準備ができたら記事を書き始めるわけですが、「記事を書くときに大事なこと」について説明します。
最初にタイトルを考えよう
まず最初に記事のタイトルを決めましょう。
タイトルを決めるときに大事なことの1つは、
です。
検索エンジンの上位に表示されるためには、狙っているキーワードがタイトルに入っている方が有利と言われています。
このため、無理のない範囲でタイトルにはキーワードを入れておきましょう。
例えば、「コンパクトなのに高音質なスピーカーのレビュー記事」を書くとして、検索エンジンで上位を狙うキーワードは「高音質」「コンパクト」「スピーカー」だとします。
この場合、「小さくて音がいいスピーカーをご紹介!」というタイトルにしてしまうと、タイトルに「スピーカー」しか含まれていません。
「コンパクトなのに高音質!おすすめのスピーカーをご紹介!」というタイトルにすればキーワードを全部含めることができます。
ただし、無理にキーワードを入れておかしなタイトルにならない様に注意してください。
その場合は狙うキーワードの優先順位を考えて、タイトルに含めるキーワードを減らしましょう。
次に大事なことは、
- 検索した人が読みたくなる&興味を持ってもらえる様なタイトルを心がける
です。
タイトルは検索エンジンで検索されたときに、一番見てもらえる箇所です。
ここで興味を引くことができればクリックされ、訪問数に繋がります。
先程の「検索エンジンで上位をとりたいキーワードを含める」は、ここでも大事になってきます。
検索したキーワードがタイトルに入っているほうが安心して読みたくなりますよね?
あとは思わずクリックしたくなる様なタイトルが思いつけばより良くなります。
これは、検索してきた人の気持ちになってタイトルを考えることが大事です。
例えば、先程の「コンパクトなのに高音質なスピーカーのレビュー記事」の場合、
「もうこれ1台で十分!コンパクトなのに高音質な理想のスピーカー」
→ 「これ1台で十分」の箇所で色々なスピーカーを検討している人の悩みを解決。
「これでたった3,000円!?高音質すぎる驚きのコンパクトスピーカー」
→ 「たった3,000円」と具体的な数字を入れて目を引く。
「あなたはコンパクトかつ高音質なスピーカーの最適解を知っていますか?」
→ 検索してきた人に対して疑問や問いかけをする。
など、色々と工夫できます。
この様に、色々な方法で興味を引くタイトルを考えてみてください。
記事の導入部分には結論を書こう
タイトルの次は最初に記事の導入部分を書くことになります。
ここは本で良くある「はじめに」みたいな箇所だと思ってください。
この導入部分でできるだけ結論を書く様にしましょう。
「え?最初に結論を書いちゃうの?」と思う方がいるかもしれません。
以下の2つの例を読み比べてみてください。
※電化製品「××○○」に関するレビュー記事の導入部分だと思って読んでみてください。
例その①
前々から欲しかった「××〇〇」を購入しました!
実際に1ヶ月ほど使ってみたところ、この製品について色々と分かってきました。
果たして「××○○」は「買い」の製品なのか?
いろいろな視点・角度からの評価を解説したうえで、最後に私なりの総合評価を発表します。
ぜひ最後までお付き合いください!
例その②
前々から欲しかった「××〇〇」を購入しました!
実際に1ヶ月ほど使ってみたところ、この製品について色々と分かってきました。
結論から言うと、私はこの「××○○」にとても満足していて「買い」の製品だと思います!
なぜ、私は「買い」だと判断したのか。
いろいろな視点・角度から「××○○」を評価してみましたので最後までお付き合いください!
いかがですか?
結論を書いていない「例その①」の導入部分を読むと、記事を最後まで読まないと良い製品かどうか(結論)がわからない様です。
これって記事を最後まで読むことを強要されている様で面倒くさくないですか?
「例その②」は先に「満足していて買いの製品だ」という結論がすでに書かれています。
むしろ、この方が「なぜ買いなのか?」を知るために読み進めたくなりませんか?
読者は、記事の最初のほうで「読み進めるべき記事か?」を判断する傾向があります。
なかなか結論がでてこない記事をダラダラと読むのは読者にとって苦痛なのです。
このため、導入部分は「この記事を読み進めて正解である」ことを感じさせることがベターです。
ブログは無料で記事を読むことができます。
読者は気に入らなければ次のサイトを探すことで、いくらでも情報を見つけられることを覚えておいてください。
そうは言っても、結論が無い様な内容の記事を書くこともあるでしょう。
その場合は先程でてきた様に、「この記事を読み進めて正解であること」を感じさせ、読者を引きつける導入部分にすることを心がけましょう。
記事の本文で一番重要なのは読者の立場になって書くこと
記事の導入部分が終われば、いよいよ本文を書いていくことになります。
ここで、「記事を書く上で一番大事なこと」を説明したいと思います。
それは、
- 読者の気持ちになり、「読者にとって分かりやすい文章になっているか」を考えながら書くこと
です。
単なる「分かりやすい文章」ではなく「読者にとって分かりやすい文章」というところがポイントです。
記事を書く「あなた」にとって分かりやすい文章ではダメなのです。
自分を基準にして自分が知っていることを書くと、ついつい不親切な文章になりがちです。
例えば自分が知っているからといって、専門用語を解説もなしに多用した文章などがこれに当てはまります。
あなたが読者だったらこういう文章は読む気にならず、すぐにその記事から離脱したくなりますよね?
では、こうならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
一番良いのは「何も知らない人が読んでも理解できる文章を書く」ということです。
色んな人がブログにやってきますが、何も知らない人が読んでも理解できる文章にしておけば、読者全員が記事を理解できることになります。
記事を書いた後に、自分が何も知らない人になったつもりで読み返してみましょう。
読者の目線になって書いた記事は、必ず読みやすい記事になるはずです。