って公開されるホームページは、
モバイル端末で参照される際に最適化されている必要があります。

そしてgTLDドメインのなかでも、2012年以降に登場した種類を「新gTLD」と呼ぶことがあります。この年以降に、審査基準が大幅に変更され数多くの新gTLDドメインが登場することになりました。以下、その一部を紹介します。

種類 用途
.academy アカデミー・芸術院を表すドメイン
.agency 代理店であることを示すドメイン
.fan ファンサイト・コミュニティサイト向けのドメイン
.blog ブログに関するドメイン
.finance 金融機関をはじめ、「財政・経済・金融」に関わるドメイン
.university 大学を表すドメイン

▼ccTLD(国別トップレベルドメイン)


ccTLDは国・地域に限定して利用可能なトップレベルドメインの種類です。ccTLDの例として、以下が挙げられます。
日本であれば、「.jp」ドメインが利用できるということになりますね。
種類 利用可能な国・地域
.jp 日本
.us アメリカ
.cn 中国
.en ヨーロッパ連合
「.jp」は汎用JPドメインと呼び、日本国内に住所さえあれば1人・組織単位で何個も登録できます。
一方、以下は「jp」ドメインのなかでもセカンドレベルドメインに専用文字列が入り、取得可能な組織(サービス)が限定されるタイプです。これらドメインを「属性型JPドメイン」と呼び、1組織(サービス)ごとに取得できるのは1個までとなります。(個人は取得できません。)
種類 取得可能な組織(サービス)
.co.jp 日本国内で登記を行った企業
.or.jp 社団法人・財団法人・医療法人など特定の法人組織
.ac.jp 高等教育機関及び学校法人
.go.jp 日本の政府機関や省庁が所管する研究所など
.ne.jp 日本国内のネットワークサービス

独自ドメインを取得するメリットは?

ホームページやブログを開設する際などは、サービスの提供元が用意したドメイン(=共有ドメイン)を利用できることが多いです。
共有ドメインとは、サービスの提供元が所有する独自ドメインに任意のサブドメインを追加したものを指します。一方で独自ドメインを使うのであれば、別途手続きをしたり費用を支払ったりしなければなりません。
それでも独自ドメインを取得するメリットとはどういったものでしょうか。
以下、主なメリットを1つずつ簡単に紹介します。

SEO(検索エンジン最適化)において有利になる場合がある

SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンでより上位に表示されるようにするための施策です。独自ドメインは、以下にあげる理由でSEO対策において有利になる場合があります。

・同じドメインを使い続けられるため
ホームページに同じドメインを長く使い続けることで、検索エンジンのドメインに対する評価も向上します。しかし共有ドメインを使っている場合、サービス終了などで移行の必要が生じたときにドメインを変えなくてはなりません。

一方独自ドメインであれば、サービスを移行することになってもドメインは使い続けられます。その分、SEO的には共有ドメインより有利と言えるわけです。

・他ユーザーの影響を受けにくいため
共有ドメインでは、同じドメインを使う他ユーザーのふるまいで、検索エンジンのドメインに対する評価が低下してしまう可能性があります。
一方、独自ドメインでは、自分(自社)だけで使うことから他ユーザーの影響は受けません。不確定要素が少なくなる分だけ、SEO的に有利となるわけです。

なお独自ドメインを使うことで、共有ドメインに比べ必ずしも検索エンジンの評価が高くなるとはいえません。あくまで1つの要素であり、その他の様々な要素も影響して検索結果の表示順位が決定されるので注意しましょう。

メールアドレスなどに使用可能

独自ドメインはメールアドレス用に使うことができます。メールアドレスに独自ドメインを利用すれば、任意のアカウントを好きなように作成可能です。フリーメールのように「欲しいアカウントがすでに他の人にとられている」といったことはありません。

またフリーメールなどを使っていると、仮にそのサービスが終了したらメールアドレスで利用中のドメインも使えなくなってしまいます。一方で独自ドメインであれば、メールアドレスの運用で利用中のサービスが終了しても、ドメインについては継続して利用可能です。

≫ドメインとメールアドレスの関係についてはこちら

サイト自体の信頼性を上げる事ができる

昨今では、本物のウェブサイトを似せたフィッシングサイトなどが多く出回っています。悪意のある第三者がウェブサイトを偽造するのは、残念ながらそれほど難しくはありません。

その点、独自ドメインでウェブサイトを運営すれば、それが本物のサイトであるという証明になります。訪問者も、そのウェブサイトを安心して利用できるわけです。その結果、ウェブサイトの信頼性を高められます。

また自社や商品名、ブランド名にちなんだドメイン名を使っていれば、訪問者もそのウェブサイトのURLを覚えやすいです。訪問者の印象にも残りやすくなり、結果としてウェブサイトの信頼向上にもつながるでしょう。

独自ドメインを取得するには?

独自ドメインを取得する代表的な方法は、レンタルサーバーなどと一緒に契約する独自ドメイン専用のサービスを利用するかのいずれかです。

レンタルサーバーとあわせて独自ドメインを契約する際は、多くの場合で事業者がドメインの設定を代行してくれます。そのため比較的簡単に独自ドメインが使えます。契約がまとめられるので、手続きが簡単になる点もメリットと言えます。

一方で独自ドメイン専用のサービスを契約する場合は、自分でドメインに関する設定を行う必要が生じることが多いです。その分だけ手間がかかりますが、ドメインをどのように使うかの自由度は高くなります。(たとえばサブドメインで新しいホームページを開設するなどもしやすくなります。)

これらの点を考慮にいれて、どちらがより希望に近いか自社の運用に適しているか検討いただくとよいでしょう。
なお、いずれの方法で取得する場合も、すでに取得済のドメインを新たに申し込むことはできません。あらかじめ「whois検索」というサービスで、取得済か否かを調べてから手続きをするとよいでしょう。

インターネットにおけるドメインとは、インターネット上の住所を示す文字列と考えれば間違いありません。ドメインには世界で唯一の「独自ドメイン」や、独自ドメインを複数のURLに分類するためのサブドメインといった種類があります。
独自ドメインを取得しないとホームページを開設したり、メールアドレスを取得したりできないわけではありません。ただし独自ドメインがあれば、お伝えした通り様々なメリットがあります。
これらをふまえて独自ドメインの利用を検討してみてくださいね。


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このサイトの管理人
泉 賢

GMOインターネット株式会社お名前.com事業部所属。
お名前.comのドメインに関するマーケティング業務を担当し、現在はオウンドメディアサイト運営を中心に活動中。

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