【ブログで収入を得る方法とは?】5つの方法と収益化の手順
「ブログで稼いでいる人はよく見るけれど、結局どうやって稼いでいるの?」
「ブログで稼ぐためには、何から手を付ければいい?」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
今回はブログで収入を得る方法について、ブログの始め方や収入を得るコツも含めて紹介します。
ブログで収入を得る5つの方法
ブログで収入を得る方法があるということを耳にしたことがある人は多いと思いますが、実際にどうやってお金を稼いでいるのかについてまでは、よく知らない人も多いのではないでしょうか。
ブログで収入を得る方法は、アフィリエイトやアドセンスの広告収入、ブログに集客して自分の商品を売る、noteでコンテンツを販売する、ブログの経験を生かしてライターとして活動する、の5パターンが考えられます。
ひとつずつ解説していきましょう。
アフィリエイトなどの広告収入を得る
アフィリエイト(成果報酬型の広告)は自分のブログに企業の商品などのリンクを貼り、そこから商品の購入があると報酬が発生する仕組みのことです。
広告主との仲介サービス(ASP)に登録すれば、アフィリエイトを始めることができますが、ASPの登録には審査があり、記事が10本程度公開されたブログでなければこの審査に通過することはできません。
アフィリエイト広告の具体例と収益の目安は以下の通りです。
- 仮想通貨取引所の開設:1件成約ごとに1万円程度
- クレジットカードの発行:数千円〜1万円程度
- Amazonや楽天の商品紹介:購入額の3%前後
- 動画配信サービス(U-NEXTやFODプレミアム):1000円前後
これらが自分のブログを通して成約されるごとに報酬が振り込まれます。
アフィリエイトで稼ぐためには、ブログの記事を読んでもらうだけでなく、成約までユーザーを導く必要があるため、ライティングスキルだけでなくWEBマーケティングのスキルも重要になります。
Googleアドセンスを貼る
Googleアドセンスは自分のブログに表示されている広告がクリックされると、報酬が発生する仕組みのことです。
自分が運営しているブログにGoogleアドセンスタグを貼り付けるだけで、サイトを閲覧しているユーザーに最適な広告を自動表示してくれます。
しかし、1クリックで得られる報酬は平均すると約30円程度で、ほとんどのユーザーは広告をクリックしないため、大きく稼ぐことは難しいといわれています。
また、Googleアドセンスを始めるためには事前の審査に合格しなければならないほか、ジャンルによってはアドセンスのタグを設置できないものもあるため、ブログを始める前に確認しておきましょう。
ブログに集客して自分の商品を売る
ブログにユーザーを集客して、そのユーザーをファン化させることで自分の商品が売れるようになります。具体的には以下の通りです。
- 副業で稼いだ方法を公開して、最終的には有料教材を販売する
- レシピをブログに掲載して、自身の料理教室への参加を促す
Amazonや楽天市場の商品が自分のブログから売れたとしても、報酬額は購入額の3%程度ですが、自分の商品であれば、購入額の100%が自分の報酬になるため、成功すれば大きく収入を伸ばすことも夢ではありません。
noteでコンテンツを売る
noteとはテキストを中心に扱うブログに近いSNSです。
noteは書いた記事を有料で販売することができます。
その他にもnoteでは、有料の定期購読マガジンとしてコンテンツを販売したり、アマゾンアフィリエイトを利用したり、サークル(自分のファンを集めた月額会員制のコミュニティ)を作成したりと、さまざまな収益化の方法があります。
自分の創作物を世の中に発信して、ファンと交流しながら収益を得たい人には特におすすめの稼ぎ方です。
ブログの経験を生かしてライターとして活動する
ブログで稼げなかったとしても、ブログの経験を生かしてライターとして活動することで収入を得ることもできます。
ブログを運営していると、ライティングスキルやSEOスキルなどさまざまなノウハウが自分の中で蓄積していきます。
クラウドソーシングや副業サイトなどでライター案件は多く募集されています。ブログをポートフォリオとして応募すれば、案件を獲得することはそう難しくありません。
ブログでは、記事を書き続けても全く収益が出ないことも珍しくありませんが、ライターの場合は、記事を書けば、必ず報酬を得ることができます。
ブログで収入を得ることによる3つのメリット
ブログで収入を得るメリットはさまざまありますが、特筆すべき利点は以下に紹介する3つでしょう。
初期費用とランニングコストがほとんどかからない
ブログを運営する際にかかる費用は以下の2つです。
- 独自ドメイン(1500円/年)
- レンタルサーバー(1万2000円/年)
合計1万3500円程度で月々1100円ほどで、このほかにもSEOツールやWordpressテーマを購入すればその分コストがかかりますが、それでも月々2500円程度で誰でもブログ運営することができます。
他のビジネスと比較しても、せどりは在庫代金が20〜30万円、株式は最低10万円以上の初期費用が必要といわれており、ブログは飛び抜けたローコストで始められることが分かります。
自分の資産になる
ブログは一度収益化に成功すれば、自動的にお金を稼げる状態を作ることができます。
ブログはいったん軌道に乗れば人流が生まれ続けるため、更新がストップしても商品が売れたり広告をクリックされたりすることで、勝手に収益が生まれ続けます。
スキルが身に付く
ブログを運営していると、ライティングスキルやSEOスキル、マーケティングスキルなどさまざまなノウハウが自分の中に蓄積されていきます。
ライティングスキルやSEOスキルはライターとして活動する際に、ウェブマーケティングスキルはウェブ業界に就職・転職する際に非常に重宝されます。
たとえブログで稼げなかったとしても、これらのスキルを習得できる点においてブログは魅力的です。
ブログの始め方を5ステップで解説
本章では、具体的なブログの始め方を5つのステップで解説します。
1. ジャンルを選定する
まず最初に行うべきはブログのジャンルの選択ですが、これは最初の悩みどころで、どのジャンルで記事を書き始めればいいのか見当もつかないという人は多いのではないでしょうか。
そんな人は以下の3つのポイントを抑えて、ジャンルを選定しましょう。
- 自分に専門性があるか
- そのジャンルに需要があるか
- 記事執筆を継続できるか
2.ブログで紹介する商品や広告を選ぶ
ジャンルが決まったら、次はブログで紹介する商品や広告を選びます。
どんなに良い記事を書いたとしても、それにふさわしい商品や広告を用意できなければ、収益に結びつけることはできません。
ブログで紹介する商品や広告がASPに用意されているかどうかは必ず確認しておきましょう。
3.ジャンルと商品の顧客に合わせてブログを作成する
ブログで紹介する商品や広告が決まったら、さっそくブログを開設します。
ブログを始める方法にはいくつかありますが、収益化を目指す場合はWordPressを利用するのが基本で、そのためにはまずレンタルサーバーと独自ドメインの取得が必要です。
レンタルサーバーと契約した後、独自ドメインを取得しサーバーとドメインを紐付け、レンタルサーバーにWordpressをインストールして初期設定を行えばブログの開設は完了です。
この一連の作業は難しく見えますが、「お名前.com」などのレンタルサーバーでは、設定の多くが自動化されているので、画面の指示に従って操作すれば、誰でも簡単に開設できます。
WordPressでブログを開設した後は、プラグインやテーマを導入して、カスタマイズを行います。
特にテーマは、ブログのイメージを決定付けるので、ジャンルと商品の雰囲気に合ったものを選択しましょう。
4.記事を作成して広告や商品を紹介する
単に書きたいことを書いて収益を得られるほど、ブログは甘い世界ではありません。
紹介する商品や広告をユーザーに訴求するには、どんな記事をかけばいいのか考えましょう。
例えば、仮想通貨取引所開設のアフィリエイトを行うなら、まだ仮想通貨取引所を開設していないユーザーが調べそうな情報をフォローする必要があるので、「仮想通貨 始め方」や「仮想通貨 購入方法」といったキーワードで検索される記事を作成します。
ゴールを常に意識し、そこから逆算することで、自ずと書くべき記事は明らかになります。
5.アクセス解析や広告収入を元に軌道修正しながら記事更新
記事を書き続けていても、全く結果に結びつかないために、悩む時期がくるかもしれません。
開設したばかりのブログでは、どんなに質の良い記事を書いたとしても検索で上位に表示されることはありません。
Google検索は、50記事程度を書いて初めて評価されるようになると言われるほど、先の長い戦いであることを覚悟しましょう。
なお、アクセス解析や改善を行わずに、やみくもに記事を書き続けていても、アクセスや収益は伸びません。
50記事以上書いても一向に成果が出ない場合は、どこかに問題点があるはずなので、分析と改善の実行を繰り返しましょう。
ブログで収入を得るための4つのコツ
ブログでは、最初の数ヶ月で稼げるようになる人はごく少数で、ほとんどは稼げない段階で諦めて離脱していきます。
そこで本章では、稼げない時期を乗り越えて、ブログで収入を得るための4つのコツを紹介します。
広告単価の高いジャンルを選ぶ
高単価案件は少ないアクセスでも十分に収益を生む力を秘めていて、例えば、1万円/1件の案件であれば、1ヶ月に10名が成約すれば10万円の収益が生まれますが、1000円/1件の案件は1ヶ月に100名が成約しなければ10万円にならないため、同じ額を稼ごうとすれば、月間1万アクセスは必要になります。
小遣い程度の2〜3万円を稼ぐことが目的なのであれば、高単価でなくても構いませんが、10万円以上稼ぎたいのであれば高単価ジャンルを選ぶことをおすすめします。
市場が伸びているジャンルを選ぶ
どんなに良い記事を書いても、その市場に需要がなければ、ユーザーは集まってくれません。
市場が伸びているジャンルの記事を執筆して、うまくブームの波に乗りましょう。
最近では、仮想通貨やサブスクリプション、メンズコスメといったジャンルの市場が伸びているといわれています。
上位表示化しやすいキーワードを狙う
検索エンジンで上位表示化しやすいキーワードを狙って、記事を執筆することも重要です。
ブログは上位表示化されなければ、そもそも記事が読まれません。
ブログ自体の評価が低い時期は、ロングテールキーワードを狙って記事を書くことをおすすめします。
ロングテールキーワードとは「東京 花見 名所」など、3語以上を組み合わせた検索キーワードで、1語だけのビックキーワードと比べると、月間検索ボリュームは少ないものの、その分、上位表示化を狙いやすくなります。
まずはロングテールキーワードを攻めて、サイト自体の評価が上がってきた段階でミドルキーワード、ビッグキーワードと検索ボリュームが多いキーワードでの上位表示も狙いましょう。
集客用記事から収益用記事に送客する
収益が欲しいからといって、「おすすめ○選」や「○○ 購入方法」といった購買意欲が高いユーザーが調べる収益用記事ばかりを書くことはおすすめできません。
こういった成約率の高いキーワードは、検索結果の上位を大手の個人ブログや企業メディアが独占しているため、どんなに質の良い記事を書いても上位表示することは困難です。
アクセスと収益を両立する手法として正攻法といわれているのが、集客用記事から収益用記事への送客です。
企業が狙っていないようなニッチな記事を執筆してユーザーを確実に集め、ブログ内でその記事と収益記事を連携させることで収益を発生させるのです。
収益記事は全体の5%、つまり100記事あるうちの5記事が収益記事というバランスがベストといわれています。
もちろん、集客記事を多く執筆するには時間も作業コストもかかりますが、地道な努力が個人ブログに勝機を生みます。
まとめ
今回は、ブログで収益を得るために知っておきたい具体的なノウハウを解説しました。
ブログで収入を得る方法には、アフィリエイト広告や自分の商品の販売など、さまざまなものがあります。
もちろん、誰でも簡単に稼げるようになるわけではありませんが、本記事で紹介した4つのコツを意識すれば、収益化は決して不可能ではありません。
まずは、ターゲットとなるジャンルや商品を決めて、ブログを開設するところからスタートしてみましょう。
誰でも10分!WordPressブログの始め方
ブログを始めるには、ライブドアブログやはてなブログといった無料ブログを使う方法、
あるいはWordPressなどを使用する方法があります。
まだWordPressを持っていない人でも、簡単に準備できる方法を以下の記事で解説してます。
初心者でもわずか10分で始められるので、参考にしてみてください。
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