平素はお名前.comをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、VPSサービス上でお客様が構築・運用されている
GitLab(Community Edition/Enterprise Edition、セルフホスト版)において、
複数の脆弱性が報告されました。
本脆弱性が悪用された場合、認証されていない第三者により
サーバー上の任意のファイル(アプリケーション設定、シークレット、トークン、認証情報等を含む)が
読み取られるおそれがあります。
また、認証済みユーザーによる権限昇格や
リモートでのコード実行につながる可能性のある脆弱性も含まれています。
なお、本サービス(VPS)で提供しているOSイメージやプラットフォーム自体に脆弱性はございません。
お客様が独自にインストール・運用されているGitLabが対象となります。
対象の環境をご利用のお客様におかれましては、内容をご確認のうえ、
GitLabが提供する修正版へのアップデートを速やかに実施いただきますようお願い申し上げます。
【脆弱性の概要】
GitLabのリポジトリcommits APIにおけるパストラバーサルの脆弱性、
およびGraphQL・Advanced Search機能に関する複数の脆弱性が確認されています。
主なCVE番号:
CVE-2026-85706(Critical / CVSS 10.0)- 未認証での任意ファイル読み取り
CVE-2026-87719(Critical / CVSS 9.9)- GraphQL Subscriptionにおけるシリアライズ制御の回避
CVE-2026-88765(High / CVSS 8.5)- Advanced Searchインデックス処理時のバッファオーバーフローによるリモートコード実行
【影響】
未認証の第三者によるサーバー上の任意ファイル読み取り
(設定情報・シークレット・トークン等の漏洩を含む)、および特定条件下での権限昇格・リモートコード実行
【対象となるお客様】
VPS上でGitLab Community Edition(CE)またはEnterprise Edition(EE)を
セルフホストでご利用中で、以下の修正前バージョンを使用されているお客様が対象となります。
・18.7以上、19.1.7未満
・19.2系列:19.2.6未満
・19.3系列:19.3.2未満
(GitLab.com(SaaS版)およびGitLab Dedicatedをご利用の場合は、本脆弱性の対象外です。)
【対策方法】
GitLabより提供されている修正版(19.3.2 / 19.2.6 / 19.1.8)へ、
速やかにアップデートいただきますようお願いいたします。
■参考情報
GitLab Critical Patch Release: 19.3.2, 19.2.6, 19.1.8(GitLab公式)