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- アウディ ジャパン「問い続ける男」

アウディ ジャパンは1月、ブランドキャンペーンに連動する特別サイト「問い続ける男」を開設した。ユーザーが投稿する質問に対し、画面上の男性の像が回答するというもので、双方向コミュニケーションを通じて、アウディのブランドメッセージを幅広く伝えている。

アウディ ジャパンは、「現状に満足することなく、常に先進的な製品を世の中に提供する」というブランド哲学を伝えるため、「問い続ける姿勢」をコンセプトにしたブランドキャンペーンを今年1月から3月まで展開し、新聞・雑誌広告を中心に告知している。
これに連動して、顧客に限らず広く一般の人にもアウディのブランド哲学に触れてもらおうと、日本オリジナルのユーザー参加型コンテンツ「問い続ける男」を展開している。ユーザーが画面上にある「○○とは何か」の○○の部分に好きな言葉を入れて質問すると、ロダンの彫刻「考える人」に似た姿の「問い続ける男」が、ユーザーのPCか携帯電話のメールアドレスに回答を送信するというものだ。
サイトは、コンセプトをそのまま表現した「questioning.jp」というドメイン名で展開。初めてサイトを訪れたユーザーにはアウディのロゴをあえて表示せず、アウディとはまったく別のコンテンツとしての見せ方を徹底している。インタラクティブ・マーケティング担当マネージャーのクリスティアン・シュタイナート氏は、「後でアウディの関連サイトだと知ったときに、“アウディって面白いことをやっているな”という驚きを感じてもらいたいから」と独自ドメインで展開する狙いを話す。

同サイトは双方向コミュニケーションの仕組みや画面上の見え方など、細部にまでこだわって作られているのが特徴だ。携帯メールで質問に答える「問い続ける男」のコミカルな動作や、すぐに回答が返ってくるスピード感、質問に応じて返ってくるユーモラスな回答、「問い続ける男」が画面上を動き回るブログパーツなど、いたる所に新鮮な驚きがある。シュタイナート氏は、「革新的で知的なコンテンツを面白いと感じてくれれば、ユーザーが口コミで広げてくれるはず」と話す。
サイト開設に合わせて、50人の有力ブロガーに情報提供を行った。このほかにはプレスリリースを配信したのみで、バナーなどの広告掲出は一切行っていない。それにもかかわらず、サイト開設から48時間で3万件もの質問が寄せられ、狙った通りの口コミ効果が得られたようだ。
3月15〜16日には、「問い続ける男」が東京・銀座周辺に出現する計画もあるという。常にユーザーを飽きさせない仕掛けを用意し、進化し続ける「問い続ける男」の今後の展開が楽しみだ。

アウディ ジャパン「問い続ける男」
黒を基調とした落ち着いたデザインのトップページ。「問い続ける男」が考え込む姿の周囲には様々な問いかけが掲げられている。

リレーションシップ・マーケティング課
プロジェクトマネージャー
クリスティアン・シュタイナート氏
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「お名前.com」は、日本で初めて公認ドメイン登録機関(レジストラ)として非営利団体ICANNに認定された、ドメイン登録実績2900万件を誇るドメイン総合ポータルサイトです。
「ドメイン・テイスティング」防止の方向へ
インターネット上の資源を管理するICANNは1月29日、「ドメイン・テイスティング」防止策として、ドメイン登録業者からドメイン新規登録時に料金徴収することを提案した。ドメイン・テイスティングとは、大量のドメイン登録・削除を繰り返す行為で、2004年頃から広告収入目的で登録・削除を繰り返す手法が目立っていた。ICANNでは新会計年度の予算案の一部として今回の提案を位置付け、今後議論を進める。
※このページは
販促会議2008年4月号
からの転載です。
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